⇒【東証プライム企業も多数利用!】最先端のSNSマーケティングツール「Tofu Analytics」、「InstantWin」とは?
YouTubeを運営していくうえで大切なことと言えば「企画」「動画編集」「TwitterやInstagramなどの他のSNSでの宣伝」など、気を配るべき点は多くあります。
そんな中、あまり目立ちませんが気を配るべき点として、「概要欄への詳細記載」も見落とせません。
概要欄とは動画タイトルのすぐ下に表示される文章の部分で、通常はこの部分で動画の説明などを行っています。
中には概要欄を空欄にしている動画も多数ありますが、これは非常にもったいないことをしているのです。
特にチャンネル登録者数が伸び悩むYouTuberや、自社のSNSやウェブサイトへの遷移も求めている企業YouTubeは是非参考にしてみてください。
1.YouTube(ユーチューブ)概要欄とは?
YouTube概要欄は、動画の説明や関連情報を記載する部分です。
1-1.概要欄の基本的な役割
概要欄は、動画の補助機能としての役割があります。
ユーザーにわかりやすい情報を、テキストで提供することで、動画を見たユーザーの視聴満足度を向上させるのに役立ちます。
ポイントは『動画の内容をタイトルよりもわかりやすく文字で書くこと』です。
YouTube概要欄の基本的な3つの役割
- 動画がどんな内容なのか記載することで、ユーザーの理解を助ける
- わざわざ概要欄を見てくれるコアなユーザーに情報を伝えるチャンス。
- URLをつけることで、より詳しい情報がある自社HPへ誘導する
1-2.YouTube概要欄ってどこにあるの?
YouTube概要欄がある場所は、動画の下部です。
最初は一部だけ表示されています。グレーの文字「もっと見る」をクリックすると、全文が表示されます。
1-3.YouTube概要欄を編集する場所は?
YouTube概要欄を編集するには、『動画の編集』ボタンを押します。
動画の詳細という画面に切り替わるので、ここで『タイトル』と『説明』のテキストを記載します。
2.YouTube(ユーチューブ)概要欄を書くメリット
YouTube概要欄は、上手に書くことで、SEO対策にもなります。
YouTube概要欄を充実させるメリットは?
- 動画自体のアクセス数を増やせる
- 動画内で説明しきれなかった情報を追加できる(ユーザビリティの向上)
- 動画内で紹介した商品やサービスのリンクURLを視聴者と共有できる
- 商品やサービスのホームページに視聴者を誘導できる(売上増が期待できる
- NSのリンクによってアクセス数が増え、ブランディングに繋がる(ファンの獲得)
普段、Googleで検索する人は、検索した後、さらにYouTube検索することはありません。なので、
- Googleで情報検索する人に対してリーチができる
- 同じテーマなら、テキストコンテンツより動画コンテンツは少なく、コンタクトのチャンスが拡がる
と覚えておきましょう。
YouTube概要欄を充実させることは、ユーザビリティの向上だけでなく、最終的にはSEO効果を通じて、売上増やブランディングにもつながります。
3.YouTubeの概要欄で使えるテクニック5選
それでは「YouTubeの概要欄で使えるテクニック」をご紹介します。
3-1.ハッシュタグをうまく活用する
概要欄に「#ゲーム実況」のように動画と関連性の高い要素を入れると、検索のときに引っ掛かりやすくなります。
アルゴリズム的には検索ワードでタイトルの次に反映されやすい箇所が概要欄なので、何を書くかは非常に重要です。
また、ハッシュタグのうち最初に書かれた3つはタイトルの近くに表示されるため、投稿者が何を重視しているのかがわかります。
「HIKAKIN TV」でスプラトゥーン3のグッズを紹介したことがあります。
その際、動画の概要欄には「#スプラ3」「#スプラトゥーン3」「#Splatoon3」と書かれており、タイトルの上に表示されています。
検索での表記ゆれも考慮し、ハッシュタグに反映させている上手な例です。
また、ハッシュタグ以外の概要欄の言葉も検索に反映されるため、文章の中でキーワードを3つ程度入れておくとよいでしょう。
3-2.タイムスタンプを入れる
タイムスタンプとは視聴者のための目安となるタイムスケジュールで、どの時間までがどんな内容なのかがわかるようになっています。
半角で「3:15」のように入力するとタイムスタンプと認識し、自動でチャプター分けしてくれます。
特に1時間を超えるような長時間の動画だと、その中でも視聴者が見たいタイミングがどこなのかがわかりにくくなり、動画を離脱してしまう可能性があります。
視聴者がすぐに他のチャンネルの動画に移ってしまうと、「再生時間が短い動画」だとYouTubeに認識され、検索結果の順位や関連動画の表示回数に影響を与える恐れもあります。
そのため、長時間であればあるほどタイムスタンプの効果は絶大です。
enma8152さんが青森中央ICから鹿児島ICまでドライブしている様子を撮影した動画をアップした例をご紹介します。
この動画は、約24時間あるため、何も書かれていないと途中の高速道路の様子が見たい人にはどこまで飛ばしていいかがわかりません。
そこでタイムスタンプを設定することで、どの時間でどこを運転しているのかがわかるのです。
3-3.URLと説明文を明記する
概要欄にURLを貼っておくことで、様々なリンク先に遷移することができます。
動画を見て興味を持った視聴者に他のサイトやSNSを案内すると、よりホスピタリティが行き届いた動画となります。
例としては
- サブチャンネル
- グッズの販売サイト
- 有料メンバーシップ
- 公式SNSやメンバーの個別SNS
- 撮影に協力してくれた場所
- コラボ相手のチャンネルやSNS
- 等々、様々に挙げられます。
このとき、URLだけを貼るのではなく、そのURLでどういうところに飛ぶのかもきちんと説明するようにしましょう。
「東海オンエア」の動画概要欄には、撮影に協力してくれた方のSNSやコラボのサブチャンネルのURLを貼っています。
他にもLINE公式アカウントなど、ファンなら見逃せない情報も書かれています。
なお、YouTubeの概要欄には「動画の概要欄」だけではなく「チャンネルの概要欄」も存在します。
常時変わらない情報はそちらにも記載すると、より親切です。
3-4.使用楽曲のクレジットを表記する
動画でBGMを使用することは多いですが、その楽曲が他人の作成した楽曲だった場合は、その楽曲の著作権に注意する必要があります。
- 商用利用が可能か
- クレジット表記のみだけで問題無いか(著作権者への連絡が必要か)
- 使用期間について決まりがあるか
等のことをしっかりと確認しましょう。
これらについてクリアしている場合、概要欄でクレジットを記載するようにしましょう。
ちなみに、YouTubeは独自で「オーディオライブラリー」というサービスを行っており、大半はクレジット記載不要で使える楽曲・BGMがダウンロードできます。(一部クレジット表記が必要なものもあり)
3-5.概要欄の自動入力を利用する
概要欄には「動画のたびに代わる記載項目」もあれば、サブチャンネルやメンバーSNSのURLのように「毎回同じ内容の記載項目」もあります。
「毎回同じ内容の記載項目」に関しては、デフォルト設定しておくと便利です。
記載方法は以下の通りです。
- YouTube Studioを開き、左のメニューから「設定」を選択
- 「アップロード動画のデフォルト設定」をクリックし、「基本情報」タブを選択
- 「説明」欄に自動入力する文面を記載(「タイトル」や「タグ」も毎回同じ内容があれば記載してもOK)
4.YouTube概要欄で注意すべき点
YouTube概要欄で押さえるべきポイント5つについて説明しましたが、注意すべき点も理解していきましょう。
知らずにおこない、チャンネルに悪影響を与えないためにしっかりと理解し、チャンネルの成長につなげるのが重要です。
それでは詳しく見ていきましょう。
注意点①動画と関係ないキーワードをつかわない
ouTube公式には、キーワードに関して次のように記載されています。
《動画と関係のないキーワードは使用しないでください。視聴者の期待を裏切るだけでなく、Google のポリシーに違反することにもなりかねません。》
上記の通り、動画に関係ないキーワードの使用は控えましょう。
注意点②BGMのクレジット表記
YouTube動画で音源やBGMを使用し投稿する場合は注意が必要です。
著作権フリー音楽だとしても、概要欄にクレジット表記が必要な場合も多く存在します。
よって、音源を提供しているサイトの利用規約の熟読をおすすめします。
利用規約をきちんと理解したのちに音源を使用しないと、著作権侵害で動画が削除されたり、最悪の場合、アカウントが削除されたりする可能性があるからです。
各サイトによって利用規約がことなるため、以下の4つのポイントを押さえながら確認し、音源を使用することをおすすめします。
有料、無料の著作権フリー音源サイト両方に当てはまるので、あなたの動画にBGMを使用するなら一度チェックしてみてください。
5.まとめ:YouTubeの概要欄は視聴者に役立つ情報を簡潔にまとめる
YouTubeの概要欄はタイトルやサムネイルで説明しきれなかった「動画を補足する文章」だけではないとご理解いただけたかと思います。
それでは、最後に概要欄をフル活用する5つのテクニックを振り返りましょう。
- ハッシュタグをうまく活用する
- タイムスタンプを入れる
- URLと説明文を明記する
- 使用楽曲のクレジットを表記する
- 概要欄の自動入力を利用する
キーワードを選び、ハッシュタグを活用し、検索結果へ表示させ、再生回数やチャンネル登録へ結びつけましょう。
概要欄の有効活用の5つのポイントを理解しても「実行に移せない」もしくは「効果が薄かった」という場合、プロの指導を受けるのもひとつの手です。
YouTubeチャンネルの成長が一気に加速するには第3者の意見も取り入れて行くことも視野に入れてみましょう。
⇒【東証プライム企業も多数利用!】最先端のSNSマーケティングツール「Tofu Analytics」、「InstantWin」とは?