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本記事ではInstagramの検索機能のランキングの決定要因などをご紹介します。広告だけではなくオーガニック機能も活用していきたいですよね。

今日はInstagramでのユーザーへのリーチを最大化するためにどのように検索機能を活用できるか、その仕組みをもとに解説します。

1.Instagramの検索機能とは

Instagramの検索は、Instagramの中にあるコンテンツやアカウントを探すための機能です。アプリを開き、虫眼鏡のマーク(検索タブ)をタップすると、他のユーザーの投稿や、類似アカウントを検索することができます。

Instagramではユーザーは欲しい情報をキーワードを使用して検索し、個人や企業の投稿を発見します。

自社のサービスや商材を使用するユーザーと親和性の高いキーワードや投稿内容などを作ることで、自社アカウントを認知してもらう機会をつくることができます。

2.Instagram検索の4つの検索方法

Instagramの検索タブを開くと、上部には左から順番に、「上位検索結果」「アカウント」「ハッシュタグ」「スポット」の4つの機能があります。

2-1.上位検索結果

検索タブでキーワードを入力した際に、一番最初に表示されるタブです。Instagram内のアルゴリズムによって、お勧めのアカウント、及びハッシュタグを上位に表示します。

2-2.アカウント

アカウントのIDや氏名、キーワードでユーザーを検索するための項目です。一般ユーザーや企業やお店のアカウントなども表示されます。

2-3.ハッシュタグ

ハッシュタグとはユーザーが投稿時に付けたキーワード(ハッシュタグ)で、他のユーザーが同じキーワードで検索した際に、自身の写真を見つけやすくするために設定するものです。

ここでは、このハッシュタグを検索し、ユーザーは他の投稿を検索します。例えば「カフェ」と検索した場合には、「カフェ」というハッシュタグが付けられた写真が表示されます。

2-4.スポット

位置情報に紐付けられた写真を検索するための項目です。

3.Instagram検索機能の仕組み

Instagarmでは検索結果を左右するシグナルが4つあります。ここではそれぞれについて説明していきます。

3-1.検索に使われたテキスト

検索バーに入力したテキストが検索機能では特に重要なシグナルになります。

テキストが照合される範囲は、アカウント名、ユーザーネーム、自己紹介、キャプション、ハッシュタグ、場所になります。

それぞれの範囲とユーザーの使用した検索キーワードが照合され最適な検索結果が表示される仕組みになっています。

3-2.ユーザーのアクティビティ

ユーザーがフォローしているアカウント、表示した投稿、他のアカウントとの過去のやり取りなどが該当します。

通常、フォローや訪問しているアカウントやハッシュタグが検索結果の上部に表示されます。

3-3.人気度シグナル

大量の検索結果があり得る場合、人気度シグナルも考慮されます。俗にいうエンゲージメントがこれにあたります。

投稿やアカウント、ハッシュタグ、場所に関するクリック数、いいね数、シェア数、フォロワー数などが含まれます。

3-4.投稿日時

検索結果に表示される投稿に関しては、その投稿がいつ行われたかという時間軸も影響します。

例えば、ハッシュタグ検索の場合「トップ」の検索結果には直近1週間の人気の投稿が表示される仕組みになっており、「最近」のタブではハッシュタグのついた投稿が時系列で表示されます。

4.Instagramでの検索機能を活用するコツ

上記を踏まえ、検索結果で表示されやすくするために工夫できることを紹介します。

4-1.適切なアカウント名やユーザーネームを使用する

前述した通り、Instagramの検索機能ではユーザーが使用した検索ワードが最重要視されます。

そのため、アカウント名やユーザーネームはユーザーが検索ワードとして使用する可能性の高いシンプルなものにしましょう。

また、検索結果画面にはアイコンとアカウント名、ユーザーネームのみが表示されるため、一目でユーザーが判断できるアイコンにすることも重要です。

4-2.関連するキーワードは自己紹介スペースでしっかりと使用

検索機能で照合されるのは、アカウント名やユーザーネームだけではありません。

自己紹介文や投稿のキャプション、ハッシュタグも対象となるため、関連するキーワードやハッシュタグは自己紹介文や普段の投稿にも記載しましょう。

4-3.投稿数の多いハッシュタグを活用

検索結果のハッシュタグには、それぞれのハッシュタグが使用されている投稿数が表示されます。

投稿数が多い人気のハッシュタグはユーザーにも馴染みがあり、検索されやすいと想定されます。

また、Instagramではハッシュタグのフォロー機能がありフォローしているハッシュタグで新しい投稿があると、フォロワーのフィードにその投稿が表示される仕組みになっています。

ハッシュタグのフォロワー数を確認することはできませんが、自身の投稿と関連性が高く一定数以上の投稿がすでにあるハッシュタグの活用で投稿のリーチをより広げることができます。

日本人はハッシュタグを使った検索が他国と比較して5倍多いので、ハッシュタグの活用は押さえておきたいですね!

4-4.関連する場所がある場合は、投稿に場所情報を紐づける

地図検索機能のリリースにより、場所情報の活用方法が広がっています。投稿に関係する場所がある場合は、しっかりと紐づけを行いリーチを最大化しましょう。

4-5.人気アイテムは定期的に投稿

ハッシュタグや場所の検索結果は時系列で並び変えが可能なため、人気アイテムは定期的に投稿すると良いでしょう。

ただ、同じアイテムの投稿頻度が多いとエンゲージメントが低下してしまう可能性もあるためあくまでもユーザーファーストを心がけることが大切です。

4-6.Meta社のガイドラインを遵守

Instagramでは、おすすめや検索結果に表示するコンテンツに一定の基準を設けています。

おすすめに関するガイドラインが公開されているので、違反に該当しない運用を行いましょう。

5.まとめ

検索結果での露出度を上げることができれば、多くのユーザーにアカウントの存在を認知してもらえます。また、投稿の閲覧を通じてフォロワーとなれば、継続的にユーザーとコミュニケーションを取れる体制をつくれます。インスタグラム運用を効果的に進めていくためにも、認知拡大のポイントとして把握しておくことをおすすめします。

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