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経営学とマーケティング、どう違うと思いますか? 最近では「マーケティングを重視した経営」ということもよく言及され、それぞれの立場が非常に似通っているように感じられることもあるかもしれません。まずは定義から、経営学とは何か、マーケティングとは何か探ってみましょう。

経営学とマーケティングは違うもの?

経営大学院でマーケティングが学べることからも分かるように、しばしば混同されたり、境界線があいまいだったりする経営学とマーケティングの関係性。違うものなの? 同じなの? という疑問についてまずは調べてみましょう。

「学問」と「俗学」?

「経営学は学問だけど、マーケティングは違う」という言い方をする人がいます。このような考え方をベースにすると、経営学とマーケティングの違いは「学問か、そうでないか」という点にあると言えます。

一方でマーケティング学科を開設している大学もあります。この場合マーケティングも学問の一部分として捉えられていると言えますから、上記のような区分はできなくなります。

経営学の前提としてマーケティングがある

マーケティングを前提として考える学問のひとつに現代経営学があります。たとえばドラッカーは、マーケティングとイノベーションがビジネスの本質であり、経営(マネジメント)とはその上に成立するものであるとしています。マーケティングそのものを扱うわけではありませんが、マーケティングがないとその理論が成立しないものになっているわけです。

参考:第1講 これだけは知っておきたい“ドラッカーのマネジメント論” | Akira Nakano’s Web Site | Akira Nakano

経営学・経済学・商学とは何か

マーケティングと経営学の関係性について考えていると、周辺の学問領域も気になってきます。たとえば商学部が経営学部に変わった大学もありますし、経済学科でマーケティングを教えることもあります。これらの違いについて見ていきましょう。

経営学

上記で解説した経営学はドラッカーのもので、「マネジメント」という言葉があてられています。ほかに経営学を英語で表現するには「Buisiness administration」などがあります。どれを取っても共通しているのは、「組織をどのように管理運営していくか」に焦点が当たっているということです。

このようなことから、経営学を「企業に関する学問だ」と表現する人もいます。企業があるということは何らかの商取引が行われていると言うことになりますが、それは経営学では前提に含まれます。前提があった上で「ではどうやって企業を回していくのか」が関心の中心といえます。

参考:経営学はどんな学問なのか。まず覚える4つの分類 | odahajime.jp

経済学

経済学は取引について考える学問です。「企業や個人がそれぞれインセンティブに基づいて行動したときに何が起こるかを考える」という言い方をする人もいます。

一方、「経済学は成立した取引についてのみ有効である」という批判もあります。つまり、企業や個人がインセンティブに基づいた結果「取引をしなかった」ときや、「そもそもインセンティブに基づいて行動できなかった」ときをカバーできないとします。

参考:

経済学ってどんな学問?|安田 洋祐|note

HOKUGA: マーケティング学の試み:草稿(p. 5)

商学

現代では、商学とは経営学の古い言い方だ、という認識もあるかもしれません。文字通り「商売」に関する学問であり、「商人のための」学問である共言えます。

経営学が「組織のための学問」で、経済学が「取引についての学問」であることを考えると違いが分かります。一方で、学問分野が細分化された現代では商学の持つ境界線があいまいになりつつあります。「商売をするために必要な学問」であり、分野を横断する領域を持つと考えても良いかもしれません。

マーケティングとは何か

それでは最後に改めてマーケティングとは何なのかについて考えてみましょう。

経済学の補完としてコトラーが始めた

マーケティングの祖とも言われるフィリップ・コトラーは、自身のマーケティング論を経済学の一分野とみなしています。取引について考える学問である経済学が、その取引に関して見落としているものは何かを考えるのがマーケティング論であるというわけです。

確かにマーケティングでは「成立しない取引」について考えることも可能です。STPやマーケティングミックスといった基本的なフレームワークによってそれらの可能性を検討できるからです。

STPやマーケティングミックスについてはこちらの記事もお読みください。

マーケティング戦略とは?STPを簡単に解説。課題を見つけて自社に生かそう – 最新SNSマーケティング研究所

参考:HOKUGA: マーケティング体系化への一里塚 : 商人や企業の消えた経済学を超えて(栃内香次教授退職記念号)

問題解決型

マーケティングの書籍等を読むと具体的な事例がたくさん出てくることに気づきます。大学でマーケティングを教える際もケーススタディが重視されているようです。学んできたことを下敷きに、具体的なケースで「自分だったらどうするか」を考えるという実務重視の学びかたです。

一方でケーススタディだけでは現実の問題に対応できないのではないかという批判もあります。個別の問題には様々な要素が絡み合っています。また、社会情勢の変化によって条件そのものが変わってしまうこともあります。ある程度の類型化が可能というレベルでは対応できないのではないかという疑問です。

体系化の試みもある

コトラーよりもややキャリアの早い研究者であるW・オルダーソンなどが、マーケティングを学問として体系化することに意欲を示していたという指摘もあります。特に「マーケティングとはTransactions(取引)ではなくTransvection(有効な品揃え形成)である」という理論は現代のマーケティング・リサーチの観点から言っても重要な指摘でしょう。

参考:HOKUGA: マーケティング学の試み:草稿(p. 20)

まとめ

一見似たものに見えて分かりにくい経営学とマーケティングの違いについて解説しました。マーケティングはすでにある理論の足りないところを補うために生まれたものです。どう学ぶのか、専門的な視点とは何かといったところで迷ったら、近隣の領域についても学んでみると新たな発見がありそうです。

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