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データベースソフトは、社内のあらゆるデータを安全に保存するだけでなく、必要なときに効率的に検索でき、あらゆる業務へデータを活用できます。これまでエクセルで管理していたという方でも、他部門の情報を一元管理し、蓄積されたデータを業務に活かすにはデータベースソフトの導入がおすすめです。

この記事ではデータベースソフトのメリットや選び方を解説します。

1.データベースソフトとは

データベースソフトとは、文字どおりデータベース(顧客データなどの情報)を保存してくれるソフトのことを指します。自社内で扱えるレベルを超えた場合や、個人のパソコンではセキュリティ面が不安という方は、データベースソフトを使ってデータを保存することを検討してみてください。

2.データベースソフト導入のメリット

データベースソフトを導入することで、Excelなどで管理した場合と比較してさまざまなメリットが得られます。

データベースソフトは膨大な量のデータを保管しておくことに特化しているため、社内に存在している大量のデータを保管しておきたい場合に適しています。

さらにデータベースソフトならExcelを使ってそれぞれのパソコン上に保存しておくのと違い、高いセキュリティが確保された環境でデータを管理することができるため、情報漏えいなどのリスクも低くなります。

また、データベースソフトは同時に複数人で編集することもできます。そのため、データの変更や更新をする時も迅速な編集ができ、常に最新のデータを使って業務を行うことができます。これまで時間のかかっていた作業なども短縮でき、コスト削減につながるでしょう。

データベースソフトは単に作業を楽にするだけのものではありません。抽出したデータを自動で分析することで、ビジネスに生かしていくこともできるでしょう。

3.データベースソフトを選ぶ際に着目すべきポイント

データベースソフトにはさまざまな種類があります。搭載されている機能も製品ごとにそれぞれ異なるため、データベースソフトを選ぶ場合は価格や機能はもちろん、取り扱うデータ量、社内のリソースなども考慮しておく必要があります。

また、高機能なデータベースソフトを扱う場合は、それに見合った高いプログラミングスキルを持ったエンジニアが必要になります。そのため、ただ単に高機能という点だけを優先して選んでしまうと、せっかくの機能が活用できずに宝の持ち腐れになるケースもあります。

また、データベースを保存しているストレージの容量が不足してしまうと、簡単には拡張できません。そのため、データベースソフトを使って管理したいデータ量を把握し、それに応じてデータサイズの見積もりを行うことも重要です。

これらのポイントを押さえて、自社に適したデータベースソフトを選ぶようにしましょう。

4.おすすめのデータベースソフト7選

おすすめのサービスを7個紹介しています。サービスごとに特徴も違うのでぜひ比較してみてください!

●楽々Webデータベース

https://www.sei-info.co.jp/webdatabase/

  • Excelファイルをアプリ化
  • 運用時の手間や人材の確保いらず
  • 従来のExcelも引き続き活用できる「活エクセル」

楽々Webデータベースは、Excelを簡単にWeb化して業務効率化を促進するデータベースです。Excelファイルを指定してワンクリックで取り込むだけでWebアプリ化できる点や、ユーザーがいつでもWebからファイルにアクセスできるので、面倒な集計作業やファイル管理の悩みを解消できます。システム化に必要なコストや導入後の面倒な保守作業も不要なので、運用時の手間や人材の確保などを気にせず利用できます。

●kintone(キントーン)

https://kintone.cybozu.co.jp/jp/ad023/

  • 5ユーザー月3,900円(税別)から
  • マウスのみの簡単操作
  • Excel/CSVファイルを読み込んでそのままWebデータベース化

kintoneは、業務に必要なデータベースが、ノンプログラミングで最短3分から作成可能なクラウドサービスです。普段利用しているExcelファイルやCSVファイルを読み込んでデータベース化でき、変更履歴も保存されていることで、情報の更新性や正確性が保たれます。

●Plusdb by Cloud CIRCUS

https://cloudcircus.jp/

  • マルチデバイス対応のデータベースをノンプログラミングで
  • Excel操作と同じ感覚でデータベースを作成
  • 専門知識不要、誰でも簡単に扱える

Plusdb by Cloud CIRCUSは、ノンプログラミングで扱えるデータベースソフトです。Excelを操作するのと同じ感覚でデータを入力するだけで、Webサイトにマルチデバイス対応のデータベースを追加できます。プログラミングの知識のないWeb担当者でも、企業サイトやECサイトに検索機能を持たせたり、大量の情報を一括更新したりできます。Web担当者と開発担当者の間のコミュニケーションコストの削減にも役立ちます。

●Canbus

https://www.systena.co.jp/service/original/dtl_canbus.html

  • 「経験と勘」×「データ活用」で意思決定をスピードアップ
  • ワークフローから業務フローまでを支えるフロー機能
  • すべてのプランでユーザー無制限かつ、月1万円からの低価格プランでスタートしやすい

Canbusは、「経験と勘」による事業運営からデータドリブンな経営に変えてく機能を備えたクラウドデータベースでありBIツールです。

データを「貯める」「活用する」「共有する」をサポートしてくれます。ドラッグ&ドロップをはじめとしたノンプログラミングで業務アプリを作成が可能。また契約後からカスタマーサクセスチームがユーザーへヒアリングし、ユースケースや業務プロセスを整理してユーザーに代わり構築から運用まで支援します。ユーザー無制限のプラン設定となり、使用頻度が少ないユーザーに対してのコストをかけることなく利用ができます。

●WaWaD-Be

https://www.wawaoffice.jp/product/db/

  • 自由にフォームを作成し共有
  • データはすべてCSV出力可能
  • 知りたいデータを登録し、更新を通知

ワワ・ディービーは、ビジネス用グループウェアのSaaS「WaWaOffice」に連携する、クラウド型データベースです。入力フォームや疑似CRM・SFA・ERPを簡単に作成。BI共有、ナレッジ共有などに役立てられます。顧客管理・案件管理・日報管理・問い合わせ管理、その他使用方法は多岐にわたります。14日間の無料トライアルが有ります。

●SkyLink

https://www.est.co.jp/product/skylink

  • ソフトウェアまたはクラウドで稼働
  • Excelとの連携機能
  • OracleやSQLをはじめ、多種のDBで動作

スカイリンクは、DBに直接接続し、検索やデータ更新が行えるアプリケーションです。アクセスログ出力で管理体制やインシデント対策を強化。データベースのカラム定義を変えずに、行・列名や表題を変更可能。DB移行(マイグレーション)ツールも用意され、差分更新や複写を簡単に行うことができます。

●Dr.Sum

https://www.wingarc.com/product/dr_sum/

  • 独自開発の高速DB集計技術
  • Excel上からレポートを直接操作
  • テキストデータマイニング

Dr.SumEAは、RDBエンジン、ブラウザやExcel形式でのレポート、データマイニング、管理ツールの複合ソリューションです。ユーザから送られてきたクレームなどのテキストを形態素解析し、品詞をRDBに抽出することで、多数の文章をカテゴリに分けることが可能です。特定ワードの出現率と、曜日・月度などの相関を求めれば、新たなBIが得られるかもしれません。

5.まとめ

パソコン内のHDDもしくはSSDでデータ保存はできるから関係ないと思う方もいらっしゃるかもしれません。しかし今は大丈夫でも将来的なことも見通したうえで、データべースソフトの導入をを選択肢の1つとして考えていただければ幸いです。

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