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検索エンジンのみならずSNSで人気のグルメやスイーツの情報を収集することが一般的になった今、SNSを活用した情報発信の重要性が高まっています。
中でも、「インフルエンサー」の発信する質の高い情報への注目が高まっており、それに伴い、インフルエンサーに自社製品やブランドをPRしてもらう「インフルエンサーマーケティング」も企業と消費者をつなぐ重要な活動として広く取り入れられるようになっています。
今回はSNSにおいて人気が高いジャンルであり、「インスタ映え」や「SNS映え」、「フォトジェニック」といった言葉との関係も深い「グルメ」に着目し、グルメや飲食店に関連するインフルエンサーマーケティングの成功事例をご紹介してまいります。
1.インフルエンサーマーケティングとは
インフルエンサーマーケティングは、主にSNSでのフォロワーが多く、投稿に大きな影響力を持つ「インフルエンサー」と呼ばれる人に、自社のブランドや商品、サービスを紹介してもらって、消費者への認知や購入を後押ししてもうよう態度変容や行動変容を促すコミュニケーション型のマーケティング手法です。
芸能人やスポーツ選手などの有名人以外にも、SNS内で特定のグルメやスイーツ、音楽などの情報を発信している一般人もその対象になっています。
2.飲食店とインフルエンサーとのコラボ成功事例
飲食店の集客も最近ではSNSを活用していますよね。集客のためのSNSアカウントで大成功しているものもあれば、毎日更新しているのにアクセスが少ない、効果がない、というアカウントもあります。実査に成功した事例はどのようなものがあるのでしょうか? どのように顧客を獲得しているのでしょうか?
インフルエンサーを活用してマーケティングを行っている飲食店は多数あります。しかし、インフルエンサーを起用したからといって必ず集客に結びついているわけではありません。
そこで今回はインフルエンサーを起用して集客に結びつけた事例をご紹介いたします。
2-1.[パンケーキ]FLIPPER’S
「奇跡のパンケーキ」として人気のスフレパンケーキ専門店FLIPPER’Sは人気インフルエンサーの「ゆうこす」さんとコラボしたイベントの企画をはじめ、芸人の夢屋まさるさんのムービーをIGTVで配信しています。
以前若者の間で流行が継続しているパンケーキだけあって、起用するインフルエンサーも若者から人気の方たち。ゆうこすさんはYouTubeチャンネルも大人気ですよね。夢屋まさるさんは、テレビで披露したネタが受け、Tik Tokなどでも大人気です。
人気のインフルエンサーを起用することで、多くの人にInstagramアカウントを見てもらうきっかけを作ることができました。
FLIPPERSのInstagram→https://www.instagram.com/flippers.jp/
2-2.[ラーメン]ふるめん
「食べあるキング」ラーメン担当の本谷亜紀が、食材探求企画でたべあるキングの仲間たちと、熊本にある醤油メーカー・フンドーダイ五葉へ赴き、六本木のラーメン店「ふるめん」とのコラボレーション企画を実施。このなかでラーメンの監修も行いました。
インフルエンサーの得意分野とコラボレーションする事例は雑貨やファッションでは多いですが、食でも十分可能。さまざまなものを食べてきているグルメインフルエンサーとコラボすると、集客効果が期待できるでしょう。
本谷亜紀さんInstagramアカウント→https://www.instagram.com/akichi0518_ramen/
2-3.四川伝統火鍋 蜀漢 心斎橋店
次にご紹介するYouTubeを活用したインフルエンサーマーケティング事例は「四川伝統火鍋 蜀漢 心斎橋店」です。「四川伝統火鍋 蜀漢 心斎橋店」は大阪府大阪市中央区の心斎橋に店舗を構える火鍋専門店で、日本でもファンが多い中国四川省の伝統料理である火鍋を存分に楽しむことができます。
こちらの事例ではユーチューバーの「ケニチ」さんが起用されています。
ケニチさんは2020年6月現在で約25.8万人のフォロワーを持つグルメユーチューバーです。
PR動画はケニチさんと奥さんのご夫婦で3色火鍋を食べるというもので、お店のスタッフの説明を受けながら様々な具材を火鍋で楽しみます。スタッフの方の丁寧な説明で火鍋を食べたことがない視聴者にもその魅力がわかりやすくなっています。
また、店内の様子、お店の仕組み、メニューとその値段も紹介しているため、訪問した時のイメージがわかるような動画構成は視聴者にとってありがたいポイントです。
何よりもケニチさんご夫婦がとても仲良く楽しげで美味しそうに料理を楽しむ様子が好印象で、お店に行ってみたい(同じ体験をしてみたい)という意欲がそそられます。
大変魅力的なPR動画となっており、2020年6月現在で約12.8万回という動画再生数と1,100件を超える高評価数、コメント欄に寄せられる肯定的なコメントの数々からも動画の訴求力の高さが伺えます。
2-4.[レストラン]ホテルニューオータニ「VIEW & DINING THE SKY」
ホテルニューオータニでは4回目のコラボレーション企画を実施。「食べあるキング」メンバーが、ホテル内のブッフェレストラン「VIEW & DINING THE SKY」とのコラボレーション、「冬の肉オータニ!」とし、オリジナル肉メニューをプロデュースしました。
たべあるキングとは食ブロガーなど、食のインフルエンサー集団。メンバーはスイーツ番長(専門:スイーツ)、あまいけいき(専門:スイーツ)、石神秀幸(専門:ラーメン)、 本谷亜紀(専門:ラーメン)、はんつ遠藤(専門:B 級グルメ)、フォーリンデブ★はっしー(専門:ごはん)、 里井真由美(専門:和食)、西村愛(専門:郷土料理)、うどんが主食(専門:うどん)、白木あきこ(中華)、 金成姫(専門:フレンチ)、永崎ひまる(専門:フレンチ)、kyah(専門:イタリアン)、Jaffa(専門:ナポリピッツァ)、 YAKINIQUEST gypsy(専門:焼肉)、DJ TARO(専門:焼肉)、はぴい(専門:カレー)、 イートナポ(専門:ナポリタン)、ジンジャー(専門:しょうが焼き)、イノウエシンゴ(専門:ハンバーガー)、 小谷あゆみ(専門:野菜)、瀬川あずさ(専門:ワイン)、あおい有紀(専門:日本酒)、遠近由美子(専門:Tea)、 M 三郎(専門:ランチ)、村上萌(専門:朝食)、はあちゅう(専門:デートグルメ)と、食に関するブログ、Instagram、YouTubeチャンネルなどを運営している人が参加。
今回のホテルニューオータニの企画にはフォーリンデブはっしー、もえのあずき、あおい有紀、はぴい、あまいけいきが参加しました。
もえのあずきブログ記事→https://ameblo.jp/moeazukitty/entry-12441111385.html
2-5.おにくのちらし京都二寧坂店
次にご紹介するグルメ・飲食店関連のインフルエンサーマーケティング事例は、京都府京都市東山区に店舗を置く「おにくのちらし 京都二寧坂店」による事例です。
「おにくのちらし 京都二寧坂店」は厳選した松坂牛や京漬物を使用し、素材の味を活かした調理法で仕上げたちらし寿司「肉ちらし」を提供する料理店です。
https://www.instagram.com/p/BvYxW4nl7rL/?
こちらの事例ではグルメインスタグラマーの「あんころ(@ankoloworld)」さんが起用されています。あんころさんは2020年6月現在で約1万人のフォロワーを持つ人気グルメインスタグラマーです。
PR投稿では鮮やかな写真とキャプションでおにくのちらし 京都二寧坂店が提供する「肉ちらし」とデザートのわらび餅が紹介されており、店舗の魅力やこだわりがしっかり伝わるように表現されています。
店舗へのアクセスや営業時間、予約ができるかも丁寧に紹介してくれており、位置情報タグも設定してくれているため、見ているユーザーにとっても飲食店にとっても役立つ投稿が意識されています。
グルメは地域別に様々な特色があり、それに伴い地域のグルメを専門に紹介しているインフルエンサー(インスタグラマー)も存在します。
地域に特化したグルメ情報を発信しているインフルエンサーは、その地域において訴求力高い情報を発信できるため、飲食店にとっては集客する上で心強い味方となるでしょう。
2-6.パンチョ渋谷店
続いてご紹介するInstagramを活用したグルメ・飲食店関連のインフルエンサーマーケティング事例は、株式会社B級グルメ研究所の展開するグルメブランド「スパゲッティーのパンチョ」が行ったコラボ投稿です。「スパゲッティーのパンチョ」は東京を中心にこだわりのナポリタンとミートソース専門店ブランドです。
https://www.instagram.com/p/B_KPGajliJu/
こちらの事例では人気のグルメインスタグラマーである「フォーリンデブはっしー(@fallindebu)」さんが起用されました。
フォーリンデブはっしーさんはテレビや雑誌をはじめとした様々なメディアで「日本一のグルメブロガー」と称され、グルメエンターテイナーとして広く活躍されている方です。2020年6月現在、Instagramにて25.2万人のフォロワーを超える人気を獲得しています。
このこちらの事例では人気のグルメインスタグラマーである「フォーリンデブはっしー(@fallindebu)」さんが起用されました。
フォーリンデブはっしーさんはテレビや雑誌をはじめとした様々なメディアで「日本一のグルメブロガー」と称され、グルメエンターテイナーとして広く活躍されている方です。2020年6月現在、Instagramにて25.2万人のフォロワーを超える人気を獲得しています。
こちらのインフルエンサーマーケティング事例では、インフルエンサーとコラボした新商品を開発しています。
インフルエンサーとコラボした商品開発によって、
- インフルエンサーのネームブランドを借りることができる
- グルメのプロ視点かつ消費者視点の切り口でターゲットに刺さる商品開発ができる
- 新商品の広告塔としてインフルエンサーが情報拡散に協力してくれる
- 自社メニューについてフィードバックがもらえる
など、グルメブランド・飲食店として大きなメリットを享受できるのが魅力です。
店舗への集客、小売店での販売など、「あのグルメインフルエンサー(インスタグラマー)監修!」のようなフレーズがあることで訴求力が一気に高まりますので、施策のアイデアとして検討してみるとよいでしょう。
2-7.鬼そば藤谷
最後にご紹介するのは、東京都渋谷区に店舗を構えるラーメン店「鬼そば 藤谷」によるYouTubeを活用したグルメ・飲食店関連のインフルエンサーマーケティング事例です。
「鬼そば 藤谷」はものまねタレントとして活躍されている「HEY!たくちゃん」さんが経営されているラーメン店で、複数のコンテストや大会で優勝を果たすなど日本だけでなく世界的にも高く評価されています。
こちらの事例で起用されているインフルエンサーは人気グルメユーチューバーの「SUSURU」さんです。
SUSURUさんはラーメンユーチューバーとして活動されているユーチューバーで、運営するYouTubeチャンネル「SUSUSRU TV.」で紹介しているグルメはラーメンのみ。
「毎日ラーメン生活」と称して毎日ラーメンを食べ続けており、2020年6月現在でその記録はなんと1650日を突破しています。まさにラーメン好きの、ラーメン好きによる、ラーメン好きのためのYouTubeチャンネルとなっており、チャンネル登録者数は約82.4万人という高い人気を誇ります。
PR動画は「鬼そば 藤谷」とSUSURUさんのコラボイベント開催に向けてコラボラーメンの試作品を試食するという内容です。
まるでテレビのグルメ番組のような軽快な解説トークが付けられており、その語り口はさすがラーメンユーチューバーといった詳細でわかりやすい動画はさすが。
ラーメンの魅力が視聴者に余すところなく伝わる内容となっており、イベントへの期待が高まる良質なPR動画となっています。
イベントへの集客としてインフルエンサーマーケティングを活用する場合は、
- イベント前:告知として動画を配信してもらう
- イベントが数日ある場合:初日に来てもらいイベントレポートしてもらう
- イベント当日:ゲストとしてステージに登壇してもらう
などが検討できます。告知のタイミングで集客の内容も結果も大きく変わってきますので、どのような形でグルメユーチューバーとコラボするか丁寧に設計しましょう。
3.まとめ
インフルエンサーマーケティングの事例をご紹介いたしました。日本はインフルエンサーを客寄せに使用している、という印象ですがアメリカはより深いところでインフルエンサーマーケティングを活用している印象です。
特にパンチョ渋谷店の事例はインフルエンサー自身にとっても、店舗にとってもメリットがあるものです。こうした企画を考えられればインフルエンサーマーケティングは、成功に近づくでしょう。
いずれにしてもキャンペーンを実施する際は、しっかりとした告知は欠かせません。インフルエンサーとしっかりと打ち合わせ、どのタイミングでどのようなポストを行うのか。あらかじめ決めておいた方が良いでしょう。
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