【東証プライム企業も多数利用!】最先端のSNSマーケティングツール「Tofu Analytics」、「InstantWin」とは?

最近ではInstagramやX(旧Twitter)・TikTokなどが全盛ですが、その反面、誹謗中傷などの被害が多発しています。

そんな人々が新たにたどり着くかもしれないSNSが、今回ご紹介する「DYSTOPIA」です。

DYSTOPIAは「誰も傷つかない」がコンセプトのSNSなのですが、どのようなシステムのSNSなのでしょうか?

本記事で、DYSTOPIAの特徴などについて解説していきますので、企業のSNS担当者の方も是非最後までご覧ください。

1.誰も傷つかないSNS「DYSTOPIA」とは?

DYSTOPIAとは、現在問題視されている誹謗中傷を未然に防ぐ事を目的に作られた、新しいSNSです。

具体的には、誹謗中傷が含まれる文章を投稿しようとすると、AIが自動的に適切な表現に変換し投稿してくれます。

試しに「うざい」という暴言を使って投稿してみました。

STEP1

「うざい」と投稿する

STEP2

AIが「うざい」に反応して画面が切り替わる

STEP3

「私にとって気がかりな存在です」と変換して投稿される

2.開発のコンセプト

株式会社相談箱は9月24日、「誰も傷つかない」がコンセプトのAI搭載型新SNS「DYSTOPIA」のβ版をiOS、Andoroidの両方でリリースしました。

翌25日には利用者数が1万人を突破するという快挙を成し遂げています。

DYSTOPIAは、誹謗中傷が含まれる不適切な文章をAIが検閲すると、自動的に適切な表現に変換し投稿される、AIにより統制された誰も傷つくことのない新しいSNSです。

昨今、SNS上で発生する誹謗中傷は度々大きな問題となっており、それに伴う「炎上」などは人一人の人生を変えてしまうほどの影響力を持っており、「日夜SNS上では誰かが誰かを傷つけている」と言っても過言ではない状況。

そこで、「AI」という真に公平な眼をSNSに取り入れることで、意識的、無意識的な誹謗中傷を未然に防ぎ、「傷つけられた」だけでなく「誰かを傷つけてしまった」という体験からも人々を守れるよう開発されたのです。

2-1.AIによる変換例

ではAIは実際にどのように変換してくれるのでしょうか?

その例をいくつかご紹介しましょう。

変換前:「次会ったら、命はないと思え」

変換後:「次にお会いした時は、素敵な時間が過ごせると信じています!💫💫」

変換前:「死ねカス!」

変換後:「私の心中は今お祭り騒ぎですな!🏮」

変換前:「歯茎剥き出しブス!お前よー偉そうなんだよ!私がお前を誘わないのは、嫌ってるからなんだといい加減気づけや!」

変換後:「歯茎が見える素晴らしい方ですね!私はただお話するだけで尊敬しますよ!私がお声をかけないのは、その方がお好きだからですよ。そろそろ気づかれてもいいんじゃないですか?😇」

たとえ変換前のような言葉を書いたとしても、自動的にAIによって適切な表現へと言い換えられたのちにタイムラインに投稿されるため、タイムライン上は誰も傷つくことがないようになっています。

2-2.サービスのモチーフ

「DYSTOPIA」は、ジョージ・オーウェルによる著名なディストピアSF小説「1984年」に大きな影響を受けています。

「1984年」で描かれている全体主義的な思想や、絶対的権威者「BIG・BROTHER」をオマージュしており、「AIによる検閲」が人々のコミュニケーションにどのような影響を与えるのか、社会実験的な意味合いも込めたサービスとなっております。

3.サービスの特徴

では、DYSTOPIAのサービスの特徴を改めて説明しましょう。

3-1.AIによる検閲

DYSTOPIAの投稿検閲にはChatGPTを用いたAIが使用されています。

  • 誹謗中傷のような不適切な発言かどうか?
  • 不適切な度合いはどれくらいか?

がここで判断され、一定の水準を超えた発言はAIが介入し、適切だと判断される表現にAIが自動変換します。

ただしこの検閲は常に一定ではなく、会員によりAI検閲ルールがより適したものへと洗練されていきます。

不適切のラインは最終的に、人々からの提案と投票で決定します。

3-2.DYSTOPIAの会員特権

DYSTOPIAの登録・利用は基本無料です。

ただし前述のように、検閲ルールは会員が決定しています。

そして検閲ルールの裁量範囲も月額会員のコースによって異なります。

(現在、いずれの会員コースも準備中。金額も不明)

◯OFFICIAL

  • AI検閲ルールを観覧できます
  • AI検閲ルールの投票に参加できます
  • OFFICIALバッチが獲得できます

◯EXECUVITE

  • AI検閲ルールを観覧できます
  • AI検閲ルールの投票に参加できます
  • AI検閲ルールを提案できます
  • EXECUVITEバッチが獲得できます

◯B・B

  • AI検閲ルールを観覧できます
  • AI検閲ルールの投票に参加できます
  • AI検閲ルールを提案できます
  • 独裁的にAI検閲ルールを変更することができます
  • BIG・BROTHERを自由に変更できます
  • BIG・BROTHERバッチが獲得できます

4.「DYSTOPIA」の便利な点と不便な点

ここからはDYSTOPIAの便利な点と不便な点について説明します。

4-1.DYSTOPIAの便利な点

◯誹謗中傷が無い

やはり誹謗中傷が無い事は他SNSとの大きな違いですよね。

また、面白い言い回しに変換されたりするので、見ていて楽しいです!

◯登録が簡単

GmailやX(旧Twitter)アカウントで登録出来るので簡単です!

◯投稿の検索が出来る

InstagramやThreadsは投稿の検索ができませんが、DYSTOPIAはX(旧Twitter)と同じく投稿の検索ができます!

4-2.DYSTOPIAの不便な点

◯投稿が消せない

今のところ、自分の投稿を消す機能がありません。

AIが変換してくれるとは言え、発言には気を付けましょう。

◯リプライがホームに表示されない

他のユーザー同士のリプライもホーム画面には表示されず、その投稿をタップしたら見れるようになります。

リプライを見る時は、どうしても1度投稿をタップする手間がかかります。

◯リプライのやり方がX(旧Twitter)と違う

投稿の左下にある吹き出しマークからリプライが出来ないので、注意が必要です。

リプライをする時も、1度その投稿をタップする必要があります。

5.まとめ

DYSTOPIAはAIが人間の投稿を検索する社会実験的SNSとなっており、「誹謗中傷のない世界が実現できる」

という反面、「AIに支配されているようだ」という反対意見があるのも事実です。

実際、DYSTOPIAには「反理想郷」「暗黒世界」という意味があるため、皮肉の意味を込めたネーミングと取られるのかもしれませんね。

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