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リポストは、他のユーザーの投稿を自分のアカウントからフォロワーに再共有する機能です。X(旧Twitter)ではリツイートの名称変更として定着し、Instagramでは2025年8月に公式のリポスト機能が導入されたことで、両プラットフォームで「公式にできること」が大きく変わりました。本記事では、XとInstagramそれぞれのリポストのやり方、引用との使い分け、注意点、そして企業アカウントでの活用法をまとめて解説します。

リポストとは?リツイートとの関係

リポスト(repost)は文字通り「再投稿」を意味し、元の投稿者のクレジットを保ったまま、自分のフォロワーのフィードにその投稿を届ける機能です。Xでは2023年のTwitterからXへのブランド変更に伴い、従来の「リツイート」が「リポスト」に改称されました。機能の中身はリツイートと同じです。

似た機能との違いも整理しておきます。

  • リポスト:元投稿をそのまま再共有。自分のコメントは付かない
  • 引用(引用リポスト):元投稿に自分のコメントを添えて投稿
  • シェア(外部共有):DMや他アプリへのリンク共有で、フィードには流れない

Xでのリポストのやり方

手順はシンプルです。

  1. リポストしたい投稿の下部にある矢印が循環する形のリポストアイコンをタップ
  2. 「リポスト」を選ぶとそのまま再共有、「引用」を選ぶとコメントを添えて投稿できる
  3. 取り消したい場合は、同じアイコンを再度タップして「リポストを取り消す」を選択

なお、非公開(鍵付き)アカウントの投稿はリポストできません。また、自分の投稿が誰にリポストされたかは投稿のエンゲージメント表示から確認でき、拡散の起点をたどる際の基本データになります。

Xのリポスト・引用・シェアの3つの操作で届く範囲がどう違うかを比較した図解
Xのリポスト・引用・シェアの届く範囲の違い

Instagramでのリポストのやり方:2025年8月に公式機能化

Instagramには長らくフィード投稿を再共有する公式機能がなく、外部アプリやストーリーズでの共有で代用するのが一般的でした。しかし2025年8月6日、Metaは公式のリポスト機能の提供を発表。公開アカウントのフィード投稿とリールを、自分のフォロワーのフィードに再共有できるようになりました。主な仕様は次の通りです。

  • 公開アカウントのフィード投稿・リールをリポスト可能(元の投稿者の名前が必ず表示される)
  • コメント(メモ)を添えてリポストできる
  • リポストした投稿はプロフィールの専用タブにまとまる
  • リポストは友達やフォロワーのフィードにおすすめ表示されることがある

操作は、投稿下部のリポストアイコン(矢印が循環する形)をタップするだけです。従来通り、紙飛行機のシェアアイコンから「ストーリーズに追加」を選ぶストーリーズへの再共有も健在です。24時間で消えるストーリーズ共有と、フィードに残るリポストを、目的に応じて使い分ける運用が可能になりました。リポストがおすすめ面でどう扱われるかの基礎はInstagramのアルゴリズムとは?理解するとおすすめ投稿に表示される!も参照してください。

リポストで注意したいポイント

リポストはプラットフォーム公認の機能のため、機能内での再共有自体は問題ありません。注意すべきはその周辺です。

  • スクリーンショット転載は別物:他人の投稿を画像保存して自分の投稿として上げ直す行為は、リポストではなく無断転載であり、著作権侵害になり得ます
  • 文脈の変化に配慮:引用リポストで元投稿の意図を歪めるコメントを付けるとトラブルの原因になります
  • 削除・非公開化の影響:元投稿が削除・非公開化されるとリポスト先でも表示されなくなります

企業アカウントのリポスト活用:「拡散される側」と「拡散する側」の両面で考える

企業の運用では、リポストを「される」設計と「する」設計の両方が重要です。

リポストされる側:拡散の設計

Xではリポスト数が拡散の中核指標です。キャンペーンで「フォロー&リポスト」を応募条件にする手法が定番化しているのは、参加者のフォロワーのフィードに必ず露出が生まれるからです。Instagramでも公式リポストの導入により、フォロワーによる再共有がフィードに残る形で蓄積されるようになり、「思わず誰かに見せたくなる投稿」の価値が一段と高まりました。拡散される前提で、投稿単体で文脈が伝わるクリエイティブ(リポスト先では自社アカウントのプロフィール文脈がない)を意識すると拡散効率が変わります。

リポストする側:UGC活用と許諾のルール化

ユーザーの口コミ投稿(UGC)を公式アカウントがリポストする運用は、第三者の声という信頼性と制作コスト削減を両立できます。ただし、公式機能でのリポストであっても、投稿者への一言の了解確認を社内ルールにしておくことをおすすめします。投稿者との関係悪化や「勝手に使われた」という受け取られ方は、機能上の適否とは別のレピュテーションリスクだからです。また、自社への良質な言及を見つける仕組み(エゴサーチの定期実施や指定ハッシュタグの設置)をセットで整えると、リポスト運用は継続します。XとInstagramを連携させた運用の基本はTwitterとインスタグラムの違いと連携させる方法も参考にしてください。

まとめ

リポストは、元投稿者のクレジットを保ったまま投稿を再共有する機能で、Xでは旧リツイートの現名称、Instagramでは2025年8月に公式機能として導入されました。リポストと引用の使い分け、スクショ転載との区別、元投稿への配慮が基本です。企業アカウントは、リポストされる前提の投稿設計と、許諾確認をルール化したUGCリポスト運用の両輪で、拡散と信頼を同時に積み上げていくことができます。

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