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昨今、SNSを積極的に採用活動に取り入れている企業が増えていることはご存じでしょうか。SNSは採用ブランディングと相性がとてもよく、企業のイメージアップや認知度の向上につなげられます。その中でも今回はFacebookやTwitterに並び三大SNSの一つであるInstagramを利用した「Instagram採用」について紹介していきます。
1.Instagram(インスタグラム)とは
Instagramとは、写真や動画の投稿をメインとしたSNSです。2010年にサービスが開始されてから、今や10代、20代に限らず、幅広い世代に利用されており、 私たちの生活の一部として浸透しています。
2.Instagramのユーザー数・年齢層
Instagramのユーザー数は年々増加しており、2019年3月時点でアクティブアカウント数は3,300万を突破しています。年代別で見ると、10代・20代の6割以上が利用しており、30代でも約50%が利用しています。
このデータから見て、新卒採用における活用はもちろんのこと、中途採用においてもInstagramを有効活用できる企業が多いのではないでしょうか。近年、SNSから採用活動を行って、実際に成功している企業も多くなってきています。
3.Instagramで採用活動を行うメリット
Instagram採用を行うことで生じるメリット・デメリットをご紹介します。
3-1.会社の魅力を視覚的にアピールできる
就職や転職で会社を探す際に、職場の雰囲気や人間関係、働きやすさを重視する人は多いです。Instagramは他の主要SNSと比べてビジュアルに特化しています。
そのため、普段の職場の風景や社内イベントの様子などを投稿することで視覚的に会社の魅力をアピールできます。インスタライブ やストーリーなど、画像だけでなく動画も載せられるので、より雰囲気などが伝わりやすいものとなっています。
3-2.採用後のミスマッチを減らせる
採用活動には、企業側も求職者側も、コストがかかっています。そのため、入社後のミスマッチは企業にとっても、求職者にとっても大きな痛手となります。
Instagramは、ホームページと違い、より手軽に投稿・発信ができるため、企業のリアルな雰囲気を伝えることができます。気になることがあれば、DM(ダイレクトメッセージ)やコメントで気軽にコミュニケーションが取れるので、採用のミスマッチは生まれにくくなります。
3-3.採用コストの削減が見込める
Instagramはアカウント作成から利用まで、完全無料で利用できます。Instagramから集客をし、採用が決まった場合、金銭的なコストゼロで採用活動が行えるということになります。
広告媒体や求人媒体に莫大なコストをかけている企業も多いですが、それをInstagramで代用できるとなると、採用コストを大幅に削減することに繋がります。実際にそのような企業も増えてきているのが現状です。
4.Instagramで採用活動をするデメリット
様々なメリットのあるInstagram運用を通しての採用活動ですが、メリットだけでなく、もちろんいくつかのデメリットも存在します。
これからInstagramでの採用活動を考えている企業は、実際に運用を始める前に、そのデメリットについてもしっかりとチェックしておく必要があります。
4-1.継続的な更新が必要
こちらは、Instagramだけに限らず、全てのSNSに関して言えることです。写真の撮影や編集、投稿作業、企画などには、もちろん多くの手間がかかってきます。
また、成果をあげるには、定期的な投稿を継続していくことが重要になってきます。運用をし始めてすぐに結果が出るものではないので、辛抱強さが重要になってきます。アカウントを作っただけで、運用が止まってしまっている企業も多く見受けられます。
4-2.ターゲット層がずれると効果が薄くなる
採用したいターゲット層と、見てくれるユーザー層がずれてしまうと、いくら投稿して継続的に運用していっても、効果があまり見込めません。
そのため、事前にターゲットを細かく設定する必要があります。また、決めた後にそこからのズレを防ぐために、「ハッシュタグ」をつけて投稿していくことが重要になってきます。
4-3.炎上の可能性
どのSNSにも言えることですが、投稿した写真や内容に対して、誤解などから炎上が起きる可能性が存在します。
今ではSNSを通して、誰でも気軽に見ることができ、すぐに拡散されるような時代になってきているので、適切な運用をする必要があります。誤解を防ぐためには、運用担当者は、投稿する写真や文章をよく確認して、責任を持って投稿するように心がけることが大切です。
5.採用向けインスタ活用の3つのコツ
このように、インスタグラムを使って採用担当の方々は様々な工夫をして、インスタグラムのアカウントを運用しています。
ただ、ほとんどの採用担当者は、採用目的のSNS運用があまりうまくいっていなかったり、そもそもまだやってなかったりするのではないでしょうか?
よくある採用用のアカウントの失敗が「とにかく楽しそうな画像をあげればいい」と思っていることです。
ずらーっと画像のギャラリーが、遊びの画像になっており、「なんで楽しそうなのか?」「どのポイントがいいところなのか?」などがパッと伝わりづらい事があります。
今の時代は「自社といえばAだ!」とアカウントのコンセプトをきっちり決める事が重要です。そこで基本的なことからSNS集客に向けた3つのコツをお教えします!
5-1.集客できるハッシュタグのコツ
インスタグラムの投稿には、合計30個のハッシュタグ(#)をつけることができます。
まず、これをめいいっぱいつけてください!30個のハッシュタグをつけて凍結されることなどはありません。できるだけ露出を増やすために、できるだけ多くハッシュタグをつけてください。
採用アカウントをお持ちの場合は、多くの人に対して検索をしてくれそうなハッシュタグを見つけていく必要があります。
よく採用アカウントを観察していて思うのは、「このハッシュタグは誰が検索するのだろう?」というものをタグ付けしていることです。
ハッシュタグをとにかくつけるだけつけていて、まったくどういうシーンで活用されるハッシュタグなのか意識されていません。
ここでは、必ずユーザーが検索しやすいハッシュタグをつける必要があります。「#東京採用」「#名古屋採用」「#吉祥寺採用」「#横浜採用」など、「地名+採用」などはかなり重要なハッシュタグです。
さらに「新宿」よりも「西新宿」など、より詳しい地域にすることが集客のコツです。
投稿が多いハッシュタグではなく、より刺さる詳細なハッシュタグにするようにしたほうがいいでしょう。
よく「#recruit」というハッシュタグをつけている企業があります。
もし就職して欲しい人のターゲットが英語を使っている方なら「#recruit」は正解です。
しかし多くの企業の投稿の文章は日本語で、ターゲットが日本人な感じがあります。
もし日本人がターゲットならば「#リクルート」や「#2022新卒」などという日本人の学生や会社員の方が検索しそうなハッシュタグのほうが目に留まりやすくなるので工夫をしましょう。
採用で重要なのは、「どれだけその職場で働きたいと」と思ってもらえるかです。
そして、説明会などに来てもらった方はある程度自社に興味がある方です。
なので自社に興味のある方には任意で自社の説明会に来たという投稿にオリジナルのハッシュタグをつけてもらったりすると、イベント性ができて、多くの人に見てもらえる可能性があります。
その上でお客様には「#働いてみたい〇〇社にきてみた」ようなハッシュタグをつけてもらうなどもおすすめです。
理由はオリジナルのハッシュタグが多く流通すれば、その採用が人気だということが明確になり、人気の増加につながります。
5-2.プロフィールをしっかり設定する
プロフィールは必ず「わかりやすく」「文字数いっぱい」記載する必要があります。
また、プロフィール画像も、写真もロゴなどを適当に写すのではなく、しっかりと考えて記載する必要があるのです。
このあたり、とても適当になっているアカウントが多いので気をつけてください!
プロフィールで最も重要なのは、
- このアカウントは、何のアカウントなのか?
- このアカウントをフォローする価値とは何か?
ということを明確に伝えてあげることです。
もちろん、プロフィールが良いだけではフォロワーが増えるわけではありません。インスタグラムは基本、アカウントの良し悪しは投稿の写真や動画、そしてストーリーなどで判断されます。
しかしプロフィールをしっかり記入すると良いことが2つあります。
1つ目が、「どんなアカウントなのか?」を伝えられる重要な欄
例えば、楽しそうなイベントの時の写真が大量に上がっているアカウントは無数にありますが、それだけでは誰もフォローしたいとは思いません。
しかし、プロフィールに「イベントごとでともに楽しめる企業」と書いていれば、楽しい職場に入りたい人の需要を満たして、フォロワー増加につなげることができるのです。
2つ目は「実際のコンタクトにつなげることができること」です。
特に、良い写真が大量にあがっていて、フォロワーがどんどん増えても、採用に活かせていないと悩む方が本当に多いです。
一方で、フォロワーがそれほど多くなくても、人材の獲得ができている方もいらっしゃいます。
その違いは、プロフィール欄で、しっかり「採用部署の電話番号」や「所在地」が誘導されているかどうかです。また、もらったお金で、より良いことをしている(例えば寄付やボランティアなど)ことがわかれば、より入社をしたくなるでしょう。
そういった、「ぜひこの会社に入社したい!」と思わせられるプロフィールにしているかどうかで、フォロワー数が少なくても集客につながります。
5-3.動画の活用
採用関係ですとあまり進んで無いのですが、「動画」が今後SNSではかなり大きなキーワードになります。
それは、インスタグラムだけではなく、ツイッターなどもそうです。もちろん、Youtubeなどは動画をまさに活用しているSNSですね。
例えば、動画でミーティングの様子の紹介をしてみる、イベントの紹介をしてみるとかです。
こういった動画を見ると、「職場の雰囲気が音でもわかる」「職場の人の話し方ってこんな感じなんだ」などという感じになりやすいです。
画像以上に、情報を伝えることができる「動画」を今後もっと活用することが集客のコツになります!
もちろんアカウントのコンセプトに沿ってないような投稿として動画を無理やり上げる必要はないです。
最近では、「「ストーリーズ」機能を活用して動画を投稿し、「ハイライト」機能で動画をまとめることや、「リール」機能の活用もおすすめです。
ストーリーズに動画を投稿すれば、「ハイライト」機能でプロフィールページにピックアップしたい動画をカテゴリーごとにまとめることができるので、まるで動画版カタログのような使い方ができます。
6.採用のインスタ活用成功事例
採用で集客に成功している事例があるかどうか気になりますよね?
そういった方向けに、全国でインスタグラムを使ったマーケティングを行っている採用を集めて見ました!
6-1.株式会社Enjin
https://www.instagram.com/p/CG4kr4DLJ4g/
サークル活動をPRするのも一つの手です。それを実践しているのが株式会社Enjinのアカウントです。
こちらの会社も楽しそうな行事を見せたり、職場での活動を見せています。
また投稿の中の文章で有給が取れることをPRしたりして、福利厚生の充実さをうまくアピールできています。ただ投稿の文章を絵文字など使ってカラフルにして楽しさをアピールできるともっと良かったのかなと思います。
しかし全体的な投稿は綺麗にまとまっていてお手本にしたい投稿です。
6-2.アイコミュニケーションズ株式会社
https://www.instagram.com/p/B9kqMrIAVQk/
時期に合わせて投稿の内容を変えていて採用の時期になると社員さんの様子が多くアップされます。
新卒採用のための、会社説明会の様子も社員目線で投稿していますね。
採用PRと企業PRが一つのアカウントで行われているためこのアカウントをフォローしておくと採用情報のみならす実際の現場の様子も知ることができます。
6-3.株式会社アダストリア
https://www.instagram.com/p/CQK87Qhhs2U/
「アダストリア採用担当」は、東京都渋谷区に本社を置くカジュアル衣料品および雑貨を中心としたSPAブランドを展開している株式会社アダストリアが採用活動を行っているアカウントです。Instagramはファッションとの相性が良いため、アパレル業界の企業がソーシャルリクルーティングを行うには最適のSNSといえます。
6-4.D Y M
https://www.instagram.com/p/CYv6SBtB3Fs/
株式会社DYMの採用Instagramでは、社内の様子や、事業について詳しく書かれております。入社して間もない社員の方や新入社員の方が多く取り上げられていたり、社内の事業についての内容が取り上げられています。
6-5.ミクシィグループ
https://www.instagram.com/p/BNawPMjlGX4/
モンスターストライクで馴染みの株式会社mixiさんのアカウントではどちらかというと社員さんののプライベートな部分にフォーカスを当てているのが印象的です。
忘年会や初詣、部署ごとの打つ上げなど日頃から社員さんの仲がいいことが伝わってきますね。
6-6.三井住友カード株式会社
https://www.instagram.com/p/CJ8FK8MMQyI/
「三井住友カード株式会社 新卒採用」は株式会社三井住友フィナンシャルグループ傘下でクレジットカード事業などを行う三井住友カード株式会社が採用活動を行っているInstagramアカウントです。社風や雰囲気を求職者が把握しやすいように社員の素顔にフォーカスした内容の投稿が中心になっています。
6-7.サイバーエージェント
https://www.instagram.com/p/CX-sbdQPWoC/
過去に、サイバーエージェントのデザイナー採用ではInstagramアカウントに最低5作品以上、作品を連続投稿し、ポートフォリオを作成することでエントリーを完了とする旨を発表しましたことがあります。作品を投稿時に「#cyberentry」とタグを付けてることがルールになっているのでそのアカウントのフォロワーへの広報的側面も持ち合わせています。
毎年の募集状況に合わせて投稿を編集しなおしているようです。
7.まとめ
今回はInstagram採用について紹介しましたが、いかがでしたでしょうか。
SNSの時代だからこそInstagramでの採用活動は効果的といえます。自社のイメージや採用したいターゲット層などに応じて利用するSNSを選択することが重要なポイントになってきますが、求める人物像がInstagramのユーザー層とマッチしているのであれば、この機会に採用手法の一つとして取り入れてみてはいかがでしょうか。
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