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ECプラットフォームの「Shopify(ショッピファイ)」をご存じでしょうか。Shopifyは世界の175カ国、100万店舗以上のストアが利用している世界最大級のECプラットフォームです。
国内ではアマゾンや楽天といったECプラットフォームが有名ですが、Shopifyはそれらを凌駕するものとして利用企業も増えています。
そこで、この記事ではShopifyのサービス内容を中心に解説します。
Shopify(ショッピファイ)とは
はじめに、Shopifyの概要や料金プランをご説明します。
サービス概要
前述のとおり、Shopifyは世界中で利用されているECプラットフォームです。運営するのは、カナダのShopify社となっています。
従来のECサイトは自社でサーバーを用意してパッケージの導入が必要でした。しかし、Shopifyはサブスクリプション型のサービス提供をしている点が多くの企業に評価されています。
また、日本語に対応したサイトの開設はもちろんのこと、多言語、多通貨、海外配送も可能です。グローバル展開をしている場合は非常に相性がいいといえます。
さらに、Amazonや楽天市場とは連携が可能であり、Shopifyと併用することで販路拡大もできます。
サイト設計においてもデザイン性やカスタマイズ性に優れており、これまで成長を続けてきました。2017年には50万店舗でしたが、2019年には100万店舗を突破して、2年という短い期間で100%の成長を遂げています。
料金プラン
Shopifyの料金は月々29USドルからとなります。日本円にすると約3,200円です。プランは以下を参考にしてください。
・ベーシック:29USドル(約3,200円)
・スタンダード:79USドル(約8,600円)
・プレミアム:299USドル(約32,500円)
・Shopifyプラス:2,000USドル(約218,000円)
月額料金が高いほど、クレジットカードの手数料が低くなっていきます。
Shopifyでできること
ここでは、Shopifyでできることをご説明します。
フロント機能
フロント機能では、商品ページ、カートとチェックアウトページ、顧客管理、ブログなどの設定が可能です。
商品ページではユーザープレビューやお気に入り機能など、ほかのECプラットフォームで欠けている機能があります。また、セール期間をカウントダウン表示させる機能も特徴的です。
カートとチェックアウトページでは、会員登録だけではなくゲスト購入もできるため会員以外の訪問者にも対応できます。
管理機能
管理機能では、オンラインストア、販売チャネル、商品管理、決済方法、ストア分析などの設定が可能です。
オンラインストアの設定では翻訳機能があり、国内だけではなく海外向けのサイト制作もできます。また、販売チャネルの設定ではFacebook、Instagram、Amazonや楽天市場などとの連携が可能です。
マーケティング設定も可能であり、クーポンコードの発行やアフィリエイトの機能を導入して販促活動ができます。さらに、在庫を抱えないスタイルのドロップシッピングのシステムも設けています。
Amazonや楽天を超えるといわれる理由
ShopifyがAmazonや楽天を超えるともいわれている理由は、ブランドの認知力でしょう。Amazonや楽天市場はShopifyと異なり、出品者のブランドが認知されにくいです。理由はユーザーから見ればあくまでもモール上で商品を購入したと認識しているからです。
「Amazonで○○を買った」というユーザーは居ても、「Amazonの○○というお店で○○を買った」というユーザーはほとんど居ないでしょう。このことからもブランディングの難しさがわかります。
ですから、ブランドを指名買いする状況となっていれば、モールよりも独自のECサイトを設けたほうが利益につながります。具体例をあげると、ワークマンがモールから撤退して自社のECサイトに注力し始めています。
Amazonや楽天市場は自社のエコシステムに企業や店舗を巻き込んでいこうという姿勢、Shopifyは出品者の裏方に徹する姿があるため大きく異なります。このように、ブランド認知がしやすいShopifyはAmazonや楽天を超えるといわれるわけです。
Shopifyのメリットとデメリット
ここでは、Shopifyのメリットとデメリットをご説明します。
メリット
Shopifyのメリットは以下のとおりです。
・コストが安い
・越境ECサイトの構築が可能
・カスタマイズ性に優れる
・管理機能が豊富
・SNSとの連携が可能
上記のメリットで、カスタマイズに関してご説明します。Shopifyには専用のアプリストアがあり、購入してダウンロードするとカスタマイズの幅が広がります。専用アプリを活用することで、標準では実装できない機能の導入が可能になっています。
デメリット
Shopifyのデメリットは以下のとおりです。導入前に把握しておきましょう。
・一部は日本語非対応
・HTMLの知識が必要
Shopifyが日本でサービスを開始したのは2018年のことであり、まだまだ不便さを感じることも多いです。一部の機能では日本語に非対応など使いにくさがあるため、今後のアップデートに期待がかかります。
また、Shopifyはデザインのテンプレートが豊富ですが、細かなカスタマイズはHTMLなどの知識が必要となります。通常であればHTMLの知識がなくても使いやすいShopifyですが、より独自性をだすには自由度が劣ってしまいます。
Shopifyの導入事例
最後にShopifyの導入事例をご紹介します。
ゴーゴーカレー
金沢カレーブームを巻き起こしたゴーゴーカレーの公式通販サイトはShopifyを利用しています。世界で活躍することを目指して、Shopifyを活用している事例です。
KANAGU STORE
KANAGU STOREは金属雑貨やインテリアを販売するECサイトです。金具に対する職人の想いが詰まった商品が販売されており、美しいデザインやSNSとの連携が特徴となります。
名/NA
名/NAはアニメや漫画、映画、ゲームなどを取り扱うライセンス商品を販売するECサイトです。海外顧客にリーチするためにShopifyを活用しています。各種SNSとの連携や、多岐にわたる支払方法を導入してユーザー獲得に努めています。
Shopifyを使ってECサイトを運営してみよう
Shopifyは世界中の企業などが利用するECプラットフォームです。日本には2018年に入ってきたためまだ不便さもありますが、アマゾンや楽天市場を超えるサービスとして期待がかかります。
これからECサイトの構築をするならば、Shopifyを検討してはどうでしょうか。
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