1.広告フォーマット「Amplify」のキャンペーンが、ホームタイムラインでのみ実行されるようにアップデート
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2023年10月、X(旧Twitter)は、ターゲットオーディエンスの受容度が高いタイミングで表示させることが可能な広告フォーマット「Amplify」のキャンペーンが、ホームタイムラインでのみ実行されるように変更したことを発表しました。
広告主は、ホームタイムラインにて、作成者の除外や秘密度設定などの隣接制御を含む全てのブランドセーフティ機能を利用できます。
本機能のアップデートによって、コンテンツを誰が閲覧できるかまで制御することができるため、広告出稿の効率をより高めることが可能に。
Xにおけるブランドセーフティを確保する上でも重要な機能といえるでしょう。
2.新規ユーザー向けの新しいサブスクリプションサービス「Not A Bot」のテストを開始
2023 年10月、X(旧Twitter)は、ニュージーランドとフィリピンにて、新規ユーザー向けの新しいサブスクリプションサービス「Not A Bot」のテストを開始しました。
本テストでは、テスト対象国の新しい未認証アカウントが投稿したり、他の投稿とやり取りしたりできるようにするために、年会費1ドルのサブスクリプションに登録する必要があります。
本テストは、
- スパムの削減
- プラットフォームの操作
- ボット活動の削減
などの取り組みを強化するために開発されました。
テスト対象国で作成された新しいアカウントは、まず電話番号を認証し、年会費1ドル (価格は国と通貨によって異なる)のサブスクリプションプランを選択します。
新規ユーザーは、WebバージョンのXにて
- コンテンツの投稿
- 投稿への「いいね」
- 投稿への返信
- 他のアカウントの投稿のリポスト・引用リポスト
- 投稿のブックマーク
を実行できるようになります。
また、サブスクリプションに登録をしなかった新規ユーザーは、
- 投稿を読む
- 動画を見る
- アカウントをフォローする
などの「読み取り専用」アクションのみを実行することが可能です。
本機能が実装されれば、Xでの基本的なアクションも有料化されてしまうため、今後のXの利用者数やマーケティング戦略に大きな影響を及ぼす可能性があります。
本テストの結果も含め、今後もXの動向にますます注目が集まるでしょう。
3.有料サブスクリプション「X Premium」に2つの階層が新たに追加予定
2023年10月、X(旧Twitter)のCEOであるイーロン・マスク氏は、Xの有料サブスクリプション「X Premium」に新たに2つの階層を追加予定であることを明らかにしました。
翻訳すると以下のようになります。
《Xプレミアム・サブスクリプションの2つの新しいレベルが間もなく開始される。
ひとつは全機能を備えた低価格だが広告が減らないもの、もうひとつは高価だが広告がないものだ。 》
新たに追加される2つの階層の1つは、
- X Premiumを含む全機能を備えている
- 低コスト
- 広告削減なし
もう1つは、
- 上記階層よりも高コスト
- 広告表示なし
それぞれ上記のような特徴があります。
現在イーロン・マスク氏のXアカウントのみで情報公開されていますが、今後より詳しい内容が正式に発表されることが期待されます。
「X Premium」により細かい階層が追加されることで、Xの有料サブスクリプションの需要はますます高まるでしょう。
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