⇒【東証プライム企業も多数利用!】最先端のSNSマーケティングツール「Tofu Analytics」、「InstantWin」とは?
企業のSEO担当者、サイト運営者であれば、Googleにおける日々の検索順位の変動を注視しているはずです。
「コンテンツを公開して、しばらくは検索上位に表示されていたのに、時間が経つにつれて、徐々に順位が下がってしまった・・・」
「検索上位に表示されていたコンテンツが、圏外に飛ばされてしまった・・・」
という方も、いらっしゃるのではないでしょうか?
事実、Googleは年に数回の「コアアップデート(コアアルゴリズムアップデート)」を実施し、そのタイミングで、検索結果に大きな変動が発生しています。
そこで、今回はGoogleのコアアップデート(コアアルゴリズムアップデート)について、直近のアップデート情報や対策について紹介します。
1.コアアップデートとは?
コアアップデートとは、「コアアルゴリズムアップデート」の略称で、Googleが検索アルゴリズムのベースとなる部分を大きく見直して更新することです。
検索アルゴリズムの小規模な更新は毎日行われますが、コアアルゴリズムアップデートによる大規模な(広範な)更新が年に数回(2~4回程度)実施されます。
このコアアップデートは、Google公式の事前アナウンスを機に、各データセンターに展開されます。
展開されることで、Google検索アルゴリズムに大きな調整が入るので、検索結果(検索順位)に大きな影響が及びます。
結果的に、順位変動が最大規模となるわけです。
ちなみにコアアップデートの展開は、基本的に3~4日程度で更新がほぼ完了し、徐々に緩和されていきます。
すべてが完了するまでには約2週間かかる場合があります。
1-1.コアアップデートの履歴(歴史)
コアアップデートの過去履歴(歴史)としては、2023年は3月15日が1回目。2022年は5月26日が1回目、9月13日が2回目。2021年は6月3日が1回目、7月2日が2回目、11月18日が3回目。2020年は、1月14日、5月5日、12月4日の計3回となります。
ちなみに、2019年度は、3月12日、6月4日、9月24日の計3回にわたってコアアルゴリズムアップデートが行われました。
コアアルゴリズムアップデートのように大きなGoogleアップデートとして、パンダアップデートやペンギンアップデートが過去に実施されてます。
ちなみにパンダアップデートとペンギンアップデートは現在、コアアルゴリズムに組み込まれてます。
つまり、定期的に行われるコアアルゴリズムアップデート(コアアップデート)のタイミングでまとめて更新されるというわけです。
1-2.コアアップデートの事前告知は、Google公式のTwitterでつぶやかれる
コアアップデートは、事前告知のアナウンスがあり、Google公式にTwitterでつぶやかれます。
このような事前告知のアナウンスが、2020年5月のコアアップデートの開始前につぶやかれました。
2.2023年3月15日からのコアアップデート(最新のアップデート)
2023年3月15日に、Google公式の事前告知があった後「コアアップデート(コアアルゴリズムアップデート)」が実施されました。
翻訳(本日、2023 年 3 月のコア アップデートをリリースしました。ロールアウトが完了したら、ランキングのリリース履歴ページを更新します。)
2-1.ツールの順位変動状況
海外含めたツールの一部では、2023年3月15日からのコアアップデートによって、通常より大きな順位変動が確認できます。
https://ja.semrush.com/sensor/?db=JP
2-2.キーワードジャンル別の順位変動幅状況
2023年3月15日からのコアアップデートによって、各キーワードジャンルの順位変動幅が軒並み大きくなってます。
とくに、「健康と医学」や「財務、金融、法律」のYMYL系ジャンルのキーワードを筆頭に順位変動幅が大きいです。また「企業間取引(BtoB)」「美容、ファッション」「暮らし・結婚・恋愛」といったキーワードの順位変動幅の大きさも目立ちます。
こうした状況から、コアアップデート前(通常)よりも全体的に順位変動幅が増大してる状況です。
2-3.検索への影響
2023年3月15日からのコアアップデートによって、日本や海外の検索に少なからず影響が及んでます。
これから1〜2週間は検索順位の変動が起こる可能性がありますので、変動状況を注視しておきましょう。
特にサイト内部にスコアロス要因がないか、チェックしておくと良いでしょう。
3.コアアップデートに必要な対策
ここからは、コアアップデートに対して、必要な対策を紹介していきます。
今回ご紹介するのは、その時々のコアアップデート対策(対処法)というよりも、コアアップデートによる影響を受けにくいサイトにしていくための対策です。
「どうすれば、コアアップデートの影響を最低限にして、健全なサイト運営ができるか?」という視点でご覧ください。
3-1.コンテンツの質を高める
まず1つ目はサイト内の「コンテンツの質を高める」ことです。
Googleのコアアップデートについてウェブマスターが知っておくべきことの中で、
翻訳
「コアアップデート後に掲載順位が下がった場合は、何かする必要があると感じることでしょう。そのような場合は、できるだけ優れたコンテンツを提供することに集中することをおすすめします。Google のアルゴリズムでは、コンテンツの品質に基づいて掲載順位を決定しているからです。」
との記載があります。
3-2.専門性を担保する
2つ目はサイト内のそれぞれのコンテンツに対し、専門性を担保することです。
GoogleはE-A-TやYMYLに代表されるように、コンテンツの専門性を重視します。
極端な例かもしれませんが、一般人がネットで調べながら書いた記事よりも、金融のプロが分かりやすく書いた記事の方が、多くの読者の役に立つのは間違いありません。
コンテンツで専門性を担保するのはもちろんですが、「誰が書いたのか?」という情報も合わせて記載していくことが、Googleからの評価を受けるために重要です。
つまり、コンテンツの質を担保するだけでなく、合わせて著者情報を開示しておきましょう。
3-3.サイトの「土台」を強固なものにする
3つ目はコアアップデートに左右されにくい、サイトの土台作りをすることです。
スコアロス要因になる箇所があれば、改善をしておきましょう。
SEO=良いコンテンツを作れば、検索結果の上位に表示される
と認識している方も多いのではないでしょうか?
確かに間違いではないのですが、いくら良質なコンテンツを作ったとしても、コンテンツを掲載するサイト(土台)がしっかりしていなければ、Googleから良い評価は得られません。
サイトの表示スピード、Core Web Vitals、モバイル対応、コンテンツ重複など、いわゆるテクニカルSEO施策を講じておくことが重要です。
⇒【東証プライム企業も多数利用!】最先端のSNSマーケティングツール「Tofu Analytics」、「InstantWin」とは?