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1.インフルエンサーキャスティングとは

近年、スマートフォンの普及とSNS(ソーシャル・ネットワーキング・サービス)や動画共有サービスの人気の高まりから、SNSや動画共有サービスを活用したマーケティングが企業によって活発に行われるようになりました。

自社のアカウントを運営し様々な施策を実施する企業が増加しているほか、人気の高いインフルエンサーを起用し商材のPRを行ってもらう「インフルエンサーマーケティング」も大きな注目を集めています。

成功すれば大きな効果が期待できるインフルエンサーマーケティングですが、施策を企画・実施するには様々なハードルが立ちふさがります。

特にどんなインフルエンサーを起用するかという「インフルエンサーキャスティング」は、施策の要にもなる部分ですが、適切なインフルエンサーを選び出す難易度は非常に高くなっており、ノウハウの蓄積がない場合は企業・担当者に大きな負担を強いるだけでなく、望んだ結果を得ることができない可能性が高まります。

そこで今回は、インフルエンサーマーケティングを行う企業の負担軽減およびマーケティング効果の向上に役立つ「インフルエンサーキャスティング」について解説してまいります。

1-1.そもそもインフルエンサーとは

インフルエンサーとはSNSや動画共有サービスで多数のフォロワーを抱える人気の高いユーザーのことです。フォロワー数が多く人気の高いインフルエンサーはSNSや動画共有サービスにおいて他ユーザーに対し非常に大きな影響力を持っています。

インフルエンサーによって得意なジャンルや世界観、専門性、投稿の傾向、ファン層など特徴が異なっているのが特徴です。

インフルエンサーを起用して企業や商材のPRを行ってもらい、その影響力の高さを活かした高いマーケティング効果を得る手法がインフルエンサーマーケティングです。

1-2.「インフルエンサーキャスティング」はブランドや目的にあわせて最適なインフルエンサーを選び出すこと、およびサービス

インフルエンサーマーケティングを成功させるためには企業やブランド、施策の目的と相性の良いインフルエンサーを起用することが重要ですが、多数のインフルエンサーの中から自社ブランドの施策に最適なインフルエンサーを見つけるのには高い専門性や手間を要します。

特に、はじめてインフルエンサーマーケティングを行う場合など、依頼する企業側にノウハウの蓄積がない場合はインフルエンサー選びは高いハードルとなるでしょう。

そこで大変役立つサービスがインフルエンサーキャスティングです。

インフルエンサーキャスティングは依頼者にインフルエンサーを紹介してくれるサービスであり、企業・ブランド、目的に合わせて最適なインフルエンサーを選定し紹介してくれるほか、あわせてインフルエンサーマーケティング関連の様々なサービスを受けることができます。

企業が自力でインフルエンサーマーケティングを行う際の課題としてノウハウが必要であることや担当者の負担が大きいことが挙げられますが、インフルエンサーキャスティングを利用する場合はそういった課題をクリアすることができます。

2.インフルエンサーキャスティング会社に依頼するメリット

インフルエンサーマーケティングを行う際にインフルエンサーキャスティングが非常に役立つサービスであることは先にお伝えしたとおりですが、具体的にはどのような利点があるのでしょうか。

インフルエンサーキャスティング会社に依頼することで得られるメリットをご紹介いたします。

2-1.インフルエンサーマーケティングのプロが最適なインフルエンサーを選定・紹介してくれる

インフルエンサーマーケティングで期待する成果を得るためには最適なインフルエンサーを起用することが大変重要な要素となります。

しかし、現在活躍する非常に多数のインフルエンサーの中から最適なインフルエンサーを見つけ出すことは簡単なことではありません。

はじめてインフルエンサーマーケティングを行う企業や十分なノウハウのない企業にとってはどのようなインフルエンサーを選べば良いのかの判断も難しいでしょう。

インフルエンサーキャスティングではインフルエンサーマーケティングのプロがクライアント企業の希望や目的に合わせて、特徴や世界観、エンゲージメント、フォロワー属性など様々な要素を考慮した最適なインフルエンサーを選定・紹介してくれます。

2-2.PR施策のデータが蓄積されているので、データを元に実績あるインフルエンサー選定ができる

インフルエンサーキャスティング会社はインフルエンサーが過去に行ったPR投稿の結果・インサイトデータなどを蓄積しています。

これらのデータはインフルエンサーの選定基準として大変信頼性が高いですが、一般に公開されているものではないため企業が自力でインフルエンサーを選定する場合には入手が難しくなっています。

データをもとに実績のあるインフルエンサーを選定できるため、施策の成功により近づくことができるでしょう。

2-3.インフルエンサーの紹介、マネジメントから施策実施、効果分析まで一貫して提供しており自社の負担を大きく削減できる

インフルエンサーキャスティング会社ではインフルエンサーのキャスティングのみならず、インフルエンサーのマネジメントから施策の実施、効果分析までを一貫して提供しています。

自社単独でインフルエンサーマーケティングを行う場合、自社や担当者にかかる負担が大きくなってしまうことは先にお伝えしたとおりです。

一方、インフルエンサーキャスティング会社に依頼した場合はインフルエンサーマーケティングにかかる手間の大部分を任せることができるため、自社および担当者にかかる負担を大幅に削減することができます。

2-4.炎上やステマ対策もしてくれるため安心

SNSや動画共有サービスを活用したマーケティングは高い効果が期待できる一方で、ユーザー数の多さや情報拡散性の高さに起因する「炎上」のしやすさという大きなリスクがあるほか、広告と明記せず非営利を装った「ステマ(ステルスマーケティング)」も問題視されています。

企業が問題のある行動をしないことはもちろんのこと、インフルエンサー側にもしっかりとした指示・指導を行い、投稿内容の確認などを怠らないようにしなければならない訳ですが、不注意や見落とし、知識不足など、意図せず炎上やステマが発生してしまった例も少なくありません。

インフルエンサーキャスティング会社では炎上やステマ対策もしてくれるため、知識やチェック体制に不安のある企業でも安心してインフルエンサーマーケティングを行うことができます。

2-5.SNSマーケティング(アカウント運用、広告、キャンペーンなど)の提案もしてもらえる

インフルエンサーキャスティング会社によっては、インフルエンサーマーケティング以外のSNSマーケティング(アカウント運用、広告、キャンペーンなど)の提案をしてもらえるものもあります。

マーケティング戦略について相談出来たり、他のSNSマーケティング施策を組み合わせることで相乗効果を狙うことも可能となります。

SNSマーケティングに本格参入したい場合やSNSマーケティングを行っているものの効果的な運用をできていない場合には活用するのも良いでしょう。

3.インフルエンサーキャスティング会社に依頼するデメリット

インフルエンサーキャスティング会社への依頼は大きなメリットが得られる一方、以下で挙げるようなデメリットもあります。

3-1.仲介料がかかる分、インフルエンサーとの直接取引よりも費用は高まることが多い

自社で直接インフルエンサーを起用する場合、細かな諸費用を除くとインフルエンサーへの報酬のみが掛かる費用となります。

一方、インフルエンサーキャスティング会社へ依頼するとインフルエンサーへの報酬に加えて仲介料やサービスの利用料が掛かります。

仲介料や利用料はインフルエンサーキャスティング会社ごとに異なりますが、直接インフルエンサーを起用する場合よりも掛かる費用は高まることが多いです。

3-2.インフルエンサーに直接指示をだせないので、自社の希望を正確に伝えるためのすり合わせが必要

インフルエンサーキャスティング会社へ依頼した場合、自社とインフルエンサーの間でのやり取りはインフルエンサーキャスティング会社が仲介することになります。

基本的に自社からインフルエンサーへ直接指示が出せないため、キャスティング会社とあらかじめ丁寧にすり合わせをしておかないと、自社とインフルエンサー間で認識の齟齬が発生するため注意が必要です。

また、仲介が発生することから、自社からの指示や希望がインフルエンサーに伝わるまでにタイムラグが発生することも珍しくありません。

スケジュールは可能な限り余裕をもち、企画の進行も滞りなく進められるように事前に詳しく決めておきましょう。

3-3.自社にインフルエンサーマーケティングのノウハウがある場合、自社で直接インフルエンサーに依頼した方が便利なケースもある

自社がノウハウを持たない企業の場合はインフルエンサーキャスティングサービス利用による恩恵を最大限受けることができますが、自社がインフルエンサーマーケティングやSNSマーケティングのノウハウを十分持ち合わせている場合、キャスティング会社に依頼しない方が便利な場合もあります。

たとえば、インフルエンサーを1名のみ起用する場合は、自社で持つノウハウを活用してインフルエンサーを選定できますし、施策進行に必要な人的負担も低いことから、相対的にキャスティングサービスを利用するメリットは薄くなるでしょう。

もちろん、複数名のインフルエンサーを起用する場合や、専門的な知見と過去データの活用、キャスティングや施策進行にかかる労力を削減したい場合はインフルエンサーキャスティングサービスを活用するのがおすすめです。

自社の状況をみて、インフルエンサーキャスティングサービスを活用するか否かを判断していきましょう。

4.どれくらいの費用がかかる?

一般的に、インフルエンサーマーケティングは広告出稿に比べて費用が抑えられ、コストパフォーマンスが良いマーケティングだと言われています。では具体的にどれくらいのコストがかかるのでしょうか。基本的には

「フォロワー数×企業が設定する単価」

これは一般的な見積もりで、フォロワー単価と呼ばれています。

たとえばフォロワー数1万人のインフルエンサーに、フォロワー1人あたり2円と設定したら、かかる費用は「1万(人)×2円/人=2万円」となります。

フォロワー数が多く、影響力を持つインフルエンサーであればあるほど、報酬が多くなっていく仕組みです。

5.フォロワー単価の相場はいくら?

「企業が設定する単価」の相場は、だいたい1フォロワーあたり3~5円と言われています。

依頼するインフルエンサーのフォロワー数が多ければ多いほど、以下のように単価も大きくなる傾向があります。

10万人…フォロワー単価3円/人

100万人…フォロワー単価5円/人

影響力が大きい人気のインフルエンサーほど、フォロワーの価値が高くなるということです。

なぜなら、人気インフルエンサーに注目されているという“商品・サービスのブランドとしての付加価値“と、人気インフルエンサーをフォローするインフルエンサーによってさらに拡散される”波及効果”が見込まれるからです。

5-1.波及効果について

インフルエンサーはフォロワー数によってカテゴライズ化されることがあります。

  • ナノインフルエンサー…フォロワー数:1000人~
  • マイクロインフルエンサー…フォロワー数:1万人~
  • ミドルインフルエンサー…フォロワー数:10万人~
  • メガインフルエンサー…フォロワー数:100万人~

もっとも人気が高いメガインフルエンサーを起用して発信してもらったPRが、彼をフォローするマイクロインフルエンサーにより拡散された場合、メガインフルエンサーが持つ100万人のフォロワーにプラスしてマイクロインフルエンサーの1万人のフォロワーにも受け取られるわけです。

6.web広告と比べ、本当にコストパフォーマンスが良いのか?

インフルエンサーマーケティングはネット上の広告の中でも費用対効果が高いマーケティング方法と言われています。ネット上の広告といえばweb広告がありますが、インフルエンサーマーケティングを比較した場合、本当にコストパフォーマンスが良いのか、ここで検証してみましょう。

web広告には、インプレッション保証型(広告の表示回数によって広告費が課金される)やワンクリック課金型(ユーザーによって広告URLがクリックされるたびに広告費が発生する)、成果報酬型(広告リンクから来たユーザーが実際に購入や登録といった行動を起こすことで広告費が発生)など様々な形態があります。

下記の表に、主なweb広告の内容と費用感をまとめてみました。

広告料金の形態内容費用感の例主な広告例
期間契約型特定の広告枠へ掲載する一定期間ごとに課金1週間掲載の料金相場は数十万円~数千万円・純広告(特定の媒体メディアの広告枠に掲載するもの)・記事広告(企業がメディアと連携して制作する。タイアップ)
インプレッション課金型Web広告が表示されるたびに課金1000回の広告表示あたり、10円~数百円前後・アドネットワーク(複数のWebサイトを媒体として集めて広告配信)・DSP(複数のアドネットワークに対して広告配信)・リターゲティング広告(1度訪れたユーザーをターゲットにして広告配信)・Facebook広告
インプレッション保証型一定期間内の広告の表示回数を対象として課金(例)500万インプレッションまで広告掲載…50万円程度・DSP・SNS広告・記事広告
ワンクリック課金型広告のクリック回数に応じて課金。1クリックあたり10円~数百円前後・リスティング広告(キーワード検索に連動して配信される)・アドネットワーク・SNS広告(コンテンツの中に埋め込まれるような形で配信されるインフィード広告など)・リターゲティング広告
ワンクリック保証型一定期間内の広告のクリック回数保証(例)5,000回クリックされるまで広告掲載…50万円 など・アドネットワーク・記事広告
成果報酬型会員登録や商品の購入などの成果が広告によって生じた場合に課金1成果あたり100円~数万円。
ほかに、ASPへ支払う初期費用(無料~5万円程普度)、月額固定費(無料~5万円程度)、ASP手数料(成果報酬の30%)などが必要
・アフィリエイト
配信課金型メールやLINEといった配信ツールで広告を1通送るたびに課金メール1通あたり5円~数十円程度・メール広告・メルマガ広告
再生課金型動画広告の視聴1件につき広告費が発生
(動画等が最後まで再生された場合に課金)
1回の視聴につき、10円~数百円・動画広告(画像やテキストのかわりに動画を掲載)
掲載保証型メディアやデータベースに自社ページを掲載するさいに課金1月あたり、1~50万円(入稿時の初期費用と、掲載期間による費用)・口コミサイトや求人サイトに自社ページを掲載する(求人案件など)・記事広告
エンゲージメント課金型・シェア・フォロー・クリック
といったユーザーの行動(エンゲージメント)が1回あるたびに広告費用が発生
1回の行動辺りの料金相場は1円~数百円。LINE@についてはプランによって月額費用が無料~21600円。・SNS広告・アドネットワーク広告
PV保証型一定の期間中に広告ページへのPVが一定数を超えることを保証。最低PV数が定められており、その最低PV数ごとに広告費用が発生2万PVで100万円前後。記事コンテンツの製作も必要になるため、別途製作費もかかる・記事広告

広告の形態によって数十万かかる場合もあれば、数十円~数百円のものもあります。

インフルエンサーマーケティングの一般的な相場である「フォロワー単価:3~5円」は、これらweb広告に比べて比較的安価なほうと言えるでしょう。

インフルエンサーマーケティングの費用対効果を正しく計測するためにはいくつか手法があります。

さらに、現在、ミレニアル世代と呼ばれる人々の割合が増えており、消費者の行動原理はSNSに影響を受けるケースが多くなっています。

6-1.ミレニアル世代とは?

アメリカで生まれた概念で、一般的に1980年代から2000年代初頭までに生まれ、2000年代に成人あるいは社会人になる世代。インターネットやスマートフォンが普及した環境で生まれ育った初めてのデジタルネイティブたちのこと。

「ミレニアル(millennial)」とは「千年紀の」という意味です。

《2018年の時点では日本の総人口のうち約2815万5千人、割合で見ると約22.3%がミレニアル世代といえます。》

出典:総務省統計局「人口推計 ―平成30年9月報―」

インフルエンサーマーケティングはミレ二アル世代の消費者に強い影響力をもち、非常に大きな成果を見込むことが出来ます。そのため、web広告と比べても費用対効果がかなり高いマーケティング方法と言えるでしょう。

7.どのように単価を交渉する?

単価の交渉については、企業がインフルエンサーと直接交渉して契約して行うことも可能ですが、インフルエンサーと企業をつなぐキャスティング会社や事務所、代理店などに頼む場合があります。人気インフルエンサーは直接依頼を受けずに仲介によって仕事を募集しているケースが多いです。

キャスティング会社や事務所を通す場合、フォロワー単価や費用の算出方法は異なります。一人当たり3~5円というフォロワー単価はあくまでも一般的な目安です。仲介する場合、インフルエンサーへの直接報酬に加え、インフルエンサーのディレクション/マネジメント費用が含まれるなど料金が上乗せになることが多々あります。仲介の場合は会社や事務所のホームページをよく確認して、自社の予算と相談してみてください。

8.まとめ

注目度の高いインフルエンサーマーケティングですが、いざ新たに参入しようとする際のハードルはかなり高いと言えます。

インフルエンサーのキャスティングもノウハウが無いため判断基準すらわからず、本当に自社と目的に適したインフルエンサーを選定することは非常に困難でしょう。

しかしながら、現在インフルエンサーマーケティングは人気の高いマーケティング手法であり、インフルエンサーマーケティングのサポート事業を行う企業も増えています。

費用面でのコストは高まるため自社単独で施策の実施を目指したいところではありますが、インフルエンサーマーケティング会社やキャスティングサービスを利用することで確実にマーケティング効果を高めることができます。

無料相談を行っているインフルエンサーマーケティング・キャスティング会社は多いため、気になる企業やサービスがあればウェブサイトを確認してみるのがおすすめです。

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