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SEOには大きく分けて2つの対策があります。それは
・内部対策
・外部対策
この二つです。内容はその名の通りで、内部対策はサイトの内部について行う対策、外部対策はサイトの外部について行う対策です。では、外部対策とはなにか?と聞かれると答えに詰まる担当者もいるでしょう。今回は外部SEO対策について解説をします。
1.外部対策とは
外部SEOとは、良質な被リンクを獲得するために行う施策のことです。基本的な考え方としては、質の高いコンテンツを作成・発信して、他サイトから発リンクしてもらうことで成立します(被リンクの獲得)。
また、外部対策に注力する企業・個人では、質の高いコンテンツを作成するだけでなく、自社サイトのリンクを設置したくなるような仕組み作りに時間をかけます。
たとえば、各種SNSの運用や無料ツール・テンプレートの公開などが具体的な方法です。
1-1.内部対策との違い
SEO対策における内部対策とは、Webサイトの内部に行う対策のことです。
Webサイトの階層構造を最適化や、構造化データマークアップなどによって、自社サイトのSEO対策を内側からサポートします。
1-2.コンテンツ対策との違い
SEO対策におけるコンテンツ対策とは、主に記事コンテンツを作成して、自社サイト内にコラムとして蓄積していくことを指します。
ターゲットキーワードの選定を行い、ターゲットキーワードから狙うユーザーのニーズに合わせたコンテンツを作成することで、自然検索からの新規ユーザーのサイト流入を見込むことができます。
一度作成したコンテンツは半永久的に自然検索からの流入ユーザーを獲得するため、単発的な広告出稿とは違い、中長期的な集客チャネルとして機能するのが特徴です。
2.外部対策の効果
外部SEOが効果が高いのは「Googleが掲げる10の事実」でも明らかです。
”4. ウェブ上の民主主義は機能する。
Google 検索が機能するのは、どのサイトのコンテンツが重要かを判断するうえで、膨大なユーザーがウェブサイトに張ったリンクを基準としているからです。Google では、200 以上の要素と、PageRank™ アルゴリズムをはじめとするさまざまな技術を使用して、各ウェブページの重要性を評価しています。PageRank のアルゴリズムでは、ページ間のリンクを「投票」と解釈し、どのサイトが他のページから最高の情報源として投票されているかを分析します。
この手法なら、新しいサイトが増えるたびに情報源と投票数が増えるため、ウェブが拡大するにつれて効果も高まります。また Google では、多くのプログラマーの力の結集によって技術革新が進むオープンソース ソフトウェア開発にも力を入れています。”
(https://www.google.com/about/philosophy.html?hl=jaより引用)
GoogleはWebサイトの重要度について、リンクを基準の1つとして評価していることに言及しています。そのため外部SEO対策は必須と言えるのです。
3.良質なコンテンツでSNSでの拡散を狙う
被リンクを増やすためには、何よりもまず良質なコンテンツを製作することが重要です。その本質は忘れてはいけません。その上で、昨今特に重要になっているのが、SNSでの拡散です。
FacebookやTwitterといったSNSはコンテンツの拡散経路として恰好のプラットフォームです。SNS上でシェアされると、またそのシェア先でシェアされ、網の目状にコンテンツを拡散させることができます。そのため、コンテンツ作成時からSNSでの拡散を視野に入れておくことが重要といえますので連携を考えたコンテンツ作りをしましょう。
3-1.何はともあれ運用する
まだコンテンツの拡散のためにSNSを利用していない場合は、とりあえずFacebookとTwitterを始めましょう。そして、何かコンテンツへのリンクを投稿してみましょう。
SNSの活用は費用もかからず、利用していない状態は損です。上手な活用法というのも、運用していく中で見えてくるでしょう。
3-2.SNSで拡散しやすいUIにする
SNSでの拡散を視野に入れたら、それを踏まえたUIにしましょう。具体的には、ユーザーが「この記事面白い、みんなにも見て欲しいな」と思った時に、その思った瞬間からシェアするまでの障壁をなるべく無くすことが大切です。そこに少しでもストレスがあるとシェアしてもらうことができません。ユーザーの立場になって、ユーザーがシェアしたいと思う瞬間に、簡単にシェアできるUIを提供しましょう。
例えば、シェアしやすいようにシェアボタンがスクロールについてくるUIにしておくといった工夫をするのが重要です。
4.サテライトサイトの製作
サテライトサイトとは、WEBマーケティングを目的として、メインのサイトとは別に立ち上げるサイトのことです。サテライトサイトを増やすとどのようなメリットがあるのか大切です。
4-1.メインサイトの被リンクを増やすのに有効?
かつてはメインのサイトの被リンク数を増やすために、作成元を明記しないステマのサテライトサイトを多数立ち上げ、メインサイトへのリンクを貼る手法がありました。
しかし、現在そのようなSEOは通用しないどころか、ペナルティを与えられてしまうので採用しないでください。
サテライトサイトがそのサイト自体で良質なコンテンツを持っていれば、リンクを貼ることで意味はあるかもしれません。サテライトサイトが良質なサイトだと判断されれば、そこから貼られたリンクも良質なリンクと判断される可能性があるからです。
サテライトサイトを作る場合は、メインサイトにも負けない良質なコンテンツを製作しましょう。
4-2.サテライトサイトからの流入を狙う
SEO外部対策としてサテライトサイト製作は上で述べたようにあまり意味のないものとなっています。しかし、サテライトサイトにはSEO以外に有用性があります。それは、メインサイトで拾いきれないユーザーを獲得するという役割です。
メインサイトとはターゲット層の異なるサテライトサイトを製作することでターゲット層が拡がり、サテライトサイトからメインサイトへの流入を狙うことができます。
5.サテライトサイト制作のポイント
SEO目的・流入目的の2点を踏まえると、サテライトサイト製作時には次のようなポイントを意識すると良いでしょう。以下のいずれのポイントでも共通して忘れてはいけないのは、サテライトサイトがそれ自体で良質なサイトでなければならないということです。
5-1.テーマを絞る
1つめは、メインサイトよりテーマを絞ってサテライトサイトを製作するというものです。メインサイトの広いテーマの中から、どこか1つにフォーカスして、それに特化し、メインサイト以上に充実したコンテンツを製作します。そしてそのブログから、メインサイトの関連度の高いページにリンクを貼ることで、良質な被リンクを得るとともに、メインサイトへの流入を増やすことを狙います。
例えば、WEBマーケティング一般を扱うメインサイトに対して、ネット広告の運用解説に特化したサテライトサイトを作ったり、メインサイトがグルメ一般のブログで、サテライトサイトとして和食のレポートに特化したブログを作ったりするイメージです。
5-2.テーマを拡げる
メインサイトのテーマのターゲット層が非常に狭い場合、テーマを拡大してターゲット層を拡げたサテライトサイトを製作するという選択肢もあります。そして、サテライトサイトの中でメインサイトと関連度の高い記事から、メインサイトへのリンクを貼ります。
例えばSEOについて扱うメインサイトが、WEBマーケティング全般に関するサテライトサイトを作ったり、「ボルダリング教室」のウェブサイトが、サテライトサイトとして「社会人が週末にできるスポーツ」を特集するブログを作ったりするイメージです。
6.外部対策の注意点
外部対策を実施する際には、Googleに「検索結果においてサイトのランキングに悪影響を与える可能性のあるリンクプログラム」と認定されないように注意する必要があります。
質の高いコンテンツを作成・発信しているだけなら問題ありません。しかし、「リンク購入」など、積極的に被リンク獲得を行う場合に陥りやすいリンクプログラムもあるため、一度は目を通しておきましょう。
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