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モックアップツールを活用しているでしょうか。モックアップツールでは、デザインの模型や試作品を作ることができます。本記事ではモックアップツールの選び方などを中心にご説明します。
おすすめのツールもご紹介しますので、ぜひ参考にしてください。
モックアップツールとは？
モックアップツールとは、Webサイトなどのデザインを実物に近づけて作成できるツールです。そもそも「モックアップ」とは、実物のように作成された模型です。実際の制作を行う前に、模型を作ることで完成形がイメージしやすくなります。
また、モックアップを作ることで設計段階での課題が判明して、制作工程でトラブルが起きる可能性を低くします。
モックアップツールは大別すると2種類
モックアップツールは、大きく分けると2つに分類されます。ひとつはデザイン作成ツールです。デザイン作成ツールは、パワーポイントなどのモックアップ作成の専用ツールではないオフラインのものと、オンラインツールがあります。どちらかというと、オンラインツールのほうがおすすめです。
オンラインのツールであれば、データの共有やリアルタイムの編集が反映されるなどのメリットがあります。
もうひとつは画像はめ込みツールです。Webサイトの制作では、場合によりスマホ画面やパソコン画面での表示を確認するケースがあります。そのときに、画像はめ込みツールを使って、実際の画面の大きさでモックアップ画像を確認すると、実際のイメージがわきやすいです。
モックアップツールを使う目的
ここからは、モックアップツールを使う目的として、3つの内容をご説明します。
実際のイメージが掴みやすい
すでにご説明したように、モックアップは完成品の模型です。Webサイトの制作においてモックアップを作成することで、実際のデザインなどがイメージできる点がメリットです。特に自社が制作会社としてクライアントにWebデザインを提案する際は、モックアップを作成することで完成図のイメージを持ってもらえます。モックアップがある状態ならば、開発段階に入っても手直しや修正が少なくなるでしょう。
関係業者からの合意が得やすい
モックアップをみせることは、クライアントや関係業者からの合意が得やすいです。その理由は前述のとおり、完成図がイメージできるからとなります。自社が発注側だとしても、モクアップを作成することで、依頼先が設計しやすくなるメリットがあります。
Webサイトのクオリティーが上がる
モックアップツールを使うことで、デザインの調節が簡単に行えます。たとえば、ツール上でさまざまなデザインを適用して、最善のものを選ぶこともできます。プリントアウトなどの手間が必要ないため、短時間での検証ができることも魅力でしょう。
モックアップツールの選び方
モックアップツールは多様に展開されており、そのなかから自社に最適なものを選ぶ際は以下の3点に着目してください。
UIの使いやすさ
UIの使いやすさは作業効率に影響するため、できるだけ使いやすいツールを選んでください。海外製のモックアップツールもありますが、日本語に対応していない場合は使いにくさがあります。可能な限り無料版で試してから有料版を契約したほうがいいでしょう。
機能性
モックアップツールでは機能性も重視したいところです。特にデザイン機能や共同作業機能、セキュリティ機能などは重視したいポイントになります。デザイン機能ではテンプレートの多さ、共同作業機能は複数人で編集できるかなどを比較してみましょう。
料金
当然ながらツールを導入するには費用がかかります。導入費用やランニングコストと自社の予算を見極めることが大事です。ツールの料金プランは１ユーザーにつき設定している場合が多いため、どれくらいのスタッフが利用するかも検討しておきましょう。
おすすめのモックアップツール5選
ここからは、おすすめのモックアップツールを5つご紹介します。
Prott
Prottはデザイン制作のフローを一貫して行えるツールです。デザインの作成が感覚的に行えるため、初めてモックアップツール導入する場合や利用が初めてのスタッフでも使いこなせるでしょう。
Sketch
Sketchはモックアップだけではなくアイコン画像などのデザインも作成できるツールです。チーム内での共有やリンクを貼るだけで開発に移行できる機能などが備わっています。プラグインも豊富であり、機能性を高めることが可能です。
Studio
Studioはデザインと開発が行えるツールです。作成したデザインは自動的にコード化されるため、新たにコーディングする必要がありません。写真素材やフォント素材も豊富に搭載されており、デザイン性を高めることが可能です。
Bootstrap
BootstrapはHTMLやCSS、JavaScriptなどで構成されたツールです。オープンソースであるため、自由なカスタマイズが可能です。専門知識があるならば、コストを抑えてモックアップの作成ができます。
XD
XDはAdobe社が提供するモックアップデザインの作成に特化したツールです。共同作成がしやすいつくりとなっており、チーム内の連携を手助けします。Adobe製品との連携もしやすいため、すでにAdobe製品を導入している場合はおすすめです。
モックアップツールを使ってみよう
モックアップツールは、Webサイトなどの試作品を制作できるツールです。開発に入る前に試作品や模型を制作することで、具体的なイメージがわきます。モックアップツールは多岐にわたるため、本記事でご紹介した着目点をもとに選んでみてください。
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