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SEO対策において、クローラビリティの改善や向上は重要なものです。しかしながら、「クローラビリティ」が何であるか、しっかりと理解しているでしょうか。
クローラビリティを最適化することは、SEO対策の基本的なものであり、放置しているとサイトの評価が下がっていきます。
そこで、この記事ではクローラビリティについて基本知識から改善方法、最適化されているかの確認方法をご説明します。
クローラビリティとは?
クローラビリティとは、検索エンジンのクローラーが巡回したときに、ページが見つけやすくなっているか、コンテンツ内容が理解しやすくなっているかを意味する用語です。
検索エンジンの仕組み
クローラビリティについて理解を深めるときは、検索エンジンの仕組みを知っておく必要があります。
Googleなどの検索エンジンは、主に「クロール」と「インデックス」「ランキング」の3つの要素から成り立っています。
インターネット上には莫大なサイトやコンテンツページが存在しており、それらをクローラーと呼ばれる情報を探すロボットが巡回します。クローラーは読み取った情報を、データベースに格納(インデックス、登録)して、クエリ(検索キーワード)と関連性の高いページをランク付けします。
このように、クロール、インデックス、ランキングという流れで検索エンジンが成り立っているわけです。そのなかでクロールは最も大事なシステムであり、クロールがなされないことにはサイトやページが表示されません。よって、クローラビリティをよくするための対策はSEOにおいて重要となるわけです。
クローラビリティを改善する8つの方法
ここからは、クローラビリティを改善する8つの方法をご説明します。
良質なコンテンツの制作
良質なコンテンツの制作は、SEO対策で最も重要なことです。
検索クエリ、つまり、ユーザーの検索意図を読み取ったコンテンツは検索エンジンから高く評価され、上位表示が期待できます。
タイトルや見出しにキーワードを盛り込み、ユーザーが求める情報を網羅的に、わかりやすく仕上げると評価されます。また、情報の信憑性や独自性を高めるとより良いページになるでしょう。
被リンクを獲得する
良質なコンテンツは信用度の高いものになるため、外部サイトからの被リンクの獲得につながります。被リンクが増えることは、サイトやページに対する信頼度の証となり検索エンジンからの評価も高まります。
そのためにコンテンツ制作に注力する必要がありますが、SNSを活用することでさらに被リンクを獲得することが可能です。具体的にはTwitterやFacebookにおいて、質の高いページや有益なページを定期的に発信することになります。
そうすると、ユーザーからの共有が促されて被リンクが増加していきます。SNSで発信するときは共有されやすそうなページを選択することも大切です。
Googleにクロールのリクエストをする
コンテンツを制作したらGoogle Search Console(サーチコンソール)でクロールをリクエストしましょう。
画像のようにサーチコンソールにログインしたら、「URL検索」というメニューを選択して、画面上部の入力欄にページURLを打ち込みます。しばらくすると、画面が切り替わりますので、「インデックス登録リクエスト」を選択すればクロールのリクエストが完了です。
なお、一度登録したページであってもリライトや修正をした際はその都度、クロールのリクエストをしましょう。
XMLサイトマップの送信と更新
XMLサイトマップとは、サイト構成やコンテンツ、ファイルなどを検索エンジンに素早く正確に理解してもらうものです。XMLサイトマップはクローラビリティの向上で最も効果的な対策となりますので、必ず実施してください。
XMLサイトマップは複雑なコードにより作成しますが、WordPressを使ったサイトであれば「Google XML Sitemaps」というプラグインが便利です。XMLサイトマップの作成や送信などが自動化されますので、導入してみてください。
内部リンクの設置
内部リンクはサイト内の関連性のあるページをつなげることです。記事の本文中に「関連記事」としてリンクを貼ったり、下部に「こちらの記事も読まれています」などとリンクを貼ったりすることが内部リンクになります。
内部リンクの設置で大事なことは、そのページに関連性の高いページのリンクを貼ることです。極端な例ですが、SEOに関するコンテンツに芸能系の記事を内部リンクとして貼ることは効果が薄いです。
また、関連性の高いページの内部リンクを設置しても、コンテンツ自体の質が低い場合もSEO効果が期待できません。
パンくずリストの設置
パンくずリストとは、ユーザーがサイト内のどこにいるのかがわかるものです。
ちなみに、当サイトにおけるパンくずリストは画像の赤枠で囲んだ部分です。パンくずリストは内部リンクのひとつであり、最適化されているとクロールがしやすく、ページも評価されます。
なお、パンくずリストを作成するときは階層を簡潔にしたり、リンクになっていたりするかがポイントです。
URLをシンプルにする
サイトやページのURLはできるだけシンプルにするようにします。クローラビリティに関する記事ならば、「seo-crawl」など短いものにしてみてください。管理しやすいように「0001」などの投稿IDを使ってもいいでしょう。
些細なことですが、URLの文字数を減らすことがクローラビリティの改善につながります。
サーバーの最適化
サーバーの最適化とは、サーバースペックをあげることです。ストレージやメモリの容量を増やすだけでも効果があります。容量を増やすことで、サーバーの応答反応への負担が減って、ページを素早く表示することが可能です。
サーバーエラーが出てしまうとクロールできなくなるため、コンテンツやファイルが増えてきたらサーバーのスペックを上げてみてください。
サイトにクローラーが来ているかの確認方法
自サイトにクローラーが来ているかを確かめるには、以下の2つの方法があります。
・「site:自サイトURL」で検索
・サーチコンソールの「クロールの統計情報」で確認
「site:自サイトURL」とGoogleの検索窓に入力して、検索した際に自サイトが表示されていればクローラーが巡回している証拠です。
また、サーチコンソールでクロールの統計情報を開くと3つのグラフが表示されます。
画像の上から見ていくと、1番上の「1日あたりのクロールされたページ」が長期的に下降傾向となっているとクローラーの巡回が減ってきていることになります。
2番目にある赤いグラフ「1日にダウンロードされるキロバイト(KB)数」はページ数に比例するため、気にする必要はありません。
一番下にある「ページのダウンロード時間(ミリ秒)」は、3つのグラフで最も重要な指標です。ダウンロード時間とはページが表示されるまでの時間であり、大幅に増加しているとサーバーの不調などが考えられます。また、ページごとのコンテンツ容量が多すぎるとダウンロード時間が大きく上昇します。
以上の指標を参考にしながら、クローラビリティの改善に努めましょう。
クローラビリティを改善して表示スピードを向上させよう
クローラビリティは、サイトやページの見やすさやわかりやすさです。クローラビリティが低下すると、SEO効果も低下します。 まずは自サイトのクロールの様子をサーチコンソールで確認して、クローラビリティの改善に努めましょう。
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