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Instagram上でインフルエンサーマーケティングを効果的に活用したいと考えていませんか?その場合は、パートナーシップ広告がおすすめです。
本記事では、Instagramのパートナーシップ広告の概要や設定までの流れなどを詳しく解説します。Instagramで広告運用を検討している場合は、ぜひ参考にしてください。
Instagramのパートナーシップ広告とは
Instagramのパートナーシップ広告(旧:ブランドコンテンツ広告)は、クリエイターやインフルエンサーが投稿したコンテンツを、企業が広告として活用できる画期的な広告形式です。
2019年6月から提供が開始されて、2023年5月にはInstagram公式によって「ブランドコンテンツ広告」から「パートナーシップ広告」へと名称が変更されました。
パートナーシップ広告は、インフルエンサーや著名人が投稿したコンテンツを、ビジネスパートナーとして協業関係にある企業が広告として配信できるようにするものです。英語では「Partnership Ads」と表記されます。
Instagramのパートナーシップ広告のメリット
ここからは、Instagramのパートナーシップ広告のメリットを企業側とクリエイター側の双方から見ていきます。
企業側のメリット
パートナーシップ広告を活用する企業側のメリットは複数あります。まずはターゲットへの影響力がある投稿者経由で情報を発信できることが挙げられます。企業からの直接的な発信では伝わりにくい内容でも、インフルエンサーを通じて発信することで、消費者に効果的に届けることが可能です。
また、PR表記のレギュレーションなどを気にする必要がなくなります。パートナーシップ広告の設定をすれば関係性が明記されるため、「#PR」の付け忘れなどの心配がなくなります。
クリエイター側のメリット
クリエイター側にとっても、自身の投稿が企業の広告として広く拡散されるメリットがあります。その結果、クリエイターの認知度向上やフォロワー増加につながることもあるでしょう。
また、パートナーシップ広告を通じて収益を得ることができるため、クリエイターの収入源も幅広くなります。
従来の広告との違い
従来の広告とInstagramのパートナーシップ広告の主な違いを以下の表で比較します。
特徴 | 従来の広告 | Instagramのパートナーシップ広告 |
---|---|---|
配信元 | 企業のアカウント | インフルエンサーのアカウント |
広告表示 | 明確な広告表示 | 「広告」および「XXXとのタイアップ投稿」と明示 |
信頼性 | 比較的低い | より高い(インフルエンサーの信頼性を活用) |
ターゲティング | 広範囲 | 特定のニッチな観客 |
コンテンツ形式 | 標準的な広告フォーマット | 多様(フィード、ストーリーズ、リール等) |
効果測定 | 企業側で管理 | 企業がインフルエンサーの投稿のインサイトにアクセス可能 |
コンテンツの真正性 | 作られた印象 | より自然で信頼性が高い |
パートナーシップ広告の種類と配信場所
パートナーシップ広告の種類と配信場所を以下の表にまとめました。
配信場所 | 特徴 | 表示形式 | メリット |
---|---|---|---|
フィード広告 | Instagramのメインフィード画面に表示 | アカウント名の下に「広告(Sponsored)」、キャプション欄に「XXXとのタイアップ投稿」と表示 | 最も見られる可能性が高く、ユーザーのスクロール中に自然に表示される |
ストーリーズ広告 | 24時間で消える全画面表示の広告 | アカウント名の下に「XXXとのタイアップ投稿」と表示 | スマートフォンの全画面に縦型表示されるため訴求力が高い |
リール広告 | 短尺動画フォーマットでの広告 | パートナーシップ表示付きの動画広告 | 動画コンテンツの特性を活かした魅力的な広告展開が可能 |
発見タブ広告 | Exploreタブ内に表示される広告 | 他の広告と同様のパートナーシップ表示 | ユーザーが新しいコンテンツを探索中にリーチできる |
各配信場所はそれぞれ異なる特性とメリットがあるため、広告目的やターゲットに合わせて最適な配信場所を選択しましょう。
パートナーシップ広告の設定手順
パートナーシップ広告を配信するには、以下の手順に従って設定を行います。
1. ビジネスアカウントの準備
企業側はInstagramアカウントをビジネスアカウントに変更する必要があります。ビジネスアカウントへの変更手順は以下のとおりです。
1. プロフィール画面から「設定とプライバシー」を選択
2. 「アカウントの種類とツール」をタップ
3. 「プロアカウントに切り替える」を選択
4. カテゴリを設定し、連絡先情報を入力
また、Facebook広告アカウントと紐づけを行ったInstagramビジネスアカウントを用意する必要があります。
2. クリエイターとの連携方法
クリエイターとの連携を行うための手順は以下のとおりです。
1. ホーム画面のハンバーガーメニューから「設定とプライバシー」を選択
2. 「ビジネスツールと管理」を選択
3. 「ブランドコンテンツ」を選択
4. 「タイアップ投稿ラベル」の設定で「コンテンツクリエイターを自動で承認」がONになっていることを確認
5. 「コンテンツクリエイターを承認」を選択
6. 該当のインフルエンサーのハンドルネームを検索し、承認ボタンを押す
この手順によって、選ばれたインフルエンサーは投稿に企業をタグ付けできます。
3. 広告設定の詳細ステップ
パートナーシップ広告の配信方法には、以下のようなオプションがあります。
設定オプション | 内容 | 特徴 | 活用シーン |
---|---|---|---|
アカウントレベルの許可 | クリエイターが企業にアカウント全体へのアクセス権を付与 | タグ付けされた投稿や承認されたコンテンツすべてを広告として利用可能 | 長期的なパートナーシップや複数の投稿を広告活用する場合 |
コンテンツレベルのアクセス | クリエイターが特定の投稿に対する広告コードを生成して企業に提供 | 選択された特定の投稿のみを広告として利用可能 | 単発のキャンペーンや特定コンテンツのみ広告活用したい場合 |
テスティモニアル機能 | クリエイターが125文字以内の推薦文を提供 | パートナーシップ投稿のスポンサー付きコメントとして表示 | 製品やサービスの信頼性を高めたい場合、ユーザーの声を強調したい場合 |
これらの設定オプションを適切に選択することで、企業とクリエイターの関係性や広告目的に合わせた効果的なパートナーシップ広告の配信が可能になります。
4. よくある設定ミス
パートナーシップ広告を設定する際によくある間違いとして、以下の点に注意が必要です。
- ビジネスアカウントへの変更が完了していない
- Facebook広告アカウントとの紐づけが正しく行われていない
- クリエイターの承認手続きが完了していない
- 広告の配信設定が適切に行われていない
これらのミスを避けるために、各ステップを丁寧に確認しながら進めることが重要です。
Instagramのパートナーシップ広告を活用したマーケティング戦略を検討しよう
Instagramのパートナーシップ広告は、ブランドとクリエイターの協業を促進し、より効果的なマーケティング活動を実現できる広告です。
適切に活用することで、ブランドの認知度向上やコンバージョン率の改善など、様々なマーケティング目標の達成に貢献するでしょう。
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