皆さんは日ごろX(旧Twitter)を使っている中で、「広告」というものを意識したことはありますか?

YouTubeであれば動画の途中に広告動画が流れるので気づきやすいですが、Xにも広告は数種類存在します。

そんな中でも一番オーソドックスなX広告が「プロモ広告(旧プロモツイート)」です。本記事ではプロモ広告について、その特徴やメリット・デメリット、始め方の流れを、2026年時点の最新情報でお伝えします。

1.プロモ広告(旧プロモツイート)とは

プロモ広告とは、Xに通常のポスト(旧ツイート)と同じ形式で出稿できる広告です。もともとは「プロモツイート」という名前でしたが、2021年4月14日のX広告プロダクトのリブランディングにより「プロモ広告」に名称変更されています(同様に「プロモアカウント」「プロモトレンド」も名前変更済みです)。

有料広告であり、広告であることがわかる「プロモーション」というラベルが表示されます。広告ではありますが、通常のポスト同様「いいね」や返信、リポスト(旧リツイート)、引用リポストができます。

プロモ広告の表示場所は、ユーザーのタイムラインのほか、ユーザーのプロフィール画面、Xの検索結果画面などです。プロモ広告か通常のポストかは、左下(または付近)に「プロモーション」と表示されているかどうかで見分けることができます。

2.プロモ広告のメリット・デメリット

2-1.メリット

〇ユーザーへのリーチがしやすい

通常の広告と異なり、他のフォロワーのポストとまぎれる形で現れるため、広告として嫌悪感を持たれにくくなります。さらにはアルゴリズムで分析し、広告主のビジネスやブランドに関心を持ちそうなユーザーのタイムラインにプロモ広告が出るので、リーチがしやすくなります。

〇2次拡散が見込める

プロモ広告にもいいね・リポスト・返信などのアクションを行うことが可能であり、2次拡散により費用以上の広告効果が生まれる可能性があります。いわゆる「バズり」の状態に入ると、従来のアルゴリズムではつかめない新規ユーザーを生み出す可能性もあります。

〇認知度の上昇

プロモ広告を使用すると、企業の新製品や新サービスなどの認知度が上がりやすい傾向にあります。知名度の高い企業は信用度も高く、プロモ広告も読まれやすくなります。知名度の低い企業であっても、目的によって様々なキャンペーンから広告主に合うものを選択できるため、自社のホームページやアプリへ誘導することで認知度を上げることができます。

〇低予算から始められる

情報が拡散されていっても、2次拡散以降は費用がかからないため、少ない費用で効果が得られやすいのも大きな特徴です。テレビCMや雑誌への広告掲載と比べて入札単価が低いため、少ない予算でも始められます。

2-2.デメリット

タイムライン上に現れるためアクセスしてもらいやすくなる半面、広告だと気づいた瞬間に「騙された」と感じてしまう人も多くいます。そのため、プロモ広告の内容には「読んでタメになった」「オトクな情報が得られた」というプラスが必要となります。

3.料金体系はオークション方式

プロモ広告の料金体系はオークション形式です。価格は競合する企業の入札額などによって常に変動しています。

ポストが表示されただけでは費用はかからず、ユーザーからいいねやアカウントのフォローなどのアクションがあった際に課金される仕組みになっています。

4.プロモ広告の始め方

プロモ広告を始めるには、以下の流れが必要です。

  • Xアカウントの開設
  • 広告アカウントの設定
  • キャンペーンの目的・設定
  • ターゲットの設定
  • 予算の設定
  • クリエイティブ(広告にするポスト)の設定

【重要】2026年3月にX広告は大幅な仕様変更があり、管理画面のレイアウトや設定項目の名称・手順が変わっている可能性があります。実際の登録・設定の際は、X広告公式ヘルプで最新の手順を必ず確認しながら進めてください。

基本的な流れとしては、X広告管理画面にアクセスして広告の目的(ウェブサイトへのクリック数、フォロワー獲得など)を選択し、キャンペーン名を設定します。その後、ターゲット(オーディエンスの特性・端末・カスタムオーディエンス・ターゲティング機能)を設定し、予算(総予算・1日の上限予算金額)を決めたら、最後にクリエイティブ(既存のポストを指定するか、新規に作成する)を設定して完了です。

5.プロモ広告の成果例

プロモ広告(旧プロモツイート)を活用した企業は、主に以下のような成果を得ています。

  • ECサイトの売上増加:新規顧客の獲得を目的に少額予算で開始し、クリック数・売上の増加につなげた事例が多い
  • 若年層へのフォロワー獲得:商品セグメントごとに細かいターゲティングを行い、専門メーカーでも履歴・興味関心ごとに広告を出し分けることで若年層の新規フォロワーを獲得
  • 動画広告による集客:ランディングページへの新規訪問やイベント集客に効果。ターゲット層に合わせたクリエイティブを使えば、オーソドックスな投稿でも効果を出せる

具体的な事例は、2026年現在X公式の広告事例ページで最新のものを確認するのが確実です。旧Twitter時代(business.twitter.com)の事例ページは、Xへの移行に伴いURL・内容が変わっている可能性があります。

まとめ

本記事ではX広告の中でも最もメジャーな「プロモ広告(旧プロモツイート)」についてご紹介しました。

一口にプロモ広告と言っても様々な形式があり、どのような画像・動画を使うか、テキスト部分でいかに嫌悪感を避けつつユーザーを引き付けるか、といった工夫が必要です。

企業の広報担当者は上記のメリット・デメリットを参考に、プロモ広告を検討してみてはいかがでしょうか。