【東証プライム企業も多数利用!】最先端のSNSマーケティングツール「Tofu Analytics」、「InstantWin」とは?

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「TweetDeckが開けなくなった」「気づいたらX Proが有料プラン限定になっていた」——2026年3月末以降、企業のSNS担当者からこうした声が相次いでいる。結論を先に言うと、無料でTweetDeck時代とまったく同じ環境を再現することはできない。ただし、使っていた機能を「列管理」「予約投稿」「分析」の3つに分けて整理すると、無料でも困らない部分と、有料化を受け入れるしかない部分がはっきり見えてくる。本記事では2026年3月の仕様変更の経緯を一次情報で確認したうえで、実際に代替になりうる無料ツールと、企業アカウント運用者が見落としがちな注意点をまとめる。

TweetDeckがX Proになり、さらに有料化された経緯

もともと「TweetDeck」という名称だったXの多機能ダッシュボードは、2023年8月に「X Pro」へ改称された。この時点で無料での利用は終了し、有料サブスクリプション(当時のTwitter Blue、現X Premium)への加入が必須になっている。

さらに2026年3月26日夜から27日未明にかけて、事前の告知なく仕様変更が実施され、それまで月額918円の「X Premium」で利用できていたX Proが、最上位プラン「X Premium+」(Web経由で月額6,080円)専用の機能に切り替わった(ITmedia Mobile「X Pro(旧TweetDeck)が月額6080円の最上位プラン専用機能に プレミアム(月額918円)から除外で大幅値上げ」2026年3月27日)。実質的に、X Proを使い続けるためのコストは約6倍に跳ね上がったことになる。

この変更を受けて、Xのプロダクト責任者ニキータ・ビア氏は自身のX投稿で「1〜2週間以内に、X Proよりはるかに強力な新ツールをリリースする」と予告した(ITmedia Mobile「X Pro(旧TweetDeck)に代わる新ツール、1〜2週間以内にリリースか」2026年3月27日)。しかし本記事執筆時点(2026年8月19日)で、その後継ツールが正式にリリースされたという一次情報は確認できていない。「間もなく無料の新ツールが出る」という前提で待ち続けるのはリスクがある状態が、5カ月近く続いていることになる。

2026年8月時点で「無料」と「Premium+限定」の境界線

まず前提として、X(Twitter)の有料プランは3階層ある。Basic(月額368円)、Premium(月額980円)、Premium+(月額6,080円、いずれもWeb経由の税込価格)で、X Proにアクセスできるのはこのうち最上位のPremium+のみ。BasicやPremium、そして無料アカウントではX Proの画面自体が開けない。

一方で見落とされがちなのが、「TweetDeck(X Pro)専用の機能だと思われがちなものの中に、実は無料アカウントでも使えるものが混ざっている」という点だ。代表例が予約投稿で、これは後述の通りX Proとは無関係に、無料のXアプリ・ブラウザ版だけで完結する。逆に、投稿の反応データを見る「アナリティクス」はX Proと同じくPremium会員限定になっており、こちらは無料での完全な代替が難しい。「TweetDeckが有料になった=すべてが有料になった」ではなく、機能ごとに無料・有料の境界線が異なる点を先に押さえておく必要がある。

列管理・予約投稿・分析の3軸で見る無料代替ツール比較

列管理・予約投稿・分析の3軸でX Proと無料の代替ツールを比較した図解
図解:列管理・予約投稿・分析の3軸で見る代替ツール

企業アカウントの運用で実際に必要になる機能を「列管理(複数タイムラインの同時監視)」「予約投稿」「分析」の3軸に分け、X Pro(有料)と無料で使える選択肢を比較したのが以下の表だ。

機能軸X Pro(Premium+限定・月額6,080円)Open-Deck(無料・ブラウザ拡張)ReDeck(無料・拡張+アプリ)XTimelineViewer(無料・Windows専用)Xネイティブ機能(無料)
列管理(マルチカラム監視)◎ 公式仕様で列数・保存設定とも制限なし○ TweetDeck風の列表示を再現、Chrome/Firefox対応○ 自動更新・列ごとの独立スクロールに対応○ 任意のXページURLを列にドラッグでき自由度が高い△ リスト機能はあるが同時並列表示は不可
予約投稿○ 従来から搭載× 監視特化で予約投稿機能なし× 同上× 同上◎ 誰でも無料、投稿作成画面から日時指定可能
分析(エンゲージメント計測)△ X Pro自体に高度な分析機能はなく、詳細分析は別途Premium加入が必要× 分析機能なし× 分析機能なし× 分析機能なし△ 標準アナリティクスはPremium加入者限定(無料では基本指標のみ)

列管理の無料代替:Open-Deck/ReDeck/XTimelineViewerの違い

列管理だけを見れば、無料ツールでもTweetDeck時代に近い体験はかなり取り戻せる。ただし3つのツールには向き不向きがある。

Open-DeckはChromeウェブストアで公開されているオープンソースのブラウザ拡張機能で、Xのページ内にTweetDeck風のマルチカラムUIをそのまま重ねて表示する。ログイン中のブラウザセッションをそのまま使うため導入は簡単だが、ブラウザを閉じると監視も止まる。

ReDeckも同様にブラウザ拡張とデスクトップアプリの両方を提供しており、ホーム・検索・通知・リストといった複数のフィードを列ごとに独立してスクロールできる点が特徴だ。自動更新の間隔や列幅をカスタマイズできるため、TweetDeckの操作感に近いという評価が多い。

XTimelineViewerはWindows専用のデスクトップアプリで、Xの任意のページURL(特定ハッシュタグの検索結果や個別リストなど)を列としてドラッグ&ドロップで追加できる自由度の高さが特徴。ブラウザのタブ状態に依存しないため、常時起動して長時間モニタリングする用途に向いている。2026年4月にv1.0.0が公開されたMITライセンスのオープンソースプロジェクトだ。

いずれも非公式のサードパーティ製ツールである点は共通の注意点だ。Xの利用規約や自動化検知の仕組みは随時更新されており、ブラウザ拡張がAPIやDOM構造の変更で突然動かなくなるリスク、利用状況によってはアカウントが凍結(ロック)される可能性がある点は事前に理解しておきたい。

予約投稿はTweetDeckと無関係。無料ネイティブ機能で完結する

「TweetDeckが使えなくなったので予約投稿ツールを探している」という相談は多いが、これは誤解に基づいていることが多い。X(Twitter)の予約投稿は、ブラウザ版から投稿作成画面のカレンダーアイコンを押すだけで、無料アカウントでも日時指定投稿ができる。2026年2月時点で予約投稿数の上限は200件以上とされており、通常の企業アカウント運用であれば十分な件数だ。TweetDeck(X Pro)にも予約投稿機能はあったが、それはXアプリ自体が持つ無料機能に相乗りしていただけで、X Proでなければ使えない機能ではなかった。具体的な設定手順は「Twitterで予約投稿をする方法。ツールや公式サービスでのやり方を紹介」で解説している。複数アカウントを一括で予約したい、下書きを承認フローに乗せたいといった要件がある場合は、無料のネイティブ機能だけでは足りず、別途SNS管理ツールの導入を検討する必要がある。

分析だけは無料での完全代替が難しい

3軸の中で最も無料での代替が難しいのが分析だ。そもそもXの標準アナリティクスは、TweetDeckの有料化より前からPremium加入者限定の機能になっている。詳しい経緯は「Xのアナリティクスがサブスクリプション加入者のみ利用可能に!代替え案などを解説」に譲るが、無料アカウントで見られるのは投稿ごとの表示回数など限定的な指標にとどまる。今回紹介したOpen-Deck、ReDeck、XTimelineViewerもいずれも列表示に特化したツールで、エンゲージメント率やフォロワー推移をレポート化する機能は持たない。エンゲージメント計測を本格的に無料で行いたい場合は、Xの公式機能に頼らず外部の分析ツールを組み合わせる方が現実的だ。おすすめの選び方は「Twitterの分析に使いたい!おすすめのTwitter分析ツール8選」で紹介している。

企業アカウント運用者が見落としがちな注意点:非公式ツールの凍結リスクとID共有

個人の情報収集用途であれば無料ツールへの乗り換えで大きな問題は起きにくい。しかし、企業アカウントの運用担当者がOpen-DeckやReDeckのような非公式ツールを導入する場合は、個人利用とは別の観点で慎重に判断すべき点がある。

第一に、複数人での運用体制との相性だ。TweetDeckやX Proは公式クライアントとして複数アカウントの切り替えを前提に設計されていたが、非公式のブラウザ拡張は基本的に「今ログインしているブラウザの1アカウント」を列表示するだけの仕組みが多い。担当者ごとに個別のブラウザ環境を用意するか、共用PCでアカウント情報を都度切り替える運用になり、いずれもID・パスワードの共有範囲が広がりやすい。企業アカウントで二段階認証を導入している場合、拡張機能の再ログインのたびに認証コードのやり取りが発生し、運用の手間が増える点も見落とされがちだ。

第二に、非公式ツール経由のアクセスが不自然な挙動としてXの自動化検知に引っかかり、アカウントが一時的にロック・凍結される可能性がある。企業の公式アカウントが凍結されると、フォロワーとの接点そのものが失われるため、個人アカウントでの検証よりもリスクの重みがまったく異なる。列監視のような「常時ログイン・常時自動更新」が前提のツールほど、通常のブラウジングとは異なるアクセスパターンとして検知されやすい傾向がある。

実務的な落としどころとしては、社内での競合監視やキーワードモニタリングのような「見るだけ」の用途には無料の列管理ツールを限定的に使い、投稿・返信・DMなど公式アカウントの操作そのものは公式Xアプリやブラウザ版に一本化する、という切り分けが現実的だ。予約投稿は前述の通りXネイティブ機能だけで完結するため、非公式ツールに操作権限を渡す必要はそもそもない。

まとめ:どのケースで有料化を受け入れるべきか

3軸で整理すると判断基準は明確になる。列管理はOpen-Deck・ReDeck・XTimelineViewerのいずれかで無料でも実用レベルに近づけられる。予約投稿はX Proの有無に関係なく、そもそも無料のネイティブ機能で完結する。一方で分析だけは、X自体のアナリティクスがPremium限定である以上、無料での完全な代替は難しく、外部ツールの併用か、Premium+加入による正攻法のどちらかを選ぶしかない。複数アカウントを横断した精緻な分析やリアルタイムのソーシャルリスニングを業務上どうしても必要とするチームは、月額6,080円のPremium+加入を業務コストとして許容する判断も現実的な選択肢になる。逆に、情報収集と予約投稿が中心であれば、無料ツールの組み合わせで当面はしのげる。

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出典

  • ITmedia Mobile「X Pro(旧TweetDeck)が月額6080円の最上位プラン専用機能に プレミアム(月額918円)から除外で大幅値上げ」2026年3月27日 https://www.itmedia.co.jp/mobile/articles/2603/27/news063.html
  • ITmedia Mobile「X Pro(旧TweetDeck)に代わる新ツール、1〜2週間以内にリリースか 製品責任者が言及」2026年3月27日 https://www.itmedia.co.jp/mobile/articles/2603/27/news075.html
  • ITmedia Mobile「TweetDeck(XPro)、利用に有料サブスクリプション加入が必須に」2023年8月16日 https://www.itmedia.co.jp/mobile/articles/2308/16/news130.html
  • MacRumors「X Moves X Pro Behind $40/Month Premium+ Paywall With No Notice to Users」2026年3月26日 https://www.macrumors.com/2026/03/26/x-pro-premium-plus-restriction/
  • 窓の杜「『X Pro』(TweetDeck)の代わりに~マルチカラム型『X』クライアント『Open-Deck』【レビュー】」 https://forest.watch.impress.co.jp/docs/review/2097333.html
  • 株式会社一創「XTimelineViewerの基本機能と『X Pro』難民向け導入メリット」 https://www.issoh.co.jp/tech/details/11903/