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Tiktokの人気やInstagramの動画投稿が当たり前になったせいか新しい機能を発表しているYouTube。次々と新サービスを仕掛けてユーザーを取り込もうとしています。そんな中人気がないサービスの廃止も打ち出しており、情報を持っていないと自社で利用していたサービスが廃止となっていたなんてあるかもしれません。

今回はYouTubeの新サービスや機能廃止の情報をまとめました。最後までご覧ください。

1.YouTubeストーリーの廃止が決定

YouTubeのストーリーは、Instagramのストーリーと同様に、一定時間が経過すると見れなくなってしまうショート動画で、チャンネル登録者数が1万人以上のユーザーにのみ利用できる機能でした。

しかし、今後はコミュニティ投稿からショート動画、長編動画、ライブ動画などの数ある主要な機能を優先するため、ストーリーの廃止を決定したとのこと。

2023年6月26日以降、新しいYouTubeストーリーを作成するオプションは利用できなくなり、廃止以降はストーリーが共有されてから7日後に期限切れ、視聴不可となる予定です。

ストーリーは廃止されてしまいますが、今後はコミュニティ投稿とYouTubeショートの2つにストーリー機能の代替となるアップデートが追加される予定です。

ストーリーの廃止について、The Vergeは「YouTubeは短編動画の人気をTikTokの競合機能であるYouTubeショートに集中させることに取り組んでおり、従来の長編動画クリエイターにも短編動画の制作を開始するよう説得しようとしています。YouTubeは2023年2月に、アップデートした収益化計画に基づきショート動画から広告収益の分配をスタートしています」と述べ、かなり似た機能となっているYouTubeショートへの注力がストーリー廃止の一因ではないかと推測しています。

なお、ストーリーのような「期限付きで閲覧可能なコンテンツ機能」を最初に導入したのはSnapchatで、その後、InstagramやYouTubeなどさまざまなプラットフォームが類似機能を導入しています。しかし、Twitterのフリートのように一部のプラットフォームでは「期限付きで閲覧可能なコンテンツ機能」は根付かないまま廃止されています。

2.YouTubeショートにGoogleのDeepMindが開発する新型AIモデル「Flamingo」が使われていることが判明

GoogleのAI部門であるGoogle DeepMindが、YouTubeで最大60秒の縦型動画を共有する「YouTubeショート」で、視覚言語モデル「Flamingo」を使って動画のメタデータを自動生成していることを明らかにしました。

YouTubeショートは説明文やタイトルが十分に整っていないことが多く、このことがYouTubeショートの動画の検索性を低くしている原因になっているそうです。Google DeepMindのコリン・マードックCEOによると、YouTubeショートの場合、動画の作成プロセスが長い動画よりもシンプルで合理的であるため、クリエイターがメタデータを追加しないことがあるとのこと。

また、YouTubeショートの製品管理ディレクターであるトッド・シャーマン氏は「YouTubeショートはフィード上で視聴されることがほとんどで、積極的に検索して動画を探し出すのではなく、次の動画にスワイプして見つけるスタイルなので、メタデータを追加するインセンティブはそれほど高くありません」と述べています。

視覚言語モデルのFlamingoは、動画の最初のフレームを分析し、言語化することで説明文を自動で作成します。

https://gigazine.net/news/20230526-youtube-shorts-flamingo/よ画像引用)

この説明文はユーザーから見えるものではなく、あくまでもメタデータとして保存され、YouTubeショートの動画の検索性を向上させるために活用されます。

シャーマン氏は「FlamingoモデルはYouTubeショートの動画を理解し、説明的なテキストを提供します。この機能は、メタデータを必要としている検索システムにとって非常に価値があります。これによって、ユーザーはビデオを適切に検索できるようになります」と述べています。

IT系ニュースサイトのThe Vergeは、YouTubeショート以外の動画にもFlamingoによるメタデータ作成が行われるかどうかをシャーマン氏に質問しています。シャーマン氏は「その可能性は十分に考えられますが、その必要性はYouTubeショートに比べると少しは低くなると思います」とコメント。長い動画の場合は、クリエイターが撮影や編集に何時間も費やし、動画のメタタグやサムネイルなどにも細かく手を入れるため、Flamingoでわざわざメタデータを作成する意味が薄くなります。

なお、The VergeはAIのFlamingoが動画を分析してテキストタグをつけることについて、過去にGoogleフォトが黒人をゴリラとタグ付けした事件に言及し、「重大な間違いを犯し、クリエイターに損害を与え、Googleを大きな批判にさらす可能性があります」と指摘しています。

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