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いまや私たちの生活にインターネットは欠かせないものになっています。そのため、企業はWEBサイトや動画サイトに広告をだすようになってきました。マーケティングの一環として、インターネット広告の需要は高まっているといえるでしょう。
そこで、この記事ではインターネット広告について基礎的な知識を解説していきます。ぜひ参考にしてください。
インターネット広告とは
まずはインターネット広告について概要を解説します。
インターネット広告とは、文字通りインターネット上に展開されている広告です。ときにはデジタル広告やオンライン広告、WEB広告などと呼ばれることもあります。
インターネット広告はPCでインターネットを利用したときだけ表示されるものではなく、スマートフォンやタブレット端末に表示されるものも含みます。
従来の広告はマス広告と呼ばれるものが主流で、テレビやラジオ、新聞、雑誌に広告を掲載していました。しかし、インターネット広告と異なり効果測定がしにくい一面もあります。また、ターゲットにピンポイントのアプローチができないデメリットもありました。
それに加え、多くの人々がインターネットで検索する習慣ができたことにより広告戦略も変わってきたわけです。
インターネット広告の市場規模
インターネット広告の市場規模は年々、成長しています。「2019年 日本の広告費」を参考にすると、インターネット広告費は6年連続で2桁成長を達成しており、テレビメディアを上回っています。
なお、2019年の1年間におけるインターネット広告費は2兆円を超えています。
参考:「2019年 日本の広告費」解説‐インターネット広告費が6年連続2桁成長、テレビメディアを上回る
インターネット広告の特徴
インターネット広告の特徴は以下になります。
・ターゲティングして広告配信が可能
・各種数値を測定して費用対効果が可能
・出稿中でもターゲティングの調整が可能
・少額から始められる
インターネット広告は自社商品やサービスのターゲットに向けた配信が可能です。セグメント項目をもとに広告配信ができるため、広告効果が高まります。また、クリック数や表示回数などの数値をもとに費用対効果の計測もできます。
それらの数値をもとにターゲットを調節することも可能であり、この点はマス広告と違うところです。それから広告の種類によってはクリックされてから課金され、金額の上限を決めることもできて予算内に収めることもできます。
インターネット広告の種類
ここからは、インターネット広告の種類を紹介します。特徴や注意点を把握して、導入に役立ててください。
リスティング広告
リスティング広告とは、インターネット広告の代表格といえる種類です。GoogleやYahoo!といった検索エンジンで検索したときのキーワードに応じて上位表示されるものになります。
具体的には、検索したときに「広告」と記載のあるものがリスティング広告です。そのコンテンツをユーザーがクリックすると広告費が発生します。(インプレッション課金もある)
代表的なリスティング広告はGoogle広告やYahoo!プロモーション広告です。
特徴は「ダイエット サプリ」など具体的なキーワードに興味を持っている人へアプローチできることです。一方で競合性が強いと上位表示されにくかったり、キーワードを適切に選ばないと単価が高騰しやすかったりします。
ディスプレイ広告
ディスプレイ広告とは、WEBサイトのページ内に表示されるバナー広告です。こちらもGoogleやYahoo!の広告が有名です。Yahoo!であればトップページの右上に表示されているものです。
リスティング広告とは異なり、WEBサイトに広告が表示されることで商品ブランドやサービスの認知度向上につながりやすいです。課金方式はクリック型とインプレッション型があります。
注意点とすれば、広告枠の価格が高価なことや効果の有無にかかわらず費用がかかることです。そのため、ある程度の予算を確保する必要があります。
ネイティブ広告
ネイティブ広告は、記事などのコンテンツ内に自然に表示させる広告です。Yahoo!ニュースのタイムラインやメディアコンテンツ内でみかける広告であり、クリック課金型が多いです。
ネイティブ広告はコンテンツと広告が馴染むことでユーザーへのストレスが少ないのが特徴であり、潜在層へのアプローチが期待できます。しかし、良くも悪くも広告らしさが少ないため、効果の実感に時間がかかることが多いです。
アフィリエイト広告
アフィリエイト広告は成果報酬型の広告です。クリックされただけでは広告費が発生せず、そこから購入や登録などがなされて費用がかかる仕組みとなります。
A8.netやバリューコマースなどのアフィリエイト会社に広告出稿を依頼して、アフィリエイターやブロガーに販売してもらいます。
アフィリエイト広告は商品が売れてから広告費が発生するため、初期費用をほとんどかけずに出稿できます。
ただし、アフィリエイターやブロガーによる誇大広告や意図しないサイトに掲載される可能性があります。広告掲載の希望があったら審査するなど、注意が必要です。
動画広告
動画広告はYouTubeなどの動画サイトで広告を表示させます。ただし、最近はアドネットワークなどを活用してWEBサイトに掲載売ることも可能です。
動画広告は画像だけではわからない臨場感やストーリーが表現できて、情報量も多くなります。内容次第でバズを生み出す可能性もあるでしょう。
しかし、制作費も含めて数十万から数百万円の費用がかかることが多いです。まずはリスティング広告やディスプレイ広告の活用で集客や成約が安定してきてから利用してみましょう。
SNS広告
TwitterやInstagram、FacebookなどのSNSで配信されるのが、SNS広告です。ユーザーの属性、行動履歴にあわせて広告の表示ができたり、配信者とユーザーとの双方向のコミュニケーションが取れたりするのも特徴となります。
費用はクリック型やインプレッション型となり、Twitterでは1アクション(リツイートやいいねなど)あたり40円からです。
SNSは利用者も多く、潜在層への認知拡大に効果的といえます。しかし、利用者の属性を確認しておかないと、ターゲットと違う潜在層へのアプローチとなってしまします。
幅広い年齢層にアプローチしたいときに、10代や20代の利用者が多いInstagramに広告掲載をしても効果が薄いということです。
インターネット広告を活用してみよう
インターネット広告はニーズが年々、高まっておりその種類も多岐にわたります。それぞれの特徴や注意点を把握して、集客や成約に活かしてみましょう。
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