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日本では国内月間アクティブユーザー数が4,500万を超えている人気SNS、Twitter。
当記事をご覧の皆さんの中にもTwitterユーザーはいると思いますが、気を付けないといけないのが「アカウントの凍結」です。
Twitterにもルール(ポリシー)があり、違反してアカウントが凍結されると、アカウントの使用が停止され、過去ツイートの閲覧が不可能になります。
本記事ではアカウントが凍結になる理由や対象方法、解除方法についてお伝えいたします。
1.Twitterのアカウント凍結とは?
Twitterのアカウント凍結とは、ユーザーが常に安全な環境でTwitterを楽しめるように、Twitter社が「規定したルールに違反しているユーザーのアカウントを利用できなくする」ことです。
通常はいきなりアカウントを凍結されることは少なく、「警告(アカウントのロック)>本凍結>永久凍結」といくつかの段階があります。警告の段階であれば解除もそれほど困難ではありません。
しかしルール違反を繰り返し、本警告の段階になると場合によっては解除ができなくなる、もしくは解除に時間がかかる可能性があります。
2.Twitterアカウントが凍結される原因
Twitterアカウントが凍結される原因はルールを違反した場合とご説明しましたが、具体的には次のようなケースでアカウントが凍結されます。
- 年齢制限に抵触する誕生日を設定したアカウント
- スパム行為を行っているアカウント
- セキュリティが危険な状態にあると判断されたアカウント
- ユーザーに対し攻撃的なツイートを行っているアカウント
- 選挙等や、新型コロナウイルスに関してデマ情報を発信しているアカウント
3.最近Twitterアカウントが凍結される理由
Twitterアカウントには「凍結」のほか「ロック」という利用停止措置もあります。ロックされた場合は、Twitterアカウントにログインできなくなります。「凍結」と「ロック」の違いについては後ほど解説します。
Twitterアカウントが凍結されるのは、Twitterルールに反したと運営側にみなされたためです。凍結に至る代表的な理由には、スパム行為、セキュリティの不備、攻撃的なツイートや行動などが挙げられます。また、Twitterでは凍結された原因をメールで知らせることも行っています。
《Twitterルールに違反したことでアカウントが凍結になった場合、どのツイートがどのルールに違反しているのかを、メールにて、より具体的にご連絡するようにいたします。なお、メールには異議申立てを行われる際のリンクもご案内しています。》
3-1.外部アプリとの連携によって永久凍結される?(2023年2月3日速報)
2023年2月3日、凍結や永久凍結を受けたTwitterアカウントが続出し、Twitterトレンドに「大量凍結」がランクインする騒ぎとなっています。凍結・永久凍結されたアカウントには質問受付サービス「マシュマロ」の利用者などが多く含まれていることから、「外部アプリとの連携によって、定型文を繰り返しツイートしたことが問題視されたのではないか」と推察する声が上がっています。
今回の凍結・永久凍結措置を解除するための異議申し立て例文を記事後半に追記したので、お困りの方は参考にしてください。
3-2.ロック、凍結、永久凍結の違いは?
Twitterアカウントの利用停止措置には「ロック」「凍結」「永久凍結」の3段階があります。次項で説明する「一時的な制限」も合わせて、措置レベルは4段階に分かれるという見方もできます。「ロック」「凍結」「永久凍結」で適用される措置は次のように異なります。
ロック(locked):アカウントへのログイン不可。他のユーザーには「このアカウントは存在しません」と表示される
凍結(suspended):アカウントへのログインは可能。フォロー/フォロワーがゼロとなる。他のユーザーには「アカウントが凍結されています」と表示される。
永久凍結(permanent suspended):凍結の状態に加えて、他のユーザーの閲覧対象から削除される。違反者は新しいアカウント作成が不可となる。Twitterによるもっとも厳しい対応
とはいえ、多くのTwitterユーザーの目線に立てば「ロック」と「凍結」を区別せず、Twitterから処分を受けて利用できなくなった状態を「凍結」と総称するのが一般的でしょう。
「ロック」「凍結」「永久凍結」いずれの状態でも、「異議申し立て」によって解除を要請することが可能です。
Twitterルールの違反者に対して、どの措置レベルを適用するかは明確な取り決めがなく、個別のケースごとにその内容は異なります。Twitterでは違反行為を早期に発見するため、機械検知を強化しているとのことです(イーロン・マスク氏による買収以前の情報)。
4.凍結解除の方法は?
アカウントが凍結されると、Twitter社からメールが送られてきます。
そこには具体的な違反内容について書かれているため、まずは凍結の原因を把握しましょう。
4-1.本人証明
乗っ取りなど、セキュリティにひっかかる問題で凍結した場合、本人であることを証明できれば凍結を解除できます。
具体的にはTwitterにログインした際に携帯電話番号とメールアドレスを入力すればいいのです。
4-2.違反箇所を削除する
ツイート内容やアカウント表記等に問題があった場合、警告段階であれば違反箇所の削除・訂正で解除されます。
しかし前述の通り、放置しすぎるとこれだけでは解除されなくなります。
4-3.異議申し立て
本凍結・永久凍結のどちらの場合でも、アカウント復活のためには異議申し立てが必要です。
異議申し立てはこちらから送ることができます。
ただし、異議申し立ては全ての場合で通るわけではなく、Twitter社の判断次第では凍結されたままとなります。
5.まとめ
いかがでしたでしょうか?
アカウントが凍結されることは「百害あって一利なし」といえます。
他人から見ると「信用を損なう行動をした」と思われますし、凍結解除にはある程度の手間もかかるからです。
生年月日やセキュリティによる問題で凍結した場合は、解除後に顛末を説明するようにしましょう。
(下記の例は東京オリンピックのTwitterアカウントが組織の発足日を誕生日と設定してしまったために12歳以下と認識され、凍結された際の謝罪例です)
そもそもこういった凍結措置が行われないようにするためには、Twitter社のルールの遵守こころがけましょう。
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