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WEBメディアの運営では、SEO対策が大事であるといわれてきました。SEO対策はテキストベースで検索したユーザーに対する施策です。しかし、最近では音声検索のニーズも高まっています。
それに対応するのが「VSO対策」です。
また、今回は「VSO対策」を取り上げますが、SEO対策の進化系ともいわれています。とはいえ未知数の部分があり、まだまだ本格的にVSO対策に取り組んでいる企業は少ないかもしれません。
これからVSO対策についてわかりやすく解説しますので、今後のコンテンツマーケティングに活かしてみてください。
VSO対策とは?
VSOとは「Voice Search Optimization」の略称であり、音声検索の最適化のことです。従来であればユーザーがYahooやGoogleの検索エンジンを利用して、テキスト入力により検索していました。
ところが最近になり、音声検索を活用する人が増えたことによりVSO対策は注目されています。
音声検索の特徴や広がり
音声検索が普及してきた背景には、スマートフォンやスマートスピーカーが身近になったことが考えられます。
スマートフォンには音声検索の機能がついており、Amazon EchoやGoogle Homeのようなスマートスピーカーは話しかけるだけでさまざまな情報を得ることができます。
また、ながら作業中でも音声検索ならば手を止める必要はありません。料理中や仕事中でも声を発することで検索できるため、多くの人が利用しているのも事実です。
さらに今後はIoTなどが普及していくと、音声検索のニーズも増えていくと考えられます。
シニア層のスマホ利用により音声検索のニーズの増加
スマートフォンを利用しているのは、若い世代やビジネスパーソンだけではありません。今ではシニア層もスマートフォンを保有して日頃のコミュニケーションに活用しています。
そして、シニア層は音声検索を好む傾向にあります。それは文字入力という操作をすることなく、検索ができるからでしょう。視力が低下するなどの体の不調があれば、音声検索を積極的に利用するとも考えられます。
日本は高齢化が進んでおり、今後は音声検索の利用者が増えていくでしょう。そのため、VSO対策は重要な施策となっていきます。
VSO対策で行いたいこと
ここからはVSO対策で行いたいことを6つ、解説します。以下を実践することで、音声検索に対応できるサイト運営が可能です。
レスポンシブデザイン
レスポンシブデザインとは、パソコン画面だけではなくスマートフォンやタブレット端末の画面サイズでもみやすく表示されることです。
音声検索を行う際は、多くの場合でスマートフォンかタブレット端末を利用します。そのため、端末の画面サイズに適した表示になることが望ましいです。VSO対策を行ううえで、自社サイトがレスポンシブ対応となっているか再度確認してみましょう。
話し言葉や長文フレーズに対応
音声検索を行うときは、テキスト入力のように「新宿 おすすめ ランチ」と話すことは少ないでしょう。「新宿でおすすめのランチは?」というように、話し言葉で検索することが多いです。
よって、VSO対策では話し言葉や会話的な長文のフレーズに対応させることがポイントです。しかし、話し言葉は書き言葉よりも長くなります。キーワードを考えるときは、口語調で多少長めに設定するといいでしょう。
また、難しい語句を使うよりもシンプルな言葉を選ぶことも大切です。
FAQページの作成
話し言葉に対応するには、サイト内にFAQページを作成するといいでしょう。音声検索をするときは、「〜を教えて」「〜って何?」「〜はどうしたらいいの?」など音声検索で使われるであろうフレーズへの回答文を用意してみてください。
なかでも「〜って何?」といった5W1Hを含む質問は、検索時に使われやすいフレーズです。
ローカルSEO対策
ローカルSEOとは、GoogleプレイスやGoogle マップなど地域情報検索サイトでのSEOです。具体的には、店舗や施設などが検索上位に表示されるように試作することになります。
ローカル情報は音声検索でもよく利用されやすいため、その対策が有効となるわけです。おすすめの飲食店を検索するとき、施設や店舗への道順を調べたいときなど、音声検索を利用する人は多いものです。
ローカルSEO対策をするならば、Googleマイビジネスへの登録などがあります。Googleマイビジネスに登録すると、Google検索やGoogle マップ上に店舗情報等を表示させることが可能です。
セキュリティの強化
VSO対策だけではなく、SEO対策でも大事になるのがセキュリティの強化です。検索エンジンではHTTPSで保護されたサイトが検索結果で7割以上を占めています。
セキュリティがしっかりとしているサイトは、Googleにもしっかりと評価されて検索上位に表示されやすいです。
表示速度の向上
サイトやページの表示速度もSEOには影響があります。ユーザーが検索した際に、表示が遅いと評価が低くなるため表示速度にも注意したいところです。
特に音声検索となれば、ユーザーの問いかけに対してできるだけ早く返事をすることが求められます。自社サイトの評価が下がらないように、ページの表示速度をチェックしてみてください。
なお、Googleが無料で提供している「PageSpeed lnsights」を活用すると表示速度を調べることが可能です。
参考:PageSpeed lnsights(https://developers.google.com/speed/pagespeed/insights/)
シニア層に向けたVSO対策からスタートしよう
音声検索は手軽に利用できることから、若者よりもシニア層に浸透しています。そのため、VSO対策の第一歩はシニア層に向けた施策を考えるといいでしょう。FAQページでシニア層が話しかけるであろう質問を想定して、回答文を作るなど取り組んでみてください。
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