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TwitterやFacebook、InstagramなどのSNSを活用していると立ちふさがるのが「投稿の反響が弱い」という問題です。キャンペーンやセミナーの告知といった集客につながるものであれば死活問題になりかねません。
皆さんの多くは、ユーザーが何を考えているのかわからないため反響が少ない理由が見えないのではありませんか?
そこで今回はSNSマーケティングによる投稿で反響を呼ぶためにキーとなるマイクロインフルエンサーについて解説をします。
しっかりと理解をして上手に活用してください。
マイクロインフルエンサーの特徴
マイクロインフルエンサーという言葉をあちこちで耳にしたことがあるというくらいマーケティングの世界では定着しているかと思います。しかしながら実は正確な定義が存在しません。おおよそ言われているのは特有のコミュニティで強い拡散能力を持つインフルエンサーを「マイクロインフルエンサー」と呼ばれています。
例えば、スキューバダイビングの世界チャンピオンを一般の人は知りませんが、スキューバを趣味としている人から見れば憧れの存在です。用具をチャンピオンが使っていれば同じ商品を欲しいと思うのは当然のこと。用具メーカーの投稿をその人がシェアすればスキューバを趣味にしている人に製品が届きやすくなるのです。
コミュニティを確立している
マイクロインフルエンサーは自身の得意とする分野・ジャンルに特化した情報を発信していることが特徴の一つです。その情報やマイクロインフルエンサー自身の人柄に惹かれて多くのフォロワーを抱えており、一つの特化コミュニティが形成されているのが大きな特徴です。
フォロワーとの距離が近く高いエンゲージメント率が期待できる!
フォロワーとの距離感が近いのもマイクロインフルエンサーのもう一つの特徴です。フォロワーのコメントに丁寧に返信したり、フォロワーの投稿を見ていいね!やフォローをするなど交流を盛んに行っております。そのためフォロワーはマイクロインフルエンサーに親近感や共感をもちやすく、エンゲージメント率が高い傾向にあります。
マーケティングに慣れており円滑な施策が実施できる
マイクロインフルエンサーにはさまざまな企業からブランドや商品PRの依頼がやってきます。複数の案件をこなしているマイクロインフルエンサーも多くいるので実践的なノウハウも身につけている人も珍しくありません。
そのためためビジネスパートナーとして円滑に施策を進めやすいのがメリットです。場合によっては、マイクロインフルエンサーから施策の企画や投稿内容などについて改善の提案があるかもしれません。こうした経験は企業にとっても有意義でしょう。
マイクロインフルエンサーへの依頼方法
マイクロインフルエンサーへブランドや商品PRを依頼するのに多くの方法があります。自社のイメージに合ったマイクロインフルエンサーと円滑に契約をするため依頼方法やメリットとデメリットを紹介します。
自社で選定して直接依頼する
最初に紹介するのは、自社でマイクロインフルエンサーに直接ダイレクトメッセージやメールで依頼をする方法です。
メリットは、間に業者を挟まずにできるため比較的安価かつスピード感を持った進行が可能です。もう一つのメリットは自社のイメージをすりあわせやすいためズレがなくなり希望に沿ったPR投稿がしやすい点です。
一方、デメリットはマーケティング効果の高いマイクロインフルエンサーの選定からすり合わせ、投稿チェック、スケジュール管理、商品の送付、効果分析などをすべて自社で行うため担当者の負担が大きくなる点です。
マイクロインフルエンサーによっては事務所やキャスティング会社を通さないといけない場合があるため注意してください。
インフルエンサープラットフォームツールを使って依頼
2つ目の方法は、インフルエンサープラットフォームツールを使う方法です。プラットフォームは、インフルエンサーマーケティング各社が提供しているためアカウント登録すれば使用することができます。
メリットは、分析ツールが使用できることです。AI(人工知能)を使ったツールもあるため自社と親和性の高いマイクロインフルエンサーをビッグデータをもとに抽出したり、データの効果測定と分析したりして次回施策のプランをまとめることも可能です。
ツールを通してメッセージや報酬のやりとりなどマイクロインフルエンサーとの連絡もプラットフォーム上でまとめて行えるため、インフルエンサーマーケティングを実施しやすくなります。
デメリットは、ツールやアカウント情報維持の費用がかかる点です。オプションで別途費用が発生する場合があるので事前に調査しておきましょう。また、基本的には自社で施策を進めなくてはならない点もデメリットといえます。
キャスティング会社を通して依頼
三つ目の方法は、インフルエンサーキャスティング会社からマイクロインフルエンサーを紹介してもらうことです。大きなメリットは、プロが自社の施策に最適なマイクロインフルエンサーをリストアップしてくれる点です。他にも施策のディレクション、インフルエンサーマネジメント、商品送付、下書きチェック(ステマ防止)、効果分析レポートを行ってくれるため自社にノウハウや人的資源がなくても安心して任せられます。
デメリットは、マイクロインフルエンサーと自社との間に仲介業者が複数入ると、仲介手数料がかかる点です。キャスティング会社からさらに別のインフルエンサー事務所へ依頼をかけることもあり、その場合はさらに費用がかさんできます。ただし、自社にリソースやノウハウがない場合は有効な方法です。
マイクロインフルエンサーを活用したマーケティングでの注意点
マイクロインフルエンサーを活用する最大の特徴は、フォロワーのエンゲージメントを高める投稿が多く、いいね!やコメントが集まりやすいことに尽きます。最大限の効果を上げるためにはマイクロインフルエンサーとの良好なパートナーシップが欠かせません。消費者のエンゲージメントを高め、マーケティングの成功へと繋げるために望ましい関係づくりのポイントを紹介します。
インフルエンサーを信頼して投稿に自由度を持たせる
1つ目は、マイクロインフルエンサーの創造性を存分に発揮してもらうことです。それには依頼する際にガチガチにプランニングをするのではなく余白を設けておく必要があります。遊びを作っておけばマイクロインフルエンサーがユーザーの求めるクリエイティブな部分を具現化してくれます。
ブランドパートナーとして誠実にやり取りをする
2つ目は、マイクロインフルエンサーを「対等なパートナー」として扱うことです。自社の要望を忠実に実現させるための「御用聞き」みたいになってしまうと無理な要求や制約を押し付けてしまいます。それでは長期的に安定した関係は築くのが難しくなります。お互いがWin-Winの関係になるようお互いの目指す方向性やスタンスを確認したうえで、プロモーションを進めていきましょう。
ステマには最大限の注意を払う
ステルスマーケティングをしていることが発覚すると企業や個人の社会的信用が大きく損なわれてしまうため最大限の注意を払わないといけません。そこでマイクロインフルエンサーと自社との関係性を明示しておきましょう。他には情報の偽装をせず、マイクロインフルエンサーとの提供した金銭・物品・サービスがあることを明かしておいてください。フォロワーが投稿を広告と認識することでステマの防止につながります。
マイクロインフルエンサーを使った活用例
ここでは、マイクロインフルエンサーが企業とタイアップして製品やサービスをPRしている事例を紹介します。YouTubeやTwitter、Instagramを使ったマイクロインフルエンサーのマーケティングをご覧ください。
グルメ系マイクロインフルエンサーを使った活用例
最初にご紹介するのは「りょうくんグルメ」さんです。様々なジャンルの飲食店やメニューを紹介されています。Instagramのフォロワー数は2020年5月時点で約28万、Twitterは約43万を抱えるマイクロインフルエンサーです。
「りょうくんグルメ」さんと韓国料理店「ヘルシー韓友家(ハヌガ)新大久保店」のタイアップ・コラボ事例では、「りょうくんグルメ」さんが監修されたメニューとしてチーズチキンが加わっています。他にもフォロワー割といってハイライトの「りょうくん割」の投稿画面を入店時に提示すると1日50名限定で「オレオパッピンス」が無料で貰えるサービスも行われ、大変好評を博しました。
Instagramアカウント:@uryo1113|Instagram
Twitterアカウント:@uryo1112|Twitter
コスメ系マイクロインフルエンサーを使った活用例
大人の女性といった印象のクールな美しさが印象的な佐々木あさひさんは、メイクやコスメなど美容関係の動画やファッション・コーディネートに関する動画を多数投稿されている人気ユーチューバーです。日本はもちろん海外のファンも多いなど、非常に大きな影響力を持っており、女性にとって嬉しい情報が多数発信されています。
佐々木あさひさんはファッション専門のECサイト「MAGASEEK」とタイアップ動画を投稿しました。単なるPRだけではなく、おすすめのファッションや服選びのポイントを盛り込むなどユーザーに役立つ情報を発信しており、ファッション動画と同様に楽しめる内容になっています。
PRもサービスの内容や特徴もしっかり動画で紹介・解説されており、視聴者が利用するときの参考になる内容です。また、クーポンコードも説明欄に記載されており、サービス利用時に割引を受けられるという点もポイントです。
YouTubeチャンネル:sasakiasahi
トラベル系マイクロインフルエンサーを使った活用例
フォロワー数約2.3万人のトラベルインスタグラマーである「Yuh Kawasaki」さんは、トランク一つで世界旅行をするというテーマを貫いているマイクロインフルエンサーで、旅行好きな女性が話を聞きたいという声が出ているほどの人気ぶりです。
この投稿は大阪にて行われた「トラベルガールズフェスタ」とタイアップしたときのものです。旅行系インスタグラマーを観光地やホテルなどに招待して魅力を発信してもらうことが一般的ですが、この事例ではイベントでのトークセッションに招待して集客を図っています。
Instagramアカウント:@yuhkawasaki|Instagram
まとめ
マイクロインフルエンサーの特徴や依頼方法、活用するときの注意点、事例などを紹介してきました。マイクロインフルエンサーを起用する際は、自社と消費者との関係と施策の目的をはっきりさせておくのが大切です。
消費者に近いマイクロインフルエンサーと円滑な関係を築いて自社ブランドのファンを生み出すべくPRをしていきましょう。
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