【東証プライム企業も多数利用!】最先端のSNSマーケティングツール「Tofu Analytics」、「InstantWin」とは?

近年ではさまざまなSNSが生まれていますが、ここ数年は日本国内では6大SNS(LINE,YouTube,Instagram,Twitter,Facebook,TikTok)が席巻し続けています。

しかしそんな中、2022年10月に実業家のイーロン・マスク氏がTwitterを買収し大きな話題となりました。

彼の施策により様々な改革が進められていますが、中にはユーザーにとって「不便になった」と感じることも多く、Twitter以外のいわゆる「分散型のSNS」を求める人も少なくありませんでした。

そんな中、2023年3月にリリースされ、注目を集めているのが「Bluesky」です。

本記事では、Blueskyの特徴についてご説明させていただきます。

1.Blueskyとは?

Blueskyは、Twitterの元CEOであるJack Dorseyが、2020年12月に発表した分散型SNSのプロジェクトです。

分散型SNSとは、中央集権的なサーバーを持たず、ユーザーが自由にサーバーを構築し、データを共有することができるSNSのことを指します。

Blueskyは、今後数年間で開発される予定であり、開発には非営利団体であるThe Bluesky Foundationが参画しています。

Blueskyは、ユーザーにより多くの権限と自由を与え、プラットフォームをより安全で透明性の高い場所にすることを目的としています。

Blueskyの開発には、オープンソースの技術が使用される予定で、開発者が自由にコードを閲覧し、貢献することができます。

また、Blueskyは、他の分散型SNSと連携することができるように設計されており、より大きな分散型ネットワークを形成することができます。

Blueskyは、まだ開発段階にあるため、具体的な機能やリリース日は明らかにされていませんが、プロジェクトの進捗状況は注目されています。

2.Blueskyが注目されている理由

Blueskyが注目されている理由としては、分散型SNSの普及によるSNSの新しい形態を提供する可能性があることが挙げられるでしょう。

Blueskyは、分散型SNSプラットフォームで、分散型SNSの技術であるActivityPubプロトコルを使用しています。

ActivityPubプロトコルは、分散型SNSのインスタンス間でのデータのやり取りを可能にし、プラットフォームに依存せずに、ユーザー自身が情報を管理することができます。

Twitter元CEOが分散型SNSプラットフォームの開発に着手したことで、分散型SNSが一般的に認知されるようになり、SNSの新しい形態が生まれる可能性があるでしょう。

さらに、Blueskyは、オープンソースのプロジェクトであり、誰でも自由に開発や改良を行うことができます。

これにより、Blueskyの機能が拡大し、新しいアイデアや技術が取り入れられることで、SNSの進化が促進される可能性もあります。

3.Blueskyの特徴

ここからは、Blueskyの特徴について下記4つの観点から紹介します。

3-1.アカウントの移動可能

Blueskyの特徴のひとつに、アカウントの移動が可能というのがあります。

つまり、ユーザーがBlueskyのインスタンス間でアカウントを移動できることを指します。

従来のSNSでは、アカウントを削除するとそのアカウントの投稿履歴やフォロワーなどが全て失われてしまいますが、Blueskyではこの問題を解決することができます。

アカウントを移動することで、自分がフォローしている人やフォロワー、投稿履歴などを引き継ぎながら、新しいインスタンスに移行することができます。

3-2.ユーザーがアルゴリズムを選択

Blueskyの特徴のひとつに、ユーザーがアルゴリズムを選択できるというのがあります。

ユーザーが自分に最適な投稿表示アルゴリズムを選択できる機能のことを指します。

従来のSNSでは、アルゴリズムによって投稿が自動的に並び替えられるため、ユーザーは自分のタイムラインに表示される投稿が自分にとって興味深いものであるかどうかを判断するのが難しくなっていましたが、Blueskyではユーザーが好きなアルゴリズムを選択することができます。

3-3.相互運用性

Blueskyの特徴のひとつに、相互運用性というのがあります。

異なるSNSサービス間で情報を共有しやすくする機能のことを指します。

従来のSNSでは、ユーザーが投稿した情報は、同じSNSサービス内でしか共有されませんでした。

しかし、Blueskyでは、異なるSNSサービス間で情報を共有できるため、ユーザーは自分が使い慣れているSNSサービスを続けながら、異なるSNSサービスのコンテンツにもアクセスできるようになります。

3-4.パフォーマンス

Blueskyの特徴のひとつに、パフォーマンスというのがあります。

高速でスケーラブルなSNSサービスを実現するための技術的な取り組みのことを指し、Blueskyでは、大規模なロードを高速に行うことを優先しています。

また、Blueskyはオープンソースのプロジェクトとして開発されており、多くの開発者が参加することで、より高度な技術的な特徴を追加していくことが期待されています。

4.Twitterとの共通点と違い

Blueskyは現在β版で、iOS向けしかないうえ、招待制となっています。

ウェブサイトから登録するだけであれば誰でも可能)

これから発展していくと、招待制も解かれ、さまざまな機能が付与されていくことでしょう。

BlueskyではTwitterと似た機能に関して、新たに名前を付け直しています。

以下がその一例です。

Blueskyでの名称Twitterでの名称
Postツイート
Feedタイムライン
Repostリツイート
Quote Post引用リツイート

さらに細かい点を見ていきましょう。

4-1.プロフィール・設定

プロフィールではTwitterと同様、アイコンとヘッダーの写真を設定することができます。

ただし、その他の設定はまだあまり変えることができません。

4-2.Feed(タイムライン)

Feed画面はTwitterのタイムラインとほぼ変わりません。

画像の投稿は可能ですが動画の投稿機能がまだない分、初期のTwitterを彷彿とさせます。

4-3.Post(ツイート)

こちらは現在現在は256文字のみ許可されているようですが、300文字に拡張する計画があるようです。

前述の通りまだ動画の投稿はできません。

4-3.検索

Blueskyで現在検索できるのはユーザー名のみです。

Twitterといえばハッシュタグ検索のイメージが強く、Twitterから広まったこの文化は他のSNSでも使われている便利なものです。

現在Blueskyでは導入されていませんが、場合によっては今後も導入されないかもしれません。

なぜなら、ジャック氏はハッシュタグによる風説の流布の危険性を訴えていたからです。

同様に、認証マークについても導入されていませんが、近ごろのTwitterの認証マークに関する二転三転の対応を考えると、こちらも導入されない可能性はあります。

5. Blueskyの将来性

Blueskyの将来性については、以下のような期待が寄せられています。

〇ユーザーのプライバシー保護の向上

Blueskyは、分散型SNSとして、ユーザーのプライバシー保護に注力しています。

アカウントの移動可能性やアルゴリズムの選択肢、相互運用性などの特徴が、ユーザーにより多くのプライバシー保護の選択肢を提供し、ユーザーが自分に適した方法で情報を共有できるようにすることが期待されています。

〇オープンなコミュニケーションの促進

Blueskyは、オープンなプロトコルを採用しているため、他の分散型SNSやWeb3.0のプロトコルとの相互運用性が高いことが期待されます。

そのため、よりオープンで自由なコミュニケーションが可能になることが期待されています。

〇イノベーションの促進

Blueskyは、オープンソースのプロジェクトであり、誰でも開発に参加できるようになっています。

そのため、より多くの人々がプロジェクトに貢献し、新しい機能やアプリケーションの開発が促進されることが期待されています。

〇Twitterの偏りを解消する可能性

Twitterは、運営会社が中心となって運営される中央集権型SNSです。

そのため、運営会社の方針や利益の影響を受けることがあります。

Blueskyの分散型SNSであれば、ユーザーが自由に情報を共有できるため、Twitterの偏りを解消する可能性があります。

以上のような理由から、Blueskyは、分散型SNSの新しい標準となる可能性が高いと考えられるでしょう。

6.まとめ

Blueskyは2022年初頭にTwitterから独立しました。

その背景には2021年にドナルド・トランプ氏のTwitterのアカウントをバンしたことが影響しているといわれています。

自社のサービスにより開かれた便利な世界が構築されることを望む一方、そのサービスで誰かが憂さを晴らしたりユーザーを傷付けたりするようなことにはなってほしくないというジャック氏の思いがあるようです。

他にもジャック氏は「Twitterが企業化してしまったこと」を後悔していました。

特定の国家や別の企業に所有されずに運営していくことを望んでいたのです。

これらの考えから、ポストTwitterを目指していくうえで導入する機能としない機能が出てくることが予想されます。

近ごろではTwitterの機能の変化に辟易している方も多いですが、かといってどのSNSに乗り換えるのがベストかわからないというのも事実。

もしBlueskyがオープン制になればTwitterからの流入も一気に増えるかもしれません。

その場合、社内SNSもBluesky内にいち早く開設すれば話題になるでしょう。

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