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THE FIRST TAKEというYouTubeチャンネルをご存知でしょうか。2019年11月に登録されたチャンネルであり、2020年3月末現在で登録者数が400万人を超える人気チャンネルです。
このチャンネルはこれまでにない音楽チャンネルであり、視聴者を魅了しています。そこで、この記事ではTHE FIRST TAKEの概要や魅力、今後の展開などをご紹介します。
THE FIRST TAKEとは
THE FIRST TAKEとは、アーティストが一発撮りでパフォーマンスすることをコンセプトにしたYouTubeチャンネルです。有名アーティストからチャンネルに出演してもらい、人気楽曲のスタジオライブを収録、配信しています。
同様のチャンネルも存在しますが、それらとTHE FIRST TAKEが異なるのは「すべての動画が一発撮り」という点です。ですから、アーティスの緊張感が伝わり、視聴者を引き込めるわけです。
さまざまなメディアもこのチャンネルに注目しており、動画配信がなされると取り上げるほどの注目度です。
THE FIRST TAKEが人気である理由
ここからは、THE FIRST TAKEの人気についてみていいきたいと思います。
人気アーティストの参加
THE FIRST TAKEがこれほどまでに話題となったのは、人気アーティストが出演したからでしょう。たとえば、大人気アニメ・鬼滅の刃の主題歌を歌うLiSAさんも出演しており、音楽好きだけではなく、ほかの分野のファンも取り込んで集客を効率的に行っています。
出演アーティストの知名度を存分に生かしたことが、登録者を獲得し続ける理由でしょう。
一発撮りによる特別感
前述のとおり、THE FIRST TAKEの最大の特徴が「一発撮り」の緊張感です。アーティストが一度歌い出せば、アクシデントがあっても収録は止まりません。その緊張感が画面越しに伝わるため、特別感を感じるじるでしょう。
プロのパフォーマンスを目のあたりにできる
アーティストが一発撮りに臨む姿は、普段、歌番組などでみるものとは違うでしょう。一回の収録に全神経を費やして最大限のパフォーマンスが完成することは、まさにプロです。プロ本来のパフォーマンスが視聴できるのもTHE FIRST TAKEの強みです。
SNSで拡散できる
THE FIRST TAKEが爆発的な人気を誇る理由にはSNSの存在があります。YouTubeはTikTokなどの拡散性が高いSNSと連携することができます。特にTikTokでは公式的に音源として使用を許可しています。
よって、THE FIRST TAKEで収録された歌が拡散されて、多くのユーザーに届く機会が増えています。もともとTHE FIRST TAKEはYouTube単体で勝負するのではなく、多くの人にアプローチする方法を探ってきたため、ここまでの規模のチャンネルになったといえます。
アクシデントもコンテンツになる
一般的にアーティストの収録はミスがあると、収録をストップして撮り直しをします。しかし、THE FIRST TAKEはそれができません。通常の認識ならばアーティストがミスをする姿は見たくないでしょう。
とはいえ、THE FIRST TAKEではそのアクシデントもコンテンツとなります。「一流のアーティストもミスをする」という一面もファンにとって貴重なものでしょう。
タイムリーな曲の視聴ができる
THE FIRST TAKEに登場するアーティストは、世間のニーズにマッチした人が多いです。先ほどご紹介したLiSAさんもその事例のひとつとなります。有名アーティストに出演してもらうだけではなく、視聴者のニーズに答えているからこそ短期間で多くの登録者が増えたわけです。
収録シーンも貴重
THE FIRST TAKEの動画を再生すると、すぐにアーティストがパフォーマンスし始めるわけではありません。楽器の調律、発声などを行ってパフォーマンスをはじめます。ときには歌う前に視聴者に語りかけるアーティストもいます。
そのような姿はPVや音楽番組ではみられないものです。たとえば、歌う前と歌っている最中のギャップが垣間見られるのもTHE FIRST TAKEならではのことでしょう。
THE FIRST TAKEのこだわり
ここからはTHE FIRST TAKEのこだわりをみていきます。まず挙げられるのは、高音質で高画質ということです。4K画質、さらにハイレゾのクオリティで収録されているため、試聴していると心地よくなるでしょう。
YouTubeには万人ウケを狙うチャンネルが多く、一定のユルさがあります。そのためTHE FIRST TAKEはハイクオリティにすることで差別化できると考えたようです。
また、動画を配信する頻度に関しては継続性と定期性を重んじており、毎週金曜と水曜の22時に公開しています。この22時というのはネットで音楽の話題が最も盛り上がる時間とのこと。これも最初からこだわっていたところです。
このようなこだわりも重なり、THE FIRST TAKEは大人気のチャンネルに駆け上がりました。
THE FIRST TAKEの今後
THE FIRST TAKEがこれからどんなビジョンをもっているのかも気になるところです。
すでにTHE FIRST TAKEの出演からブレイクしたアーティストがいますし、2020年9月、11月には「THE FIRST TAKE FES」を開催してコロナ禍ながら新人のパフォーマンスを披露しています。
現在は「THE FIRST TAKE STAE」というオーディションプログラムも動いています。「THE FIRST TAKE MUSIC」というレーベルも立ち上げていますので、新スターの発掘に本腰を入れていることがわかります。
そして、グローバル展開も目指しており、K-POPのアーティストも出演しています。コメディやダンスを表現する場としても活用できるようなビジョンもあるようです。
近い将来はTHE FIRST TAKEのグッズがサブカルチャーとして広まるような展開も描いています。今後もTHE FIRST TAKEからは目が離せないでしょう。
THE FIRST TAKEから学ぼう
THE FIRST TAKEはさまざまなアーティストが出演しており、すべての動画が一発撮りされています。一発撮りの緊張感や特別感、さらに時々起こるアクシデントもコンテンツとなります。
今後は新人発掘やグローバル展開なども視野に入れているようです。これからもTHE FIRST TAKEに注視しながらビジネスを学んでいきましょう。
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