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商品やサービスの売上アップを目指すためには、まず広く認知してもらうための広告が不可欠です。さらに、記事広告をメディアに掲載する場合、商品やサービスの特性に合ったメディアの選定が重要となります。

この記事では、記事広告の特徴や料金相場、媒体選びのポイントなどを紹介します。

1.記事広告とは

記事広告とは、媒体社が広告主と提携して広告主のサービス、商品についてのPR記事を作成して媒体に掲載することで、媒体に所属するターゲットへの訴求力を高めることができる広告手法です。 広告主からの発信でなく、メディアや個人などの消費者目線と同じ第三者からの発信なので、「口コミ」の一種でもあり、信頼を得られやすいです。

2.記事広告の種類

記事広告を「コンテンツ内容」「配信機能」「広告成果」ごとに、整理して紹介します。

2-1.コンテンツ内容による分類

 メディアによって切り口はさまざまですが、アイティメディアのメニューとしては、コンテンツ内容から主に以下の種類が挙げられます。

記事タイプコンテンツの例特徴メリット
一般記事製品紹介記事導入事例記事セミナーレポート自社製品内での比較記事ナレッジ記事「自社ターゲット」にフォーカスした独自構成自社が伝えたいことの深掘りがしやすい
インタビュー/対談などトップインタビューエバンジェリスト・インタビュー有識者との対談著名人アサイン記事話者(登場人物)の影響力を活用信頼感・説得性・話題性
メディアミックス動画制作付き記事漫画タイアップ記事画像・映像など、文字以外による表現わかりやすさ、親しみやすさ
募集など販売パートナー向け記事採用広告記事顧客以外への情報提供、告知ブランディング強化

2-2.配信機能による分類

 記事広告はメディア内に掲載され、そのメディアにアクセスすれば誰でも閲覧できます。しかし、それだけでなく、制作した記事広告をより多くの最適な読者に届けるために、メディアでもさまざまな工夫を行っています。よく用いられる配信方式の種類として以下のものが挙げられます。

配信方式特徴メリット
メディア内インフィードメディアコンテンツの合間に通常のコンテンツと同じ形式で表示アドブロックの影響なし読者に違和感を持たれず誘導可
ターゲティング広告ターゲットのWeb行動履歴をもとに広告を表示、記事に誘導ターゲットリーチの精度が高い
メールでのプッシュ配信記事広告をHTMLメールとして、対象のリストへ配信比較的、低予算で展開可

2-3.広告成果による分類

 広告主としては、マーケティング活動の中で記事広告出稿によってどれだけの効果があったのかを定量的に把握したいと考えるでしょう。多くのメディアは複数の掲載・記事方式を設けており、そのときのニーズや目的に応じて使い分けると良いでしょう。

配信方式特徴
リード獲得型記事を一部非公開にしておき、記事の続きを読むために個人情報の登録やアンケートに回答してもらってリード(見込み客情報)を獲得する。リードを得られるメリットはあるが、PV(閲覧数)保証型や掲載期間保証型に比べPV数は少ない。
掲載期間保証型メディアに訪れた読者は各メディアに設置された誘導枠から記事広告にアクセスする。この誘導枠の掲載期間とスペースを保証する。
PV(閲覧数)保証型任意のPV数を指定し、それが達成するまで掲載を続けるため、成果が保証される。PV数によって広告出稿料は異なる。

3.記事広告の効果

記事広告は「記事」としての要素を含むため、メディアコンテンツを目的とする読者に読み飛ばされにくく、アプローチが難しい潜在顧客に働きかけられます。また、当然ながら純広告(バナー掲載のように広告枠を買い取り、掲載する形式)などよりも情報量が多いので、課題への気づき、商品の認知・理解向上を促すことができます。

特に、製品・サービスの情報メディアを選ぶと、興味関心の高い潜在客に効率的にアピールできます。ITや製造業など20以上の専門サイトを持つアイティメディアの調査でも、IT製品の検討段階の初期で参考にされているのは「ビジネス、IT情報のWebメディア」「IT製品比較・レビューサイト」の順だとわかっており、まさに情報収集している層へアプローチすることができます。

4.記事広告、具体的な5つのメリット

ここでは、記事広告の主なメリットとして「自然な閲覧体験」「信頼性」「態度変容」「SEO効果」「読者興味への合致」の5つを解説します。

4-1.読者にストレスをかけない自然な閲覧体験

いわゆる純広告などでは限られた情報しか提供できませんが、記事広告では多くの情報を無理なく伝達できます。少ない情報では商品の魅力や差別化ポイントが伝わりにくいBtoB商材には特におすすめです。

また、記事広告はメディアの編集記事※と同じようなフォーマットで掲載すれば、読者に無理なく自然に閲覧してもらえます。もちろん対象読者の興味を引くようなコンテンツを作る必要はありますが、読者のサイト閲覧体験を損ねず、しっかりと内容を読んでもらえます。

4-2.メディアならではの信頼性

記事広告は、多くの広告のように自社目線の宣伝ではなく、第三者目線で商品・サービスを紹介する形式を取るため、読者の信頼や理解を得やすいという利点があります。奇抜なコピーを用いた純広告でまれにある、読者へマイナス面の印象を与えるという可能性は低いでしょう。

なお、アイティメディアの記事広告でも、各メディアの編集部が客観的な視点で取材・編集を行い、記事を作っていきます。

4-3.態度変容を期待できる

「態度変容」とは、顧客や消費者の一連の購買行動において、刺激を受けて新しい態度を形成すること(態度に変化が起きること)です。一例として、「特に気にしていなかった商品が最近気になり始めた」、というのも態度変容といえます。

記事広告においても、読者自身が信頼するメディアであれば、読者が積極的に受け入れて理解し、態度変容を起こしやすい、つまり情報収集をしていた読者が実際に広告掲載されていた商材を具体的に検討したり問い合わせしたりすることがあります。また、メディアは読者ニーズを把握しながらメディアを運営しています。どんな切り口や話題であれば興味を持ってもらえるか、メディアの持つ知見を利用しない手はありません。

効果の調査測定も可能で、記事広告に読者アンケートをつけることにより、記事を読む前と後で読者がどう変容したかもわかります。

4-4.SEO効果

BtoCはもちろん、BtoBの商材でも購入(導入)の前にWebサイトを参考にするのは一般的です。そのため、自社のWebサイトのSEOを強化して検索流入を高めたいというニーズはどの企業も共通でしょう。WebサイトのSEO評価の要素の1つに、外部サイトからの被リンクがあります。

例えば記事広告を出稿して制作した際、その記事の末尾に関連リンクとして自社の製品サイトや自社の別の記事へのリンクを設けることもできます。既にドメインパワーがあるメディアからの被リンクをもらうことで、直接的な流入という効果はもちろん、SEOの点からもメリットが得られます。

メディアによってはタイアップ記事への誘導期間が終わった後も記事をサーバー上に公開し続けてもらえるので、被リンクが一過性にならずに済みます。

4-5.読者の興味への合致

広告を出稿する企業にとって、自社の商材をどういうメッセージで伝えればよいかと悩むこともあるかもしれません。編集部が記事広告を編集してくれるメディアであれば、広告主の目的や狙いをヒアリングし、自社メディアの読者のニーズを理解した編集部が、読者に刺さりやすい切り口、内容を提案してくれます。記事はメディアが抱える専門のライターが執筆することで、伝わりやすい記事内容を制作できます。

5.記事広告を出稿する媒体選びのポイント

記事広告を出稿する場合に重要になる媒体選びのポイントは次の3つです。

〇記事広告出稿の目的・目標を明確にしておく

記事広告は相場で100~200万円ほど費用がかかる施策です。費用をかけた分だけ結果も求められるでしょう。記事広告を出稿した場合、ゴールは何か、何を目標に取り組むのか計画段階で明確にしておくことが必要です。その上で媒体選びに進みます。

〇媒体と自社サービスとの相性を理解する

多くの媒体が、扱う情報に特化し独自性や差別化を計ってユーザーを集めています。自社の商品やサービスの特徴やターゲティングを理解し、相性の良い媒体を見つけることが大変重要です。記事を掲載したい媒体が見つかったら、潜在ユーザーが興味を示す記事内容を構築していきましょう。

〇料金や契約内容を確認する

記事広告を掲載する際には、予算やどれくらいの期間掲載するのか具体的な契約条件を煮詰めます。料金については掲載内容や媒体の規模、契約内容によって変わります。契約条件が自社の希望にマッチしているか、きちんと見極めた上で行動に移すようにしましょう。

6.SNSやインフルエンサーとの連携も集客の鍵

記事広告を目にしていないユーザーや顧客、広告に触れるチャンスがない潜在ユーザーにも情報を届けたい場合は、SNSやインフルエンサーの拡散力が大きな強みとなります。

特にSNSやインフルエンサーの情報に影響を受けやすい層をターゲットとしている場合は、記事広告との併用で発信することが成功のカギとなります。

記事広告は出すべき?考える際のポイント3つ

記事を1つはさむため、リスティング広告やディスプレイ広告と比べて費用が高くなる傾向です。

それでも相性がいいとおすすめできるケースを3つご紹介します。

7-1.競合他社との差別化が困難

競合が多い商品の場合、購入の決め手が生産者への信頼、すでに使っている人の意見になるケースも少なくありません。

・画像などを使った視覚的に豊かな記事

・インタビュー記事

・体験レポート

 など様々な角度からアプローチできる記事広告はおすすめだと考えています。

他の方法では見せられない商品のストーリーを伝えることができれば、購入後の継続率も期待できます。

7-2.新しい価値や概念を定義する商品

2つ目は、ユーザーにとって馴染みのない商品や、新鮮・専門性が高く伝わりにくい商品などを扱っている場合です。

健康食品やサプリなど効能効果を一言で伝えるのが難しいものや、消費者にとって聞き慣れないものは、専門家の説明や体験レポートなど詳細な情報を伝えることで懸念点や不安が払拭され、購買行動につながりやすくなります。

7-3.今の広告からの効率が落ちてきた

3つ目が、他の広告媒体の効率悪化です。

チラシなどでは反応してもらえない、リスティング広告などでアプローチできる層への刈り取りが終わっている、など今の広告では獲得できない層を狙うことができます。

また1つ目のポイントとも関わってきますが、競合他社が多いほどリスティング広告などの競争は激化するため、この場合の打開策としても有効だといえます。

しかし、他媒体の効率がおちたからといって必ずしも取り組むべきではありません。

「認知度はあるのにCVしない」「購入してもらえない」など、あと一歩消費者が購入したいと思うに至らない場合に、商品理解を深めてもらうために始めることもあります。

記事広告は費用がかかるケースも少なくないため、他の広告媒体の効率がなぜ落ちたかを見極め始めることが必要です。

出稿にあたって重要なのは、自社の商品や広告の出稿ポートフォリオに合わせて弱点を補填するように活用すること。

たとえば、メリットがわかりづらい商品であれば良さを伝えるための記事を作っていきます。

顧客のターゲット像を拡大していきたい時は、「なぜ使うべきなのか?」を中心にコンテンツを作っていき認知を行うことで効果を発揮します。

記事を通して伝えたいこと、CVさせる目的を明確にして遷移の流れやコンテンツ設計をしていくことが必要だと考えています。

8.記事広告出稿の成功事例

  それでは訴求効果が高い記事広告の事例についてみていきましょう。記事広告の魅力をぜひ参考にしてみてください。

8-1.株式会社ミュゼプラチナム

女性支持率でダントツの株式会社ミュゼプラチナムでは全国191店舗と372万人以上の会員、さらには3,000 人を超えるエステティシャンを活用した女性向け広告メニューを展開しています。

会員向けアプリ「ミュゼパスポート」は施術の予約、ECのほかに占いやコラムなど豊富なコンテンツを有するデジタルメディアです。ミュゼパスポート内で反響の大きかった記事を分析してCVにつながる記事広告として掲載しました。

8-2.ビジョナルインキュベーション株式会社

「BizHint」は事業課題の解決を支援する生産性向上とクラウド活用の専門サイトで、効率的にBtoBマーケティングを実施できます。

「BizHint」の強みは登録会員の65%以上は管理職、月間50〜1500件まで安定的にリードが獲得可能、申し込みから1週間という素早さでPDCAが回せることです。

記事広告は無制限掲載型で自社の取り組みや成功事例についてオリジナル記事を制作・掲載します。また、ブランディング強化や認知拡大支援します。

8-3.株式会社徳間書店

イケメン好きアラフォー女性向けサイト「アサジョ」は徳間書店がプロデュースする中年女性(アラサー・アラフォー)向けエンタメ芸能メディアです。

エンタメコンテンツだけでなく「健康・ヘルスケア」「美容・コスメ」「グルメ」などオトナの女性の心をくすぐるコンテンツが豊富に揃っています。

ターゲットは働く女性が7割以上で取り扱う商材は、アンチエイジング・美容系・結婚相談所が特に相性が良い商材です。記事広告とバナー広告に記載しています。

9.記事広告出稿の料金相場

記事広告の種類や条件によって料金は変わります。マーケティング業界の平均相場は1記事につき100万円前後ですが、媒体によってまちまちというのが実情です。

規模が大きく認知度の高い媒体になるほど料金は上がりますが、それに伴いpv数も増加します。目的や期待する効果に応じて適切な記事広告を出稿しましょう。

10.まとめ

記事広告は、直接その商品を探していない方でもコンテンツ設計次第で、商品LPに誘導することができます。

広告主側に求められるのは、自社のターゲットの特徴や趣味嗜好を的確に捉えることと、そのターゲットを獲得できるメディアの選定です。

この記事が、記事広告を検討されている方のお力になれれば幸いです。

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