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この記事では、ツイッターの閲覧履歴がバレるのかどうかについて解説します。また、過去にTwitterで検索した履歴の削除方法についても解説しています。Twitterの閲覧履歴は絶対に知られたくない、どういったときにバレてしまうのか知りたい、といった人はぜひ参考にしてみてください。
1.Twitterの足跡機能で閲覧履歴が相手にバレる?
まずは、Twitterの閲覧履歴が他の人にバレてしまうのかどうかについて解説します。
1-1.閲覧履歴とは?
そもそも閲覧履歴とはなんなのでしょうか。簡単に言うと、閲覧履歴はアクセスした記録のことです。Twitterであれば、他の人のアカウントにアクセスをしたり、ツイートをタップして閲覧したりすることを意味します。
1-2.Twitterには足跡は残らない
Twitterをしている人の中には、「自分の足跡が相手にわかってしまうのではないか?」と不安に感じる人もいるかもしれません。例えばmixiなどでは過去に足跡機能がありました。
しかし、2020年8月時点では、他の人のツイートを見てもその足跡が残ることはありません。つまり相手に閲覧したことは伝わりません。そのため、安心してツイートやプロフィールを閲覧することができます。
1-3.検索でバレることはある?
相手のアカウントをフォローはしていないものの、検索をかけてツイートを検索したことのある人は多いのではないかと思います。一方で、検索したことが相手にバレるのでは?と不安に感じている人もいるでしょう。ただ、検索に関しても、検索したことが相手に伝わることはありません。
1-4.足跡追跡ツールでバレることはある?
Twitterの公式ではありませんが、スパム系の追跡ツールは存在しています。
具体的には「Twitter訪問者解析システム」や「Twitter足跡確認くん」などが挙げられます。ただ、Twitter自体で足跡確認ができないため、このようなツールを使っても足跡がバレることはありません。
一方で、これらのツールを利用すると、個人情報が抜き取られてしまうことがあります。そのため、足跡追跡ツールは使用しないようにしましょう。
なお、Twitter上での行動履歴から類似しているアカウントや関連性の高い広告を配信することはあります。これらは、ツイート履歴などから解析を行なって、マーケティング戦略として行われているものです。自分の履歴と類似している広告が配信されたからといって自分の閲覧履歴などが他の人にバレているわけではないので、安心してください。
2.Twitterの「アナリティクス」で足跡は確認できる?
ここでは、Twitterの機能の1つである「アナリティクス」を利用した場合、足跡の確認ができるのかどうかについて解説します。
2-1.Twitterのアナリティクス機能とは
Twitterアナリティクス機能とは、Twitterの分析ができる便利なツールのことです。無料で提供されており、Twitterアカウントを持っていれば、誰でも利用できます。アナリティクスは閲覧履歴の確認はできませんが、どのくらいの人が自分のプロフィールやツイートを閲覧したのか数を確認することは可能です。
そのため、これらの数値をチェックすることで、どういったツイートが興味を持ってもらえるのか、その傾向を把握できるでしょう。
2-2.PC版Twitterでプロフィールページのアクセス数を確認する方法
PC版のTwitterで、何人の人が自分のプロフィールページにアクセスしたのか把握する場合、以下の手順で確認可能です。
- 左側のメニューから「もっと見る」をクリックする
- アナリティクスをクリックする
- 「プロフィールへのアクセス」が表示される
また、プロフィールへのアクセス数の他にも、28日ごとにどのくらいのエンゲージメントがあったのか確認することもできます。エンゲージメントとは、URLのクリックや返信、いいね、リツイートなど投稿に対するアクションのことです。
2-3.スマホアプリでプロフィールページへのアクセス数を確認する方法
スマホアプリの場合、自分のプロフィールページへのアクセス数全体は把握できません。ただ、各ツイートから自分のプロフィールページにアクセスした人がどのくらいいるのかを把握することはできます。手順は以下の通りです。
- プロフィールページへのアクセス数を把握したいツイートを表示させる
- 「ツイートアクティビティ」→「すべてのエンゲージメントを表示」をタップする
- ツイートに対する各種アクティビティが表示され、その中にプロフィールページにアクセスした人の数も表示されている
アクセス数をまとめて確認することはできませんが、1つずつ確認して合計すれば、○日間で○人がプロフィールページを訪れた、といった形で把握できるでしょう。
3.twitterを見たことが知られる「うっかり」アクション4つ
twitterで次の4つのアクションをすると、相手のツイートやアカウント情報ページを見たことが知られてしまいます。
〇アカウントをフォローする
ツイートを投稿したユーザーのアカウントをフォローしてしまうと、あなたが相手のアカウント情報ページを見たことを知られます。
なぜならアカウントをフォローすると、フォローした相手が通知設定をしている場合、「あなたをフォローした人がいますよ」というお知らせが届いてしまうからです。
しかし、相手が通知設定をしていない場合でも気付く可能性はあります。
どのようなときに気付くのかというと、相手が自分のアカウント情報ページを見たときです。
なぜなら、自分のアカウント情報ページにはフォロワー数が表示されているところがあるからです。
自分のフォロワーが何人いるかは、アカウント情報ページのユーザー名(@で始まる文字列)の下にある「〇フォロワー」で確認できます。
この「〇フォロワー」にアクセスするとフォロワーリストが表示され、誰にフォローされているのかが一目で分かってしまうのです。
相手が自分のフォロワーリストを見て身に覚えのないアカウントがあると分かると「新しく自分のアカウント情報ページを見た人がいる」と把握することになるでしょう。
〇ツイートに「いいね」する
ツイートに対して「気に入った!」や「共感した!」ということを伝える「いいね」をする(♡マークのタップ/クリック)と、あなたがツイートを見たことを相手に知られます。
あなたが相手のツイートに「いいね」したことが知られるのは、相手がtwitterユーザーの誰かに「いいね」されたら通知がいくよう設定しているときです。
しかし、相手が通知設定していなくても、誰に「いいね」されたかを把握できるところがあります。
それは、相手が投稿したツイートの画面です。投稿したツイートには、「♡1」のように「いいね」された数を表示するところがあるからです。
相手が自分の投稿したツイートに直接アクセスすると、「♡1」が「〇件のいいね」と表示が変わります。
そして、この「〇件のいいね」にアクセスすると、誰が「いいね」したのかが分かるようになっているのです。
共感したり、素敵だなと思ったりしたツイートには、反射的に「いいね」をしてしまいがちですよね。
しかし、この「いいね」は相手にツイートを「読んだよ!」と示す意味もあるので、相手にツイートを見たことを知られたくないのであれば「いいね」をするのは控えた方が良いのです。
〇ツイートにコメントする
ツイートに対してコメントを残すことは「いいね」と同様、相手に「ツイートを読んだよ」と示しているようなものです。
コメントに関しても、相手がツイートにtwitterユーザーの誰かがコメントをしたら知らせるよう通知をしていれば、あなたがツイートを見たことに気付きます。
また、相手が通知設定していなくても、投稿したツイートに表示されるコメント数のアイコン(コメント数を把握できるところ)で、誰がコメントを残したのかが分かってしまいます。
たいていの場合、自分が投稿したツイートに対してコメントがあると読んでみたくなるものです。
このため、相手にツイートを見たことを知られたくないのであれば、コメントも控えるべきでしょう。
〇ツイートをリツイートする
ツイートをリツイートすると、あなたがツイートを見たことが相手に知られてしまいます。
「リツイート」というのは、twitterに挙がっているツイートを引用し、自分のタイムラインでそのツイートを発信することです。
共感したツイートをシェアしたいときに有効なので、使っている人も多いのではないでしょうか。
しかし、このリツイートも、相手が自分の投稿がリツイートされたら通知がいくよう設定していたら気付かれます。
【補足】
リツイートされたツイートをリツイートしても、相手が通知設定をしているとあなたの存在を知られることになります。
また、相手が通知設定をしていなくても、投稿したツイートに表示されるリツイート数のアイコン(リツイート数を把握できるところ)にアクセスすれば、誰がリツイートしたかが分かってしまいます。
4.自分の正体を知らせずにtwitterを見る方法
「twitterを使っていると、相手のツイートやアカウント情報ページを見たことを知られるアクションをうっかりしてしまいそう…」という人もいるでしょう。
そんな人は、次の2つの方法でtwitterを閲覧してみてください。
〇アカウントを非公開にする
あなたのアカウントを非公開にすると、ツイートやアカウント情報ページを見たことが分かるアクションをしても、相手に知られる可能性が低くなります。なぜなら、相手に通知がいかないからです。
たとえば、非公開アカウント@Asa_Oku_Writerが、公開アカウント@Asa_F_Writerが投稿した「今日から仕事始め。」のツイートに対して、「いいね」や「リツイート」をしたとしましょう。
この場合、相手のツイートにはリツイートや「いいね」の数は表示されるものの、通知は届きません。
ただし、非公開アカウントの状態でも、相手をフォローしてしまったら知られてしまいます。というのも、アカウント情報ページにある「〇フォロワー」にアクセスすると、あなたがフォロワーリストに載っていることが分かるからです。
「フォロー以外のアクションは非公開アカウントで行っても相手に気付かれることはない」と覚えておくと良いでしょう。
〇アカウントをログアウトする
一旦、あなたのtwitterアカウントをログアウトしてから閲覧したいアカウント情報ページへアクセスする方法も有効です。
アカウントをログアウトした状態で閲覧したいアカウント情報ページへアクセスすると、「いいね」やリツイートをしたり、コメントを残したりすることが一切できなくなるからです。
たとえば、Twitter Japanの公式アカウント(アカウントのURL:https://twitter.com/twitterjp)に対して、「いいね」やリツイート、コメントの記入をしようしたとしましょう。すると、twitterへのログインを促すメッセージ画面が表示されてしまい、それ以上のアクションができなくなるのです。
このように「いいね」やリツイート、コメントの記入はできませんが、ツイートやアカウント情報ページの閲覧は可能です。ただし、自分のアカウントをログアウトしてから見たいアカウント情報ページへアクセスするのは、ブラウザでのみ行える方法です。
「ある特定のtwitterユーザーのツイートやアカウント情報ページを閲覧したい!」というのであれば、有効な方法といえるでしょう。
5.Twitterを見るときに覚えておきたいこと
基本的に先述した4つのアクションしなければ相手にばれることはありません。
しかし、相手によっては外部のアクセス解析アプリやツールを使っている人もいるでしょう。たとえば、インターネットでビジネスをしていて(例:ネットショップなど)、製品やサービスの宣伝ツイートに対してどのような人がアクセスしたか(年齢層や性別などの属性)を分析している人が該当します。
twitterには「ツイートアクティビティ」という、個々のツイートに対するtwitterユーザーの反応をカウントしてくれる機能があるのですが、この機能では反応してくれたユーザーの属性などの詳細は把握できません。
このため、外部のアクセス解析アプリやツールを使ってユーザーの属性を分析する人もいるのです。
相手が外部のアクセス解析アプリやツールを使っていれば、あなたがもし相手のツイートを頻繁に見ていたら気付かれてしまう可能性が高まってしまいます。外部のアクセス解析アプリやツールの例としては、「忍者サンドボックス」が挙げられます。
忍者サンドボックスは写真や動画などの作品を共有・販売するツールで、厳密にはアクセス解析専用のツールではありません。
しかし、忍者サンドボックスはtwitterと連携させることができ、twitter経由で忍者サンドボックスへアクセスすると、「twitterユーザーの誰が自分のツイートを見てアクセスしてきたか」が分かるようになっているのです。相手が忍者サンドボックスのような外部のアクセス解析アプリやツールを使っているかは、閲覧する側では当然のことながら把握できません。
しかし、「twitterをマーケティング調査のために利用しているユーザーもいる」ということは、念頭に置くと良いでしょう。
6.まとめ
twitterには足跡機能はありません。このため、twitterに投稿されているツイートやアカウント情報のページは、相手に自分の正体を知らせることなく何回でも閲覧できます。
しかし、次の4つのアクションをしてしまうと、あなたが相手のツイートやアカウント情報ページを見たことが知られてしまいます。
- アカウントをフォローする
- ツイートに「いいね」する
- ツイートにコメントする
- ツイートをリツイートする
また、上記の4つのアクションをしていなくても、相手が何らかの事情でtwitterのアクセス解析アプリやツールを使っていて、あなたがその相手のツイートを頻繁に見ていれば知られる可能性があるので注意が必要です。
もし、相手のツイートやアカウント情報ページを見たことを知られるようなアクションをうっかりしてしまいそうという場合は、アカウントを非公開にしたり、ログアウトしたりしてから見ると気付かれません。
twitterは色々なバックグラウンドを持つユーザーと交流できる魅力的なSNSです。ユーザー同士で気持ち良くコミュニケーションが取れるように活用してみましょう。
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