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コーポレートサイトのSEOは、今や対策が必須となっています。正しいやり方で検索結果の上位に表示されるようになれば、Webサイトへの流入数が増え、問い合わせや商品・サービスの購入など成果につながることが期待できます。

しかし、検索エンジンの仕組みは複雑で、最適化する方法がよく分からないという方も多いかと思います。そこで今回は、コーポレートサイトのSEO対策に悩む方向けに、最適化の方法を分かりやすく解説していきます。ぜひ正しいSEO対策のやり方を理解して試してみてください。

1.コーポレートサイトのSEO対策とは

コーポレートサイトをインターネット検索で上位表示するためには、主に4つの方法が有効です。

  • サイトマップ作成
  • ページ表示速度の向上
  • 構造化データマークアップの実施
  • コンテンツ作成(コラム)

Webサイトの検索順位が決まる過程には、Googleの検索エンジンによるクロール(Webサイトの巡回・サイト情報の収集)、インデックス(集めた情報をGoogleに登録)、Googleが設定したアルゴリズムによるWebサイト評価があります。

サイトマップでサイトの構造を検索エンジンにわかりやすく示し、ページの評価を上げるために、ページがより速く表示されるように改善します。構造化データマークアップをおこなって、文章や画像なども検索エンジンの収集対象に含まれるようにします。

コンテンツ作成(コラム)は、適切なキーワードで導かれる内容であることが大切です。

1-1.サイトマップ作成

サイトマップを作り、コーポレートサイトの構造をユーザー、検索エンジン両者にわかりやすく表します。SEO対策はサイト訪問者のユーザビリティ、検索エンジンのクローラビリティを意識することが大切です。

サイトマップには2種類あり、検索ユーザー向けのHTMLサイトマップ、クローラー向けのXMLサイトマップを用意するのが理想です。XMLサイトマップはGoogleのクローラー(robot)にページを認識させることに有効で、Google Search Consoleから送信しておけば読みにきてもらえます。 

一方で、HTMLサイトマップはドメイン上にあるページをひとつのページまとめて掲載することで、ユーザーが目的のページを見つけやすくなるだけでなく、内部リンクとしても機能します。ページ同士を同ドメイン内でもリンクさせておくことは内部施策として有効です。コーポレートサイトを新規で制作される際には併せて作成しておくのがおすすめです。

サイトマップの作成は、検索順位に直接の影響を及ぼすわけではありませんが、ユーザビリティの向上と、クローラビリティ改善に寄与するという意味で、SEO対策に有効です。

1-2.ページ表示速度の向上

2018年7月より、Googleがページの読み込み速度を検索順位の評価基準に加味するとアナウンスしました。ページ表示が極端に遅いウェブサイトは、ユーザーが使いにくいと判断しているためです。CSSやJavaScriptの記述を圧縮する、画像の容量をなるべく軽くする、キャッシュを残して同じページの表示速度を高速化するほか、JavaScriptやjQueryなど大きなファイル処理を最後にするよう設計することも効果的です。サーバー側でコーポレートサイトのデータを圧縮しておくことも、負荷軽減に一役買います。

2020年5月29日にGoogleは、ユーザー体験(UX)の向上をはかるために、検索順位の決定において「Core Web Vitals」を取り入れることを発表しました。Core Web Vitalsは、Webページに関する以下の3つの指標をまとめたものです。

  • FID(First Input Delay):ブラウザがユーザーの操作に応答するまでの時間)
  • CLS(Cumulative Layout Shift):読み込み時におけるページレイアウトのズレや崩れなどの量
  • LCP(Largest Contentful Paint):URLをリクエストされてからページ内でメインとなるコンテンツが表示されるまでの時間

なお、いずれの数値もGoogle Search Consoleで確認することができ、LPCが2.5秒以内であるURLは「良好」、4秒以下は「要改善」、4秒を超えると「低速」と表示されます。ユーザーの利便性を考えると、ページ読み込みの速さは非常に重要な項目であるといえるでしょう。

1-3.構造化データマークアップの実施

構造化データマークアップとは、自社のコーポレートサイトが扱う内容をGoogleやYahoo!、Bingなどの検索エンジンに教え込むためにHTMLで書かれた文字列にタグづけすることです。クローラーに詳細な情報が伝わるとインデックスが増加し、ウェブサイト評価のチャンスにつなげられます。

構造化データマークアップの対象はHTMLだけではタグで定義できない文章や画像などが含まれ、「パンくずリスト」や「よくある質問」、「記事」、「ユーザーレビュー」などが認識されるようになります。検索結果一覧に画像つきで表示できることや(リッチスニペット)、検索ユーザーの利便性が高まることから、結果的にSEO対策の一環となるのです。

しかし、正しく構造化マークアップをおこなわないと評価が下がりサイトの質が落ちる可能性もありますので注意しましょう。事前に有効性があるかを検証できる構造化テストツールなどを活用するのが安全です。

1-4.コンテンツ作成(コラム)

クローラーが読みに来てくれるようになっても、そこに良いコンテンツが無ければ意味がありません。ユーザーの検索意図に沿った良質なコンテンツを作成しましょう。検索結果からクリックして訪問したユーザーが、十分な情報を得られなかったり、低品質で期待と異なる情報しかなかったりするとページの評価は下がります。自社の言いたいことを掲載することも大事ですが、ユーザー目線を失わず、他の上位記事を参考に作るべきコンテンツの内容を検討しましょう。

Googleは質と量の両方向からコンテンツを評価しています。ここでも明確な文字数、コンテンツ数は明記されていませんが、網羅的にユーザーの問題解決を図るには、ある程度の文字数や投稿数が必要になると考えられます。

2.コーポレートサイトにSEO対策が必要な理由

ITテクノロジーの発達やデジタルデバイスの日常化により、インターネットでの集客はますます重要度が上がっているといえます。そのため、コーポレートサイト運用におけるSEO対策の必要性もまた高まってきています。

SEO対策を講じて自社の製品やサービスと親和性の高いキーワードで上位表示することで、検索行動段階に入ったユーザーの流入が見込めます。継続的なコストや露出効果の期限がなく、大幅に広告費が削減できること、長期的かつ安定的に集客できることもSEO対策をするメリットです。選ぶキーワード次第で潜在層にもアプローチできるため、将来の顧客になりうるユーザーを囲い込んだり、ニーズを顕在化させたりする効果も期待できます。

3.コーポレートサイトでSEO対策をするメリット

コーポレートサイトでSEO対策をすると、以下のようなメリットを得られます。

  • 高い費用対効果が期待できる
  • 長期的なアクセスの増加を見込める
  • 企業に関心のあるユーザーを集客できる

3-1.高い費用対効果が期待できる

コーポレートサイトのSEO対策は、費用をかけずに実施できるため、高い費用対効果が期待できます。SEO対策の多くは、コンテンツ自体の修正や設定ファイルを作成すれば完了するため、費用をかけずに進められることが特徴的です。

もし、Web広告を活用して企業の宣伝をする場合には広告費が必要となります。さらに、SEO対策で検索エンジンに評価されれば、定期的なアップデートを繰り返すことで検索順位を維持できるでしょう。

しかし、SEO対策はコンテンツや設定ファイルの作成が必要となるため、専門的な知識を持った方に依頼する必要があります。

3-2.長期的なアクセスの増加を見込める

SEO対策によって検索順位が上位表示されれば、その間はアクセス数の増加が期待できます。

ユーザーは、自分の欲しい情報が載っているWebサイトかどうかを検索結果の上位から判断しているため、上位に表示されるほど多くのユーザーの目に触れやすくなるでしょう。その結果、コーポレートサイトへのアクセス数が増加し、自社のサービスや商品を知ってもらうきっかけ作りにもつながります。

しかし、Googleのアップデートによって一気に順位が下がってしまう可能性もあります。長期的に上位表示を維持するためには、定期的にコンテンツを見直し、Googleの理念を反映させていかなければなりません。

3-3.企業に関心のあるユーザーを集客できる

SEO対策によって集客したユーザーは、自社やサービスに関心がある可能性が高いです。

ユーザーは、自分が解決したい課題をキーワードとして検索エンジンに打ち込んで検索をします。Googleは、ユーザーの課題が解決できると判断したコンテンツから順番に表示させていくため、上位表示されたコンテンツであるほど自社に興味の持ったユーザーを集客できます。

例えば、「コーポレートサイト SEO」と検索した場合、ユーザーは「コーポレートサイトのSEO対策をしていきたいが、どのように進めるべきか分からない」と悩んでいると予想できます。

検索結果には、SEO対策の方法やメリットなどを記載したWebサイトが表示されるでしょう。

ユーザーは、上位表示されたWebサイトからアクセスしていく傾向があるため、自社のコンテンツにアクセスしてもらえれば、そのまま悩みを解決させるためのサービスや商品にも興味を持ってもらいやすいです。

4.コーポレートサイトでSEO対策をするデメリット

コーポレートサイトでSEO対策をする際、以下のようなデメリットもあります。

  • 効果が出るまでに時間がかかる
  • SEO対策をしても順位が必ず上がるわけではない
  • アルゴリズムアップデートの影響を受ける

4-1.効果が出るまでに時間がかかる

コーポレートサイトのSEO対策は、実施してすぐに効果が出るわけではありません。

実施後は、Googleのクローラーが定期的に情報を収集し、収集した結果を評価していきます。

しかし、修正したコンテンツや設定ファイルが評価に反映されるまでには、早くても3カ月から半年程度といわれているため、根気強く続けていかなければなりません。

結果が出ないからといって、新しい施策を次々実践するのではなく、基本的な対策から地道に続けていきましょう。

4-2.SEO対策をしても順位が必ず上がるわけではない

SEO対策を実施したとしても、必ずしも順位が上がるわけではありません。

キーワードの検索ボリュームや競合メディアの数など、さまざまな条件によって検索順位が定められます。

特に、検索ボリュームの大きい「ビッグキーワード」の場合は、競合メディア数が多く、信頼性の高い公的機関などが上位表示されるため、順位をあげることが難しいです。

一方で、検索ボリュームの小さい「ロングテールキーワード」の場合は、ビッグキーワードと比べて上位表示されやすい傾向があります。

メディアの規模が小さく、これからコーポレートサイトのSEO対策をはじめるような場合は、ロングテールキーワードを狙っていくと良いでしょう。

4-3.アルゴリズムアップデートの影響を受ける

検索結果は、Googleのアルゴリズムによって決められているため、アルゴリズムのアップデートによって検索結果の順位が落ちてしまう可能性があります。

アルゴリズムのアップデート作業は、Googleから宣言されずに実施するため、翌日になったら急に順位が急降下するケースもあるでしょう。

アルゴリズムのアップデートによる影響を最小限にするためには、ユーザーを第一に考えたコンテンツを発信し続けることが重要です。

Googleは、ユーザーファーストを理念に掲げているため、どのようなアップデートが行われたとしても、ユーザーにとって有益なコンテンツを発信していれば大きな影響を受けにくいでしょう。

5.コーポレートサイトのSEO対策で注意するべき3つのポイント

コーポレートサイトで失敗しないSEO対策をするためには、Googleの最新の考え方を常に把握し、正しく理解することが重要です。ここでは、SEO対策で注意するべき3つのポイントを解説します。

5-1.E-E-A-Tの重要性を理解する

現在Googleでは検索品質評価ガイドラインの中で「E-E-A-T」の項目を定め、高品質なサイトを定義しています。

  • E:Experience(経験)
  • E:Expertise(専門性)
  • A:Authoritativeness(権威性)
  • T:Trustworthiness(信頼性)

専門性では、サイトの情報や内容において深い知識やスキルを持っているかどうかで判断されます。信頼性は、Webサイトの運営者や記事を執筆したのは誰かなど安全性が評価されます。

権威性とは、Googleの見解によると「他者から見て優れているとみなされる」指標を表し、具体的には被リンクで判断されます。 

2022年12月に検索品質評価ガイドラインが更新され、新たにEのExperienceの経験が追加されました。Experienceは、コンテンツ作成者が持つ実体験のことです。

5-2.不自然な被リンクを取得しないように注意する

サイトの権威性を高めるために、不自然な被リンクを取得しないように注意が必要です。不自然な被リンクとは、外部からの被リンクの購入や、被リンク用のサイトを作成して自社サイトに貼る行為です。

被リンク用のサイトを設定しても、内容が全くない低品質なコンテンツが多いためにGoogleから「SEOスパム」と思われます。Googleからペナルティを受ける可能性が高いです。

不自然な被リンクを設定するより、自然な被リンクを獲得できるコンテンツを作成するように心がけましょう。

5-3.コピーコンテンツを掲載しないように注意する

コーポレートサイトでは、他サイトの内容を真似たコピーコンテンツを掲載しないようにしましょう。

Googleではオリジナルのコンテンツを評価し、コピーコンテンツは検索結果に表示されにくくなります。最悪の場合はペナルティを受ける可能性があるでしょう。

Webサイト内でも重複コンテンツと判断される場合があります。サイト内に重複コンテンツがあるか判断できない場合は、SEOの専門家に相談することも1つの方法です。

6.まとめ

コーポレートサイトのSEO対策やメリット、注意点などを解説しました。

コーポレートサイトにもSEO対策が重要ですが、対策を練らずおこなうと、ユーザーをどんどん離れさせてしまうリスクがあります。適切なSEO対策を継続し、社会的信用を得ながら業績アップにつなげ、多くのユーザーから求められるコーポレートサイトへ成長させましょう。

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