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インスタグラムで企業や店舗のアカウントを開設し運用している方にとっては、SNSでいかにユーザーにリーチして自社のフォロワーに繋げるか、ということが運用の重要なポイントになります。
ユーザーへのリーチは直接行うか、投稿から間接的に行うかに分かれますが、投稿によってユーザーへリーチする際に大切なのが「ハッシュタグ」です。
インスタグラムではハッシュタグの付け方1つで投稿が意図したユーザーに届くか、意図した反応が得られるのかが変わってきます。
今回は、インスタグラムのに欠かせないハッシュタグについて詳しくご紹介します。
1.Instagramのハッシュタグとは? 特徴と使い方を解説
ハッシュタグとは、InstagramやTwitterといったSNS上の写真や動画の投稿内容をわかりやすく説明した「ラベル」のことです。
ハッシュタグを投稿につけることで、その投稿の検索性を高めることができ、SNS上で多くの人に見つけてもらいやすくなります。
表現する際は、
「 #●●●●_ 」
(半角シャープ+ハッシュタグ内容+半角スペース)
の形にして、投稿のキャプションに記載します。最後に半角スペースを入れるのは、システムに「ここまでがハッシュタグです」と教えるためなので、忘れずに記載しましょう。
たとえば、クリスマスツリーについての投稿なら
「#クリスマス 」「#クリスマスツリー 」「#サンタクロース 」「#12月25日 」「#イルミネーション 」
などの形で表現します。
上記のようなハッシュタグを付けることで、この投稿はクリスマスやクリスマスツリーに関する投稿なんだな、と他のユーザーやインスタグラム内のアルゴリズム(プログラム)に伝えることができます。
InstagramやTwitterではこのハッシュタグを軸に投稿を表示するということが可能で、ユーザーもよくハッシュタグによる検索を行い能動的に情報収集しています。
ハッシュタグを付けておくことで同じハッシュタグで検索している興味のあるユーザーに対して自分の投稿をリーチさせることが可能になります。
逆に、ハッシュタグを付けておかないと投稿がユーザーにリーチする機会ロスに繋がるので、ハッシュタグは積極的に記載しましょう。
1-1.ハッシュタグとその他テキストとの違い
ハッシュタグと通常のテキストやコメントの一番の違いは、「検索ワード」として機能するか否かです。
GoogleやYahoo!での検索は、タイトルであっても本文であっても、一様に検索結果として表示されます。
しかしInstagramの場合、通常のテキストやコメントは検索対象にはならず「#ハッシュタグ」だけが検索対象となります。
1-2.ハッシュタグは「完全一致」検索
GoogleやYahoo!の検索ともう一つ違う点は、部分一致ではなく完全一致の検索であるという点です。
「#チョコレート」「#チョコ」「#chocolate」の3つは同じものを示していますが、Instagramの検索結果は異なるものになります。
完全一致の条件に合わない投稿は表示すらされません。
そのため、複数の表記方法があるキーワードの場合、完全一致であるという前提でハッシュタグを選ぶ必要があります。
2.Instagramの投稿にハッシュタグを入れるべき4つのメリット
そもそも、なぜインスタグラムを活用したキャンペーンで#ハッシュタグをつけるべきなのでしょうか。#ハッシュタグを活用した方が、良い理由は主に4つあります。
2-1.投稿やアカウントが発見される機会が増え「いいね」や「フォロワー」増加が期待できる
よく検索されているハッシュタグをつけて投稿することで多くのユーザーの目に投稿が届きやすくなります。
どんなに素晴らしい写真や動画を投稿しても、見てもらえなければただの自己満足です。
ハッシュタグをつけることで投稿を発見してもらえる可能性が上がり、ユーザーがファンとなってもらえれば投稿へのエンゲージメント(いいね、コメントなど)やアカウントのフォロワー増加が見込めます。
2-2.専用+汎用のハッシュタグで自社ブランドの認知向上がはかれる
現在、特に若い世代ではGoogleやYahoo!といった検索エンジンは使わず、Instagramのハッシュタグを使って何かを検索する人が増えています。
Instagramにおけるハッシュタグ対策は、自社ブランドのマーケティングとしても重要な意味をもってくるのです。
自社専用ハッシュタグと汎用ハッシュタグを組合せて使うことで、自社ブランドの認知向上につなげることができます。
たとえば、カフェの場合、
・自社専用ハッシュタグの例
「#期間限定のケーキ名」「#店の名前」「#ブランド名」など
・汎用ハッシュタグの例
「#カフェ」「#ケーキ」「#ランチ」など
のような自社専用播種タグと汎用ハッシュタグを複数投稿することでユーザーの検索性を高めるとともに、投稿を見てくれたユーザーに自社ブランドを認知させることができます。
また、実際に商品を買ってくれたユーザーが専用タグをつけてさらに投稿してくれることもあるので、拡散のためにも専門ハッシュタグと汎用ハッシュタグを両方入れておくメリットは大きいです。
2-3.投稿された画像を特設サイトやオウンドメディアへ流用することができる
インスタグラムに投稿された画像の中から、特定のハッシュタグがつけられた投稿のみを選出して自社サイトや特設ページに一覧で表示させることが可能です。
たとえば独自にキャンペーンを行っている場合、自社サイトにキャンペーン参加者の投稿を表示することで、キャンペーンの盛り上がり具合を演出できます。
また、これから参加したいと考えているユーザーも投稿時の参考にすることができるため、さらにユニークな投稿をしてもらえるといった話題性を生み出しやすくなります。
こちらについては有料のツールを利用したり、インスタグラムのAPIを利用しての開発が必要になります。
詳細な方法を調べたい場合、「インスタグラム API」等のキーワードで検索すると良いでしょう。
2-4.ハッシュタグで独自のコミュニティを形成できる
知りたい情報を探すためにハッシュタグを利用するだけではなく、Instagram上にコミュニティを形成する目的でハッシュタグを利用しているユーザーも多くいます。
たとえば、「#●●部」というハッシュタグはコミュニティを作る典型的な例です。
ユーザーはこの「#●●部」というタグを投稿につけることでその部活(コミュニティ)に入部することができ、メンバー同士でいいね!やコメントなどのコミュニケーションを取ることが可能になっています。
「ネコ部」「お弁当部」「スイーツ部」が有名です。
3.人気投稿に乗るハッシュタグ戦略の3つのポイント!
ハッシュタグをただつけるのではなく、ハッシュタグをつけた投稿を上位表示させることが認知の増大に重要なことはご理解いただけたかと思います。
しかし、人気投稿に乗る条件は複雑で、簡単に誰でも上位表示できるものではありません。 (このあたりの考え方はSEOと非常によく似ています。)
また、アルゴリズムの変動によって人気投稿に表示される投稿がより消費者にとって「有益な」投稿になってきています。 狙うのは非常に難しいと言われていますが、本記事では人気投稿に乗るための条件をいくつか紐解いて解説します。
3-1.アカウントのランク
Googleの検索エンジンで上位表示させる場合、サイトの「ドメインのパワー」が大きな力を持ちます。
例えば、被リンク数やドメイン取得からの時間によってサイトによって強さが異なり、そのサイトで作成した記事は上位表示される、などが起こります。
Instagramでも同様に、「アカウントごとの強さ」が存在します。 同じような投稿でも、投稿するアカウントによってハッシュタグ検索で上位表示されるかどうかが異なるのです。
このように、アカウントの普段の投稿やコメント数、返信の多さなどによってそのアカウントのパワーが異なり、同じようなクリエイティブでもハッシュタグ検索で上位に表示されます。 アカウントのランクを決定づける要素として考えられるのは、以下のものが考えられます。
〇保存されているか?
インフルエンサーの投稿が保存されているほど、フォロワーの興味をより引いている方と判断されます。
〇滞在時間は長いか?
アカウントの投稿に対してのユーザーの滞在時間が長いほど、評価されます。
〇コメント数は多いか?
インフルエンサーからのコメントが多いほど、興味関心をひいていると判断されます。
これら三つ以外にもアカウントの評価をするパラメータは存在します。 また、上記のパラメータは、それだけを狙って伸ばすことが非常に難しいです。 自社アカウントの運用をなさる際には、「本当にユーザーを引き付けているのか?」を考え、上記のパラメータを伸ばすことを意識しましょう。
3-2.保存率
〇保存率と人気投稿の関係
投稿の保存率は非常に大切な要素です。
少し前まで、「いいね!数」や「コメント数」が大きな評価基準だと考えられて来ましたが、 よりユーザーのニーズに適した投稿の判断基準として保存数が重要視されるようになって来ています。
保存率は、一般的には以下の式で算出します。 保存率が高いほど、「その投稿をまた後で見たい→ユーザーにとって有益な投稿」とInstagramのアルゴリズムで判断されているのです。もちろん、人気投稿に乗ればリーチ数も増えますが、保存「率」も同様に増加しているため、その投稿が持つ保存させる力があると言うことです。 これらのことから、保存率が高い投稿の方が、人気投稿に乗る確率が高いと言えます。
〇保存率の高い投稿のコツ
それでは、保存率の高い投稿にするにはどのようにすればいいのでしょうか。
そもそも、多くの人が保存するのは、「後から見返す」ためです。
後から見返したくなる内容は、以下の三つに分類できます。
■被写体の人物に魅力がある
■被写体の物に興味がある
■内容(構成)に興味がある
このうち、最もアカウント運用など企業担当者に関係がある「被写体の物に興味がある」に着目します。
例えば、Instagram上でフォローしている人が商品をおすすめすると、妙にその商品が欲しくなったりしますよね。 その商品が自分の手元にあることで、「憧れの自分になる」「便利になる」などの自己実現的、機能的な幸せを人々は求めています。
物品紹介系の保存率を上げる方法は種々様々ですが、特に保存率が高い傾向にあるのが「レビュー系の投稿」です。 ある商品の効果、効能を文字や写真で伝えることで、購入欲求を喚起し、保存につなげやすいです。
以下の図は株式会社Macbee Planetが全国10~60代の男女500人を対象に行った意識調査の結果です。
図を見ると、「詳細な使用感やレビュー」を重視する層が25%と最も多く、写真(18%)よりも重視されていることがわかります。
このことから、レビュー投稿はフォロワーの興味関心を惹きやすいです。
投稿を見て、商品の正しい効果を宣伝するのは非常に難しいです。 Instagramの特性上、基本的には視覚に訴えかけるしか効果がないためです。 そのため、写真でできる限り「具体的に」商品がわかるような投稿を心がけましょう。
商品のイメージをより詳細に想起してもらうことで、商品が手元にあるイメージがより沸きやすくなります。
3-3.投稿の滞在時間
投稿への滞在時間が長いほど、投稿への関心が高いと判断されます。
興味がない投稿はじっくり見たりしませんよね。 滞在時間のみを狙って、投稿設計するのは難しいです。
保存率と同様、できる限りフォロワーの立場に立った投稿設計をしましょう。
4.インスタグラムの人気投稿に乗る3つの方法
写真のクオリティ担保は大前提として、人気投稿に載る3つのコツは次のとおりです。
- 狙っているハッシュタグの人気投稿をマネする
- 既存フォロワーからのエンゲージメントを高める
- 関連性の高いハッシュタグを付ける
4-1.狙っているハッシュタグの人気投稿をマネする
インスタには、ガイドラインに反する投稿の排除や良質な投稿の順位づけを行っているスマートな機械学習が組まれています。
この機械学習により、人気投稿の写真の種類をハッシュタグによって出し分けているんです。 例えば「#大阪カフェ」の人気投稿を見てみると、人物が写っている写真は少なく、食べ物にフォーカスした投稿が多いですよね。
色味や構図もなんとなく似てます。
このように、それぞれのハッシュタグの人気投稿のテイストには特徴があり、似た感じの写真が選ばれる傾向にあります。 「商品でいうと苺が多い」「鮮やかよりもシックな色味の写真が多い」など、今の人気投稿に載っている他アカウントの投稿を分析し、マネして投稿すると人気投稿に入れる可能性が高くなるでしょう。
4-2.既存フォロワーからのエンゲージメントを高める
先ほど、人気投稿に入るには初速が大切だということをお伝えしました。
投稿後すぐにエンゲージメントを獲得するには、既存フォロワーのホーム画面の上位に投稿を表示させる方法が効果的です。 インスタのホーム画面は、Twitterのような時系列順ではなく、関心度の高いアカウントの投稿が上の方に表示されます。
関心度を高めるには、普段からフォロワーに役立つ有益な情報を発信していることはもちろん大切ですが、
- 自社アカウントのフォロワーがインスタを最も利用している時間帯に投稿する
- 普段からフォロワーとコミュニケーションをとっておく(関心を集めておく)
などの施策が◎ コミュニケーションの取り方としては、DMやコメントのやり取り、ストーリーズのスタンプの活用(アンケート・クイズなど)などが挙げられます。
4-3.関連性の高いハッシュタグを付ける
インスタは、投稿したコンテンツと付けたハッシュタグの関連性が高い場合に人気投稿に掲載してくれる傾向にあります。
極端な例ですが、テニスをしている男性の写真に「#大阪カフェ」とハッシュタグを付けても、そのタグで人気投稿に入る可能性は低いです。 投稿したコンテンツが付けたハッシュタグに関連してるかどうかを調べるには、投稿を見たユーザーが「その投稿にどういうエンゲージメントをしているか」を計測する必要があります。 ユーザーはハッシュタグを通してあなたの投稿にたどり着くわけですよね。
その投稿がユーザーが期待していた内容=検索意図に合っていると、いいねやコメント、保存などのポジティブなアクションをしてくれます。 ポジティブなアクションとは、
- いいね!(高評価)
- コメント
- 投稿の保存
- 投稿にシェア
- 投稿の画像をズームする
- 5秒以上Instagramストーリーズをストップして閲覧する
- ストーリーズから簡単に離脱しない など
逆にネガティブなアクションとは、投稿をスルーされたり、不快に思われて「このハッシュタグに表示しない」をクリックされたりした場合です。 ポジティブなアクションが集まっている=付けたハッシュタグが正解だったと判断できるでしょう。
PDCAを回してハッシュタグを精査していきましょう。 インスタ側の立場を考えると、「毎日より多くのユーザーにインスタに来てほしい」「いっぱい広告出してもらいたい」「最高のコンテンツだけをユーザーに届けてインスタを使ってほしい」という思惑があるはずです。
なので、投稿する時には自分の気持ちやユーザーの気持ちだけでなく、インスタの気持ちを考えて投稿することも大事だといえます。 ユーザーが「#ラーメン二郎」で検索してるのに山の写真が出てきたら「インスタって使えないな」とユーザーが離れてしまう=インスタ側が悲しんでしまいますよね。
インスタが喜んで上位表示したくなるような、ユーザーがポジティブなアクションをしてくれるようなコンテンツを投稿していきましょう!
5.ハッシュタグを利用して多くのユーザーを巻き込むことに成功したキャンペーン事例5つ
では、ハッシュタグを使ってどのように話題を生み出せばいいのでしょうか。
どんなキャンペーンも、まずは多くの人に参加してもらい、盛り上がることが重要になります。
ここでは、Instagramのハッシュタグを活用した実際のキャンペーン事例を見てみましょう。
5-1.JR東日本:東北6県の写真を投稿すると抽選で商品券5000円分をプレゼント
〇キャンペーン概要:冬の東北6県でみつけたおすすめの「冬のごほうび」写真を投稿する。
〇キャンペーン参加方法:
- 公式Instagramアカウント@ikuzetohoku_officialをフォローする
- 冬の東北6県で「冬のごほうび」写真を撮影する
- 「#行くぜ東北」および「#冬のごほうびインスタキャンペーン」の2つのハッシュタグをつけて投稿
〇特典・商品:
- びゅう商品券5,000円分を抽選で100名にプレゼント
- 素敵な写真は一部「行くぜ、東北。」公式アカウントにて紹介
- キャンペーンの反響・結果
こちらのキャンペーンはJR東日本が行っている、東北の魅力を発信する目的のために開催された人気のキャンペーンです。
キャンペーンは2017年11月16日から2018年2月14日の約3ヶ月間で開催され、数多くの投稿が寄せられています。
「#行くぜ東北」のハッシュタグ付き投稿は29,980件、「#冬のごほうびインスタキャンペーン」のハッシュタグ付き投稿は8,852件となっており、多くのユーザーを巻き込むことに成功しました。
特典のびゅう商品券も、次回の旅行はもちろん普段の買い物でも利用できるのが魅力的であり、インセンティブを与えることでキャンペーンに参加させる動機づけを上手く作っています。
旅行で東北を訪れたユーザー、東北に住んでいるユーザーの両者から投稿を募ることで、東北の魅力を多角的に発信することに成功しています。
なによりも、タグのついた投稿を見た別のユーザーが次回の旅行先に東北を挙げる、というアクションを期待できるのがこのキャンペーン最大のポイントでしょう。
5-2.大塚製薬:ポカリがよく飲まれる「夏」のお出かけ写真や動画を投稿すると抽選でオリジナルグッズプレゼント
〇キャンペーン概要:
「おでかけ」をテーマに「ぽかり、のまなきゃ。」にふさわしいおでかけ写真を投稿。
〇キャンペーン参加方法:
- 公式アカウント@pocarisweat_jpをフォロー
- この夏の「お出かけ」の写真や動画を撮る。
- 「#ポカリのまなきゃ」や「#ポカリたべなきゃ」のハッシュタグと一緒に写真を投稿する。
〇特典・商品:
A賞:キャプテンスタッグ サンライン UVシェルター 1名
B賞:モバイルチャージャー 3名
C賞:ポカリ、のまなきゃ。オリジナルバスタオル 6名
キャンペーンの反響・結果:
#ポカリのまなきゃで投稿された件数は投稿数6,156件、#ポカリたべなきゃで投稿された件数は投稿数1,426件となりました。
CMでおなじみのキャッチコピー「ポカリ、のまなきゃ」をハッシュタグにすることで、コピーをSNS上に広く浸透させて認知度をあげる効果があります。
また、投稿数が増えると当選確率も最大300名まであがるというユニークな試みで、反響と効果が比例するような仕組みになもなっています。
5-3.Columbia:登山コーディネートを投稿すると漫画キャラ化!?店で使える商品券もプレゼント
〇キャンペーン概要:
この夏の登山コーデ写真をインスタグラムに投稿し選ばれると、人気山マンガ『山と食欲と私』の作者信濃川先生がイラストにしてプレゼント。
〇キャンペーン参加方法:
- 公式アカウン@Columbia_JPをフォロー
- ハッシュタグ「#山と食欲と私」と「#コロンビア登山コーデ」の2つを、登山コーデとともに投稿
〇特典・商品:
総合グランプリ
信濃先生による似顔絵色紙
マンガ「山と食欲と私」チョイ役登場権
コロンビアの登山アイテム税抜き3万円分プレゼント
女性部門グランプリ(小松原賞)
信濃先生による似顔絵色紙
マンガ「山と食欲と私」チョイ役登場するかも権
コロンビアの登山アイテム税抜き1万円分プレゼントなど
〇キャンペーン概要の反響・結果:
コーデはコロンビア以外の商品でも可能なので応募者が参加しやすいのが特徴です。
人気の山マンガとコラボすることで山登りが趣味の人たちと共感を生み出すようなキャンペーンとなっています。
コロンビアによると応募総数は500件程だったということですが、応募者の投稿を通じて、周りの友人などが登山やマンガに興味を持つきっかけにつながりました。
5-4.Starbucks:カスタマーのデザインを自社のデザインカップに採用。クリエイティビティの共有でロイヤリティを高める
スターバックスは自社の白いカップに色々なペイントをさせた写真を「#WhiteCupContest」のハッシュタグ付きで投稿させるアートコンテストを開催しました。
白いスターバックスのカップに、ユーザーが思い思いにペイントを施しInstagramに投稿するというものです。
優秀者の作品はスターバックスの限定デザインカップに採用されるということで、3500件近くのエントリーを集めました。ブランドとカスタマーが楽しいクリエイティビティを共有し、ロイヤリティを深めた優秀な事例として海外メディアでも紹介されています。
5-5.Adidas Originals:ハッシュタグのついたユーザーの投稿と、インフルエンサーが新しいブランドイメージを生み出す
ヒップホップMCのスヌープ・ドッグ(Snoop Dogg)とコラボして #ORIGINALisのハッシュタグを用いて新商品のラインナップをプロモートしました。
スヌープ・ドッグというインフルエンサーを起用することで、アディダスの復刻シリーズであるオリジナルスを、ヒップホップファンに広め伝統を継承しながら新しいブランドイメージを創り上げることに成功しています。
このハッシュタグを用いて自分なりのオリジナリティーを持ってアディダス製品を着こなすお洒落な投稿が6,234件されており、ユーザーも新ブランドのイメージ作りの一端を担いました。
6.まとめ
いかがだったでしょうか? ハッシュタグ機能は誰でも使える分、その実かなり複雑な評価方法によって表示されていることがわかったかと思います。
各社で効果的なハッシュタグを検索するツールも続々とリリースされており、ハッシュタグ検索の重要性は勢いを増して来そうです。
本記事を参考に、是非とも今後のアカウント運用、インフルエンサーマーケティングにご活用ください!
⇒【東証プライム企業も多数利用!】最先端のSNSマーケティングツール「Tofu Analytics」、「InstantWin」とは?