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最近、特に若いユーザー層の間で、Googleなど検索サイトの代わりに行きたい場所、欲しい物やその口コミ情報、店舗の位置情報等をInstagram内で調べることが定着してきています。
これまでInstagramで情報収集を行うには、アカウントやハッシュタグ、位置情報からの検索のみとなっていましたが、今回新たにInstagram内でのキーワード検索機能がリリースされました。
アメリカのテック系メディアサイト「The Verge (ザ・ヴァージ)」によると、英語圏6カ国(アメリカ、イギリス、カナダ、アイルランド、オーストラリア、ニュージーランド)を対象にキーワード検索機能の導入を開始。各現地メディアでも取り上げられています。
現在は英語圏のみで使用できる機能となっていますが、近い将来日本でも使用可能になると見られており、本記事では現地に住む友人協力のもと、その詳細をご紹介いたします!
1.Instagramに新機能「キーワード検索」はいつから?
Instagramで日本語キーワード検索が導入開始されました。
もともと米国でテスト的に導入されていたInstagramのキーワード検索機能でしたが、日本語でも検索できるようになっています。(順次拡大すると思われます。)
特に複数キーワードでの検索(おせち料理_手作り など)ができるようになった点がとても便利です。
2.「キーワード検索」機能の概要
Instagramのキーワード検索は、googleやyahooでのキーワード検索と同様の流れとなっています。Instagram内の「検索タブ」から調べたいキーワードを入力(複数ワードの場合はスペース)をすると、予測変換で候補、関連するアカウント、ハッシュタグが複数ヒットします。そして当てはまるキーワード候補をタップすると、そのキーワードに関連した投稿や、さらに絞られたワード検索ができるようになっています。
検索したキーワードが、どのような関連性でユーザーが欲しい投稿(情報)とマッチするかというアルゴリズムは2021年1月時点ではFacebook社から明示されておりませんが、今後はより高度な機会学習を使用し、投稿内容やキャプション、投稿時期を考慮して判断していくそうです。
尚、検索可能なキーワードやトピックは限られており、Instagramコミュニティガイドラインに従っていることが条件で、一般的にNGとされる暴力的や性的、反社会的な内容を含むものは検索不可となります。
上記から、企業名や商品名などの固有名詞で調べられる可能性はまだ先のことと予想でき、「花」や「犬」「レシピ」など一般名詞のキーワードでのみ現在は検索可能です。
3.これまでのInstagramの検索機能
ここで改めて、現在日本国内で使用可能なInstagram内で情報収集する方法をケース別でご紹介します。
3-1.アカウント名もしくはユーザー名で検索
ケース:フォローしたい人や企業、ブランドの名前が分かっているとき
友人や知り合い、有名人や企業名が分かっていれば検索機能から見つけることが可能です。ただし、なりすましや偽アカウントの場合があるため注意が必要です。青いリボンのマークがアカウント名の横にあるものは公式アカウントである証ですので、なりすましを見極めるポイントになります。
3-2.ハッシュタグで検索
ケース:特定のアカウントではなく気になるテーマがあるとき
現時点で複数のハッシュタグ検索はできませんが、欲しいものや知りたい情報のワードで検索すると、そのハッシュタグがテキスト内にある投稿とヒットします。最近は「タグる」という言葉があるほど他の検索方法と比較して頻繁に使われています。
例えば「#○○な人と繋がりたい」というハッシュタグを検索すると、このハッシュタグ付きの投稿一覧が表示され、同じ趣味・興味を持つユーザーと繋がることができます。
気になるスポットや行きたい場所に関して調べるときもこのハッシュタグ検索は有効です。地名+その分野 (例:#沖縄ホテル #銀座ランチ) で調べるとそのテーマに関連する投稿が出てくるので、Googleなどの検索エンジンで調べる際と同じような使い方ができます。
3-3.位置情報で検索
ケース:気になるスポット、行きたい場所がありその詳しい情報を知りたいとき
「渋谷」「京都」など調べたい地名があればその位置情報が付けられた投稿一覧を見ることができます。「東京」のような大きな括りでも、お店の名前などピンポイントな場所を検索することも可能です。
本来の地名だけでなく、中高生などティーンの間では「私の家」などオリジナルティのある位置情報がつけられた投稿が人気で、「誕生日おめでとうございます」「最高の一日」などの、その時の感情を表す位置情報を使用するケースも見られます。
3-4.ハッシュタグ複数検索ツールを使用
ケース:複数のワードで検索したいとき
日本ではまだ対応していないキーワード検索ですが、外部のツールを使用することで複数のハッシュタグやキーワードで検索することが可能です。ブラウザ上で公開されているものやスマートフォンアプリ、無料から有料のものまで幅広く展開されているので、用途別にどのツールが良いか比較検討すると良いでしょう。
4.Instagramで日本語キーワード検索をする手順
- Instagram下メニューの「発見タブ(無視メガネマーク)」をタップ
- 上部の検索ボックスに調べたいキーワードを入力
- 検索した日本語キーワードに関連する画像や動画が一覧で表示される
- 気になる画像をタップすると投稿を表示
Instagram左下の「発見タブ(無視メガネマーク)」をタップします。
発見タブが表示されたら、上部の検索ボックスに調べたいキーワードを入力しましょう。
キーワード検索した下に表示される虫メガネマーク+キーワードの項目が「日本語によるキーワード検索」です。タップしましょう。
キーワードに関連するInstagram投稿が一覧で表示されます。気になる投稿をタップして詳細を確認しましょう。
5.キーワード検索が導入されたらインスタグラムはどう変わるのか
「キーワード検索」によって、多くの人が情報収集にインスタグラムを活用するようになると、さらに重要になってくるのが「保存機能」です。 多くの情報がユーザーを通り過ぎていくので、その中で「この情報は役に立つな!」「あとで見よう!」と思ってもらえるような投稿作りをして保存してもらわないと、今後インスタグラムの中で生き抜いていくのが厳しくなってきます。
今までは「ハッシュタグ検索」という制限があったから、近しい情報でも「一応保存しておこう」という心理も働いていたと思いますが、今後はよりダイレクトに情報にたどり着くので、より精度の高い内容の投稿が求められるようになってきます。
「精度の高い投稿ってなに?」っていう質問の答えとしては、「どんな人が、どんな時に検索して、そんなタイミングで活用するかを相手の目線に立って考えて作られた投稿」ということになります。 そしてその投稿の指標になるのがインサイトで確認できる「保存数」ということになるので、これからはより分析と改善にも力を入れていかないといけません。
6.キーワード検索で上位に表示されるように対策したほうが良いこと
キーワードでコンテンツを検索できる機能が実装されると、ターゲットとするユーザーが検索しそうなキーワードでいかに上位表示させるかが重要になります。まさに、SEOと同じです。
Instagramから発表されている、検索でヒットしやすくなるためのアドバイスは3つあります。
- 適切なユーザー名(ハンドルネーム)・名前を使用する
- 関連するキーワードや位置情報をプロフィールに含める
- 関連するキーワードやハッシュタグを投稿のキャプションに含める
それぞれ詳しく説明します。
1:適切なユーザー名(ハンドルネーム)・名前を使用する
企業名や商品・サービス名、メディア名など、適切なユーザー名・名前を設定しましょう。弊社で運営している「Sucle(シュクレ)」のアカウントは、ユーザー名を「@sucle_」、名前は「Sucle(シュクレ)」としています。こうすれば、ユーザーが「シュクレ」と「Sucle」のどちらで検索しても検索結果に表示することが可能です。
2:関連するキーワードや位置情報をプロフィールに含める
プロフィール欄には、自分たちが何の企業で、どのような投稿をするアカウントかを明示し、ターゲットとするユーザーが検索しそうなキーワードを含めることが重要です。例えばメディアのアカウントであれば、そのメディアのコンセプトを記載すると良いでしょう。また、企業の所在地をプロフィールに記載しておくと、近隣のユーザーに見つけてもらいやすくなります。
最近は企業の偽アカウントが出現するケースもあるので、「公式アカウント」とプロフィールに記載するのもおすすめです。
3:関連するキーワードやハッシュタグを投稿のキャプションに含める
キャプションでは、投稿の内容をきちんと文章で説明することが大切です。弊社は画像そのものにテキストを記載している場合も、どのような内容かキャプションにきちんと記載するようにしています。
ハッシュタグをコメント欄に記載する運用方法もありますが、検索で引っかかるようにするには、キャプションに含めるようにしましょう。
Instagramを活用したマーケティング施策でインフルエンサーを起用する際も、上位表示させたいハッシュタグやキーワードを可能な限りキャプションに盛り込んでもらうよう、相談することをおすすめします。
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