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Twitter・Japanは24時間しか表示されない新機能「フリート(Fleets)」を日本で公開しまあした。その名も「フリート」機能です。

目の前の出来事やその時の気持ちをそのまま伝える新しい形の投稿で、話題になっています。

ニュースにも取り上げられた新機能は今後どう動いていくのでしょうか? 今回は特徴、導入された背景、また活用方法の考察をまとめてみました。

1.「フリート」が導入された背景

ツイートは自分で削除しない限り残り続けるので、勢いに任せた投稿をためらったり、「リツイート」や「いいね」を多く得ようとプレッシャーを感じたりするとの声が寄せられていました。

フリートは24時間経てば消えるためその時の出来事や気持ちをリラックスして共有しやすくなります。

ブラジル、イタリア、インド、韓国でテストしたところ参加のハードルを下がり、より多くの会話がTwitter上でされたことを確認した。「Twitter初心者は心に浮かんだことを表現するにはフリートのほうが好ましい」としています。

フリートの投稿方法は簡単です。タイムラインの左上に自分のアカウントのアイコンが表示されているのでタップをすると画像や動画を選ぶ画面に切り替わりますので選んでから右上にある「Fleet」のアイコンをタップするだけです。ツイートをフリートにする場合は、ツイートの共有アイコンをタップした後、「Fleetで共有」をタップすれば投稿されます。

2.フリート機能三つの特徴

新機能「フリート(Fleets)」は、『意味のあること、役に立つことをつぶやかなくては』というユーザーの思いに応えたいという背景があります。

そうした思いも応えるために三つの特徴があります。この章で詳しく解説をしますのでご覧ください。

2-1.24時間で投稿が消える

『Fleet(フリート)』の大きな特徴は、投稿が24時間で消えるというものです。この機能はSnapchatやFacebook傘下のInstagramといった他のソーシャルメディアサイトで使用されています。

またリリース直後の今、ユーザーは最長2分20秒(または512MB)のビデオを投稿できるようになります。加えてホワイトリストに選ばれたユーザーは最長10分の動画公開が可能です。

2-2.リツイートやLIKEができない

これまでのツイートと異なり、フォローしているユーザーの投稿に共感できたり、投稿を拡散しようとしても、リツイートやいいねができない仕様になっています。

2-3.DMでのやり取りに限定される

リツイート機能などで、コンテンツに対してリプライはできませんが、投稿に対しては、DMを使用することでメッセージのやり取りが可能になります。

3.『Fleet(フリート)』を使うメリットとは

除ニーズを満たすための機能とはいえ、新たな機能は、メリットやSNSマーケティング手法もいずれは確立されていくはずです。この章では考察と事例を紹介します。

3-1.バズりやすくなる?

Twitterのバズりはヘルプセンターにこう記載されています。

「トレンドはアルゴリズムによって決定され、初期設定では、フォローしているアカウント、興味関心、位置情報をもとにカスタマイズされています。ここ数日や今日1日で話題になったトピックではなく、今まさに注目されているトピックが選び出されるため、Twitterで盛り上がっている最新の話題をリアルタイムで見つけることができます」

フリート機能では投稿に対して直接LIKEやリツイートはできません。しかし通常のツイートやリツイート機能と掛け合わせて活用することで、意図的に投稿をバズらせるための新戦略が生まれる可能性が高くなります。

一部の研究では、各ソーシャルメディア毎に、投稿の寿命というものが数値化されており、Twitterは僅か18分という結果です。

しかし、『Fleet(フリート)』は、ホームの上部に24時間投稿が固定されるため新たなマーケティング手法が試されていくと予想されます。

3-2.フォロワーとの会話、ファンとのコミュニケーションが増える

『Fleet(フリート)』に対してフォロワーが返答のアクションを取ることができるのはDMです。他者を気にしてリプライできなかった投稿を直接、投稿者へ連絡することができるためフォロワーの獲得やファンとのコミュニケーションを増やし、より円滑に行いやすくなります。

他にも、海外でよく行われる『Giveaway(ギブアウェイ)※』と呼ばれるマーケティング手法と、この『Fleet(フリート)』掛け合わせることでユーザーとの交流や起こしてほしい行動をより促進することもできるかもしれません。

※日本では無料プレゼント企画などと呼ばれ、YouTuberがチャンネル登録者を増やす手段として活用されている手法

3-3.オンラインサロンにも上手く活用できるかも

「Fleet(フリート)」にアップされたコンテンツは、アカウントをフォローしないとを見ることができません。

つまりこの機能を逆手にとれば、Web集客用に作成した鍵付きアカウントを使用し、フォローをしてくれたユーザーにのみ特別なプレゼントを届けるといった集客が行われるかもしれません。

個人の発信力が強くなってきている今、今回の機能が正式に全国リリースされた際は、Twitterを使った新たなマーケティングが可能になるでしょう。

4.まとめ

SNSマーケティングを使ったブランディングや集客も各企業が取り入れているご時世で、この『Fleet(フリート)』機能は見逃せないニュースです。すでに広告に活用するための戦略を練っている企業もあるでしょう。

そこで焦って単に投稿を繰り返すのではなく、自社の商品やサービスの宣伝にどういった活用ができるのかじっくりと練った上で使ってみてください。

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