⇒【東証プライム企業も多数利用!】最先端のSNSマーケティングツール「Tofu Analytics」、「InstantWin」とは?
引越しの際に、みなさんがまずはじめにチェックする不動産の情報。
お家選びは沢山の時間とお金をかけて慎重に選びたいものですが、良いタイミングで良い物件を見つけるのはなかなか難しいもの。
そんなときに重宝されるのが不動産賃貸をしている企業のLINE公式アカウントです。
消費者としては物件情報が豊富に入ってきたり物件選びの手間が減り、企業としては物件情報を頻度高く提供できるので、集客性を高め、空室リスクを下げられるメリットもあります。
そこで本記事では、入居者を増やしたい不動産賃貸企業のLINE公式アカウントの成功事例を5つご紹介していきます。
1.なぜ不動産業界でLINE公式アカウントの活用が重要なのか
LINE公式アカウントの利用には、以下のようなメリットがあり、不動産業界との親和性が高いSNSツールです。
1-1.LINEのメッセージはすぐに見てもらえる
1つ目は、情報をタイムリーに届けることができる点です。LINEは日常的に使われているSNSで、メッセージ受信から閲覧するまでの時間が短いことが特徴です。
メールだと、「埋もれてしまってメールの受信に気づかない」「そもそもメールを確認する習慣がなくなってきている」という課題があり、メールを送ってもなかなか読んでもらえないという状況です。
LINEであれば、メッセージを受信すると通知がプッシュされるため、メッセージに気づいてもらいやすくなります。
そのため、すぐに見てほしい物件情報や、連絡を送信するのに適しています。
1-2.簡単な問い合わせや相談を受けやすい
顧客が質問やお問い合わせをしたい場合に、電話をするには時間や場所を選ぶ必要があり、また、メールや電話での問い合わせに、心理的障壁を感じる方もいるでしょう。
LINEであれば、好きなタイミング、かつ、チャットで気軽に送信できるため、メールや電話に比べて手軽に問い合わせを行えます。
また、問い合わせを受ける方も、営業時間内に回答を返す事ができ、電話のようにすれ違いが起こる、ということもありません。
ちょっとした不安や疑問に対して、素早く応えることで、営業の機会損失を防ぐことに繋がります。
1-3.顧客情報が蓄積できる
LINE公式アカウントには、チャットができる友だち一人ひとりに、顧客情報を入力していくメモ機能とタグ機能が用意されています。
LINE公式アカウントの機能の中で、顧客情報の蓄積ができるため、情報を確認しながらチャットのやり取りを行うことができます。
また、「要対応」「対応済み」といったラベルを付与することもでき、対応が必要な顧客の識別が容易です。
1-4.パーソナライズした情報を配信できる
LINE公式アカウントには、一斉にメッセージを配信する際に、送信先を絞り込んでメッセージの配信を行う機能があります。
絞り込みの方法の1つは、「属性」を用いての絞り込みです。
あらかじめLINE側で5つの属性が用意されており、ユーザーは各属性内で自動的に分類されます。
- 友だち期間
- 性別
- 年齢
- OS
- 居住エリア
属性は1つのみの利用も可能ですし、組み合わせることもできます。
例えば、属性を組み合わせて「年齢(30代)× 性別(男性) × エリア(東京)」のセグメントにのみメッセージを配信する、という風に活用できます。
その他の絞り込みの方法としては、「タグ」を用いた配信先の絞り込みが可能です。
例えば、チャットで問い合わせを受ける中で「都内マンション」の購入を希望している事がわかった場合には、その顧客に対して「都内マンション」というタグを作成し付与します。都内マンションの物件情報が出た場合に、このタグが付与されている顧客のみにメッセージを配信する事ができます。
2.LINE公式アカウントの機能の活用例
次に、LINE公式アカウントの主要機能をご紹介します。
2-1.メッセージ配信/絞り込み配信
LINE公式アカウントの主要機能は、友だちに対してメッセージを一斉に配信する「メッセージ配信」の機能です。
新着物件の情報やイベント情報等を一斉配信する際に使います。
配信先は、「全ての友だち」「絞り込み」のどちらかを選ぶことができます。絞り込む場合は、先述したように、「属性」で絞り込みを行ったり、「タグ情報」などを用いる事が可能です。
2-2.1:1チャット
LINE公式アカウントには、1:1のチャットをおこなう機能があります。チャットのメッセージは、他の友だちに読まれることはなく、個人宛に送ることが可能です。
この機能を利用して、ユーザーからの問い合わせや相談を受け付けることができます。
2-3.リッチメニュー
LINE公式アカウントには、リッチメニューという、トーク下部に固定表示できる画像があります。リッチメニューの各ボタンをタップすると、ホームページに遷移させることなどが可能です。
例えば、ホームページ上に新着物件の情報を掲載しているページがあるなら、リッチメニューのボタンの中に「新着物件」というボタンを用意しておき、友だちがタップすることで、HPに誘導できます。
リッチメニューはおすすめの機能です。是非ご活用ください。
2-4.カードタイプメッセージ
画像と説明文を組み合わせた「カードタイプメッセージ」を送付することもできます。画像があるため、テキストだけのメッセージに比べて、ユーザーの目に留まりやすいコンテンツです。
2-5.商談化率を高めるLINE公式アカウント
不動産の売買において、商談化率を高めるLINE公式アカウントの運用方法をご紹介します。
LINE公式アカウントは、気軽に問い合わせができるというのが大きな特徴です。このメリットを活かして、LINE公式アカウントを「営業支援」のツールとして、用いることをおすすめします。
特に、
- 問い合わせ数を高め、顧客リストを獲得する
- 一度接点の合った顧客を、商談に進めるためのコミュニケーションの維持
を目的とすることで、商談化まで進める顧客の増加が期待できます。例えば、以下のようなフローでLINE公式アカウントは活躍します。
3.お部屋探しでLINEを使うメリット
続いてはユーザー側から見たメリットを紹介します。
3-1.スタッフと気軽にやり取りができる
借りたい物件があったとき、その部屋にどのような設備がついているのか気になることがあります。基本的な情報はインターネットで調べればわかります。
しかし、「ちょっとここが気になる」といったわざわざ電話で確認するには、気が引けてしまうような内容でもLINEであれば気軽に確認することができます。また、ラインの特性上、メールで問い合わせを行うより、文面的にも簡単に行うことができます。
例えば、メールであれば、あいさつの文面を冒頭に入れて「お世話になっています」や相手先の名前を入力することが基本的なルールとなっています。しかし、LINEにおいては、気軽に質問したい内容だけを記載してもあまり違和感はありません。
また、メールでは、一つの文面を送っては、相手方から返信を待ちます。
この方法自体はLINEとは変わりませんが、メールの特性上、伝えたい内容を送るのに、一気に伝えたいことを記載して送ります。LINEの場合はチャットメッセージのために、自分が聞きたい内容を短文で入力しながら、相手側から回答をもらいます。
まるで会話しているかのようにやり取りができるため、ふと思ったことやチャットの中で気になったことをすぐに問い合わせることができるため大変便利です。
3-2.複数人で情報の共有ができる
最近は、友達や学生さん同士で賃貸物件をシェアルームとして利用される方や同棲を始めるカップルの方など、部屋を借りる時にはそれぞれが情報を共有する必要があります。
不動産屋に一緒に相談に行くことがベストではありますが、それまでの情報収集の内容を共有、シェアすることは大変重要になってきます。そこで、LINEには簡単に情報を共有できる機能が供えられています。
普段の1対1のLINEトークの他に、トークグループという機能があります。この機能は、例えば不動産屋の担当者と一緒に借りる人全員をグループとして設定します。
そのグループ内で行われたトークが、設定者すべてに同じ文面の情報が流れる仕組みです。この機能を利用者すれば、同じ疑問点を何度も担当者に確認しなくてもLINEトーク上でそれぞれの質問や回答内容を確認することができます。
「一緒に借りる方に説明しましたが・・・」、「私はそんな事聞いていない!」といった、不動産屋や一緒に借りる方とのトラブルにもなりません。心機一転、新しい部屋を借りる時は、部屋に関するいろいろな疑問が生じます。
部屋を借りてからこんなこと聞いておけばよかった、聞くのを忘れてしまった、こんな設備だとは思わなかったとならないように、どんどんLINEで確認することをおすすめします。
3-3.過去のやり取りが確認できる
LINEは、不動産屋と相談や問い合わせた内容を過去にさかのぼり確認することができるため大変魅力的です。LINEで問い合わせ、回答を得た文面はLINE内に保存されながら、記載された文面は新しい文面を入力するごとに、画面上部に進んでいきます。
しかし、以前に問い合わせた内容を再度確認したい時には、画面を指で下にフリックすることで以前にLINEでやり取りした文面が出てきます。
LINEの設定や消去をしていなければ、以前に問い合わせた内容すべてが保存されているため大変便利です。
3-4.画像をスムーズに確認することができる
LINEには文字だけではなく、画像を送信、保存管理ですることができます。
例えば、借りたい物件の図面に関しては、PDFファイルや画像ファイルで不動産屋から送信され、ライン上にて確認することができます。PDFファイルには、ライン上で確認できる有効期間があるため、ある一定の期間が過ぎると閲覧することができません。
必要なファイルは画面右上のタップにて保存することができるため、必要なファイルはこまめに保存することをおすすめします。また、物件を実際に見に行かなくても、不動産屋に借りたい物件の実際の部屋の写真があったり、動画もあれば、LINE上で確認することができます。
3-5.思い立った時に問い合わせることができる
普段生活をしていると、借りたいと思う物件に関しては、いつも気になってしまうものです。こんな部屋がいい、こんな設備が欲しいなど、色々と頭に思い描きながら考えてしまいます。
例えば電車に乗っているときや部屋で掃除をしているときなどに思いつくこともあるでしょう。そんなときにふと不動産屋に聞きたいということがでてきます。
スマートフォンさえあれば、LINE上に気軽に相談内容を記入し、メモをする必要がありません。記入した内容がそのまま不動産屋に問い合わせとなるため、少しの疑問も逃さず確認することができます。
4.【不動産賃貸】LINE公式アカウント成功事例5選
ここでは、参考にしたい不動産賃貸企業のLINE公式アカウントを5つご紹介いたします。
4-1.アットホーム
最初にご紹介する参考にしたい不動産賃貸企業のLINE公式アカウントは「アットホーム」です。
LINEアカウント:アットホーム | LINE Official Account
友だち登録者数:約1,177万人(2022年1月現在)
アットホームは賃貸・購入物件探しはもちろん、気になる相場情報や不動産会社検索など不動産・住宅の情報が盛りだくさんの不動産情報総合サイト。
アットホームのライン公式アカウントは、LINEサービスが大変充実しており、LINEで物件お問い合わせや新着お知らせを受け取ることができます。
トーク下部に表示されるリッチメニューには、
公式サイトトップに移動できるタブ
賃貸検索
マンション購入検索
一戸建て購入検索
の4つのタブが表示されています。
自分が知りたい情報の項目をタップすることにより、自動的に公式サイトで選択した項目に移動することができ、スムーズに物件を探せる仕組みとなっています。
公式サイトに移動すると、
- Webサイトでさがす
- アプリで簡単にさがす
- アットホームについて
- 住まいさがしのヒント
などの情報を見るとこができます。
またリッチメニューの「賃貸検索」「マンション購入検索」をタップすると公式サイトに誘導され、探したい物件の地域から絞っていくことで簡単に物件を探すことが可能です。
LINE公式アカウントの最大の特徴としては、「メッセージ機能をあえてあまり活用していない」こと。さまざまな企業のLINE公式アカウントを見てみると、企業から頻繁に自動でメッセージが送られてくるものや、自分が何かメッセージを送ると自動で返信が返ってくるパターンをよく目にします。
しかし、アットホームのLINE公式アカウントはそういった機能を頻繁に活用しているのではなく、自分が設定した興味のある新着お知らせのみを受け取ることが可能です。LINE公式アカウントから物件お問い合わせ等をすることも可能ですが、公式サイトへ誘導するための一つの手段となっています。
さらにアットホームの特筆すべき特徴としては、「人気キャラクターを起用することで、ユーザーの興味を引き立てている」点が挙げられます。
2022年1月の段階では、「ウォーリーをさがせ!」のメインキャラクターであるウォーリーがアットホームのイメージキャラクターに設定されています。アットホームのLINE公式アカウントを訪れてみると、アカウント自体がウォーリーの世界観を再現していたり、アカウント内で起用している有名人がウォーリーの衣装を着用。
LINEの公式アカウント内で、全面的にウォーリーの世界観を押し出すことにより、とても可愛らしく親近感のあるイメージを与えています。
またタイムライン投稿(現在ではLINE VOOM)の最大の特徴は、「毎週水曜日・金曜日の18時、定期的に投稿を配信している」ところです。
定期的にタイムライン投稿を行うことで、ユーザーの目に留まりやすく今後の集客にも繋がるでしょう。
内容としては、
- お部屋紹介
- 「○○の日」にちなんだお部屋の間取りやインテリア紹介
などをメインとして発信しています。
インテリアを工夫して作られたお部屋紹介では、ひとつひとつに独自の世界観が溢れており、ユーザーを飽きさせない投稿内容になっています。
また「今日は映画の日」であれば、映画に登場するお部屋の間取りやインテリアを映画の世界観とともに紹介するなど、他にはないユニークな情報も発信しています。
「賃貸物件のキッチンを使いやすくするポイント」などの情報も配信していますので、現在住んでいるお家で試してみたいという方にも必見の情報が投稿されています。
4-2.SUUMO
続いてご紹介する参考にしたい不動産賃貸企業のLINE公式アカウントは「SUUMO」です。
LINEアカウント:SUUMO(スーモ) | LINE Official Account
友だち登録者数:約417万人(2022年1月現在)
SUUMO(スーモ)は全国のマンション、一戸建て、土地などの販売・売却情報から賃貸・リフォームまで住まいに関するあらゆる情報が満載の不動産総合ポータルサイトです。
アットホームの公式LINEアカウントの事例と同様、スーモのLINE公式アカウントにおいても「SUUMOで物件を探す」ボタンとともに公式サイトへ誘導したり、スーモとコラボしているキャラクターのLINEスタンプの紹介などのメッセージが送られてきます。
リッチメニューには、
- 賃貸物件を探す
- 新築マンションを買う
- 新築一戸建てを買う
- 引越し業者を探す
などの項目が設定されています。
「引越し業者を探す」の項目は、他の不動産賃貸企業公式LINEアカウントではあまり見ることがありませんね。こちらをタップすると、引越し料金を無料で見積もることができたり、一番安い引越し業者を探すことができるなど、これから引越しを考えている人に大変有益な情報提供がされる工夫がされています。
また、各項目をタップすると、LINEユーザーは公式サイトへ誘導され、物件を簡単に探すことが可能に。リッチメニューによって、LINE公式アカウントから公式サイトへとLINEユーザーを誘導することができるようになるのです。
スーモのタイムライン投稿は、スーモの公式メインキャラクターである「スーモ」や「スモミ」とコラボ中の人気LINEスタンプとのスタンプ紹介がメインとなっています。
タイムライン投稿にて、「どちらのスタンプがお気に入りか」という題目でアンケートを実施することで、LINEユーザーと積極的にコミュニケーションを取っている点が大きなポイント。
本アンケートでは、500件を超えるいいね!が押されており、SUUMOのキャラクターやコラボ中のキャラクターがいかにユーザーに親しまれ、関心を持たれているかがよく分かる結果となっていますね。
またスーモのタイムライン投稿は、2日に一回、毎回17時に定期的に配信されている点も特筆すべきポイントです。
投稿を継続して行うことは簡単な作業ではありませんが、社内で運用体制を整え毎度の投稿内容を工夫することで、ユーザーを飽きさせないコンテンツを配信し続けていることができています。これから一人暮らしを始める方や、引越しを考えている方にはもってこいのアカウントと言えるでしょう。
4-3.いい部屋ネット
続いてご紹介する参考にしたい不動産賃貸企業のLINE公式アカウントは「いい部屋ネット」です。
LINEアカウント:いい部屋ネット | LINE Official Account
友だち登録者数:約1,839万人(2022年1月現在)
いい部屋ネットは、大東建託リーシング株式会社が運営する賃貸(賃貸アパート・賃貸マンション)をメインとした不動産総合情報サイトです。いい部屋ネットのLINE公式アカウントの友だち登録者数は約1,800万人を超え、不動産賃貸企業のLINE公式アカウントの中でも非常にフォロワー数の多い人気公式LINEアカウントとなっています。
いい部屋ネットのLINE公式アカウントの特徴は、企業から自動的にメッセージが送られてくることがなく、個別でのメッセージも受け付けていないため、LINE上のメッセージで企業と連絡を取るということはできない点です。リッチメニューには、公式サイトへ移動できるタブ、TVCMサイトへ移動できるタブの2つの項目があり、どちらもタップすることで公式サイトへ誘導される仕組みとなっています。
いい部屋ネットもメインは公式サイトとなっており、LINE公式アカウントはサイトへ誘導するための手段となっているようです。
タイムライン投稿には、いい部屋ネットのメインキャラクター「いいへやラビット」が登場し、LINEユーザーに対してさまざまクイズを出題しています。
いい部屋ネットのタイムライン投稿は、多い場合で300件、400件ほどのいいね!を獲得しており、ユーザーから強い興味があることを伺えます。
また投稿頻度も一週間に一回配信されているため、LINEユーザーに定期的にいい部屋ネットの情報提供をすることが可能。
いい部屋ネットのLINE公式アカウントの運営者は、「ユーザーに飽きさせることなく、いかに興味を持ち続けてもらえるか」にこだわってたアカウント運用をしていることがわかります。LINE公式アカウントを通してメインキャラクターに愛着を持ってもらうことで、企業に対するユーザーの興味関心を惹きやすくなり、集客にも繋がっていくのです。
4-4.CHINTAI(チンタイガー)
続いてご紹介する参考にしたい不動産賃貸企業のLINE公式アカウントは「CHINTAI(チンタイガー)」です。
LINEアカウント:CHINTAI(チンタイガー) | LINE Official Account
友だち登録者数:約4.6万人(2022年1月現在)
賃貸・部屋探しのCHINTAIのLINE公式アカウントです。
CHINTAIのLINE公式アカウントは、賃貸マンション・賃貸アパートなど一人暮らしからファミリー向けの賃貸住宅情報が満載で、全国の不動産賃貸の中から希望の条件にピッタリの賃貸物件を検索することができます。
今までご紹介してきた不動産賃貸企業のLINE公式アカウントは、LINE公式アカウントが公式サイトへの誘導の手段として使われていたのに対して、CHINTAIのLINE公式アカウントの最大の特徴は「LINEの公式アカウント上で簡単にお部屋探しができる」点が挙げられます。
まず最初に送られてくるメッセージに従って、住みたい駅名をメッセージで送ると、CHINTAIのLINE公式アカウントからすぐに駅周辺のおすすめ物件が送られてきます。
不動産賃貸企業の公式サイトに移ることなく、公式LINEアカウント上で即座に最適な情報が送られてくる点が特徴的ですね。
さらに、追加で「10万円以下」「1K」「オートロック付き」などの好きな条件を再度メッセージで送信することで、自分で簡単に好みの物件に絞っていくことができます。
リッチメニューには、
- 条件から探す方法
- 学校から探す方法
- 位置情報から探す方法
- 条件を変更する方法
- 新着お知らせ登録
の項目があり、タップすることで自分の好みの条件に合った方法で物件を探すことができます。
CHINTAIのLINE公式アカウントでは、ユーザーが簡単に物件探しできるように、LINE公式アカウント上での操作方法を分かりやすく説明してくれています。LINEのトーク上では、自分が探したい条件を送ることですぐに企業から候補が送られてくるので、スムーズに物件探しを進めることができます。
またユーザーは自分が気になることなどを自由に送ることで企業から返信が来るので、疑問をすぐに解決でき、物件探しが初めてで不安に思われる方にとっても大変心強いでしょう。
企業としては、アンケートを行いユーザーの求める物件情報を収集できるため、データを活用してセグメント分けした広告配信を行うなども可能になります。ユーザーとのコミュニケーションを通してマーケティングに必要な情報収集も進めていきましょう。
4-5.賃貸スモッカ
最後にご紹介する参考にしたい不動産賃貸企業のLINE公式アカウントは「賃貸スモッカ」です。
LINEアカウント:賃貸スモッカ | LINE Official Account
友だち登録者数:約23万人(2022年1月現在)
賃貸スモッカは、日本最大規模となる約450万件の物件データベースから賃貸住宅をまとめて探せるサイトです。
賃貸スモッカのLINE公式アカウントを友だち追加することにより、
- 最新の物件情報をいち早く受け取ることができる
- キャンペーンの最新情報をゲットできる
- 条件にピッタリの物件を配信してもらえる
- 設定した条件の新着情報を1日1回お知らせしてくれる
などのメリットを享受することができます。
さらにリッチメニューには、
- エリアから探す
- 敷金礼金なし
- ペット可
- 初期費用10万円以下
- 保証人不要
の5つの項目がありました。
これらの項目をタップすると、賃貸スモッカの公式サイトに自動的に移動し、公式サイト上で条件に合った物件を絞って見ていくことができます。
2022年1月の段階では、「入居お祝い金プレゼントキャンペーン」が実施されていました。
当該キャンペーンは、賃貸スモッカまたは賃貸EX経由でお部屋のお問い合わせをし、事前申請を行い成約をした対象者全員に家賃1か月分が現金でキャッシュバックされる内容でした。
これから新生活が始まる人や引越しを始める人が増えてくる期間に、LINE公式アカウントや公式サイト上でキャンペーンを実施することで、より多くの集客が見込めるでしょう。
5.まとめ
LINEは日頃みなさんが使用するSNSの中で特に利用する機会が多いのではないでしょうか。
企業は、LINEを活用して自社のおすすめ情報を定期的に発信していくことで、ユーザーに興味を持ってもらい、より集客増加に繋げることができるのです。
これからLINEを活用して集客を増やしていこうと考えている方は、ぜひ今回の記事を参考にしてみてください
⇒【東証プライム企業も多数利用!】最先端のSNSマーケティングツール「Tofu Analytics」、「InstantWin」とは?