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オウンドメディアは企業にとって、集客や採用活動などさまざまな場面で活用されています。しかし、多くのオウンドメディアは失敗に終わることが多いです。
その理由は何なのでしょうか。この記事では、成功しているオウンドメディアの特徴を解説して、実際の事例も取り上げていきます。ぜひ、オウンドメディアの運営に活かしてください。
成功しているオウンドメディアの特徴
成功しているオウンドメディアには、以下のような特徴があります。
自社の強みを明確にしている
オウンドメディアで成功するには自社の強みを明確にすることが大事です。製品やサービス、独自の技術などユーザーに役立つ情報として明確に配信できているオウンドメディアは成功しやすくなります。
メディアのコンセプトがしっかりしている
自社の強みの発信とともに重要であるのが、メディアのコンセプトを定めることです。何を目的にオウンドメディアを運営していくのか、その点がブレてはいけません。
ちなみに、オウンドメディアを運営する目的には以下があります。
- リード(見込み客)の獲得
- 採用課題の解決
- 企業や商品の認知度拡大やブランディング
- サービスの利用者向上
以上を土台にして、たとえば、不動産会社であれば不動産に関する情報発信に徹することが大事です。業界以外の話題をオウンドメディアに掲載しても、リードの獲得や利用者の向上につながりません。
ターゲットを明確にしている
コンセプトを固めるにはターゲットを明確にしていることも大事です。自社メディアを役立てられる層をはっきりとさせて、そのターゲットに向けたコンテンツ作りがポイントとなります。
利便性が高い
ユーザーに役立つ情報を提供しても、ユーザービリティが悪いと離脱率が高まります。特に最近はスマホでの検索数が増えているため、スマホ対応のサイトにすることが大事です。
そのほか、フォントの大きさやクリック(タップ)のしやすさ、見やすいメニューの配置などユーザーの使いやすさを求めてください。
コンテンツ制作の運営体制がしっかりしている
オウンドメディアは、コンテンツを増やしていくことで集客などに効果があります。しかし、コンテンツ制作には一定の時間がかかるものです
企画からCMSなどへの入稿までさまざまな工程もあります。それらを自社ですべて行うのか、外注するのかなど運営方針を決める必要があります。基本的に外注できるところは外注に任せたほうがスムーズな運営につながります。
定期的に更新している
オウンドメディアは育てていくものです。そのため、コンテンツを定期的に更新することが成功の秘訣といえます。自分が消費者の立場であれば、その重要性がよくわかるでしょう。毎週のように記事が投稿されている場合と、数カ月に一回しか更新されない場合ではどちらが有益でしょうか。
消費者目線を踏まえつつ、最低でも週に1本以上のコンテンツを更新したいところです。
アクセス流入の経路を確立している
サイトにコンテンツを追加し続けても、それだけでは不十分です。検索流入だけではなく、SNSや広告などさまざまな方法で流入経路を確立することが大事です。また、コンテンツからメルマガ登録を促すことも流入経路の確保につながります。
さまざまな手法で流入経路を確立させていきましょう。
リードの獲得で成功しているオウンドメディア
ここからは、リードの獲得で成功しているオウンドメディアを2つ紹介します。
ボーグル
ボーグルは株式会社ベネフィット・ワンが運営しているメディアです。ベネフィット・ワンは官公庁や企業へ福利厚生の導入とそのサポートを手がける企業であり、オウンドメディアは2017年6月から運営しています。
ボーグルでは、働き方改革や福利厚生サービスの導入事例に関するコンテンツを充実させており、それらのキーワードで上位表示を成功させました。必要なキーワードで上位表示をさせて、サービスの導入効果を解説することによりリードの獲得につなげています。
LIGブログ
LIGブログの運営目的は、WEBサイト制作の問い合わせを獲得することです。メディアの運営歴は長く、2008年から情報発信をしています。また、社員が毎月1本の記事を書くことをルールとしており、それぞれの専門領域で精度の高いコンテンツを配信しています。
検索結果での上位表示のほか、SNSでのバズを起こすようなコンテンツを作ることで幅広い層から認識されるメディアになりました。
採用課題の克服に成功したオウンドメディア
採用課題の克服に成功したオウンドメディアは、以下の3つです。
メルカン
メルカンは株式会社メルカリが運営しています。メルカリに適した人材を採用し、さらに採用後のミスマッチを防ぐ目的でメディア運営に取り組んでいます。ありのままの会社内情やスタッフ事情を発信して、その企業文化にマッチするか自己判断が可能となっています。
また、メルカリの社員は6割ほどがリファーラル採用となっており、その陰には社員がSNSによりコンテンツを拡散していることがあげられます。結果的に社員に近しい人がメルカリに興味をもったといえます。
On LINE(旧LINE HR BLOG)
コミュニケーションをテーマにしているOn LINEは、社内の取り組みや社員のワークスタイルを中心に発信することで、採用課題の解決に取り組んでいます。
各部署の社員が顔出しにより社風や理念を伝えていて、コンテンツの多くがインタビュー記事であり、企業のイメージ発信に注力しているメディアともいえるでしょう。特にワークスタイルに関する情報は求職者に有益であり、応募の判断材料となります。
ジモコロ
地域密着型の求人サービスであるジモコロは、求人サイトのイーデアムとバーグハンバーグバーグが共同で運営するメディアです。バーグハンバーグバーグは、面白いコンテンツを制作することで知られており、配信コンテンツにはマンガものがあるなど読者を飽きさせません。
そのようなコンテンツの面白さから、読者が求人への興味や応募を検討しやすくなっています。
ブランディングに成功したオウンドメディア
ブランディングに成功したメディアでは、以下の2つをご紹介します。
サイボウズ式
サイボウズ式はサイボウズ社が運営するメディアです。新しい価値を生み出すチームのための情報サイトとなっています。具体的にはコラボレーションやITに関するコンテンツを配信しています。
働き方、マネジメント、ワークライフバランスなどのテーマでコンテンツが作られており、実際に在宅勤務をしている社員にスポットをあてた記事もあります。それらのコンテンツからサイボウズofficeやkintoneといったサービスへの問い合わせを獲得しています。
北欧、暮らしの道具店
北欧、暮らしの道具店は、北欧雑貨や食器を取り扱うECサイトです。自社での集客や脱モール主義を掲げており、ECサイトでありながらオウンドメディア化に成功しています。
コンテンツは新商品の宣伝、収納用具のお役立ち情報、スタッフのコラムなど幅広く配信しています。FacebookやTwitterのフォロワーの多さも特徴的です。
また、取り扱う商品の周辺情報をうまくコンテンツにしていることから、ユーザーとの長期的な関係構築につなげています。
オウンドメディアを成功させよう
オウンドメディアは、集客や採用課題の克服、ブランディングなどさまざまな面で効果を発揮します。しかし、多くのオウンドメディアが失敗に終わっているため、サイト構築や運営には注意が必要です。
この記事で紹介したメディアなどを参考にして、自社のオウンドメディア運営を成功させましょう。
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