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最近ではYouTubeを始める人が増え、ジャンルも多様化してきました。
その規模も、完全に1人で企画・出演・編集する個人YouTuberから、それぞれの役目を分担している企業規模のYouTuberまでさまざまです。
そんな中で新たにYouTubeを開設し、登録者を増やすのは至難の業。
ある程度知られている有名人や有名企業だからと言って、登録者がすぐ伸びるというわけではありません。
そのチャンネル自体が好かれたうえで、「チャンネル登録したい!」と視聴者に思わせなければなりません。
もちろんそのためには企画や編集も大事なのですが、YouTubeを運営するうえで注目すべきポイント、いわゆる「コツ」を掴んでいると登録者も増えやすくなります。
本記事では、YouTube運用で大事にするポイントや、登録者を増やしたい人向けのポイントを解説いたします。
1.登録者数が増えないチャンネルの特徴6つ
YouTubeチャンネルを成長させるためには、地道に動画を投稿していくことと、蓄積したデータを活かして、動画の改善を繰り返していくことが大切です。
しかし、継続投稿、動画の改善をしているにも関わらず、登録者数が伸びにくくなっているケースもあります。
ここからは、なぜ登録者数が伸びないのか、登録者数が増えないYouTubeチャンネルの特徴を6つ紹介します。
1-1.YouTubeの仕組みを理解していない
登録者数がなかなか伸びないチャンネルは、1で解説したYouTubeの仕組みを理解しておらず、「質の高い動画」を投稿できていない可能性があります。
YouTubeで成功する人は、なんと1割と言われています。
この1割に入るためには、YouTubeの仕組みを理解したうえで、研究に研究を重ねて動画を投稿し続ける必要があります。
1-2.チャンネル設計をしていない
YouTubeは、「椅子取りゲーム」です。仮にヒカキンさんのようなチャンネルを運営したいといっても、視聴者は知名度のあるヒカキンさんの動画を視聴するので、需要のないチャンネルが出来上がってしまいます。
飽和したYouTubeでチャンネルを成功させるためには、「すでに座られている椅子を奪う」ことが現実的です。
この「椅子取りゲーム」に勝つためには「チャンネル設計」が重要。
YouTubeは、狙いがズレてしまうと軌道修正がなかなか難しいメディアなので、開設時から慎重な設計が必要となります。
1-3.そもそも更新頻度が少ない
YouTubeは更新頻度が低いと、例え面白い動画が1本あったとしても、視聴者からあまり投稿されないチャンネルだと認識されてしまい、興味・関心が薄れてしまいます。
上記の理由から、登録者が減ってしまったり、更新したとしても視聴回数が低くなってしまいます。
次回の動画を楽しみにしている視聴者もいると予測して、毎週◯曜日に投稿するなど、ルーティンを設定すると良いでしょう。
1-4.視聴者に動画を見つけてもらうための施策をしていない
皆様のチャンネルは、チャンネルテーマ、競合チャンネルを意識したキーワードの設定、概要欄、タグ、タイトル、サムネイルの作成をしておりますか?
そんな細かいところは気にしなくていいでしょ!と思われるかもしれませんが、ここが落とし穴。
チャンネル開設時はYouTube AIからも視聴者からもチャンネルに気づいてもらいにくいので、検索から自社の動画へ流入させることを意識しなければなりません。
本記事の3「動画を見つけてもらう施策を行う」にて詳しく解説しておりますので、ご参考ください。
1-5.チャンネル登録を促していない
動画の中でチャンネル登録を促すアクションをしていない可能性があります。
視聴者は、満足すると次々別の動画を視聴するため、登録を促すアクションが必要です。
例えば、動画の中で、「チャンネル登録をお願いします」と言ってみたり、チャンネル登録のボタンを入れるなどして、登録してもらえるように工夫しましょう。
1-6.分析から出た課題を動画に活かしていない
YouTubeは、投稿した動画がどのくらいクリックされているか、どのくらいの時間まで視聴されているか、どこで離脱されているかなどの分析が重要です。
また、結果がわかって満足するのではなく、分析から得た課題を次回の動画に活かすことが、チャンネルを成長させるカギとなります。
YouTubeアナリティクスでの使い方がわからなかったり、どのように改善していけば良いのかわからない場合は、見て見ぬふりをせず勉強をして、改善しましょう。
2.YouTube運営が注目すべきポイント
YouTube登録者数を増やすためには、まずは「動画を見てもらう」必要があります。
その再生数を増やすための一つの要因として、YouTubeのアルゴリズムを理解する必要があるのです。
そしてYouTube側は動画の内容から善し悪しを判断しているわけではなく、分析によって得られる数字から判断をしています。
その数字は運用している側も確認することができるため、その後どのような対策を取るかの目安になります。
2-1.インプレッション数・インプレッションのクリック率
YouTubeにおけるインプレッション数とは、「YouTubeの動画サムネイルがユーザーに表示された回数」、そしてクリック率は「インプレッションされた動画がクリックされた割合」のことを指します。
例えばインプレッション数が1万、クリック率が5%の場合、500回クリックされていることになります。
インプレッションはYouTube検索・YouTubeトップページ・YouTubeフィード(登録チャンネル・急上昇・履歴)や再生リストでサムネイルが表示された場合にカウントされます。
インプレッションが多いことは注目されている証で、クリック率が高いことはサムネイルから動画に興味を持ってもらえた証です。
特にクリック率が大事で、公開1週間後のサムネイルのクリック率は平均5%が一般的ですが、そんな中で8~10%を記録するとYouTubeからおすすめされやすくなり、関連動画や検索結果で上位表示されやすくなります。
2-2.視聴者維持率
視聴者維持率は動画を見始めた視聴者がどのくらいの長さ継続して見ていたかを示す割合です。
クリック率は動画の導入として必要ですが、視聴者維持率も重要です。
例えば視聴者維持率が10%の場合、10分ある動画だと1分間しか視聴されていないということになります。
この場合、いくらクリック率が高くてもYouTubeからは優良なコンテンツとみなされません。
動画の内容が面白くない場合、または釣りサムネ(サムネと動画内容がかけ離れすぎている)の場合は視聴者維持率が低くなります。
目安として、維持率が40%を超えるとおすすめされやすくなります。
2-3.高評価・低評価数
YouTubeでは「高評価数が多い」というのもおすすめされやすくなる指標の1つです。
しかし、指標は高評価のみではありません。
YouTubeでは2022年から低評価数が視聴者に非表示となり、高評価数のみが表示されるようになりましたが、アルゴリズムとしては高評価・低評価の数はどちらも反映されていて、低評価でも評価無しの動画よりはおすすめされやすくなります。
この考えから生まれたのが迷惑系YouTuberのように「炎上する動画をあえて出す」という戦法なのですが、低評価が高評価の半分を超えた場合はおすすめには載りにくくなります。
そのうえ、いくら有名になったからとはいえチャンネル登録につながるかと言えばそういうわけではなく、さらには過激な動画・悪質な動画が通報されることが増えるとBANされる可能性もあります。
低評価には単純に内容が好みに合わない場合や、嫉妬の気持ちから押す場合もあるので、一概に悪い動画であるとも言えませんが、低評価を狙って獲得しに行くことはおすすめしません。
3.YouTubeチャンネルの登録者数を増やすためのポイント:マーケティング編
YouTubeチャンネルの登録者数を増やすためには、マーケティングサイドと制作サイドの協力が不可欠です。ここでは、マーケティング側で行うべきことについて解説します。
3-1.ターゲットを明確化して有益なコンテンツを提供する
動画のコンセプト作りのため、動画を見てほしいターゲットを明確にし、ターゲットに有益な「刺さる」内容を企画段階で考えます。
企業側が発信したい情報と、ターゲットユーザーが欲しい情報が異なるケースも多いため、
ターゲットのニーズをよく分析しましょう。
チャンネルを開設した後も、YouTubeアナリティクスなどのツールを使い、ユーザーの属性や反応などをしっかり把握することが大切です。
3-2.動画のSEO対策を行う
WebサイトではSEO対策(検索エンジン対策)が重要なのと同様に、動画サイトでもVSEO(VideoSEO)が重要です。VSEOでは検索キーワードをタイトルや説明文、タグ、サムネイルなどに入れることで、動画サイトの検索結果で上位表示を目指します。YouTubeでは、VSEOによって他の動画の関連動画としてレコメンドされやすくなります。
VSEO対策キーワードの選定は、キーワードツールや検索欄でサジェストされるキーワードを調べながら行いましょう。
3-3.動画チャンネルの更新頻度を高める
動画チャンネルの更新頻度を高めることは、チャンネル登録者を増やすための重要なポイントです。実際、動画が頻繁に更新されるチャンネルは評価が高く、登録者数も多い傾向があります。
ただし、更新頻度を上げる場合は量より質を重視してください。制作サイドのリソースと相談しながら、品質を維持できる更新頻度で動画を制作しましょう。
3-4.動画視聴者や関連チャンネルとコミュニケーションを行う
自チャンネルの関連ジャンルの動画にコメントを残しておくと、動画投稿者やその視聴者に自チャンネルの動画を見てもらえることもあります。
また、自チャンネルの動画に視聴者からコメントをもらえることもありますが、これはファン獲得の絶好の機会です。もらったコメントを動画に反映したり、視聴者からの質問は動画内やSNSで回答したりするなど、双方向のコミュニケーションを意識して対応しましょう。
YouTubeでは動画のランク付けに「視聴者とのインタラクション(交流)」という要素も利用しているため、コメントが活発な動画は高く評価されます。
4.YouTubeチャンネルの登録者数を増やすためのポイント:動画制作編
続いて、YouTubeチャンネルの登録者数を増やすために、制作サイドで実施すべきことについて解説します。少し手間をかけるだけで成果が変わるため、制作ステップに組み込むことをおすすめします。
4-1.サムネイルを工夫する
サムネイルとは動画の表紙にあたる画像のことで、動画においては「ユーザーが最初に目にするコンテンツ」といえます。YouTubeでは、動画を投稿すると動画内のシーンから機械が自動的にサムネイルを生成しますが、自作することも可能です。オリジナルのサムネイルは訴求力が高いので、できるだけ自作するようにしましょう。
サムネイルは検索結果や関連動画の画面で表示されますが、縮小して表示されるケースが多いです。そのため、小さくても動画の内容がわかるよう構成を工夫し、文字も大きく読みやすいものを使うようにしましょう。
4-2.動画のつかみを意識する
動画は、最初の数秒で視聴者の関心を引けなければ、すぐに離脱されてしまうため「つかみ」の対策が必要です。最近の音楽PVは前奏がほとんどなかったり、短いフレーズや印象的な音から始まったりするものが増えているのは、離脱対策と考えられます。
「つかみ」には、インパクトのあるコンテンツや動画の概要などの説明、動きのあるアニメーションなどが有効です。ただし「つかみ」に注力しすぎて内容が薄く離脱が相次ぐと、視聴回数を稼ぐ目的の「クリックベイト動画」と見なされて、評価が下がるリスクがあるため注意しましょう。
4-3.効果音やテロップを入れる
チャンネル登録を促すには、動画に対する共感や満足感が不可欠です。視聴者の気持ちを盛り上げるために活用したいのが効果音やテロップ(字幕)で、感情を動かしたり、内容や場面を印象付けたりする効果が期待できます。
効果音やテロップの使い方は、TV番組が参考になります。タイミングや効果音の種類、文字の色やフォントの雰囲気などに注目して見てみましょう。
なお、企業が公開する動画に音源や文字フォントを使うことは商用利用にあたることがあるため、著作権やライセンスには十分注意しましょう。
4-4.チャンネル登録を促す
動画内でチャンネル登録を促すことは、動画視聴後の行動に係るため必要です。声かけやテキスト、登録ボタンがあることで、チャンネル登録のコンバージョン率は高くなります。
YouTubeでは、動画内に透かしのチャンネル登録ボタンを設置できます。動画内にボタンがあることで、視聴者が登録ボタンを探す手間を短縮し、ボタンを押しやすくする環境を作ることが得策だといえます。ポップアップのタイミングも任意で設定できるので映像構成に合わせて必ず案内する設定にしましょう。
動画投稿時にこの一手間をかけることで、視聴後に画面を離れることなくチャンネル登録がスムーズにできるようになります。
5.SNSを使って発信しよう
登録者を増やすためには、Twitter、InstagramなどのSNSを利用するのがおすすめです。
リツイートで拡散されるので、あなたの動画を知らなかった人にも届きやすくなります。
Instagramでは、投稿にハッシュタグを利用しましょう。
投稿数の多いキーワードをハッシュタグに入れると、検索ヒットしやすくなるのが特徴。
上手にSNSを利用してあなたのチャンネルにアクセスできるようにすると見てくれる人が増えるはずです。
6.まとめ
いかがだったでしょうか?
いまやスマホ1台あれば誰でもYouTubeチャンネルを開設できるようになり、その分YouTuberも珍しくなくなってきました。
しかしその分競争は激化し、視聴者が登録ボタンを押すハードルも上がってきています。
数か月や数年間なかなか伸び悩むこともあるかもしれませんが、ブレイクはいつやってくるかわかりません。
登録者を増やすためには、しっかりとKPIを設定し、コツコツと動画を投稿していきましょう。
最後までご覧いただき、誠にありがとうございます。
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