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Twitterは、リプライツリーに広告を表示するテストを始めました。リプライの間にプロモツイートが表示されます。
同社のレベニュープロダクト責任者Bruce Falckさんが自身のTwitterで告知。テストはiOS版とAndroid版で、全世界で実施します。ツイートについた最初と3番目、8番目のリプライのあとにプロモツイートを挿入します。
「Twitterは価値を創造し、クリエイターと広告主のインセンティブを合致させる広告商品の開発に大きなチャンスを見いだしている。しかし、まずはテストから」とFalckさん。テストは数カ月行い、ユーザーやTwitterでの会話への影響を調べるとしています。
広告の頻度、レイアウト、文脈にあった広告、挿入ポイントなどをテストし、正式に導入するかどうかを決定する予定です。
1.Twitterとは?日本国内利用者(ユーザー)データを紹介
リプライ広告の前に解説する前にTwitterについてご紹介いたします。
1-1.Twitterとは
Twitterとは2006年7月にアメリカのObvious社がサービスを開始したSNSで現在はTwitter社が開発・運営を行っています。
「tweet(ツイート)」と呼ばれる短文形式の投稿方法が最大の特徴で、それまでのSNSで一般的だった日記やブログのような形式と比較してより手軽に投稿を行うことができることから人気が高まりました。
お気に入りの投稿を簡単に共有・拡散することができる「リツイート」機能が実装されており、ツイートと併せて写真や動画を投稿することもできることから、リアルタイム性の高い情報発信・共有ツールとして世界中で多くの人に利用されています。
先にお伝えしましたとおりTwitterはFacebook・Instagram・LINEと合わせて日本では四大SNSと呼ばれており、全世界の利用者数はFacebook・Instagramに次いで多い3.3億人(2019年5月発表)となっています。
1-2.日本国内利用者数は4,500万人を突破
Twitterの日本国内利用者数は2017年10月時点で4,500万人を突破しています。
複数のアカウントを使い分けている利用者も少なくないので一概には言えませんが、同時期の日本の総人口が1億2,670万6千人(総務省統計局発表)ですので、日本人の三割以上がTwitterを利用していることになります。
全世界で多くの人に利用されているTwitterですが、日本においても同様に大変親しまれているSNSのひとつです。
2.Twitter、リプライの間に広告を表示するテストを開始
今回、Twitterの広告機能の追加により、ツイートの会話に参加しているユーザーの広告に対するエンゲージメントを高め、アプリ広告がタップされるチャンスを増やすことが可能になりました。
また、2021年10月から開始されていたテスト版の結果では、
- インプレッションの増加
- アプリのインストール数増加
- インストール毎にかかるコストの低下
上記のようなポジティブな結果が得られていました。
今回のアップデートではアプリのインストールキャンペーンのみに適用されましたが、Twitterは今後その他全ての広告主が上記機能を使用できるように開発中とのことを公表しています。
3.会話の最中に広告表示テストに批判殺到?
この新しい広告機能ですが、ユーザーには不評のようです。ツイートを発端に始められた会話に挟み込むかたちで広告を表示するため会話が妨げられてしまうといった声が上がっています。
通常のタイムラインに比べて目にとまりやすい1つ目、3つ目、8つ目のリプライの次に広告が表示されるので、後ろに続くリプライを見落としやすくなることは容易に想像できるため、テストの実施を告知するツイートには批判の声が送られています。
もっとも、Twitterの「中の人」もある程度の批判は覚悟とみられ、告知ツイートには具体的な挙動が動画で紹介されるなど、これまでになく丁寧なアナウンスです。
ちなみに現時点でこのテストが行われているのはiOSとAndroidの一部ユーザーのみですが、日本のユーザーも対象に入っています。もしかしたら日本でもすでにリプライ欄に広告が表示されているユーザーが出ているかもしれません。
4.まとめ
Twitter広告には多くの種類がありますが、今回のテストについてはユーザーからも意見が出ているようです。
リスティング広告にはない特徴やメリットを持つことで人気を集めているTwitter広告ですが、今回の機能追加は二次拡散が進めば進むほど広告あたりのコストが安くなるTwitter広告のメリットを活かせないかもしれません。
- プロモツイート
- プロモアカウント(フォロワーキャンペーン)
- プロモトレンド
- プロモビデオ
- インストリーム動画(プレロール)
もしTwitter広告の導入を検討している場合、他にも上記の種類がありますので、メリットを考えて選択するようにしましょう。
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