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一昔前には、SEO対策としてお金を払ってでも手に入れたいとされていた相互リンク。ところが現在では、Googleが公開した評価ガイドラインによって状況が変わりました。
今回は、Googleの評価ガイドラインではどのように相互リンクを考えているのか、相互リンクの目的とやり方を解説します。
1.相互リンクとは?
相互リンクとは、2つの異なるドメインのサイトやブログが互いにリンクをし合っていることを指します。
そもそも被リンクを受けるためには、自サイトのコンテンツや情報の有益性が関わってきます。こちらが一方的に発リンクをする分には特に問題はないですが、自サイトも被リンクを受けて相互リンクとするには、相手にとってメリットとなる部分が自サイト内になくては難しいのです。
そのため相互リンクは、関連企業や商品のWEBページをつなぐためのリンクなど、同じジャンルやカテゴリーのサイトを運営している場合によく利用されています。
2.Googleの見解から見る相互リンクのSEO効果
Googleのウェブマスター向けガイドライン(品質に関するガイドライン)の「リンクプログラム」の項目には、リンクに関する下記の見解が示されています。
- 高品質な相互リンクにはSEO効果がある
- 低品質な相互リンクにはSEO効果はなく悪影響を与える
Googleでは相互リンクに関してどういった見解を示しているのか、そこからひも解いて
SEO効果の有無について解説します。
2-1.高品質な相互リンクはSEO効果がある
高品質な相互リンクにはSEO効果があります。
高品質な相互リンクというのは、自然な形で発生した相互リンクと判断すれば問題ありません。一般的にナチュラルリンクなどと呼ばれているものです。
自然に相互リンクが発生する例としては、「自分が参考にしているサイトのリンクを張ったら、相手からリンクバックをしてもらえた」という場合などが考えられます。
自分が参照元としてリンクを張るということは、そのサイトは有益な情報を掲載している高品質なサイトだと言えます。つまり、その高品質なサイトからリンクバックしてもらえたということは、自サイトも高品質だと言える要素があると見なされるのです。
そのため、このような場合の相互リンクはGoogleから高品質だと評価されるので、SEO効果があると言って良いでしょう。
2-2.低品質な相互リンクはSEO効果がないうえにペナルティの危険性がある
低品質な相互リンクにはSEO効果はなく、逆にペナルティを受けてしまうなどの悪影響が出ることがあります。もしペナルティが課されると検索結果に表示されなくなるので、アクセスが極端に落ちるかもしれません。
Googleのウェブマスター向けガイドラインによると、下記のような場合はペナルティの対象となり得ると記載されています。
- リンクを金品で購入すること
- 自動化したプログラムでリンクを作成すること
以前はSEO対策として、「相互リンク売買サイト」や「相互リンク募集サイト」などといったサービスが流行しました。しかし、現在はこのようなサイトを利用するのは避けた方が良いと言えます。
相互リンク自体は良いと認識されているものの、「金品で購入したようなリンク」「募集サイトなどを使って自動化されて作られた相互リンク」などの恣意的な不自然なリンクは低品質と評価されてしまう恐れがあります。もし低評価を受けてしまうと、ペナルティが課されてSEOにも悪影響を与えかねません。
不自然なリンクとして見なされるのは、異なるカテゴリーサイトや同じテキストサイトからのリンクなどです。関連企業などとつなぐ適切な相互リンクは、たとえ意識的であっても自然なリンクと見なされて悪影響はないので安心してください。
3.相互リンクのSEO効果
相互リンクのSEO効果がいくつかあります。
- 関連性があれば良いSEO効果が期待できる
- Googleガイドライン違反によるペナルティで悪いSEO効果を招く
3-1.関連性があれば良いSEO効果が期待できる
相互リンクは、関連性があれば良いSEO効果が期待できます。
例えば、サイト内で「SEO」について書いた記事と「パンくずリスト」について書いた記事があるとします。
「SEO」の関連キーワードには「パンくずリスト」があり、逆も然りなので互いに関連性がある記事です。
この場合「SEO」について書いた記事から「パンくずリスト」について書いた記事へリンクし、「パンくずリスト」について書いた記事から「SEO」について書いた記事へリンクします。
そうなれば、関連性のある記事同士でリンクし合うことになります。
結果、ユーザーに利便性を高める良質なリンクが評価されて、検索順位が上がりやすくなるというわけです。
3-2.Googleガイドライン違反によるペナルティで悪いSEO効果を招くことがある
相互リンクは、Googleガイドライン違反によるペナルティで悪いSEO効果を招くことがあります。
例えば、サイトのテーマと関連性の無いサイトとひたすら相互リンクしたり、相互リンク集ページを作ったとします。
この場合、Googleウェブマスター向けガイドラインに違反します。
そうなれば、Googleからペナルティを課される可能性が高まります。
結果、検索順位が下がったり、インデックス削除されるとうわけです。
4.相互リンクのSEO的な効果は?注意点は?
ここまでの説明で、SEOを目的として相互リンクを行うことが危険であることをご理解いただけたと思います。
ただし、リスクがあるからと言って全ての相互リンクを削除してしまうというのは避けましょう。相互リンクとは言え、立派な被リンクの一つです。被リンク自体にはSEOにプラスの効果がありますので、ガイドラインに違反しない相互リンクは残しておくことをお勧めします。
SEO会社によっては、相互リンクを推奨しているところもあります。またSEOのコンサルを行っている方でもこの相互リンクに関する見解はさまざまです。行う場合についても「ユーザーにとって必要なリンクかどうか、検索エンジンを欺くために利用しているものではないか」という考え方は常に持っておいてください。
4-1.相互リンクに関する注意点
相互リンクによる手動対策を恐れて、全てのリンクを削除、または否認を行う行為はやめましょう。質の良い被リンクを失ってしまう可能性があります。
また、リンクをもらっているWebサイトからのアクセスが無くなってしまいます。リンクを削除する場合は、事前にアナリティクスでリファラ(参照元)からのアクセスがどれ位あるかを必ず確認しましょう。
5.相互リンクに関するよくある質問
続いては相互リンクについてよくある質問をご紹介します。
5-1.どんな相互リンクが危険ですか?
関連サイトやユーザーにとって有益となるサイトからのリンクは自サイトの評価につながりますが、相互リンク交換を目的としたサイトからのリンクや過剰なリンク交換はGoogleからのペナルティを受ける可能性があります。
5-2.危険な相互リンクを見つけたらどうすればいいの?
相互リンクはGoogleからペナルティを受けてしまう可能性があるので、早めに対処する必要があります。
もし危険な相互リンクを見つけたらリンクを取り外してもらうか、否認する作業が必要です。
5-3.相互リンクはいくつ設置しても大丈夫ですか?
ランキング操作を目的とした低品質な相互リンクサイトからのリンクは有効ではありません。関連性のないサイトとの過剰なリンク交換をするとペナルティの対象となり、サイトの評価が下がってしまいます。必ず関連性やユーザーの利便性に合ったリンク交換を行いましょう。
5-4.どのリンクが適切か分からない場合はどうすればいいの?
相互リンクは良質なリンクであればサイトの質を高め、SEO評価につながる施策ですが、悪質なリンクであれば逆にサイトの評価を下げてしまうことになります。
当社ではサイトのリンク精査の代行を行っておりますので、もしお困りの際は当社のSEOコンサルティングサービスをご覧ください。
6.まとめ
「相互リンク」について、SEO効果の有無や相互リンクを設置する際の注意点、高品質な相互リンクのもらい方を解説しました。
リンクについては、Googleのウェブマスター向けガイドライン(品質に関するガイドライン)でGoogleの見解が示されていますので、そちらの内容に違反していないことが何よりも重要です。
例えば、お金で購入したりした不自然な相互リンクは、SEOに悪い影響を与える恐れがあります。
相互リンクを行う際は、自サイトのテーマとリンク先サイトのテーマに不一致がないか、不自然なリンクを集めすぎていないか、などペナルティを受ける可能性があるかどうか慎重に判断しましょう。
高品質な相互リンクを増やす方法としては、まず自サイトで質の高いコンテンツ作りを行うことがおすすめです。
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