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Twitterのタイムライン上で目にする機会も増えている広告ツイート。

企業が自ら出している広告も多くありますが、Twitterのインフルエンサーが企業の商品やサービスを紹介しているツイートも存在します。

通常のツイートだと思って読んでいたら広告だった、という経験をした方もいらっしゃるのではないでしょうか。

Twitterでは、自社のアカウント以外のアカウントを広告用ツイートとして設定することが出来、これを「第三者配信」と言います。

今回は、そんな第三者配信について、その特徴ややり方まで解説していきます。

Twitterで自社の製品・サービスの認知拡大を図りたいと考えている方は、ぜひ最後までご一読ください。

1.Twitterの「第三者配信」とは?

では、Twitterの第三者配信とはどういったものなのでしょうか。

Twitterの第三者配信とは、自社のアカウントではない他のアカウントのツイートを広告として配信できる仕組みのことを言います。

第三者としては、芸能人やインフルエンサーなどが主に起用されます。

化粧品会社であれば美容系インフルエンサーなど、自社の製品やサービスと親和性が高いインフルエンサーを起用している例が多く見られます。

企業の広告ツイートよりプロモーション感が少なく感じるユーザーも多く、抵抗感なく閲覧してもらえるといった特徴があるため、ユーザーにも受け入れてもらいやすいでしょう。

2.第三者配信を行うメリット

では、第三者配信を行うことで得られるメリットにはどのようなものがあるのか見ていきましょう。

2-1.「広告感」が少ない

あらゆるSNSや動画サービスで広告の投稿や動画が流れている現代では、製品・サービス自体の質が高いものである場合でも、広告と媒体自体にマイナスイメージを抱いているユーザーも多くいることが予測されます。

そのため、通常の広告であればタイムライン上に流れてきた際、公式アカウントによる広告ツイートであると認識しただけで無意識に読み飛ばされてしまう可能性が高いです。

しかし、第三者によるツイート配信であれば、広告と気づかず、第三者による紹介ツイートだと捉えて読んでもらえる可能性が高いです。

また、上記の理由によりいいね・リツイートもされやすく、拡散力も高くなることが期待されます。

2-2.信頼・共感を得やすい

インフルエンサーや芸能人がおススメしている商品・サービスであることにより、そのフォロワーやファンは信頼感・安心感を抱きやすくなります。

また、第三者は企業よりも消費者に近い立場にあるため、売り込まれているという印象より“有益な情報を教えてもらっている”という口コミ感が出るため、共感を得やすいという点も大きなメリットです。

2-3.インフルエンサーのフォロワー以外にも訴求できる

この点は、通常のPR投稿と比較した際のメリットです。

インフルエンサーや芸能人が #PR というハッシュタグを付けて商品・サービスを紹介するPR投稿や、タイアップ投稿などはこれまでもSNSマーケティングの方法として頻繁に行われてきました。

しかし、上記のやり方の場合はインフルエンサー自身のフォロワーへの発信が軸となっており、フォロワー外への訴求はツイートの拡散力に依存していました。

しかし、第三者配信はツイートの発信元がインフルエンサーであるだけで、あくまでも広告ツイートですので、インフルエンサーのフォロワー以外のタイムラインにもツイートを表示させることが出来、より多くのエンゲージメントを獲得することに繋がります。

3.第三者配信を行うデメリット

では、第三者発信のデメリットとはどのようなものがあるのでしょうか。

3-1.ステマと勘違いされる可能性

ユーザーに対して広告ということを隠して企業の製品やサービスをPRする行為のことを、ステルスマーケティング、通称ステマと言います。

第三者配信による投稿はしっかりPRであること・広告であることを明記した上の投稿であるためステマとは全く別物ですが、SNS上の広告やPRについてあまり詳しくないユーザーは、「これはステマなのではないか?」と勘違いしてしまう恐れがあります。

上記については、今後ユーザーが仕組みを理解してくれるよう、認知が広がる必要があります。

3-2.インフルエンサー選定の手間

自社の製品やサービス、ブランディングに見合ったインフルエンサーを探すのには少し手間がかかります。

インフルエンサーの普段のツイートがどんなものであるか、ツイートに反応しているのはどんな層であるかといったエンゲージメントの面はもちろん、インフルエンサー自身が信頼性のある人物像であるか、炎上の可能性はないか、といったリスクマネジメントの面も気にする必要があります。

4.Twitterで第三者配信を行う方法

それでは、Twitterで第三者配信を行う方法について、順番に解説していきます。

4-1.インフルエンサーに広告使用の許可をもらう

まずは、選定したインフルエンサーから第三者配信を行うことについての許可をもらいましょう。

Twitterではフォロワーなりすましアカウントが存在していることもあるため、やり取りを行うアカウントが本人のものであるかといった信頼性・信憑性が重要となります。

アカウントのフォロワーが多くとも、本人ではない場合も存在しますので、数字にとらわれずツイートやアカウントの情報から確認を行いましょう。

また、トラブル防止のためにも広告使用の許可を得たことが分かるものを文書で残しておくことが好ましいため、メールなどで正式な快諾文を残しておきましょう。

4-2.Twitter社に第三者配信の申請を行う

次に、Twitter社に第三者配信を行うという申請を行いましょう。

申請は、Twitter社の問い合わせフォームから可能となっています。

細かい申請の手順はTwitter社の指示に沿って行うのがスムーズですが、申請する際は

  • 広告を行う企業のアカウント名・ID
  • 第三者配信のツイートを投稿するインフルエンサーのアカウント名・ID
  • 広告を行う期間

といった情報は必要となってくることが予測されますので、準備をしておきましょう。

4-3.インフルエンサーが第三者配信のツイートを投稿する

のちにTwitter社から承認が下りたら、実際にインフルエンサー自身に第三者配信のツイートを投稿してもらいましょう。

広告と分かりにくくしているようなツイートは、ユーザーから不審に思われたり、ステマと勘違いされる可能性もあります。

ツイートに#PR や企業のハッシュタグを入れることで信頼性を得られるツイートを心がけましょう。

また、既に投稿されているツイートを設定することも可能となっていますが、その場合も該当のツイートが第三者配信としてふさわしいものであるかを確認しましょう。

4-4.広告管理画面で該当のツイートを選択・配信

第三者配信のツイートが決定したら、実際に該当のツイートの配信を行いましょう。

上記は広告管理画面から行うことが出来ます。

広告管理画面では、

[キャンペーン作成]のタブから[目的を選択]を選び、[広告グループ]の中から[クリエイティブ]を選択しましょう。

クリエイティブの欄からプルダウンを開くと、インフルエンサーのアカウントを表示させることが出来ます。

通常広告の設定状態だと広告用ツイートが表示されるため、アカウント名横のプルダウンから「オーガニック」を選択することで、該当のツイートを表示させることが可能です。

上記の手順で、該当ツイートを第三者配信として設定することが可能となります。

5.Twitterの第三者配信を活用した事例

Twitterの第三者配信をどのように活用するべきか悩む方もいらっしゃるかもしれません。実際に広告を活用した事例を見れば、どのような活用方法があるのかも分かるでしょう。

この章ではTwitterの第三者配信を活用した事例を紹介しますので参考にしてください。

5-1.SNOW Japan株式会社

SNOW Japan株式会社は「SNOW」をはじめとするアプリケーションを運営する企業です。

SNOW Japan株式会社が行った第三者広告の配信は、複数人のYouTuberを利用したものでした。複数人のYouTuberが「SNOW」の機能を紹介し、話題になっています。

女子中学生に人気のYouTuberを採用することによりアプリのインストール数を加速させました。ターゲット層に合ったYouTuberを起用することにより訴求力を高めています。

5-2.北の達人コーポレーション

北の達人コーポレーションは健康食品や化粧品を取り扱う企業です。

北の達人コーポレーションが行った戦略は、モデルでタレントの舟山久美子(くみっきー)さんを起用したTwitterの第三者配信でした。くみっきーさんが多数のツイートを配信し拡散すると、それを見て購入したユーザーが口コミ情報を投稿します。

そうすることで情報が拡散していき爆発的なインプレッション数を記録したとのことです。

第三者配信を利用すれば、インフルエンサーやタレントのフォロワー以外にもツイートが届きます。そのため狙ったターゲット層から新たなユーザーを獲得できる可能性があるのです。

5-3.ゲームアプリ

「キャンディークラッシュ」はゲームアプリです。テレビCMで見たことがあるという方もいらっしゃるかもしれません。

キャンディークラッシュはテレビCMに出演している遠藤憲一さんのツイートを第三者配信の広告として使っています。

テレビCMで見かける遠藤さんの親しみやすいツイートを見ることでユーザーは親近感を覚えるでしょう。

6.まとめ

以上、Twitterの第三者配信についてご紹介しましたが、いかがでしたか。

PRや広告については苦手意識を持つユーザーも存在するため取り扱いには注意や配慮が欠かせませんが、うまく利用することで、これまで訴求できなかったユーザーへアプローチしていくことが可能となります。

仕組みをしっかり理解した上で、第三者配信を是非活用していきましょう。

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