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【重要なお知らせ】本記事で紹介する「ブランドいいね」は、2025年6月27日以降X広告のオプションとしては廃止されています。企業が新規に広告として設定することはできなくなっています。以下は当時の活用事例を参考情報として掲載しています。現在利用できるX広告メニューについては記事末尾をご確認ください。

2022年7月よりTwitter(現 X)で提供が始まった「ブランドいいね」をご存じでしょうか。

「ブランドいいね」とは、ユーザーがポストの「いいね」ボタンをタップするとアニメーションが現れる機能です。当時、注目度や高いエンゲージメントを獲得できる新しいマーケティング手法として注目されていました。

1.「いいね」ボタンのアニメーションカスタマイズ機能「ブランドいいね」とは

「ブランドいいね」は、Twitterの「いいね」ボタンを、アニメーションとしてカスタマイズできる機能でした。
2019年に一部の広告主向けにベータテスト版として提供が始まり、2022年7月に日本・米国・英国・サウジアラビアの広告主向けに正式提供されました。

同機能は、利用者がTwitterを開いたときにその日の最初の広告として最上部に表示される「タイムラインテイクオーバー」の追加機能として提供されていました。広告主が指定したハッシュタグを含む投稿に対してユーザーが「いいね」をタップすると、「ブランドいいね」のアニメーションが現れるしくみでした。

2.事例:「ドラゴンクエストウォーク」と「味の素冷凍食品」(2022年当時)

「ブランドいいね」を活用した事例として「ドラゴンクエストウォーク」と「味の素冷凍食品」の2つをご紹介します。

2-1.ドラゴンクエストウォーク

スクウェア・エニックスとコロプラの共同開発でリリースされたモバイルアプリ専用のRPGゲーム「ドラゴンクエストウォーク」は、2022年9月12日にリリース3周年を迎えました。

記念施策として、ブランドいいねが設定されたハッシュタグ「#DQウォーク」を付けたポストをリポストし、公式アカウント(@DQWalk)をフォローすることで応募できるキャンペーンを実施。該当ハッシュタグを付けて投稿すると、いいねボタンのハートが作品キャラクターのアニメーションに変化する仕組みでした。

リツイートキャンペーンへの参加促進だけでなく、ハッシュタグを使ってアニメーションを楽しむユーザーが多く見られ、サービスの認知向上にも繋がった事例です。

2-2.味の素冷凍食品(ギョーザ)

味の素冷凍食品株式会社は、主力商品「ギョーザ」の新CM放送開始を記念して、ブランドいいねを活用したPRを実施。人気女優を起用したCMとあわせ、「#んーふーすぎるギョーザ」というハッシュタグ付きでツイートすると、いいねボタンのハートがギョーザのアニメーションに変化する仕組みでした。

著名人起用による注目度の高さと、新しい機能への単純な好奇心が重なり、楽しむだけでなく商品購入への関心を高める効果も見られました。

3.なぜ廃止されたのか?

2025年6月27日、Xはハッシュタグを含む広告の配信を停止すると同時に、ブランドいいねを含む「ブランド機能」全般を広告オプションから廃止しました。xAIの技術を活用した新しいレコメンドシステム導入に伴い、広告配信の仕組み自体が大きく変わったことが背景です。

なお、ブランド絵文字やブランドアニメーションなどのブランド機能による表示自体は投稿上に引き続き残りますが、新規の広告オプションとして設定することはできません。

4.代わりに使えるX広告メニュー(2026年時点)

現在もX広告自体は利用可能で、テキスト広告や画像・動画広告など各種フォーマットが提供されています。ノイジーな注目度を狙うためには、ブランド機能の代わりに以下のような施策が主流となっています。

  • インフルエンサーとのタイアップ投稿(ハッシュタグなし)
  • 動画・画像広告のクリエイティブ強化
  • リプライを促す会話型の投稿設計(一方的な発信よりも高いエンゲージメントが得られる傾向があります)

Xの機能は頻繁に見直されており、Xコミュニティのタイムライン機能など、ブランドいいね以外にも廃止された施策があります。効果的な運用を続けるには、X集客に繋げるツイートのコツなど代替手法も参考にしながら、最新の仕様をこまめに確認することが重要です。

5.よくある質問

Q. 今から「ブランドいいね」を新規に使うことはできますか?

できません。2025年6月27日以降、新規の広告オプションとして設定することはできなくなっています。過去に設定された投稿の表示は残る場合がありますが、新しいキャンペーンでの利用はできない点に注意してください。

Q. ハッシュタグ自体がX広告で使えなくなったのですか?

はい。2025年6月27日深夜24時以降、ハッシュタグを含むX広告は配信できなくなりました。ただしこの制限は広告のみに適用されるもので、企業公式アカウントの通常の投稿やインフルエンサーとのコラボ投稿では引き続きハッシュタグを使用できます。

まとめ

今回は2022年当時の新機能「ブランドいいね」とその活用事例をご紹介しましたが、前述の通りこの機能は2025年6月に広告オプションとして廃止されています。

X広告の仕様は頻繁に変わるため、施策を検討する際は常に最新の利用可能メニューをX公式の広告ヘルプページで確認することをおすすめします。

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