アンカーテキストとは？SEO効果や注意点まで徹底解説 | 最新SNSマーケティング研究所 by misosil

「アンカーテキストとは？」「アンカーテキストの書き方が知りたい」など、お悩みではないでしょうか。アンカーテキストは適切に設置することで、SEO効果が期待できます。

本記事では、アンカーテキストの概要やSEO効果、書き方、注意点などを解説します。

アンカーテキストとは

アンカーテキストとは、リンク設定がされているテキストです。アンカーテキストを設置することで、クリックしたユーザーを別のページに誘導することが可能です。また、外部のサイトを引用した際もアンカーリンクを設置することが一般的です。

例えば、WEBページやブログなどでは「〇〇はこちら」などのようにアンカーテキストを設置することが多いです。アンカーテキストは青色で表示することがほとんどであり、ユーザーもリンクであることが分かりやすくなっています。

アンカーテキストを設置することでSEO効果が期待できます。アンカーテキストを設置すると検索エンジンのクローラーに適切な情報を伝えられるからです。アンカーテキストで「〇〇についてはこちら」と具体的に示すと、クローラーがリンク先のコンテンツを理解しやすくなります。

結果としてクローラビリティが向上してSEOにも効果が期待できるのです。また、アンカーテキストはSEOに関連することとしてユーザービリティの向上も期待できます。

ユーザーが「〇〇はこちら」などとリンクを見ることで、自分の興味があるページにアクセスしやすくなるからです。クローラーとユーザーの視点からアンカーテキストは良いSEO効果が得られます。

アンカーテキストは下記のように記載します。

WordPressを使っている際は、テキストにURLを貼り付けるだけでアンカーテキストになります。（ビジュアルモードの場合）

また、テキスト部分はSEO効果を高めるために下記の点を押さえておきましょう。

まずはリンク先のキーワードを入れてください。リンク先のページのタイトルなどからテキストを考えるとスムーズです。また、ユーザーが一目見てわかりやすいように簡潔にすることも大事です。クリックしたくなるような表現であれば、さらにSEO効果が期待できるでしょう。

なお、画像リンクの場合は、画像のalt属性に記述してください。Alt属性をHTMLで記述すると下記のようになります。

WordPressをご利用の場合は「代替テキスト」と書かれている部分に入力してください。

アンカーテキストを書くときは、本項で取り上げる４点に注意しましょう。アンカーテキストの注意点を理解しておかないと、SEO効果が期待できないからです。ひとつずつ注意してアンカーテキストを書きましょう。

１ページ内にアンカーテキスを設置しすぎないようにしましょう。１ページ内でいくつかのアンカーテキストならば、特に問題はありません。しかし、数十個以上のアンカーテキストを羅列すると、検索エンジンのペナルティの対象となります。

あくまでもコンテンツはユーザーに有益であることが前提であり、アンカーテキストの羅列では有益となりません。アンカーテキストの設置場所を考えて設定することが求められます。

次はキーワードを詰め込みすぎないことです。SEO効果を考えて、何かとキーワードを盛り込みたいと思いますが、場合により逆効果です。理由は検索エンジンが大量のキーワードを入れたリンクは不自然なリンクとして判断されるからです。

さらに、キーワードを盛り込みすぎれば、ユーザーも分かりにくいでしょう。結果としてクリック率が低下して、思うようなコンバージョン率などを達成できなくなります。

キーワードの詰め込みに加えて、アンカーテキストを長くしすぎることにも注意してください。例えば、「アンカーテキスト書き方」というページのアンカーテキストを書くならば、「アンカーテキストの書き方はこちら」など、端的に示す必要があります。

しかし「アンカーテキストの書き方の4つのポイントを解説します。」などと、助長なアンカーテキストは、ユーザーが理解するまでに時間を要します。

端的に示せていないならばアンカーテキストをクリックしない可能性もあるでしょう。もちろん、クローラーが理解するまでにも時間がかかり、SEO効果も期待できません。

アンカーテキストでSEO効果を向上させたいときは、分散しすぎないことも大事です。アンカーテキストを分散すると、リンク先の内容と異なる解釈をされる可能性があるからです。

例えば、リンク先の内容と合わせて「アンカーテキストの書き方はこちら」と設置すれば問題ないでしょう。しかし、「アンカーテキストの内容を最適化」「アンカーテキストでSEO効果を向上」などとして、複数のアンカーテキストを設置すると、リンク先と異なる内容になる可能性があります。

最終的にクローラーやユーザーから分かりにくいアンカーテキストと認識され、SEO効果が期待できなくなります。

SEO効果が期待できるアンカーテキスト。何気なく設置したり見たりしている場合もあると思いますが、よりSEO効果を意識して設置してください。クローラーやユーザーが分かりやすいアンカーテキストを設置しましょう。