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SEO対策について調べる中で、「ワードサラダ」という言葉を聞いたことがありませんか。

中には「いったい何のこと?」とピンと来ない人も多いはず。

ワードサラダとは、文章としての意味が破綻している、自動で生成された文章のことです。

このワードサラダは、スパム行為に使われることもあり、健全なサイト運営の敵と言えるでしょう。

そこでこの記事では、ワードサラダの概要をはじめ、ワードサラダがSEOに与える影響や利用してはいけない理由について紹介していきます。

1.ワードサラダとは?

ワードサラダ(word salad)とは、「文法は間違ってはいないが、文章としての意味が破綻している」自動で生成されたテキストコンテンツを指します。

自作自演でリンクを増やすにしても、それなりのボリュームの記事を書こうと思えば時間はどうしてもかかってしまいますが、ワードサラダであればそれなりのボリュームの記事を一瞬で何記事でも作成することが出来るため、以前はアフィリエイターやSEO業者を中心として使用されていました。

2.ワードサラダが生まれた背景

なぜ、意味が通らないテキストコンテンツを生成するワードサラダが誕生したのでしょうか。一見必要ないように見えますが、ひと昔のSEO対策では効果のある施策だったのです。

以前のSEO対策では、外部サイトから自サイトへリンクを大量に集める手法がより重要視されていました。

被リンクが多いサイトは、検索エンジンから価値の高いサイトと判断されSEOでプラスの評価を受けます。つまり、コンテンツを上位表示しやすくなります。

本来、外部サイトから被リンクを獲得するのであれば、価値の高いコンテンツを作成し、有益な情報を発信しているサイトとしてリンクを設置してもらうのが一般的です。

しかし、そのような価値の高いコンテンツを作成するには、膨大な手間と費用がかかります。

そこで、効率よく外部サイトから被リンクを集めるための対策として誕生したのがワードサラダです。

ワードサラダを利用して文字数の多い記事コンテンツを大量に自動生成し、自動生成したコンテンツから上位表示させたいページにリンクを掲載すれば、手間をかけずとも被リンク数を増やすことができます。

実際このような手法を使って、検索順位を上げるために自作自演を行うWebサイトが多く現れました。

当時の検索エンジンの性能では、文章の意味までは理解することができなかったので、「文法的には正しいが、文章としては支離滅裂なシステムで自動生成されたワードサラダ」と「人間によって書かれた意味の通っている文章」の区別ができませんでした。

そのため、ワードサラダで自動生成されたコンテンツでも、テキストが豊富であれば価値が高い情報として検索エンジンから判断されてしまったのです。

検索エンジンが価値の度合いを判断できないのをいいことに、ワードサラダは被リンク獲得を目的にしたWebサイトの他、アフィリエイトサイトやウイルス感染を目的にしたサイトで、多く利用されるようになりました。

当然、現在のGoogleのアルゴリズムでワードサラダのような手法を使えば、SEO上大きなリスクを被ることになります。

3.ワードサラダがSEOに与える影響

現在、ワードサラダはSEO効果がなく、しかもペナルティの対象になっています。

その理由は、検索エンジンのアップデートにより、ワードサラダのような悪質な行為を厳しく取り締まるようになったからです。

10年ほど前までは、被リンクサイトを生成し、リンクを大量に集めて上位表示を狙うやり方が主流となっていました。

当時の検索エンジンは、意味を成していない文章を見抜く力もなく、被リンクされることだけが検索順位に大きく影響していたためです。

そこで、Googleはアルゴリズムをアップデートしました。

現在、Googleのウェブマスター向けガイドラインには、次のように記載されています。

「自動的に生成されたコンテンツとは、プログラムによって生成されたコンテンツのことです。

多くの場合、読者にとって意味を持たないが、特定の検索キーワードを含むでたらめな内容の段落で構成されています」

このように、ワードサラダはSEOに悪影響を与えるので、使用する意味がありません。

4.ワードサラダを利用してはいけない2つの理由

ワードサラダを利用してはいけない理由として、「スパムと認定される可能性が高い」「結果的にWebサイト自体の評価を下げることにつながる」の2つが挙げられます。

先ほど解説したように、わざわざワードサラダを利用することは無意味と言えます。

Googleがワードサラダを発見したとき、そのサイトやそのサイトにリンクされているサイトはペナルティの対象となるので、注意が必要です。

4-1.スパムと認定される可能性が高い

ワードサラダをコンテンツに利用した場合、Googleによってスパムと認定される可能性が高いと言えます。

先ほども解説したように、Googleはガイドラインを定めて「自動的に生成されたコンテンツ」を厳しく取り締まっているからです。

実際にGoogleの技術では、数年前からワードサラダを区別することが可能になっています。

しかも、人工知能(ディープラーニング)を搭載したクローラーが、自動生成された文章をほぼ100%見抜くようになりました。

このGoogleの技術により、今ではワードサラダを利用したサイトはほとんど存在していません。

ちなみに、スパム認定されたコンテンツはインデックスされなくなります。

すなわち、それは検索エンジンに評価されないどころかWeb上から姿を消すことを示しています。

4-2.結果的にWebサイト自体の評価を下げることにつながる

ワードサラダを利用したサイトやそのサイトにリンクされているサイトは、結果的にWebサイト自体の評価を下げることにつながります。

先ほど述べたように、ワードサラダを利用するとスパム認定される可能性が高いからです。

現に、GoogleのWebマスター向けガイドラインには「スパム行為と認められた場合に『手動による対策』を実施する」と書かれています。

さらに、手動による対策とは「検索インデックスの操作」と記載されています。

具体的には「ページやサイトの順位が下がる」「検索結果から除外される」などユーザーに対して視覚的に識別できるような表示は行われません。

このように、スパムと認定されたサイトやそのサイトにリンクされているサイトは、最悪の場合、検索結果から削除されてしまいます。

5.ワードサラダのリスク

ここまで聞くと、ワードサラダはグレーゾーンの施策ではありますが、リスクがあるとは思えません。では、なぜワードサラダは絶対に手を出してはいけないのでしょうか。

理由は一言です。現在の検索エンジンは、ワードサラダをスパムと認定できるからです。

検索エンジンのプログラムの改良で、ワードサラダはほぼ100%の確率でスパムと認定されるようになりました。現在もワードサラダを使用したWebサイトは存在しますが、検索エンジンからのインデックスを一切されていません。インデックスされていないということは、検索エンジンに評価される土俵にも上がることができていないということです。

そのため、ワードサラダを使用したWebサイトに大量にリンクが貼られていたとしても、SEO効果は一切ありません。

逆に、ワードサラダを使用したWebページから複数リンクを貼られていると、Webサイト自体の評価を下げることにつながるとも言われています。一概には言えませんが、なんらかのペナルティを受ける可能性もあります。

このように、ワードサラダはSEO効果はなく、評価を下げる可能性もある、良いところなしの施策です。かつてはSEOに有効だとしてよく使われましたが、さすがに最近は使う業者も少なくなってきています。

以上のように、ワードサラダは百害あって一利なしの施策です。絶対に行ってはいけません。

SEOを行って検索順位を上げたいのであれば、もっと他の施策を検討してみましょう。

6. まとめ:ユーザーを意識したコンテンツ作りを!

ワードサラダのリスクや、Googleの考えについてご理解いただけたでしょうか。被リンクは多ければ多いほどいいわけではなく、どんなコンテンツから被リンクを受けているのかが最も重要です。被リンクの効果を上げるためには、自然な被リンクを獲得できるように心がけることが肝心です。

小細工などせずに、ユーザーにとって価値あるコンテンツを作ってください。

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