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近年YouTube、Twitter、LINEなど様々なSNSが登場し、私たちの生活に欠かせない存在となりました。
現在日本のSNSとしてはLINEの利用率が最も高く、利用者の割合は日本人口のおよそ87%を占めています。(参考:令和元年度 情報通信メディアの利用時間と情報行動に関する調査報告書|総務省情報通信政策研究所)。
そんな昨今、「LINEをマーケティングに活用したい」と考えている企業は多いのではないでしょうか。
LINEにはLINE公式アカウント、LINE広告、LINEスタンプをはじめとする様々なマーケティング支援機能がそろっており、目的に応じて活用できる優れたプラットフォームです。
そこでこの記事では、LINEを活用したマーケティング方法「LINEマーケティング」について、企業の実例紹介と共に活用する上でのポイントや方法を分かりやすく解説していきます。
メリットや具体的なマーケティング施策、企業の活用事例まで紹介していますので、LINEマーケティングとは何かを学びたい方は是非参考にしてみてください。
1. LINEマーケティングって何?
LINEを使って集客をすることを、LINEマーケティングと呼びます。
LINEマーケティングは多くの企業に注目されていますが、それは大きな集客効果が見込まれるためです。
LINEサービスが始まる2011年より前までは、メールが連絡手段として普及していました。
しかし、LINEがサービス開始後から急速に成長を続けたことで、今ではメールに代わる存在となっています。
現在LINEのユーザー数は、日本の人口の70%以上となる約9,000万人です。
そのうち86%のユーザーが毎日LINEを活用しています。
また他のSNSと比べて、ユーザー層が10代から60代まで大きな隔たりなく存在するのも特徴。
他のSNSではリーチしづらい高年代層にも、LINEであれば販促をかけられる可能性があります。
LINEはSNSサービスの中でも特に人気の高いサービスといえるでしょう。
1-1. メールで集客するよりも期待できる
LINEが普及するまでは、企業はメールで集客するのが一般的でした。
メールを使う人が多かったので、メールで宣伝を打てば集客が見込めたのです。
しかし、メールよりもLINEが使われることが多くなった現代では、メールを開封してもらうことですら容易ではなくなりました。
実は、メルマガの開封率が10〜30%なのに対して、LINEの開封率は60%を超えると言われています。同じコンテンツを配信したとしても、プラットフォームが違うだけで開封率が倍以上変わってくるわけです。
そのため、メールマーケティングを行っていた企業の多くが、読んでもらえる可能性が高いLINEマーケティングを取り入れ始めているのです。
1-2. 利用者が多いので購入機会が増える
LINEは、ユーザーの大半が毎日利用していることでも有名なサービスです。
LINE社の調査によると、86%ものユーザーがLINEを毎日利用していることが分かっています。
利用者が多いサービスということは、広告を打てばそれだけ多くの人に見てもらえる可能性があるということです。
LINEマーケティングを取り入れていない企業も、この機会に取り入れることを検討してみてはいかがでしょうか?
2.LINEマーケティングのメリット
「LINEマーケティング」は、
- 商品購入や来店のきっかけの入り口を広げやすい
- 見込み客と親密な関係性が築きやすい
- 企業のブランディング展開がしやすい
- 新規プロモーションを継続的に実施することも可能
というメリットがあります。この4つのメリットについて以下で詳しく解説していきます。
2-1.商品購入や来店のきっかけの入り口を広げやすい
現在日本人のうち8,900万人が利用するLINE。
ユーザー数が大変多いことから、LINEアプリ上の広告やトークなどの様々な機能を活用し、ユーザーがこれまで認知していなかった商品や店舗の情報をより多くの人に配信することが可能になります。
2-2.見込み客と親密な関係性が築きやすい
LINEのトーク機能は1:1で行うため、従来よりも早く、ユーザーと親密な関係性を築くことが可能です。
ユーザーと親密な関係を築くことは「ユーザーの購買意欲を高める」という点で非常にメリットとなります。
2-3.企業のブランディング展開がしやすい
企業はユーザーへプッシュ通知で情報を届けられるため、狙い通りの情報を配信することができます。
キャンペーン情報や購入予約へ誘導することも可能ですので、ここから売り上げアップに繋がる可能性は大きいです。
また、売上を落とすことなく広告費を削減できたという実例もあるため、ブランディング展開において「LINEマーケティング」は非常に効率的なのです。
2-4.新規プロモーションを継続的に実施することも可能
LINEのアカウントを複数人で管理することができるため、担当者から別の担当者への引き継ぎもスムーズに行えます。
必要な情報をそのまま簡単に引き継ぐことができるので、業務量を増やさず、安心して見込み客の管理ができるのです。
このように、LINEをベースにしたマーケティングは、ビジネスにおいてもはや必須のツールとなっています。
3.LINEマーケティングはどのような企業が向いている?
LINE社が運営するサービスがどんどん増えているので、実店舗と通販のどちらでもLINEマーケティングを行うことができます。
LINEデリマというデリバリー向けのサービスも展開しているため、宅配サービスを行っている業者も、LINEマーケティングが向いているといえるでしょう。
どのような業種でも始めやすいのが、LINEマーケティングの魅力といえます。
とはいえ、LINEマーケティングは、企業がきちんと戦略を練らなければ、失敗することもあります。
LINEマーケティングを行うなら、LINE公式アカウントの友達数を増やすことを目標にしましょう。
友達数が少なければ、広告を出したり、イベントを開催したりするときは集客ができても、継続的な利用は見込めません。
初めて使ってもらったときや、興味を持ってもらったときに、アプローチできる手段を獲得しとくことで、次回利用を促すことができるのです。
3-1. LINE公式アカウントを簡単に管理できるツールを活用してみる
LINE公式アカウントを活用したマーケティングが上手くできない場合は、LINE公式アカウントを管理できるサービスを使うのも一つの手です。
LINE社とは別の会社が行っているサービスを合わせて利用することで、LINE公式アカウントの友達管理、効果的なメッセージの配信が行えるようになります。
チャットボットやシナリオ配信もできるため、顧客体験や顧客満足度の向上を図ることができるでしょう。
3-2. LINEマーケティングの基本戦略
LINEマーケティングは、比較的高額なバックエンド商品を売るのに適しています。
なぜなら、LINEを使えば顧客を長い期間をかけてナーチャリングできるからです。
高額な商品を購入してもらうには、その商品の価値に気づいてもらうために、長い期間をかけて情報発信をしていく必要があります。
たとえば、30万円のビジネス講座を、何も考えずすぐに購入する人はほとんどいないですよね。
このような高額講座に申し込んでもらうには、ビジネススキルを身につけるメリットや重要性、ノウハウを継続的に発信して、顧客の意識を醸成することが大切です。
LINEはプッシュ型で継続的に情報発信できるので、顧客を教育するのに最適なプラットフォームだといえるでしょう。
3-3. LINEに登録してもらうまでの導線は?
多くの方が悩むのが「どのようにLINEに登録してもらうか?」という点だと思います。
結論、YouTubeやWebメディアなど無料のプラットフォームからLINEに誘導してあげるのがおすすめです。
LINEに登録してもらうためには、ユーザーを自社やサービスのファンにする必要があります。そして、情報発信こそファン化に最も適した手段です。
特にYouTubeは、プラットフォーム内で集客も教育もできる万能なツールです。ぜひ利用してみてください。
4.LINEマーケティングを実際にしてみた結果は?
LINEマーケティングは企業が行っているイメージが強いかもしれませんが、個人事業主でも取り入れることができます。
実は、2019年4月からLINE公式アカウントは個人でも作れるようになったのです。
そのため、個人事業主でもLINEマーケティングを始めている人たちはたくさんいます。
筆者はYouTubeの再生回数を増やすために、LINE公式アカウントを使っています。
LINE公式アカウントで動画をアップする度に友達に呼びかけることで、一定の視聴回数を確保することができるようになりました。
また、合わせてブログの更新のお知らせも、LINE公式アカウントで行っているので、ブログのPV数も一緒に稼ぐことができます。YouTubeやアフィリエイトで稼いでいる人にとっても、LINEマーケティングをやる意味はあるといえるでしょう。
4-1. 小売店でも集客効果がある
個人事業主だけでなく、LINEマーケティングは小売店でも有効な方法です。
筆者が普段使っている小売店では、LINE公式アカウントの友達追加をするだけで、購入した商品を自宅に届けてくれます。
トーク機能で届けてほしい日時を伝えるだけで、宅配ボックスに届けてくれるため、この小売店を使う機会が圧倒的に増えました。
案の定、小売店に聞いてみたところ、LINE公式アカウントを作ってから利用者が増えたそうです。
大企業だけでなく、個人事業主や小売店でもマーケティング戦略をしっかりと練れば、LINEマーケティングの効果は見込めるでしょう。
5.LINEマーケティングを行っている企業事例
LINEマーケティングのための機能「LINE for Business」を活用し、実際に売り上げアップや掲げていた目標を達成した企業は数多くあります。LINEマーケティングの成功例として、2つの企業をご紹介しましょう。
5-1.株式会社小学館
児童書やコミックをはじめ、様々なジャンルの雑誌や書籍を刊行する株式会社小学館。
40代の働く女性を対象にしたラグジュアリーファッション誌『Precious』への集客を目的として2018年にLINE公式アカウントを開設し、世界観に合った集客を始めた結果、2年間でLINEからのサイト閲覧数を100倍に伸ばすことに成功しました。
自社媒体のアプリ制作という選択肢を取らず、LINEを活用したマーケティングを行った小学館の事例から見られる成功のポイントとしては、
- LINEはメッセージアプリとして浸透しているため、新規にダウンロードしてもらう必要がほとんどなく、ともだち登録に対するハードルも低い
- LINEを利用する年齢層は幅広く、『Precious』の読者に近いユーザー層にリーチしやすい
- 友だち追加してもらえればクローズドなコミュニケーションができるため、他のSNSよりもアカウントを身近に感じてもらえる
- 届けたい情報を狙って配信できる
このようなポイントがあげられます。
小学館の事例から、LINEは『Precious』のコアユーザーに対して、他のSNSよりも深いコミュニケーションができる場としてだけでなく、購買に繋がる情報提供をするには最適のツールであるといえるでしょう。
参考:LINE公式アカウント経由のサイトPVが2年間で100倍に! 優良な友だちを集客するクロスターゲティング活用|LINE for Business
5-2.アサヒビール株式会社
アルコール飲料を製造・販売するアサヒビール株式会社は、2017年にLINE公式アカウントの運用を開始し、2020年には友だちを集めることを目的にLINEプロモーションスタンプへ出稿しました。その結果として、100万人単位でターゲットリーチを増加させることに成功しました。
アサヒビール株式会社のLINEプロモーションスタンプ活用による成功のポイントとしては、
- 3年間のLINE公式アカウント運用でデータを蓄積してきたことで「ユーザーに喜ばれないコミュニケーション」を回避することができるようになっていた
- コロナ禍を逆手に取り、ユーザー同士が送り合うことで繋がりを感じられるようなデザインのスタンプを配信した
- アサヒビールのファンがスタンプのコンセプトに共感すると共に、スタンプをきっかけにアサヒビールの理念やビジョンに共感するユーザーの獲得にも繋がった
このような点があげられます。
LINE公式アカウントはすぐに上手くいくと考えず、アサヒビールの事例のようにLINEアプリ上で様々な機能を使い、長い時間をかけてより良いリーチ方法を模索することも非常に重要なポイントです。
そのような基盤があれば、スタンプなどのプロモーションを行う際にも一番効果的なやり方・タイミングでユーザーにリーチすることが可能になります。
また、スタンプデザインのコンセプトに関しても、ユーザーのニーズをしっかり把握することは押さえておきたいポイントの1つです。このことは、スタンプからブランドにたどり着いた新たなユーザーのファン化に繋げる上で、非常に重要なのです。
ここまでご紹介した2つの企業のように、目的やニーズを明確にした上で、LINEマーケティングを行ってみてはいかがでしょうか。
6.まとめ
今回はLINEマーケティングについて、その活用方法やメリットについてご紹介してきましたが、いかがでしたでしょうか。
誰でも簡単に始められることから、近年LINEマーケティングを始める人たちは増えています。
今回事例にあげた企業のように、売上や認知度を伸ばす上では欠かせない存在となりつつあるLINEマーケティング。
この記事を参考に、ぜひ試しに取り入れてみてはいかがでしょうか。
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