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現在、世界中には様々なSNSが存在しています。中でも特に人気があるSNSのうちのひとつとして数えられるのがTwitter(現X)です。
全世界のユーザー数が数億人規模とされ、世界規模で日々多くの情報がやりとりされているX。
日本国内でも多くのユーザーに幅広く利用されているSNSとして認知されています。
世界中で多くの人々がXを利用しており、商品やサービスの情報源としても利用される傾向にあることから、Xは広告の場としても注目を集めています。
X広告には、タイムラインで流れる広告から、トレンドや検索画面に表示される広告まで多様な広告体系があり、費用もそれぞれ変わります。
今回は、
- X広告の特徴
- X広告を打ち出すメリット
- X広告の作成方法
についてわかりやすく解説してまいります。
【重要】2023年、Twitterは「X」へとサービス名・ブランドを変更し、広告メニューも大きく再編されました。本記事で紹介する「プロモツイート」「プロモアカウント」「プロモトレンド」といった名称は2022年当時のTwitter広告の呼び方であり、2026年現在のX Ads Managerでは、Promoted Posts(プロモート投稿)、フォロワー獲得広告、Amplify(プレロール動画広告)、トレンドテイクオーバーなど、名称・形式ともに再編されています。以下では当時の広告体系や仕組みの考え方を参考情報として紹介しますが、実際に広告を出稿する際は必ずX Ads Managerの最新のメニュー・仕様を確認してください。
1.(参考)Twitter時代のTwitter広告(2022年当時)
Twitter広告について解説する前にTwitter(現X)についてご紹介いたします。
1-1.Twitterとは
Twitterとは2006年7月にアメリカObvious社がサービスを開始したSNSで、2023年のブランド変更以降は「X」としてX社(旧Twitter社)が開発・運営を行っています。
「ツイート(現在は「ポスト」)」と呼ばれる短文形式の投稿方法が最大の特徴で、それまでのSNSで一般的だった日記やブログのような形式と比較してより手軽に投稿を行うことができることから人気が高まりました。
お気に入りの投稿を簡単に共有・拡散できる「リツイート(現在は「リポスト」)」機能が実装されており、ツイートと併せて写真や動画を投稿することもできることから、リアルタイム性の高い情報発信・共有ツールとして世界中で多くの人に利用されています。
現在ではFacebook・Instagram・LINEと並んで主要SNSの一つとして数えられており、全世界で幅広い層に利用されています。
2.(参考)2022年当時のTwitter広告タイプ5種類の特徴とメリット
以下は2022年当時のTwitter広告タイプの解説です。名称や仕様は現在のX広告とは異なりますが、広告体系の考え方を知る上で参考になります。
2-1.Twitter広告全般の特徴(当時)
Twitter広告全般の特徴としてはリスティング広告との違いが挙げられます。
リスティング広告とはインターネットの検索時、検索キーワードに応じて検索結果に表示される広告のこと。
Google社が提供している「Google広告」やヤフー株式会社が提供している「Yahoo!プロモーション広告」が特に有名です。
リスティング広告は表示された時点では広告主に課金されず、インターネット利用者にクリックされた時点で課金される「クリック課金」となっています。
一方で当時のTwitter広告は「閲覧」「返信」「リツイート」のような利用者のアクションに応じて課金される方式で、対象となるアクションは広告タイプやキャンペーンの目的に応じて異なります。金額(単価)は10円からのオークション方式での決定でした。
広告ごとにターゲティングの設定が可能であり、はじめから自社の商品やサービスに関心の高い利用者層にアプローチすることができる点も魅力です。このターゲティングの考え方自体は現在のX広告でも引き継がれています。
2-2.プロモツイート(当時の名称)
プロモツイートとは幅広いTwitter利用者層に広告ツイートを閲覧してもらいリーチ(投稿の閲覧者数)の増加や既存フォロワーからのエンゲージメント増加を目的としたツイートのことです。
プロモツイートには「プロモーション」というラベルが表示されますが、それ以外は通常のツイートと同様で、リツイート・返信・いいねの操作が可能でした。
タイムラインに表示されます。タイムラインはTwitter利用者が最も目にする部分ですので、効率的にエンゲージメントの増加を図ることができました。
金額がオークション方式で決定されるのは前述のとおりで、具体的に決まった金額は無いものの最低金額は40円から、目安は70~80円程度といった情報が多かったです。
2-3.プロモアカウント(フォロワーキャンペーン)(当時の名称)
プロモアカウント(フォロワーキャンペーン)とは、広告主のアカウントのフォロワー数獲得を目的とした広告タイプでした。
プロモツイートと同様に「プロモーション」というラベルが表示され、他のアカウントと区別することができるようになっていました。
フォロワーキャンペーンの課金はプロモアカウントがTwitter利用者にフォローされた時点で発生しました。
フォロワー1アカウントあたりの金額は最低40円ほどで目安は100円前後となるようでした。プロモツイート同様具体的に金額は決まっておらず、オークション方式で決定されていました。
2-4.プロモトレンド(当時の名称)
プロモトレンドはプロモツイートと同様に商品やサービス、イベント等をプロモーションする広告ですが、プロモツイートより大きな規模のトレンドとしてプロモーションする広告タイプでした。
利用は1日1社24時間限定で、利用料金もオークション方式ではなく国ごとに定められており、日本からの利用料金は24時間420万円(2022年当時)とされていました。
2-5.プロモビデオ・インストリーム動画(当時の名称)
プロモビデオは動画を活用したプロモツイートでした。インストリーム動画(プレロール)はTwitterで利用者が再生しようとしている動画本編の前に再生される動画広告でした。
これらの動画広告は、現在のX広告ではAmplify(プレロール動画広告)や各種動画広告フォーマットに形を変えて引き継がれています。
2-6.広告クリエイティブの仕様について
広告で利用できる画像・動画のサイズや文字数などの仕様は適正に変更され続けています。最新の仕様は以下のX公式ヘルプセンターで確認できます。
・「X広告で使える各クリエイティブの特徴」(X広告ヘルプセンター)
3.X広告の出し方・設定方法(基本の流れ)
X広告の基本的な出稿フローは以下のとおりです。具体的な画面構成はX Ads Managerの仕様変更に伴い適宜変わるため、実際の操作時は最新の画面を確認しながら進めてください。
1.Xの広告アカウント作成:X Ads Manager(https://ads.x.com/)にアクセスし、広告アカウントを作成します。
2.キャンペーンの作成:目的に合った広告のキャンペーンを選択します。そこからキャンペーン内容である予算や開始日時などの入力を行います。
3.広告グループの作成:広告グループの作成では任意の広告グループ名、期間や入札タイプを選択します。その後に配信先ユーザーの居住地や性別、キーワード、興味と関心などをターゲティング情報として登録します。
4.クリエイティブの作成:クリエイティブの作成では新規の投稿、または既存のオーガニックな投稿のどちらかを選択することができます。
5.広告の配信と分析:広告のクリエイティブが作成し終わったらいよいよ広告を配信します。配信後のトラッキングはX Ads Managerの広告画面から行うことができます。
4.X広告予算設定のコツ
X広告が掲載されるためには、スコアをキープしオークションに競り勝たなければなりません。このオークションへの振り分けは、選択したキャンペーンで設定されたターゲティングの内容をもとに行われ、入札額とスコアのバランスを見てオークションでの勝ち負けが決まります。
〇スコアを上げる
オークションで競り勝つために重要なスコアですが、これは「品質スコア」と呼ばれ「ユーザーからの共感」「投稿とユーザーの関連性」「投稿の鮮度」の3つの要素によって構成されます。このスコアを上げることで広告が掲載される確率が上がります。スコアを上げるコツとしては、CTRをあげるためにクリエイティブの制作に力を入れることです。クリエイティブはユーザーからの反応に直接関わる部分であり、この反応こそがスコアに直結します。
〇自動入札を利用する
自動入札とは、予算内で最低限の金額のみを自動入札してくれる機能です。入札方法は他にもありますが、すべてのキャンペーンに使用できるのはこの自動入札であり、特にこれからX広告をはじめたいと考えている方におすすめの方法です。また費用を無駄使いしないため費用対効果が高く、特にこれといった理由がない場合には自動入札を使うことをおすすめします。
5.X広告の活用ポイント
続いて、広告効果を高めるためのコツを紹介します。
- キャンペーン期間中はX Ads Managerで定期的にレポートを確認する
- 広告グループはターゲティングの条件ごとに分けておく
- 広告はできるだけ複数種類を用意する
- クリエイティブ作成時に、各種カードや付属機能を上手く活用する
- Xが公開している広告ライブラリを活用して競合他社をリサーチ
- 個人でもXを利用する
それぞれのコツについて、以下に詳しく解説します。
○キャンペーン期間中は定期的にレポートを確認する
キャンペーン期間中は、X Ads Manager(https://ads.x.com/)で度々レポートを確認しましょう。
複数の広告グループや広告が存在するときは、効果の良いものが多く配信されるように自動的に最適化されます。しかし、期待する成果が出ていないときは、広告グループや広告を新たに追加したり、既存のものを停止したり、予算配分を見直したりすると良いでしょう。
広告は時間の経過とともに効果が低減していくことが多いです。もし低減していたら、途中で広告を差し替えて対応しましょう。
〇広告グループはターゲティングの条件ごとに分けておく
広告グループをターゲティングの条件ごとに分けておくと良いです。たとえば、フォロワーターゲティングとキーワードターゲティングで広告グループを分けておくと、どちらのターゲティングがより効果的なのか把握しやすくなります。
〇広告はできるだけ複数種類を用意する
広告についても、動画と静止画、ブランド訴求と商品訴求など、アプローチの異なるものを用意しておけば、何が効果的なのか把握しやすくなります。
また、クリエイティブ作成時には各種付属機能を積極的に使用してみてください。これらの機能は、投稿の表現をより豊かにし、インタラクティブにしてくれる機能です。
広告の作成画面では、利用可能な各種機能やフォーマットの仕様がXの広告ヘルプページにまとめられていますので、確認してみてください。
〇Xが公開している広告ライブラリを活用して競合他社をリサーチ
クリエイティブを検討するうえでは、競合他社の広告を確認しておきたいものです。Xが公開している広告関連のページでは、広告主のXアカウント名を入力すると、その広告主が過去に配信した広告を確認できる機能が提供されています。
それぞれの広告に、どれくらいリツイートやいいねが発生しているかなども分かりますので、競合他社の広告をリサーチしてみましょう。
〇個人でもXを利用する
最後に、X広告の効果を追求するうえで大切なことは、個人としてXを利用することです。
個人でも利用し、何が話題になっているのかを把握し、Xで受け入れられるコミュニケーションについて理解を深めましょう。ただインターネットに広告を出すわけではなく、消費者が会話しているコミュニティに広告を出すのだということを意識してみてください。それがX広告の成功のカギです。
6.まとめ
ここまで、X(旧Twitter)での広告の出し方の基本を解説しました。最初は不安もあるでしょうから、少額の予算から始めてみると良いでしょう。施策の目的に合ったターゲティングやクリエイティブをよく吟味して、広告を出したあともしっかり分析することを心がけてください。
より詳細に学びたい方は、Xが広告主向けに公開している以下のウェブサイトをご覧ください。広告の仕様は変更されることもあるので、最新情報を見るためにも定期的なチェックがおすすめです。
X for Business
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