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インターネットの普及やインターネットサービスの多様化などにより、さまざまなIT用語が増えてきています。そのなかで、XaaSをご存知でしょうか。日々、増えていくIT用語の理解は業務に影響する可能性があります。

そこで、この記事ではXaaSについてわかりやすく解説します。また、MaaSやSaaSなど類似した用語との違いも取り上げます。この機会にXaaSなどのIT用語の理解を深めていきましょう。

XaaSとは?

はじめにXaaSについてご説明します。XaaSは「X as a Service」の略称です。「aaS」はサブスクリプション型のビジネスモデルであり、リース形式でサービスを提供することになります。

なお、「X」にはさまざまなものが当てはまるためXaaSは、「aaS」の総称です。後述しますが、MaaSは「Mobility as a Service」の略称であり、交通サービスを統合して情報通信技術を活用することを意味します。

このようにXaaSはさまざまなITサービスを好みにより選択して、自分にあったIT環境を持つことが可能です。ちなみに、調べを進めると、「X」の部分には多くのアルファベットが当てはまることがわかりました。

XaaSの種類

ここからは、XaaSの種類として5つのサービスをご紹介します。

MaaS

MaaSは「Mobility as a Service」の略称です。移動革命とも呼ばれ、「マース」と読みます。これは自家用車を除き、バスや電車などの交通サービスをひとつに統合することです。さらに情報通信技術を活用して移動をシームレスにつなぐことを意味します。

また、定義段階を5つのレベルで設定しており、国家としてMaaSに取り組むことが最高レベルです。それまでには、アプリの利用、予約や決済の統合、サービス提供の統合などの段階があります。

SaaS

SaaSは「Software as a Service」の略称です。読み方は「サース」となります。SaaSはユーザーがソフトのインストールをしなくてもインターネットを経由してサービスの利用ができます。具体的にはGメールやYahoo!メールをイメージするといいでしょう。

データが全てインターネット上に保存できて、デバイスを問わずアクセスできるものはSaaSになります。誰もが簡単に利用できるものの、カスタマイズ性の低さが注意点です。

FaaS

FaaSは、「Framework as a Service」など3種類があります。Framework as a Service は、Amazon Web ServiceのようなPaaSと前述したSaaSの中間的な存在となります。PaaSよりも簡単な操作でアプリケーションが実装できるものの、SaaSのように完成されたものが提供されているわけではありません。

また、「Function as a Service」と呼ばれる機能の実行環境を提供するサービスと、「Fraud as a Service」というサイバー犯罪に必要なサービスがあります。

CaaS

CaaSも3種類があります。「Communication as a Service」はインターネット電話やテレビ会議などコミュニケーションツールを提供するサービスです。特殊な仮想化サービスの「Container as a Service」、攻撃用ソフトウェアのサービスである「Crimeware as a Service」もCaaSに含まれます。

HaaS

HaaSは、「Hardware as a Service」の略称です。データセンターに構築された仮想化サーバーを提供するサービスです。サーバーの導入費用を抑えることが可能になります。ちなみにIaaSはHaaSから派生したものであり、サーバーを貸し出すだけではなく、ITインフラも提供します。

XaaSとサブスクの違い

XaaSの理解を深めていくとサブスクとの違いがわかりにくくなるものです。XaaSのサービスは、サブスクと共通点があるものの、相違点もあります。大きな違いはXaaSの場合はサービスの主体が利便性にあるところです。

たとえば、MaaSの概念を実現したサービスに「Whim(ウィム)」があります。Whimは、市内をあらゆる交通機関を使って移動できる利便性を特徴としています。よって、単にサブスク化やIT化といったものではなく、ユーザーへの価値を起点にしているのがXaaSといえます。

一方のサブスクは利用量に主体を置いています。月額利用料金を支払うと、使い放題というビジネスモデルがサブスクです。ユーザーに価値を提供するというよりも、一定金額でどれだけ利用できるかを考えているわけです。

XaaSのメリット

XaaSのメリットは、前述のとおり利用することで自分に合ったIT環境を持てることです。インターネットを経由して必要なものだけをレンタルする感覚で利用すると、利便性が高く費用を抑えることができます。

月々数百円、数千円で高機能なIT機能が利用できるため、コストをおさえて豊富なサービスから必要なものが利用できるということがXaaSの魅力でしょう。

XaaSの注意点

XaaSには覚えておきたい注意点があります。まず前提として現状においても多くの人々がXaaSを利用しています。たとえば、画像編集ソフトのPhotoshop、メールソフトのGメールもXaaSのサービスです。

日常的にXaaSを利用しているからこそ、覚えておきたい注意点があるわけです。具体的には、利用中のサービスが突然、終了することがあげられます。特に無料のサービスには多いリスクですが、急にサービスが終了するとシステムトラブルやデータ消失などが考えられます。

対策としては、データのバックアップは複数にしておく、無料のサービスを使わないなどです。

それから、XaaSのサービスに重要なデータを無防備に預けると、情報漏洩の可能性があります。サービスを利用するときは、提供元の情報漏洩への対応やセキュリティ体制を確認しておきましょう。

XaaSについて理解を深めよう

XaaSは、クラウド型のサブスクリプションサービスの総称です。XaaSにはさまざまな種類があり、日常的に利用しているもののなかにもXaaSのサービスが多いです。XaaSを活用することで自社の好みに応じてIT環境を整えることが可能です。

サービスの終了などのデメリットも念頭に入れて、対策をとりながらXaaSのサービスを活用していきましょう。

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