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自社サイトの管理・運営を長い間行っていると、Googleの発表したアップデートやWebトレンドの変化に応じてリダイレクトを行う必要性が出てきます。

リダイレクトを適切に使用することで、旧URLのページ評価を新URLに引き継いだり、404エラーページの表示を回避したりすることが可能です。

今回はWebサイト運営で必須となる知識「リダイレクト」について詳しく解説をしていきます。

1.リダイレクトとは

リダイレクトとは、ウェブサイトにアクセスしてきたユーザーをリクエストしたURLとは別のURLへ転送することです。インターネットを利用中のユーザーを、アクセスしてきた元のURLから別のURLへ誘導することを目的に、リダイレクトの設定をします。

リダイレクト設定には次のような方法があります。

・Webサーバーの設定で行う方法

・サーバーサイドで動作するPHPなどのプログラミング言語を使う方法

・クライアントサイドで動作するJavaScriptを使って記述する方法

・HTMLの記述にリダイレクトに関するmetaタグを追記する方法

2.リダイレクトする理由

リダイレクトの設定をする理由として、次のようなことが挙げられます。

・サイトを移転したため、新しいURLへリダイレクトする

・サイトをリニューアルする

・スマホサイトを作成する

サイトリニューアルでは、複数のページを統合したり、ディレクトリを変更したり、ページ転送したりするなど様々な場面が考えられます。サイト移転に限らず、サイト運営中にもリダイレクトの設定をする必要が生じます。

スマホを使って、いつもパソコンで閲覧しているサイトにアクセスしたら、スマホ専用サイトへ誘導されたことがないでしょうか。これもリダイレクトの一つです。

ウェブサイトを公開し運営していると、Googleなどの検索サイトに評価され、評価が高いサイトは検索上位に表示されます。もし、サイト移転する際に、有効なリダイレクトの対応をしなければ、これまでの評価が引き継がれません。また、移転したことを知らずに、旧URLにアクセスすれば、404(Not Found)などのエラーメッセージが表示されるだけです。

3.リダイレクトの種類

特定のページURLにアクセスしたユーザーに対して、自動的に別のページURLを表示させるリダイレクトは、以下の2つの種類リダイレクトを目的によって使い分けることが重要です。

301リダイレクト

302リダイレクト

301リダイレクトは、恒久的に旧URLへのアクセスを新URLへと転送するリダイレクトです。

302リダイレクトは、一時的に旧URLへのアクセスを新URLへの転送するリダイレクトです。

3-1.301リダイレクト

301リダイレクトは、Webサイトのリニューアルなどで「旧URLから完全に新URLにコンテンツを引き継ぐ場合」に有効なリダイレクトです。

301リダイレクトを設定することによって、検索エンジンは旧URLへのアクセスを新URLへと恒久的に転送すると同時に、旧URLのページ評価も新URLへと引き継ぎます。

Webサイトリニューアル以外の目的で301リダイレクトを利用するシーンは、主に以下の場合です。

・サイトドメインを変更する場合

・重複ページの正規化を行う場合(2つ以上の類似コンテンツを1つにする場合)

・WebサイトのSSL化を実施する場合

3-2.302リダイレクト

302リダイレクトは、ページURLを一時的に変更し、一定期間が経過した後に元のページURLに戻す場合に有効なリダイレクトです。

よく活用されるシーンは「ページのメンテナンス時」であり、ページがメンテナンス中である旨を「お知らせページ」などでユーザーに伝えるために用いられます。

仮に302リダイレクトを用いずにページのメンテナンスを実行した際は、ページに訪れたユーザーに「404 not found」(404エラーページ)(ページが見つかりません)が表示されてしまいます。

ユーザビリティを下げないためにも、404エラーページを表示させない仕組み(リダイレクト)が必要です。

4.リダイレクトの設定方法

リダイレクトは以下の4つの方法で設定することができます。

.htaccess

php

JavaScript

meta refresh

SEO対策において推奨されているリダイレクト方法は「.htaccessによるリダイレクト」です。

なぜなら、「.htaccess」はサーバーサイドで設定するリダイレクト方法のため、旧URLのページランクが新URLへと引き継がれるからです。

使用しているサーバーでリダイレクトができない場合は、JavaScriptやmeta refreshを用いたリダイレクトを行う必要があります。

5.リダイレクトの警告が意味する危険性

あるURLにアクセスすると、「リダイレクトの警告」などの画面が表示されることがあります。

「表示中のページからhttp://○○.comといったページにリダイレクトしようとしています」などの文言が表示された場合は、リダイレクト先のURLでスパムやマルウェア感染の恐れがあるのです。

そのため、リダイレクト先のURLが信用できない限りアクセスしないことをおすすめします。

6.301リダイレクトと302リダイレクトは使い分けが必要

リダイレクトには、用途の違いで使い分けができるように、301と302の2種類のステータスコードがあります。300番台のHTTPステータスコードは、ブラウザ側で追加処理が必要なときのステータスです。

301は恒久的な移動、302は一時的な移動の意味です。

301は、サイト移転や分散しているサイトをまとめる正規化などで使われます。

302は、メンテナンス中の画面を表示させるときなどに使うステータスコードです。スマホ専用ページへのリダイレクトでも302が使われます。

301リダイレクトであれば、元のサイトの情報や評価が新しいサイトへ引き継がれます。

対して、302リダイレクトは、一時的な転送のため、元のサイトが継続して評価対象です。

サーバー設定やPHPの記述では、301と302のステータスコードの指定が可能です。検索エンジンによっては、metaタグで移動までの時間を0秒にすると301リダイレクトとして扱います。しかし、Googleではサーバーサイドで301リダイレクトの設定をする方法を推奨しています。

7.まとめ

リダイレクトとは、ウェブサイトへアクセスしてきたユーザーを別のURLへ転送することです。リダイレクトの設定をする理由には、サイトの移転やリニューアルなどが挙げられます。

ウェブサイトを運営していると、サイトの規模が大きくなったり、複数サイトの統合が必要になったりで、リダイレクト設定の必要が度々生じるでしょう。ウェブサイトのコンテンツ状況に応じてページアドレスの変更も必要になるかもしれません。

企業のオウンドメディアにおいては、不特定多数のユーザーが日々、サイトを訪れます。リダイレクト設定を含む適切なサイト運営が行われていなければ、顧客損失になりかねません。リダイレクトの設定には、いくつかの方法があります。

長期に渡って、ウェブサイトを運営していると、リダイレクトの設定が必要になることは多いはずです。できれば、ウェブサイトを立ち上げる段階から、リダイレクト設定をすることを考慮に入れておくとよいでしょう。

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