⇒【東証プライム企業も多数利用!】最先端のSNSマーケティングツール「Tofu Analytics」、「InstantWin」とは?
「Google広告をはじめよう」と思っても、いざ登録画面や広告の管理画面と向き合うと専門用語も操作項目も多すぎる・・・と困ってしまう方は多いのではないでしょうか。
とはいえ、難しいからといってGoogle広告の利用を諦めるのは機会損失になってしまいます。そこで今回は、Google広告の入稿方法と運用するときのコツを解説します。
1.Google広告では何ができる?
Google広告は、5種別のキャンペーン出稿を管理できます。
・検索連動型広告
・ディスプレイ広告
・ショッピング キャンペーン
・動画広告
・アプリ キャンペーン
Googleで何かしらのキーワードを検索すると、上位に「広告」表記が出る「検索連動型広告」、Googleが提携するWebサイトやアプリの広告枠に表示される「ディスプレイ広告」、検索連動型広告の中でも「eコマース」に特化した「ショップキャンペーン」、YouTubeやGoogleのパートナーサイトに動画コンテンツを掲載できる「動画広告」、アプリのインストールに特化した「アプリキャンペーン」の5つです。
それぞれ目的がハッキリしているので、どの広告を使うのか商品やサービスの特性を考えて選びましょう。
2.Google広告作成方法のステップ
Google広告を運用するためには事前に準備が必要です。この章ではアカウントの作成方法から広告の入稿まで解説をします。
2-1.アカウントの作成
Google広告の公式ホームページへアクセスし、「今すぐ開始」ボタンをクリックしてください。すると「広告の主な目標」と表示され、三つの選択肢が出てきます。一番近いものを選んで「次へ」をクリックします。
ここでガイドに沿って設定すると、「スマートアシストキャンペーン」という簡易版のアカウントが作られることになります。ユーザーの作業は最低限で済み、キーワード選定や入札単価といった運用の核をAIが担ってくれます。
次に表示されるのが、以下のようなキャンペーンの目標設定画面です。このまま目標を選択して広告キャンペーンを設定しても問題ありません
次の「ビジネス情報の確認」画面では、設定を後から変更できません。以下の設定になっていることを確認し、送信ボタンを押します。
・請求先住所の国:日本
・タイムゾーン:(GMT*09:00)日本時間
・通貨:日本円(JPY ¥)
これで「すべての設定が完了しました」と表示されればアカウント作成は終わりです。
2-2.支払い情報の入力
アカウントを作ったら、次は広告出稿料を支払うための情報を入力しましょう。
「すべての設定が完了しました」という表示画面の下にある「アカウントを確認」ボタンを押すと、Google広告管理画面が表示されるので、画面上部にある「ツールと設定」より「料金 ⇒ 課金設定」を選択しましょう。
すると、「お支払い設定」の画面が表示されるので、必要項目を入力し、最後にページ最下部にある「送信」ボタンをクリックして完了です。クレジットカード情報を入力しないといけませんので事前に用意しておきましょう。
お客様情報の一番上にある「アカウントの種類」は、法人の場合は「ビジネス」を、個人事業主を含めた個人利用の場合は「個人」を選択してください。国情報とここの設定によって、請求に加算される税金と送付される書類の種類が決まるからです。
2-3.新しいキャンペーンの作成
続いては広告の設定です。まずは「新しいキャンペーン」を作成しましょう。「キャンペーン」とは、Google広告を管理する単位となります。
各キャンペーンの中に、広告・キーワード・入札単価のセットとなる「広告グループ」を作り、複数の広告を管理します。商品やサービスのカテゴリごとにキャンペーンを作成して管理しやすくしておきましょう。
キャンペーン作成には、まず管理画面の左にある「キャンペーン」を選択し、画面中央に表示される「+」ボタンをクリックします。すると、「新しいキャンペーンを作成」と「キャンペーン設定を読み込む」の2つが表示されるので、「新しいキャンペーンを作成」を選んでください。
次に、キャンペーンの目標を選びます。目標では、以下の7つを選択できます。
・販売促進
・見込み客の獲得
・ウェブサイトのトラフィック
・商品やブランドの比較検討
・ブランド認知度とリーチ
・アプリのプロモーション
・目標を指定せずにキャンペーンを作成する
一番近いものを選んでください。次に6つあるキャンペーンタイプを選びます。
・検索:Google 検索の結果ページや Google 検索パートナーのサイトなどで表示される、テキスト広告や電話専用広告を通じて売り上げを高めます。
・ディスプレイ:オンライン、アプリ、ウェブショップなどのウェブ全体で、視覚に訴える広告を掲載して販売を促進し、自動入札や自動ターゲティング、広告の自動作成機能を活用してキャンペーンのパフォーマンスを最適化します。
・ショッピング:Google 検索、Google 画像検索、Google 検索パートナー サイトの検索結果の付近や Google ディスプレイ ネットワークなどにショッピング広告を掲載して、オンラインと実店舗で販売を促進します。
動画:ユーザーに商品やサービスの購入を促すような動画広告フォーマットを使用して、売り上げを高めます。
・スマート:Google 検索、Google マップ、ウェブ全体で自動広告を配信して、ウェブサイトでの売り上げを伸ばしましょう。しかも、広告管理に必要な手間は最小限で済みます。
・ファインド:視覚に訴える魅力的なパーソナライズド広告を掲載して、売上を向上させます。掲載先は YouTube、Gmail、Discover などになります。
キャンペーンの目標とタイプと選択したら、最後に「続行」ボタンを押して次に進んでください。
2-4.キャンペーン設定の選択
続いてはキャンペーンの詳細設定です。「全般設定」「ターゲティングとオーディエンス」「予算・入札単価」「広告のスケジュールとローテーション」「広告表示オプション」の4つが設定可能になります。
全般設定は、タイプと目標は設定済です。キャンペーン名は自由にわかりやすい名称にしておきましょう。ネットワークでは、初期設定として「Google検索パートナーを含める」と「Googleディスプレイネットワークを含める」にチェックがついています。検索広告を設定する場合は、上だけにチェックをしてください。同一のキャンペーンで、検索広告とディスプレイ広告を出す場合は、両方にチェックを入れます。
「ターゲティングとオーディエンス」では、地域について、初期値は「日本」になっていますが、より詳細に設定する場合は「別の地域を入力する」を選択して、表示される入力欄にてターゲットとしたい地域や都市情報を入力します。さらにその下の「地域の設定」と併せて、ターゲットに沿った地域設定を行います。言語は「日本語」にしておきましょう。
オーディエンスを開くと上のような画面が表示され、どんなターゲットに配信するかの設定ができます。
例えば「家族」という単語を検索枠に入力すると、その内容に沿ったオーディエンスカテゴリが表示され、複数のチェックが可能です。別画面のオーディエンスマネージャーを使って新しいオーディエンス設定もできるため必要に応じて設定してください。
続いて「予算」枠では、1日あたりの平均費用を入力します。Google広告は月次で請求されるのですが、その月の請求金額は「平均費用 × その月の日数」という計算で算出されます。日次の金額は平均費用を上下しますが、月単位で見ると上記数式の金額を超えることはありません。
「入札単価」枠では、キャンペーンで重点を置きたい指標を選択し、それに最適化した単価を設定します。「重視している要素は何ですか?」項目では、以下4つの指標を選択できます。「コンバージョン」と「コンバージョン値」は、それぞれコンバージョントラッキングで設定がなされていないと選択することができません。
・コンバージョン:別途設定したコンバージョン数が最大化されるように調整します。
・コンバージョン値:別途設定したコンバージョン値を最大化し、目標広告費用対効果(ROAS)が目標値になるよう調整します。
・クリック数:クリックが最大化されるよう調整します。
・インプレッション シェア:IS(実際の表示回数 ÷ 表示される可能性があった回数)が目標値になるよう調整します。例えば、Google検索結果ページ最上部のインプレッション シェア目標を60%に設定した場合、広告がページ最上部に表示される可能性があった合計回数のうち60%を達成できるよう、クリック単価が自動的に設定されます。この際、目標値を下回ることがないよう上限値を適正に設定する必要があります
「予算と入札単価」枠の下にある「設定を全て表示」を押すと「コンバージョン」「広告のスケジュール」「広告のローテーション」が表示されます。「広告のスケジュール」では、広告が表示される時間を設定します。初期設定では「すべての曜日 0:00から0:00」となっていますが、例えばタイムリーな対応が必要な商品の広告を出稿する場合などは、自社の営業時間に合わせて設定しましょう。15分単位で設定できます。
「広告のローテーション」では、複数広告を設定した場合の表示優先度を設定します。基本的には上2つの「最適化」もしくは「最適化しない」のいずれかは広告の性格をみて判断してください。
最後に「広告のオプション」設定に入ります。オプションは広告の見出しや説明文に追加して、テキストやリンク、住所、電話番号などを表示設定できる機能です。
必要に応じて、広告表示オプションの設定も充実させましょう。
2-5.広告グループの設定
キャンペーンを設定を終えたら広告グループの作成に移ります。広告グループとは、「キーワード」「広告文」「表示URL」「リンクURL」をまとめる単位のことです。
広告グループでは、グループ内キーワードによって広告が表示された場合に適用する入札単価を設定することができます。これをクリック単価(通称「CPC」)と呼びます。このCPCを最適化するために、対象となる商品やサービスの種類など、共通するテーマに従って分類するように設定を進めていきましょう。
⇒【東証プライム企業も多数利用!】最先端のSNSマーケティングツール「Tofu Analytics」、「InstantWin」とは?