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今やInstagramは個人が趣味程度に利用するだけではなく、企業のマーケティングにも欠かせないツールです。
そこでおすすめしたいのが「iステップ」です。本記事ではiステップの概要や機能、料金などをご紹介します。導入方法や注意点にも触れていますので、ぜひ参考にしてください。
iステップとは
iステップとは、Instagramの投稿やコメントに対する自動応答機能を持つチャットボットシステムを指します。このシステムは、2022年2月に株式会社ネルプの新代表取締役、稲葉信氏により開発されました。
以前は、興味深い投稿があっても、ユーザーが自身で詳細を探さなければならず、これがコンバージョンにつながることは難しかったのです。
しかし、iステップの導入により、ライブ配信中に特定のコメントをしたユーザーに対し商品情報をDMで送信したり、特定の投稿にタグをつけたユーザーに対しクーポンをDMで送信したり、24時間自動での販促活動が可能になりました。
また、iステップはMeta社から公式に認定されたチャットボットであり、DMの自動送信システムを構築するための公式APIを使っています。これにより、利用規約違反によるアカウント凍結やBANのリスクを回避することが可能です。
iステップの主な機能
iステップは、自動応答、抽選機能、アンケートの3つの主要な機能を持つツールです。
自動応答
ユーザーがあなたのアカウントに対して行ったどんなリアクションにも即座に反応できる機能です。これにより、ユーザーとのコミュニケーションをリアルタイムに行い、より深い関係を築くことが可能です。
抽選機能
プレゼント企画などの抽選に重宝します。参加者のリストアップから当選者の選定、結果通知までを自動化することが可能です。これにより、フォロワーの増加や認知度アップを目指す抽選企画を手軽に実施でき、参加者全員に対する印象も良好に保つことができます。
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アンケート機能
ユーザーから情報を収集するための有効な手段です。アンケートの結果は自動的に管理画面に反映され、一覧性と集計の手間を省くことができます。これにより、フォロワーの属性を把握し、効果的なマーケティング戦略を立案することが可能になります。
iステップを導入するメリット
iステップの導入により、ユーザーからのリアクション(コメントやメンションなど)を取りこぼすことなく、信頼の築ける双方向コミュニケーションが可能となります。これにより、フォロワーを熱烈なファンに変え、販売促進やPR活動の効果を高めることが期待できます。
また、iステップはユーザーの反応に基づいて自動返信メッセージを設定することができるため、ユーザーのニーズに合わせた対応が可能です。商品やサービスの予約情報を提供したり、購入ページへのリンクを紹介したりするなど、個々のユーザーに適した情報を自動的に提供することもできます。
さらに、過去に反応したユーザーの管理が容易になります。ユーザーのアイコン、ID、フォロワー数、初回利用日時、ステータス等を一覧で確認でき、タグ付け機能を活用すれば、属性に応じたユーザーのグループ分けも可能です。
iステップは、業務量を削減しながらも、フォロワーとの双方向コミュニケーションを活性化し、その精度を高めることが可能です。また、ユーザー情報の可視化により、個別の対応やアカウント運用戦略の策定も容易になります。
iステップの導入方法
iステップの導入には、以下の手順が必要です。
1.Instagramのプロフェッショナルアカウントを準備
ビジネス向けのアカウントで、「新規作成」または「既存のアカウントを切り替え」から選択可能です。
2.FacebookのビジネスページとInstagramを連携
Facebookの公式ページから行うことができます。既にビジネスページを持っている人はログインし、まだ持っていない人は新規作成します。
3. DMへのアクセスの許可
Instagramのアプリで設定メニューからプライバシー設定を開き、メッセージを選択してDMのアクセスを許可します。これにより、iステップの準備が整います。
4. iステップと連携
最後に、iステップの公式サイトから契約を行い、指示に従ってInstagramとiステップを連携させます。
以上でiステップの導入が完了します。その後、DMの自動送信やアンケート機能の設定など、詳細な設定作業に進むことが可能となります。
iステップの注意点
iステップは、インスタグラムの運用を効率化するツールとして重要な役割を果たしますが、その利用には注意点があります。
まず、月額費用が22,000円(税込)というコストが発生します。そのため、予算を考慮する必要があります。
また、iステップは2022年3月のリリースからまだ数年しか経っておらず、その結果、利用者の口コミはまだ多くはありません。これは、新規導入を検討している方々にとっては不安要素になるでしょう。
しかし、無料トライアル期間が設けられており、気になる点があれば問い合わせることが可能です。
最後に注意すべき点は、無料トライアル期間終了後の2か月間は解約ができないという点です。早めの手続きを忘れずに行いましょう。ただし、解約方法は公式サイトに明記されていないため、確認する必要があります。
iステップを活用しマーケティングに活かそう
iステップは、ユーザーとの双方向コミュニケーションを活性化し、その精度を高められるツールです。また、ユーザー情報の可視化により、個別の対応やアカウント運用戦略の策定も容易になります。
Iステップを導入し、マーケティング施策に活かしていきましょう。
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