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昨今、AI機能を取り入れたツールが幅広く展開されています。そのなかで今回は「Notion AI」をご紹介します。概要やできること、活用方法などをまとめましたので、ぜひ参考にしてください。
【重要】本記事は2023年6月時点の情報を基に執筆しています。Notion AIの料金体系は2025年5月以降に大きく変更され、以前は全プラン共通で月額8〜10ドルの追加アドオンとして契約できましたが、現在はBusinessプラン(月額$20/ユーザー)以上でのみフルアクセスが可能で、無料・Plusプランは月最大20回までのお試し利用に限定されています(Notion公式発表や各種ITメディアで確認済み、2026年8月時点)。以下の料金情報は当時の内容として(参考)に残しております。最新の料金は記事後半の「現在のNotion AIの料金(2026年時点)」をご確認ください。
Notion AIとは?
Notion AIとは、メモアプリケーションとして展開されている「Notion」の新機能としてリリースされたAI機能です。
ワークスペース内のコンテンツについて要約したり修正したり、アイデアを考案したりできるツールです。
ChatGPTとの違い
AI機能を活用したツールにはChatGPTがあります。Notion AIはNotion内のタスクに対してAIがアシストしてくれるため、ワークスペース内での使用に限られます。一方のChatGPTは独立したチャットボットであるため、作業中のタスクとは別に質問をしたり文章を作成してもらったりできます。両者の位置づけや最新の動向は生成AIの最新動向と活用法 ChatGPT、Bing、Bardのそれぞれの強みと弱みを解説もあわせて参考にしてください。
つまりNotion AIを効果的に活用するにはNotionの契約が前提となるわけです。Notion AIは使用範囲が限られるもののChatGPTなどのAIモデルと併用すればさらなる効率化が期待できるでしょう。
(参考)2023年6月時点のNotion AIの料金
以下は公開当初(2023年)の料金体系です。現在の料金は大きく異なるため、契約の際は必ず次の「現在のNotion AIの料金」をご確認ください。
| Notionのプラン | 支払い | Notionの料金 | Notion AIの料金 | Notion AIの使用制限 |
| フリー | – | 無料 | 無料 | 20応答まで |
| プラス | 年払い | 8ドル/人 | 8ドル/人 | 無制限 |
| 月払い | 10ドル/人 | 10ドル/人 | 無制限 | |
| ビジネス | 年払い | 15ドル/人 | 8ドル/人 | 無制限 |
| 月払い | 18ドル/人 | 10ドル/人 | 無制限 | |
| エンタープライズ | – | 要確認 | 要確認 | 無制限 |
現在のNotion AIの料金(2026年時点)
2025年5月以降、NotionはAI機能を単体のアドオンとして販売する方式を廃止しました。新規契約の場合、Notion AIを制限なく使いたいときはBusinessプラン(年払いで月額$20/人、月払いはもう少し高額)以上の契約が必要です。
- フリー・Plusプラン:Notion AIは月最大20回までのお試し利用に限定(フル機能ではありません)
- Businessプラン:Notion AIがフルアクセスで含まれる最安のプラン(AIミーティングノートなど付帯機能も充実)
- Enterpriseプラン:要確認。Notion AIをフル機能で利用可能
- 2025年5月13日以前からNotion AIアドオンを契約していたユーザーは、解約しない限り旧料金(月額8〜10ドル)で利用を継続できます(グランドファザリング)
- 2026年5月以降は「Custom Agents」という自作 AIエージェント機能も登場し、Notionクレジット1,000回ごとに$10の従量制で別途課金されます
つまり、以前のように「安いプランでNotion AIだけ安く追加する」という使い方は新規ではできなくなりました。まずは無料プランの20回のお試し利用で使い勝手を確認し、本格導入する際はBusinessプラン以上を検討するのが現実的です。正確な最新料金は契約前にNotion公式サイトで必ず確認してください。
Notion AIでできること・できないこと
Notion AIでできることとできないことを列挙してみました。
| できること | できないこと |
| 文章作成要約翻訳注釈をつける文章の改善トーン変更表現変更アイデアのブレインストーミングブログの投稿プレスリリースポエムリスト作成メール作成 | 誤った情報の出力プロンプトをうけて有害なコンテンツの出力古い情報の出力バイアスがかかった応答 |
上表のように他のAI機能やAIソフトなどと同様のことができます。なお、現在ではワークスペース全体を横断して検索・回答するQ&A機能や、会議の自動議事録作成など、リリース当初にはなかった機能も追加されています。
Notion AIを始める方法
すでにNotionを使っている場合は、Notionのワークスペースを開くことで、Notion AIのお試し利用を利用できます。Notionを使っていない場合は、Notionを無料プランで契約してみましょう。
Notion AIの使い方
Notion AIの使い方3点に絞って解説します。
コンテンツの改善
既存のコンテンツの内容を改善したいときは、改善したいテキストをハイライトして「AIに依頼」を選んでください。さらにドロップダウンされたリストからオプションを選択するとコンテンツを改善できます。
コンテンツの要約
既存コンテンツの要約をしたいときは「/AI」と入力後「要約AI」を選択して「生成」を押下すると自動的に要約文章が仕上がります。要約後の文字数はもとのテキストの文字数によりますが、3分の1程度の文字数でまとめてくれるでしょう。
新規テキスト作成・アイデア考案
新規テキストを作成するときは、ワークスペース上にあらかじめ見出しを作成しておきましょう。そして「AI依頼」を押下して具体的な指示を記載してください。例えば「見出し1の説明文を追加して」などのように指示します。
ただし、指示する内容が端的だと生成される文章の精度は低いため、そのまま利用することはできません。指示内容を変えたり細かな条件を加えたりして精度を確認してみましょう。
Notion AIのおすすめの活用方法
ここではNotion AIのおすすめの活用方法をご紹介します。
Webクリップ
Web上の気になる記事などをコピーして、ワークスペース内に貼り付けて使う方法があります。長文の記事であれば要約して短時間に読むことが可能です。時間がないときなどにWebクリップとして使ってみてはどうでしょうか。
文章の校正や添削
簡単な文章の校正や添削を任せる活用方法もあります。専門用語が多く使われる難解な文章の校正や添削は難しいですが、メールの定型文などのチェックならば簡単に行えるでしょう。
プロンプトエンジニアリング
プロンプトエンジニアリングとしての活用もできます。プロンプトエンジニアリングとは自然言語の生成AIがより自然な回答を生み出すための方法論です。選択式のプロンプトエンジニアリングなどで活躍します。ChatGPTと他のAIツールを組み合わせた実践例はジェネレーティブAIでUGC制作:ChatGPT×Midjourneyを使ったSNS投稿手法も参考になります。
Notion AIを試してみよう
Notion AIはNotionのAI機能としてリリースされています。現在は無料プランでも月20回までのお試し利用が可能ですので、まずは使い勝手を確かめてみてはどうでしょうか。本格的に毎日使いたい場合は、Businessプラン以上へのアップグレードも検討してみてください。日頃の作業効率が向上するかもしれません。
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