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近年では、SNSの勃興と共に、SNSに広告を打ち出すマーケティングが流行っています。
SNS広告は、各SNSの特徴を活かしたよりターゲット精度の高い広告戦略を打ち出すことが可能です。
そのためには、各SNSの特徴はもちろん、各SNSにはどのような広告スタイルがトレンドなのかを把握することが大切です。
本記事では、2023年のSNS広告のトレンドをご紹介していきます。
1.SNS広告のメリットとは
SNS広告のトレンドを把握する前に、SNS広告を利用することによるメリットをぜひ理解しておきましょう。
1-1.少額での出稿が可能
SNS広告は、テレビCMのひと枠いくらといったような固定費用で設定されるわけではありません。
SNSユーザーのタイムラインに表示された回数や、クリックされた回数によって広告費が決まるものが大半です。
余計な広告費をかけることなく、費用対効果の高いマーケティングを実現できる点がSNS広告の特徴です。
1-2.認知拡大を目指せる
SNS広告を窓口にして、企業アカウントのフォローや企業のwebサイトへの流入をはかることが可能です。
そのためにも、魅力的な画像やフレーズで特色のあるSNS広告を施策することが大切ですね。
1-3.精度の高い広告が打ち出せる
他の広告媒体と比較して、SNS広告はよりターゲット精度の高い広告を打ち出すことができる点に特徴があります。
多くのユーザーを抱えるSNSのほとんどは、登録時に自身のプロフィールを入力します。
年齢や性別、住所などといったプロフィール情報をもとに利用されているSNSアカウントに向けて、親和性の高いSNS広告を流すことが可能なのです。
2.トレンドのSNS広告3選
それでは、トレンドのSNS広告を3つご紹介していきましょう。
2-1.Instagramストーリー広告
ストーリーズ広告とは、Instagram のストーリーズ枠に配信される広告のことをさします。ユーザーは、フォローしているアカウントのストーリーを3回再生したら、1アカウントのストーリーズ広告が表示されるようになっています。
ストーリーズ広告はスマートフォンの画面全面に表示されることが最大の特徴です。他の配置はフィード内に配信されるため、通常の投稿に埋もれてユーザーに注視されないことがあります。
しかしストーリーズ広告は画面全体に表示されるため配信されれば確実に見てもらうことができます。一方で広告を飛ばすことも簡単なので、最初の数秒での印象が大事になります。
またリンク先への遷移するにはクリックではなく、上方向へのスワイプをおこないます。そのためデフォルトで上向きの矢印が表示されます。フィード内に比べてリンク先への誘導を作りやすいという点も特徴の一つと言えます。
ストーリーズ広告は他の Instagram 広告同様、Facebook 広告マネージャー上で費用の管理も行うので、特別に費用を設定する必要はありません。そのため Facebook 広告の最低出稿額である100円から配信が可能です。
2-2.TikTokインフィード広告
TikTokの「インフィード広告」はレコメンドをクリックして画面をスワイプしていくと表示される広告のことで、様々なメリットがあるのが特徴です。
TikTok内でいいねやフォローなどのエンゲージメント獲得や自社サイトへの誘導を促したいのであれば、TikTokの「インフィード広告」がおすすめです。
インフィード広告のメリットは全部で6つあります。
- 広告感の薄い広告が出稿できる
- 動画に対していいねやコメントなど(エンゲージメント)が可能で、分析がしやすい
- CTAボタンが設置できる
- インフィード広告は広告費用の金額幅が広いため、予算に合わせた広告を選択できる
- 1日単位での出稿が可能
- SNS運用で重要となってくるターゲットを細かく設定できる
インフィード広告として投稿されたコンテンツには、他の動画と同じように「いいね」や「コメント」のリアクションが付けられ、すぐに確認できる点が魅力的なポイントです。
ユーザーによるシェアも可能で、魅力的なコンテンツを配信できれば大規模な拡散も期待できます。
また、インフィード広告は他の動画と同じように表示されるため、広告感が薄く、広告にストレスを感じるユーザーにも受け入れられやすい可能性があります。
2-3.YouTubeショート広告
日本では、2021年7月からYouTubeショートのサービスが運用開始されました。
通常のYouTube動画にはTrueViewインストリーム広告やTrueViewディスカバリー広告など、さまざまな種類の広告をつけることが可能でした。
一方、YouTubeショートにはこれまで一切広告がありませんでしたが、2022年5月からYouTubeショートの広告の展開が開始されました。
広告の方法は現在、ショート動画とショート動画の間に挟まれるパターンのみとなっています。
つまり、ユーザーがショート動画をスクロールしていると広告動画が現れる仕様です。
さらに、ユーザーはアプリでYouTubeショートの広告をタップしても、ブラウザに切り替わることなく、アプリ内で広告の商品が表示されます。
広告出稿方法については、YouTubeの広告出稿方法と全く一緒です。
YouTubeの広告出稿方法の詳細は下記の関連記事にございますので、ぜひご覧ください。
ただし注意点として、YouTubeショートにのみ広告を出す、という選択肢は2022年7月時点ではまだありません。
また、YouTubeショートの広告はスマホでは見ることができますが、パソコンのブラウザからは見ることができません。
将来的には変更するかもしれませんが、現状では注意しましょう。
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