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1. Instagramテンプレートとは
Instagramを運営するMetaは2022年6月、Instagramのリール(Reels)の機能をアップデートしたことを公表しました。
Instagramにアップデートされた機能の1つに「テンプレート機能」があります。
これまでInstagramのリールを使用していて、「このリールは音楽のセンスがいいからマネしたい!」と思ったことはありませんか?
これまでもリール動画には「リミックス機能」がありましたが、あくまでも元のリールと自分のリールを合わせてコラボするという形だったため、自分の画像や動画だけを使ったリールを作ることはできませんでした。
今回リリースされたテンプレート機能では、他のクリエイターが作ったリールの音源や画像切り替えのタイミングをフォーマットとしてそのまま使用し、画像を入れ替えることで自分だけの新たなリールを作り出すことができるのです。
2.【Instagram】テンプレートを使用するメリット
Instagramのテンプレートを使うメリットはこちらです。
- 少しの時間で編集できる
- 使い慣れていない人でも質の良いものができる
- コストをかけずに制作可能
〇短時間で編集できる
Instagramのテンプレートを使用して編集していく流れは、
テンプレートを選択する
画像や文字を入れていく
たったこれだけです。
イメージに合うテンプレートを選択して、自分の画像やテキストを入れていくだけなので、わずかな時間で制作ができます。
動画編集に慣れている人でさえ、テンプレートを使用していることも。
それほど利用価値があり、手間が省けるという点はメリットです。
使い慣れていない人でも質の良いものができる
全く動画編集をしたことがないと、何時間かけても思った通りに仕上がらないケースが多いです。
編集の質を上げるには、全体的の色合いや、無駄に動きを付けていないか、文字数が多すぎないか、などバランスを確認するのが大切です。
テンプレートを使うと、どんな人が編集しても、ある程度の質の良い動画が完成します。
よって、動画編集が未経験でも、テンプレートを使用することで制作ができます。
〇コストをかけずに制作可能
クオリティの高い動画を制作したいと思ったら、プロの制作会社に依頼することもあるでしょう。
制作会社に依頼する場合は、内容によって違ってきますが、相場は10万円以上かかります。
しかし、テンプレートを使って制作すれば、無料のものから有料でも1万円くらいで作れます。
製作費を節約するなら、テンプレートを利用した方が良いです。
〇投稿には4種類あるので用途に合わせる
Instagramの投稿には4種類あります。
・フィード(通常投稿)
通常に写真を投稿することで、フォロワー達に表示されるようになっています。
正方形の大きさで投稿するのがキレイに見せるコツです。
・ストーリーズ(24時間で消える)
ストーリーズで投稿すると、フィードのように残らず24時間で消えてしまいます。
日本人にはストーリーズの投稿が人気で、フィードより気楽に利用している人が多いです。ストーリーズは正方形でなくても、いろいろな形で投稿ができますが、スマホ画面の大きさで投稿するのが1番良いでしょう。
・リール(15秒〜30秒の動画)
短い動画に特化した投稿をリールと言います。
リールも大きさを気にしないで投稿できますが、ストーリーズと一緒でスマホ画面のサイズが良いです。リールで投稿するなら編集して、インパクトのある動画を載せましょう。
・Instagramビデオ
リールよりも長い時間の動画がビデオです。投稿する時は、縦長の大きさにしておくのがポイントです。Instagramの投稿には上記のような種類があるので、自分が投稿したい内容に合わせてテンプレートを使い分けるようにしましょう。
3.【Instagram】テンプレート使用前に確認したい運用の際のポイント
次にInstagramを運用する際に、最低限抑えておきたいキャプションの作成方法を解説します。
キャプションとは、Instagramの画像やReels(リール)の説明文のことで、投稿画像・動画の内容を捕捉する際に役立ちます。
まずは、このキャプション(文章)作成のコツを身につけ、より多くの方に投稿を見てもらえるよう、しっかりと土台を作っていきましょう。
〇文章の統一性を持たせる
Instagramの投稿において、文章の統一感は非常に重要です。
例えば、あなたがとあるインスタグラマーの投稿を閲覧していたとします。そのインスタグラマーの投稿はとても親しみやすい文章だったのですが、その中に距離を感じるような、堅苦しい投稿があったとしたら、どう思いますか。
きっと、その投稿に大きな違和感を抱き、ビジネスの匂いを感じてしまうのではないでしょうか。
このように、投稿内容に統一感を持たせなければ、それまで築いてきたイメージを大きく損ねることになり兼ねません。キャプションを作成する際はターゲットを明確にし、どのようなテーマに基づいて投稿するのか、統一してください。
なお、テーマが大きく異なる投稿を継続的に投稿していく必要がある場合はアカウントをいくつか作成して、運用すると良いでしょう。複数アカウントの運用は投稿の効果測定(閲覧数のABテストなど)ができるので、非常におすすめです。
〇ルールを明確にする
複数人でInstagramのアカウントを運用する場合は投稿する際のルールをしっかりと決めておきましょう。
その日、担当した人が好きに投稿内容を作成してしまうと、文章のイメージやハッシュタグの設定などがバラバラになってしまいます。これにより、アカウントの統一感が大きく失われ、フォロワー数や閲覧数が下がってしまった、なんてことになる可能性も否めません。
こういった事態を防ぐために、事前にキャプションを作成する際のルールを明確にしておきましょう。特に企業で運用を行うアカウントであれば、このルール設定は丁寧に行ってください。
この他にも、キャプションの文字数は◯文字以内といったルールやハッシュタグの選定方法も決めておくと良いでしょう。
4.リール(Reels)のテンプレートの使い方
それではリールテンプレートの使い方をご紹介します。
4-1.テンプレート画面の表示
まず、Instagramのリール画面を開きます。
その中で気に入ったものを選び、左下にある「テンプレートを使用」、または右下の…から「テンプレートとして使用」をタップすると、テンプレート機能の画面が開きます。
注意点としては、リミックス機能はすべてのリールで使用できますが、テンプレート機能は「3つ以上のクリップで構成されているリール」という限定条件が付くことです。
一見すると3つ以上のクリップで構成されているリールでも、他のツールで動画編集してからInstagramに投稿されたものは1つのクリップとみなされるため、「テンプレートを使用」の表示が出てきません。
4-2.クリップを選択
テンプレート画面が出てきたら、元のリールの画像や動画を自分のものに差し替える作業に移ります。
「メディアを追加」をタップすると、自身の選んだ画像または動画を順番に並べることができます。
動画の場合はどの部分を使うかも選択可能です。
下にある灰色の四角内の0.5や0.4といった数字は「各クリップの秒数」を表していますので、参考にしましょう。
選択が完了したら「次へ」をタップします。
4-3.リールを編集する
選択が完了すると、次は編集画面が表示されます。表示されるアイコンにはそれぞれ以下の機能があります。
各アイコンの説明▼
・保存
「音源なしで保存しますか?」と表示されます。音源を使用したい場合はここでは保存せず次へ進みます。
・音源調整
デフォルトでは自分で選んだ動画の音源の大きさが0、元のリールの音源の大きさが100となっています。自分の動画の音も入れたい場合は当アイコンで調整します。自分の声やサウンドエフェクトの追加も可能です。
・AR
様々なARエフェクトを追加できます。
・GIF
様々なGIFを追加できます。
・手書きツール
画面上にフリーハンドで線を入力できます。
・文字入力ツール
画面上に文字を入力できます。
4-4.シェアする
リールの編集が完了すると、最後にシェアの画面が表示されます。
カバー画面も好きな場面に編集可能です。カバー画面は動画のワンシーン、あるいはカメラロールから選択できます。
思わず見たくなるようなカバー画面を設定することで、他のユーザーにより訴えかけるリールにすることができます。
またキャプション・タグ付け・場所の追加なども行うことができます。
このまま「シェア」をタップするとリールとフィードにシェアされますが、リールのみに表示させたい場合は「フィードにもシェア」をオフにしてください。
設定が完了したら「シェア」ボタンをタップしてリールの投稿完了となります。
5.まとめ
本記事ではリールのテンプレート機能について説明しましたが、いかがでしたでしょうか?
通常のリール投稿では音源選択や動画の長さ設定などが必要でした。
さらに、写真や動画が切り替わるタイプのリールを投稿する場合には、クリップ調整も必要となります。
初心者ユーザーにとってはハードルの高い面もありましたが、テンプレート機能により、複雑な切り替わりのあるリール投稿でも簡単になったのは間違いありません。
これまでInstagramのリールにはTikTokなどから流用された動画も数多くありましたが、これからはテンプレート機能を使用しInstagram内で作成されたオリジナルのリール動画が求められています。
テンプレート機能を利用したリールはInstagram内で作成されたと判断されるため、アルゴリズムでおすすめされやすくなるという利点もあるかもしれません。
ぜひ皆さんも、リールのテンプレート機能を使用して、オリジナルのリールを投稿してみてください。
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