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2021年を迎えてもなお猛威を振るう新型コロナウイルスに困惑する飲食店にとっても、なかなか外出ができないユーザーにとっても便利な機能です。ビジネスプロフィールを利用しているアカウント(ビジネスアカウント)で、国内におけるパートナーであるUber Eatsの加盟店であれば、スタンプの利用やアクションボタンの設定は無料で行うことが可能です。
この記事では「料理を注文」機能の使い方や設定方法、メリットを解説します。
1.Instagramの「料理の注文」機能とは?
インスタグラム「料理の注文」とは、飲食店のインスタグラム公式ページ(ストーリーズやプロフィール)から直接、料理のデリバリーを注文できる新機能のことです。(もちろん無料でこの機能が使えます)
すでにインスタグラムは「席を予約」ボタンなどで「ぐるなび」と連携していましたが、今回の「料理の注文」機能も追加されアップデートされました。
飲食店は「料理の注文」といった注文できるリンク付きのスタンプが使え、店舗のプロフィールページには「料理の注文」ボタンを追加できるようになりました。
注文したいお客側はスタンプやアクションボタンをタップすることで、注文サイトへ移動し、そのままデリバリーやテイクアウトを注文することができます。
2.Instagramの「料理を注文」機能の設定・導入方法
「料理を注文」機能を利用するためには、
①対象パートナーいずれかの加盟店である
②ビジネスアカウントである
の2つの条件を満たした飲食店であれば、「料理の注文」機能を無料で利用できます。通常、ストーリーにリンクを貼る場合、フォロワー1万人を超えていることが条件になりますが、この機能を利用することで、フォロワー数に関係なく注文ページに誘致することが可能です。
2-1. Instagram指定のデリバリーサービスに加盟しておく
条件①の対象パートナーいずれかの加盟店であるという条件の、対象パートナーは以下の17社です。(※2021年2月時点)
注文時に以下パートナーのサービスページからの注文が必要になるため、加盟店登録が必須となります。
- Chompy
- Diny
- Diny to-go
- EPARKテイクアウト
- menu
- O:der To Go
- Okage
- PayPayピックアップ
- Picks
- Retty
- TableCheck
- Uber Eats
- Wolt
- ZEROレジ
- トレタ テイクアウト
- ヒトサラ
- 出前館
2-2. Instagramアカウントを「ビジネスアカウント」に切り替える
プロフィール画面上のアクションボタンや、ストーリー投稿時の「料理を注文」のスタンプはビジネスアカウントのみが使用できるため、ビジネスアカウントへの切り替えが必要ですので忘れずにやっておきましょう。
2-3. Instagramプロフィールから「料理を注文」機能を設定する
- Instagramのプロフィール画面「プロフィールを編集」をタップ、編集画面の下の方にある「アクションボタン」の設定に進みます。
- 「料理を注文」のアクションボタン設定画面を開くと表示される「パートナーを選択」の画面で、プロフィール画面のアクションボタンにリンクさせたいウェブサイトを選択します。
- URL入力欄にパートナーリンク(パートナーのウェブサイト上の自社・自店舗のURL)をペーストし、右上の完了ボタンを押して設定完了です。プロフィールトップに戻ると「料理を注文」ボタンが表示されます。
- ここから、フォロワーやユーザーはパートナーのウェブサイトにアクセスし、料理を注文することが可能です。
2-4. Instagramストーリーズに「料理を注文」スタンプを追加する
- ストーリー作成画面の上部にあるスタンプボタンをタップし、スタンプ一覧の中から「料理の注文」スタンプを選択します。
- 実際に注文できるメニューの写真や動画とともに、好きな位置にスタンプを配置してストーリーを投稿します。
3.Instagramとぐるなびが予約機能で連携
株式会社ぐるなびとInstagramが「レストラン予約機能」で連携しています。ぐるなびの連携機能を導入する方法と、その際の注意点を紹介します。Instagramがビジネスアカウントにしていることが必須条件です。
- インスタグラムのアカウントを開いたら、赤枠「プロフィールを編集」をタップします。
- 次に赤枠「連絡先オプション」をタップします。
- この画面が表示されたら、「アクションボタンを追加」をタップします。
- 赤枠「Gurunavi」をタップします。
- 赤枠内にぐるなびに掲載している、あなたの飲食店のページのURLを記入します。
- URLを記入したらプロフィール画面に戻ります。すると、赤枠「席を予約する」ボタンが追加されています。これで、インスタグラムとぐるなびの連携機能が導入できました。
4.Instagramに予約機能を導入するメリットとは
ぐるなびと連携したInstagramの予約機能を導入することで、ユーザーはレストランやカフェなど飲食店を発見するところから予約に至るまでをInstagram上で完結させることができます。
現在は、若い世代を中心に多くの人がInstagramで飲食店を探しています。飲食店のクチコミを投稿する「#食スタグラム」などのタグが流行していることからも、Instagramでの飲食店クチコミ人気がうかがえます。Instagramアカウントに予約機能を導入することで、行きたい飲食店を探しているユーザーの集客に繋がるのではないでしょうか。
5.Instagramで予約機能を導入しているアカウント紹介
Instagramに予約機能を導入している飲食店のInstagramアカウントを紹介します。
- 【創作居酒屋 〜希mare〜】
- 【炭火のうっとり成田店】
- 【焼肉 2+9】
「焼肉 2+9」さんでは、キャプションに「#ぐるなび予約」と入れて予約機能をアピールしています。
6.Instagramの「料理を注文」を導入するメリット
「料理を注文」を導入することで具体的にどのようなメリットが生まれるのでしょうか。
6-1.直接的な売上につながる
総務省が2020年5月に発表した「令和元年通信利用動向調査」によると、日本のSNS(ソーシャル・ネットワーキング・サービス)の利用率はすべての年代で成長しており、Instagram公式においても2019年3月に国内月間アクティブアカウント数が3,300万を突破したことが発表されました。
また、Instagramで見た情報をきっかけに小売店や飲食店に足を運んだことがあるユーザーは50%と、他のSNSよりも購買行動を起こす原動力になりやすいことがわかります。
また、実際に飲食店に足を運ぶことが難しい状況において、フードデリバリーの利用者も増え続けています。
Instagramをきっかけに行動を起こす消費者が増加していることや、フードデリバリーが浸透していることから、Instagramで見つけたグルメをそのまま注文できる「料理を注文」機能を活用することで、売上に直接つながるチャンスになる可能性が高まると言えます。
6-2.飲食店舗へのオンライン集客力を高められる
Instagramから手軽に注文できることをきっかけに、お店の味を知ってもらうことで、外出自粛があけたら直接足を運んでほかの料理も食べてみたいと思ってもらうことができれば、店舗への集客やリピーターの獲得も期待できます。
株式会社SARAHが行った調査では、66.7%の人がテイクアウトやデリバリーをきっかけに直接来店した経験があると回答しています。
また、「料理を注文」の機能を使用したユーザーが、そのことをストーリーで「お店を応援」スタンプを使って投稿するなどしてUGCが発生し、拡散される可能性もあります。
6-3.フォロワーへ継続的に飲食店・料理のアピールができる
インスタグラムのストーリー機能を活用することで、お店のサイトやデリバリーサービスのアプリでは見せることができない動画での訴求も可能になります。また、新メニューなどもいち早くリアルタイムで発信することができます。
料理や内観など、お店の魅力が伝わりやすい動画や写真とともに「料理を注文」のスタンプを使用することで、売上に直結するだけでなく鮮度が高く具体的にイメージしやすい情報を発信することが可能です。
7.まとめ
Facebook社は、新型コロナウイルスの影響を受け「中小ビジネスが営業を継続できること」「顧客との繋がりを維持できること」「最新情報を伝える手段を提供すること」という3つの点を重視してこの機能の開発を行ったようです。
新型コロナウイルスの影響によってデリバリーやテイクアウトに力を入れる飲食店が増える中、情報発信のひとつとしてインスタグラムを活用している例も多く見られます。
最近はインスタグラムで飲食店を探す消費者も増えているので、お互いがこういった機能を有効に使って、支えあえる関係になっていくと良いですね。
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